「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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チーズプロフェッショナル二次試験終了!
2015-10-05 Mon 20:14
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ」 ・・・平家物語より


「試験終了の合図の声、諸行無常の響きあり。答案用紙の白い色、弱者必落の理をあらはす。おごれる人の顔見れば、余裕の色さへみえるなり。我が答案眺むれば、ただ春の夜の夢のごとし。ひとへに風の前の塵に同じ」 ・・・詠み人知らず



本日、前回と同じく東京ビッグサイト近くにあるTOC有明にて「チーズプロフェッショナル資格認定二次試験」を受験してきました

      試験会場:TOC有明ビル

      試験会場案内板

試験会場への入場時刻は午後2時15分からだったのですが、「遅刻すると受験できません」という但し書きがあるため、電車事故等万一を考え、正午前には最寄りのりんかい線:国際展示場駅に到着

これまた前回と同じく、近くのサイゼリヤでランチを食べながら教本をめくり復習

午後1時には会場のビルに到着し、試験会場の20階の部屋をたしかめた後にさらにロビーで最後の悪あがきの復習・・・

      TOC有明20階からの眺望

地上を歩いているときは分からなかったのですが、20階のトイレからはレインボーブリッジや東京港などが一望できなかなかの眺望でありました。

緊張はしていなかったものの、なんとなく落ち着かない1時間が過ぎ、いよいよ試験会場へ入場。

机の上には試験問題が入った茶封筒と、テイスティングのチーズが入った小さなプラスチックが既にセッティングされておりました。

5分間のオリエンテーションのあと、定刻通り午後2時30分から試験開始の合図。



大きな第一問目はお約束のテイスティング問題。

トレイにはA・B・Cの番号が振られた3種のチーズが載っており、それぞれの外観、触感・食感、香り、味わいについてコメントし、数ある選択肢の中からチーズの名称を選ぶという問題

Cは外観からすぐに「コンテ」だと分かったので、加熱圧搾のハード系チーズの決まり文句である複雑性だとかナッツのような熟成感といったコメントで埋めていきます。
ま、これは一次試験を通過した人たちにとってはサービス問題といえるでしょうか。

迷ったのはAとBです。

Aは淡いアイボリーで弾力があり、Bは黄色みが強く弾力はAとCの中間くらい。
弾力と食感、味わいからセミハード系の比較的マイルドなタイプと思われ、直近で試した中ではAが「ゴーダ」、Bが「チェダー」かな?と思われました。

ところが続く小問題で、「ひとつだけ乳種の違うのはどれ?」と問われここで迷いが生じます。

「あれあれ、コンテは牛乳だし、ということはAとBどちらかが羊か山羊乳ということか・・・?」

色から判断すると、最も淡い色のAが羊か山羊と思われましたが、羊だとすると選択肢に「ペコリーノ・ロマーノ」や「ペコリーノ・トスカーノ」があり、「トスカーノ」は食べたことがありませんが、「ロマーノ」はもっと硬く塩気も多いはずなので、山羊だとして非加熱圧搾とすれば選択肢に「シュヴロタン」があったのでこれを選択・・・。

Bについては製法について問われる小問題もあったので、これは「チェダリング製法」のことだと判断し、「チェダー」を選択。

そして後付けでA・Bそれぞれに山羊乳チーズ・チェダーチーズ特有のコメントを記入していき、なんとか空欄を埋めていきます。


しかし、この時点で試験時間の半分の30分が経過 ・・・Σ(゚д゚|||)

まだ大きな問題が3問もあり、絶望的な気分になります。

「時間が全然足りない・・・・」 ((((;゚Д゚)))))))

半ば折れそうになる心を必死に建て直し、次に進みます・・・ (ノ゚ω゚)ノ*.オオォォォォォォォー


第2問目は、「8等分したブリ・ド・モーを20人分に切り分ける方法を実物大で点線で記入しなさい」というもの。

実際にチーズ売場やフレンチレストランで働いている人にとっては比較的易しい問題なのでしょうが、「たしか直径が40cm近くあったはずだよな~」と、半径20cmくらいの扇型を描き、過去問題で同じような設問があったことを思い出しながら切り分ける点線を記入・・・


第3問目はスペインのチーズに関する問題。

その一問目は「シェリーのフィノに合うスペインの原産地呼称・地理的表示チーズ名は?」というもの。

さらに「スペインバルを経営するとして、そこで提供するチーズ2種類の提案をしてください(原産地呼称・地理的表示チーズ名、地図上の位置・乳種・説明書きをそれぞれ記入)」というもの。

二次試験においてスペインはノーマークでしたが、考えても分からないので開き直って答えるしかありません。

「シェリーのフィノ」といえば、シェリーの中ではすっきりとした辛口タイプなので、ゴルゴンゾーラ・ドルチェのように甘くマイルドなタイプがいいのかなと思いましたが、スペインのチーズでは思いつかないので、「塩味の辛さ」と「刺激の強さ」繋がりで青カビの「カブラレス」と記入。
しかし、後で考えてみれば、青カビであれば甘口のペドロヒメネスあたりが合うはずなので、これは大きく外したかも・・・ ( ノД`)

バルで提供するチーズは、スペインを代表するチーズとして無難に「ケソ・マンチェゴ」と「ケソデ・バルデオン」をチョイス


ここで残り6~7分となり、最後の1問へ。

大きな第4問目は、「お客さまよりValencayの注文を受けたが、欠品していたため代替え品をお勧めする場合、何をお勧めするか?」というもの。
そして注釈として、「共通点と違う点、予算的に近いことを200文字程度で挙げよ」という縛りがあります。

これは同じシェーヴルタイプの中から、形が最も似ている「プリニィ・サン・ピエール」を選びました。

選んだ理由としては、共通点として「産地が同じロワール地方」で「乳種も同じ山羊乳であること」、「形もピラミッド形で似ている」こと、相違点としては「Valencayは木炭の粉をまぶしてあるが、こちらはまぶしていないこと」をあげ、価格については知らないので未記入でした。

答案用紙を一通り埋めたところでちょうど60分が経過し、試験終了の合図

ダメかと思いましたが、なんとか最後までたどり着くことは出来ました・・・ (;゜0゜)


さすがに過去何人もの有名ソムリエさんが落ちたといわれる難関試験だけのことはあります。

一次に続き二次もほとんどが書かせる問題で、かつ提案力も試されるため、暗記ではなく根本的に正しく理解していないと正解にたどり着くことが出来ない試験であると思われます。

試験結果は14日ということですが、今はとにかく疲れたということと、もうしばらくチーズを食べなくてよくなったということでホッとしております ((´・ω・`;))


次はいよいよ11月1日のドイツワイン上級ケナー試験が控えております。

明日からまた気持ちを切り替えて、今度は再びドイツワインの世界に突入であります
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