「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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ソムリエ協会関東支部第2回分科会 『ワインアドバイザー・ワインエキスパートフォローアップセミナー』第1回 参加(Vol.2)
2010-04-12 Mon 11:55
セミナーの後半は、3種類のワインと5種類のチーズをつまみながらの懇親会です
テーブルが予め8人一組のグループになるようにセットされており、各テーブルを講師の阿部さんが周って歓談するという形式でした。
この日出席されていた方は女性が6割くらいとやや多く、私の周りでは昨年合格したばかりのエキスパートの方が多かったですね。中にはこのあと、ドイツワインの試飲会があり、さらにそのあとお友達と飲みにいく予定という“猛者”の女性もいらっしゃいました
最後には阿部さんの著書『阿部誠の“シャンパーニュを極める”』(ワイン王国発行¥2,500)のサイン入り販売もあり、もちろん購入しました


◆懇親会で出されたのが次の3つのワインです。

① CHEVROT Bourgogne Chardonnay 2008

② GRAN CRES Corbieres Cuvee Classique 2006

③ GULLIVERES AC Bordeaux 2006

        CHEVROT Bourgogne Chardonnay 2008

①は柑橘系果実の香りと、爽やかでしっかりとした酸味とミネラル感のある、ACブルゴーニュ白です。たんぽぽのラベルが印象的なこのワイン、造りはたいへんナチュラルな感じで、余分なお化粧などはいっさいなく、一口含んだだけで素直に美味しいと感じるピュアなシャルドネでした。

        GRAN CRES Corbieres Cuvee Classique2006

②はカリニャンやグルナッシュ主体の、ラングドックの赤。ピノのような透明感のあるルビー色で、香りや味わいも赤い果実主体の爽やかでチャーミングなワインです。渋味はほとんどなく、冷やして出されていましたが、これから暑くなる季節の休日のランチなどには最適ではないでしょうか。

③は残念ながら、気づいたときには既に飲み干されていて、味わうことができませんでしたorz


◆おつまみで出されたチーズ5種。

これもよく試験に出題されるものばかりです。写真だけでなんだかわかりますか?

        チーズ5種類

右上から時計回りに、

① Comte 12mois (ジュラ地方、ハード)

② Langres (シャンパーニュ地方、ウォッシュ)

③ Stilton (イギリス、青カビ)

④ Brie aux Truffes (イル・ド・フランス地方、白カビ)

⑤ Mimolette 22mois (フランドル地方、ハード)


◆さて、講師の阿部さんが周ってこられたので、さっそく日頃疑問に感じていたことを質問してみました。いきなり漫画ネタでスミマセン

Q:「漫画『神の雫』の登場人物達は、ブラインドで銘柄までズバリ当ててしまいますが、先生のレ
 ベル(世界選手権出場ソムリエレベル)で実際どれくらいまで分かるものなのでしょうか?」

A:「あれは漫画ですからね~。造り手や銘柄までブラインドで当てるのは、よほどの特徴がなけれ
 ば相当難しいですね。」
  「例えば、(懇親会で出されたワインを指差し)このワインが出されても、銘柄は当てられないで
 しょうね。」
  「分かるのはAOCレベルですね。コンクールでは、ほとんど知らないようなAOCが多数出題され
 ます。もっとも全部マイナーなものだと全員不正解となったりして差がつかないので、一つは有名
 なAOCが入っていますね。」
  「全国大会の優勝者でも5問中、2問か3問当てるのがやっとですよ。」

ふむふむ、AOCといってもフランスで400もあるわけですから、少なくともそのAOCのテロワールを理解していなければならず、それをブラインドでヴィンテージまで言い当てるのは、やはり神業としか言いようがないと思います。
また、ブラインドで迷った時には、だいたいが第一印象で思ったものが正しく、あれこれ迷って後で考えたものを答えると間違いが多いとも仰られていましたね。これは呼称資格試験のテイスティングでも同じことが言えるのではないでしょうか。

Q:「では一年間にどれくらいの種類のワインを試飲されるのですか?」

A:「分からないくらい多いですね。」
  「例えば、『バリューボルドー』の選出でも2日間で600種類のテイスティングをしますし、ボルド
 ーのプリムールの試飲でも、現地で一週間で約1000種類くらい行いますから・・・」

なるほど、確かにいろんな雑誌のブラインドでもひっぱりだこのソムリエさんなので、数え切れないというのも納得がいきます。やはりトップクラスのソムリエともなると、年間数千種類は当たり前ということなんでしょうね。

最後には、阿部さんの著書の販売があり、購入者全員にサインをしていただき、写真撮影にも気さくに応じていただきました。

        阿部誠のシャンパーニュを極める

        阿部さんサイン

こうしたソムリエ協会のセミナーや例会に参加して毎回感じるのは、その度ごとに自分の中の「経験値」がグングンと上がっていくのがはっきり分かるということでしょうか。
なにしろ、ここ半年間で参加した例会・セミナーの講師の方々の名をあげると、佐藤陽一氏、田崎真也副会長、小飼一至会長、そして今回の阿部誠氏と、日本を代表する超一流の方ばかりで、毎回「目から鱗」がポロポロと落ちる話を直接聴くことが出来ます。
日本ソムリエ協会の会員になると、こうした催しにほとんど無料で参加することが出来ますので(年会費は1万5千円かかりますが)、よりワインの勉強をしたいという方には是非入会をお勧めします。
次回は6月19日(土)に、「レカン」のソムリエである大越基裕氏による第2回目のフォローアップ・セミナーがあり、今から楽しみです。
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