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2015年度一般呼称資格試験「イタリア」重要ポイントその2『北部イタリア』
2015-05-22 Fri 17:52
「プロ入りしたとき、2000本安打打てるようになれよと
スカウトの方に声をかけてもらったことを思い出しますが、
今日のことは、日づけが変わるまでには
終わりたいと思います。次の目標は、次のヒットです。」 ・・・イチロー(談)
(日米通算2000本安打を達成したときのインタビュー)


イチローが遂に“神様”ベーブルースの持つメジャー通算2873安打の記録に並びました。

ワイン界で“神様”といわれたのは、今は亡きアンリ・ジャイエくらいなもので、イチローもとうとう現役にしてアンリ・ジャイエに並んだと言えるのではないでしょうか(謎

もちろんこの記録は27歳でメジャーに渡ってからのものであり、日本での安打数は含まれていません(日米通算では4151安打でメジャーに当てはめれば第3位)ので、いかに凄い記録であるかがわかります。



さて、今回は「イタリア」のうち北部の州の重要ポイントになります。

近年D.O.C.G.の数も飛躍的に増え、覚えるのもたいへんになってきましたが、頑張っていきましょう


【ヴァッレ・ダオスタ州】 重要度☆ P198~

■プロフィール

○イタリアで一番小さな州

○アルプス山脈のすぐ下にあり、ヨーロッパ最高峰のモンテ・ビアンコ(モンブラン)、チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ローザ、グラン・パラディーゾなどに囲まれている。

■気候風土

○ヴァッレ・ダオスタとは「アオスタの渓谷」の意味。

○典型的なアルプス気候で、冬は寒さが厳しく、夏は涼しく、昼夜の温度差が激しい。

■ワイン生産量・主なワイン

○ワイン生産量は全州で最少。

○D.O.C.ワインはValle d'Aosta のみ。

○畑は標高900~1300mに位置し、ヨーロッパで最も高い産地のひとつ。



【ピエモンテ州】 重要度☆☆☆ P199~205

◎D.O.C.G.16   D.O.P.ワイン58と全州中第1位 の最重要州のひとつです!  州都:トリノ 
 
■プロフィール

○ピエモンテとは「山の麓」の意味。

○トスカーナと並ぶ高級ワイン産地。イタリアでは珍しく、単一畑文化の根付いている土地。 ・・・フランスでいえば単一品種でワインを造るブルゴーニュ的な産地といえるかもしれません。

■歴史

○1861年にイタリア王国成立、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世が国王となり、トリノは1861年~1865年まで首都となる。

○イタリア王国初代首相カミッロ・カヴール伯爵がフランスの醸造家ルイ・ウダールを招へいし、それまでは甘口であったバローロを長期熟成辛口赤ワインとして生まれ変わらせる。

■気候風土

○シチリアに次ぐ大きな面積の州。山岳地帯が43%を占める。大陸性気候

■ワイン生産量

○生産量の83%をD.O.P.ワインが占める高品質ワイン産地赤ワインの生産量が63%


■重要D.O.C.G

Barolo バローロ) : 「ワインの王」「王のワイン」と称えられる偉大なワイン。
※最近はよくシニア呼称試験で各村の特徴まで問われるようになってきました。一般呼称でも要注意です!

○La Morra ラ・モッラ村 ・・・香り高く優美で、バランスのよい比較的若飲みのバローロを生む。

○barolo バローロ村 ・・・ラ・モッラ村の優美さと、モンフォルテ村の力強さを備え持つ、最も調和のとれた典雅なバローロを生む。

○Castiglione Falletto カスティリオーネ・ファレット村 ・・・独自の土っぽさを持つ豊かなバローロを生む。

○Serralunga d'Alba セッラルンガ・ダルバ村 ・・・最も厳格で長期熟成能力の高いバローロを生む。

○Monforte d'Alba モンフォルテ・ダルバ村 ・・・パワフルで力強いバローロを生む。

Barbaresco バルバレスコ) : バローロと並び称される高貴なワイン。ネッビオーロの繊細さ、優美さが最も表に出る呼称。
※ここも最近の試験で村名の区別まで出題されるようになりました。バローロにある村と区別がつくように覚えてください。

○Barbaresco バルバレスコ村   ○Neive ネイヴェ村   ○Treiso トレイーゾ村

Asti アスティ) : スプマンテはよく知られていますが、スティルタイプもあるので要注意。

○スプマンテのほとんどはシャルマ方式

○品種はモスカート・ビアンコで、白品種の生産量ベスト3です。

Gattinara ガッティナーラ)、Ghemme ゲンメ) : ともに主要品種が「Spanna スパンナ=Nebbiolo ネッビオーロ」で、シノニムが重要です。
※ネッビオーロはロンバルディア州では「Chiavennasca キアヴェンナスカ」というシノニムもあり、この2つのシノニムは必須です。
※Ghemme ゲンメは青カビチーズの「Gorgonzola ゴルゴンゾーラ」に合う定番。

Roero ロエロ赤:ネッビオーロ白:アルネイス) : イタリアのD.O.C.G.はタイプのほとんどが赤と白(まれにロゼ)に分かれますが、赤と白両方ある例外が3つあり、その一つがこれです。このような少数派がよく出題されますので要注意です!

Gavi ガヴィ) : 「Cortese di Gavi コルテーゼ・ディ・ガヴィ」の方で覚えましょう。品種も一緒に覚えられます。この州には珍しく魚介類との相性のよい辛口白ワイン。

Brachetto d'Acqui ブラケット・ダックイ赤・発泡) : イタリアならではの珍しい発泡の甘口赤ワイン。品種は名前のとおりブラケット

Erbaluce di Caluso エルバルーチェ・ディ・カルーゾ(、品種:エルバルーチェ) ・・・2010年新D.O.C.G.

Ruche di Castagnole Monferato ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート(、品種:ルケ主体) ・・・2010年新D.O.C.G.

Dolcetto di Diano d'Alba ドルチェット・ディ・ディアーノ・ダルバ(、品種:ドルチェット) ・・・2010年新D.O.C.G.

Alta Langa アルタ・ランガ(ロゼ、品種:ピノ・ネーロシャルドネ) ・・・2011年新D.O.C.G.



【リグーリア州】 重要度☆ P206~207  州都:ジェノバ

■プロフィール:州都ジェノバはイタリア最大の港町。

■歴史:新大陸を発見したクリストフォロ・コロンボ(コロンブス)を輩出。

■ワイン生産量:白ワインが55%  ・全州で2番目に生産量は少ない。

■主要D.O.C.

Rossese di Dolceacqua ロッセーゼ・ディ・ドルチェアックア赤、ロッセーゼ種):最も重要な赤ワイン

Cinque Terre チンクエ・テッレ白、ボスコ種、アルバローラ種、ヴェルメンティーノ種):チンクエ・テッレは5つの村の総称で、絶壁の段々畑の風景は世界遺産に登録されている。



【ロンバルディア州】 重要度☆☆☆ P208~210  州都:ミラノ

■歴史:ゲルマン大移動でイタリア半島にやってきたランゴバルト族が州の名前の由来。

■気候風土:イタリア最長の河「ポー河」 ・・・昨年のシニア呼称にて出題されています。

■重要D.O.C.G.

Franciacorta フランチャコルタ(泡白・ロゼ) : 瓶内二次発酵で造られるイタリアを代表するスパークリングワインが最重要。使用品種はピノ・ビアンコ(=ピノ・ブラン)、シャルドネピノ・ネーロ(=ピノ・ノワール)とシャンパーニュとよく似ています。
白品種だけで造られた「Saten サテン」があります。

Sforzato di Valtellina スフォルツァート・ディ・ヴァルテッリーナ)、Valtellina Superiore ヴァルテッリーナ・スペリオーレ) : ともに品種が「Chiavennasca キアヴェンナスカ=ネッビオーロ」で、繰り返しになりますがこのシノニムは必須です。
スフォルツァートは陰干しして糖度を高めたぶどうから造られますが、ヴェネト州では同じ製法のアマローネが有名です。

Oltrepo Pavese Metodo Classico オルトレポ・パヴェーゼ・メトド・クラシコ(泡白・ロゼ) : “メトード・クラシコ”の名の通り、フランチャコルタと同じ瓶内二次発酵のスパークリングワイン。

Moscato di Scanzo モスカート・ディ・スカンツォ赤甘口) : 品種名が“モスカート”とついておりますが、赤(しかも甘口)なので要注意です。


【トレンティーノ-アルト・アディジェ州】 記述は増えているものの、過去ほとんど出題されておらず省略


【ヴェネト州】 重要度☆☆☆  ピエモンテ州に次いでD.O.C.G.数14、生産量でも常にトップを争う重要州。 P213~217  州都:ヴェネツィア

■プロフィール:国際ワイン見本市ヴィーニタリーが毎年開かれるヴェローナは「イタリアワインの首都」。

○ブドウの搾りかすから造る蒸留酒グラッパで有名なバッサーノ・デル・グラッパがある。

■歴史:原始時代に居住していたウェネティ族が「ヴェネト」の語源。

■ワイン生産量:全州で1位であることが多い。

白ワインが約67%と多い。

■重要D.O.C.G.

Bardolino Superiore バルドリーノ・スペリオーレ)、主要品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ主体

Recioto di Soave レチョート・ディ・ソアーヴェ白甘口):ブドウを陰干しして造られる甘口白ワイン。主要品種:ガルガーネガ ※ソアーヴェ地区は火山性土壌

Amarone della Valpolicella アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ) : 陰干ししたブドウで造られる辛口赤ワイン
ワイン名は後味に残る苦味「Amaro」に由来。
※アマローネに関しては、数年前に二次口頭試問で説明を求められたことがあり要注意です。

Colli Asolani Prosecco コッリ・アゾラーニ・プロセッコ白泡)、 Conegliano Valdobbiadene-Prosecco コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロッセッコ白泡) : 主要品種は以前Prosecco と呼ばれたGlera グレーラ ※「グレーラ」は一般・シニア問わず何回も出題されているので要注意!

Recioto della Valpolicella レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ(赤甘口)  : 2010年新D.O.C.G.

Piave Malanotte ピアーヴェ・マラノッテ) : 品種:ラボーゾ・ピアーヴェ、ラボーゾ・ヴェロネーゼ ・・・2010年新D.O.C.G.

Colli Euganei Fior d'Arancio コッリ・エウガネイ・フィオル・ダランチョ(白・白泡) : 品種:モスカート・ジャッラ主体。 Fior d'Arancio とは「オレンジの花」の意味。 ・・・2010年新D.O.C.G.

Lison リソン) : 品種:タイ主体・・・以前「トカイ・フリウラーノ」と呼ばれていた ・・・2011年新D.O.C.G.

Bagnoli Friularo バニョーリ・フリウラーノ) : 品種:フリウラーロラボーゾ・ピアーヴェ) ・・・2011年新D.O.C.G.

Colli di Congegliano コッリ・ディ・コネリアーノ) : 珍しい赤・白のD.O.C.G.として注意 ・・・2011年新D.O.C.G.

Montello Rosso モンテロ・ロッソ) : 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロなどボルドーブレンド ・・・2011年新D.O.C.G.

■主要D.O.C.

Valpolicella Ripasso ヴァルポリチェッラ・リパッソ) ・・・D.O.C.ヴァルポリチェッラのワインにレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラのヴィナッチャ(ブドウの搾りかす)を入れて、再発酵させて造られる。


【フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州】 重要度☆☆  P217~219  州都:トリエステ

■ワイン生産量:白ワインが70%を占める。卓越した白ワインの産地。

■重要D.O.C.G.

Colli Orientali del Friuli Picolit コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット白甘口) : 品種:ピコリット主体 ・・・結実が悪いため通常の1/10程度と生産性が低い。

Ramandoro ラマンドロ白甘口) : 品種:ヴェルドゥッツオ・フリウラーノ

Rosazzo ロサッツオ) : 品種:フリウラーノ主体 ・・・2011年新D.O.C.G


【エミリア・ロマーニャ州】 重要度☆☆  P220~222  州都:ボローニャ

■経済:パルマの生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ、バルサミコ酢などの食材で有名な美食の王国。

■ワイン生産量:赤ワイン55%白ワイン45%と約半々の比率。

●生産量は多く、毎年上位を占めている。


■重要D.O.C.G.

Romagna Albana ロマーニャ・アルバーナ白辛口~甘口) : 品種:アルバーナ

Colli Bolognesi Classico Pinoletto コッリ・ポロニェージ・クラシコ・ピニョレット() : 品種:ピニョレット主体 ・・・2010年新D.O.C.G.

■重要D.O.C.

●ランブルスコ種から造られる「フリザンテ(微発泡)」のD.O.C.:Lambrusco~ ランブルスコ~」3つが有名。(ロゼ

◎過去の出題で、「エミリア・ロマーニャ州に隣接してない州はどれか?」という地理に関する出題がされました。
ちなみにこの州に接しているのは6州ですがすべて言えますか?
イタリアの地図はよく復習して、州の位置関係は全て把握しておきましょう。


以上で北部イタリアの重要ポイントは終了。

次回はイタリア中部の重要ポイントを予定しております
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