「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
http://robert10.blog108.fc2.com/
2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその10『ボルドー地方』
2015-05-08 Fri 09:56
「そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。
つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。
でも、僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。
だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか。」 ・・・イチロー(談)



いよいよフランスの最難関(?)にして、一般呼称試験の最難関といっても過言ではない「ボルドー地方」の順番がやってきました。
ここも昨年度版と目立った記述の変化はありません

ここはなんといっても『メドックの格付け』(61シャトー)、『グラーヴの格付け』(16シャトー)、『ソーテルヌ&バルサックの格付け』(27シャトー)、『サンテミリオンの格付け(Premier Grands Crus Classes)』(17シャトー)、『ポムロールの有名シャトー』(11シャトー)計132シャトーの名称を覚えなければならず、特にメドックは等級と所属する村名まで区別できる必要があるというひたすらマゾイ暗記作業の繰り返しとなり、毎年ここでつまづく受験者も多いところとなります。

残念なが楽に効率よく覚える秘訣などはなく、最初は「ほんとうに覚えられるのだろうか・・・?」という不安に苛まれるのは誰もが同じなので、地道にひたすら覚える作業を繰り返していきましょう。
覚えても覚えてもザルで水を汲むように、どんどん忘れていきますが、そのうち“点”が“線”となって繋がり、“面”となっていくことが実感できるものと思います。

ここを乗り切れば、大きな塊として覚えなければならないのはイタリアのD.O.C.G.くらい(ここも数が半端なく多いですが^^;)となり、ひと山越えたことになりますので、めげずに頑張っていきましょう


【プロフィール・歴史・文化・経済】 P159~160

Gironde ジロンド県全土。「ボルドー」とは「水のほとり」という古語が由来。4世紀にはブルゴーニュと並び、ワインの銘醸地として知られる。

●フランスのA.O.C.産地の中では最大面積

●1152年、アキテーヌ公国の公爵夫人アリエノールが、のちに英国王ヘンリー2世となるアンリ・プランタジュネと結婚し、アキテーヌ地方が英国領となり、英国への交易により栄える。

1453年にフランスが英国との百年戦争に勝利し、アキテーヌ地方はフランスに戻る。・・・つまり300年間もイギリス領であったということです。

●16世紀後半~17世紀、オランダやハンザ同盟加盟都市との取引発展。オランダ人がもたらした灌漑技術により、メドックの多くのぶどう畑が開発される。硫黄を使ってバリックを殺菌するなど数々の革新をもたらす。

1855年パリ万博の際にナポレオン3世の指示により、メドックの格付けが生まれる。

●同じ時期に、ウドンコ病ベト病フィロキセラにより相次いで大きな被害を受ける。

●ローマ時代から良港として知られ、18世紀には黄金時代を築く。⇒2007年、ボルドー市街区域がユネスコ世界遺産に登録される。

○市内の3つの教会は、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の一部として、1998年に世界遺産に登録。

○ドルドーニュ川右岸のサン・テミリオンは1999年に登録

●ボルドーワインの輸出は販売量全体の42%を占める(2012年)。日本は数量ベースで5位、金額ベースで8位の市場。

●ボルドーには7800軒の生産者、300軒のネゴシアン、93軒のクルティエ、40軒の協同組合がある。


【気候風土】 P160

●5つの地区に大別 ・・・この地区名と位置・特徴を覚えることが出発点!

①メドック&グラーヴ地区 ・・・ガロンヌ川ジロンド川左岸カベルネ・ソーヴィニヨンが主体。

②サン・テミリオン、ポムロール、フロンサック地区 ・・・ドルドーニュ川右岸の丘陵、メルロが主体。

③コート地区 ・・・3本の川沿いの右岸の丘陵に点在。

④アントル・ドゥー・メール地区 ・・・ガロンヌ川ドルドーニュ川の2つの大きな川に挟まれ、赤と白ワインの両方を産出。

⑤ソーテルヌ&バルサック地区 ・・・ガロンヌ川左岸貴腐ぶどうからの甘口白ワインを造る。

北緯45度前後と、ワイン産地としては北側であるが、大西洋沿岸を流れる暖流(ガルフ湾流)の影響で、温暖な海洋性気候

○年間平均降雨量 ・・・900mmと雨が多く湿度も高い。 

○土壌は新生代第三紀と第四紀のもの。

●A.O.C.の数は60。 最も狭い範囲のA.O.C.はコミュナル(村名)で、ブルゴーニュのように畑名のA.O.C.はない。

◎ボルドーはガロンヌ川、ドルドーニュ川、ジロンド川のそれぞれの位置関係が非常に重要です。
特に主要5地区はそれぞれどの川の右岸か左岸かは、明確に理解してください。(地図には名前は出ていませんが、ソーテルヌ&バルサック地区にあるシロン川は重要です)。
※川の右岸か左岸かの区別は、上流から河口に向かって立ち、それが右側に位置するのか左側なのかによります。ボルドーの場合は地図のままなので分かりやすいのですが、ローヌ地方は向かって左右逆になっており要注意です。

◎近年、その地域の地図がよく出題され、ボルドーも頻繁に出されております。地図に番号が振られ「次のうち一番北に位置するA.O.C.は?」といった形式で出題されています。
マイナーなA.O.C.の位置まで問われており、ボルドーの地区名の位置は頭に入れる必要があります。


【ワイン生産量】 P160

●ブドウ栽培面積は約12万ha 

●ワイン生産量約540万hl(2011年)。造られるワインのほぼすべてがA.O.C.ワイン。

黒ブドウ ・・・89%白ブドウ ・・・11%  大半が赤ワイン。

●主要ぶどう品種  

[白ブドウ]:Semillon セミヨンSauvignon Blanc ソーヴィニヨン・ブラン、Muscadelle ミュスカデル 

[黒ブドウ]:Caberunet Sauvignonカベルネ・ソーヴィニヨンMerlotメルロCaberunet Francカベルネ・フラン、Malbecマルベック、Petit Verdotプティ・ヴェルド


【メドック&グラーヴ地区】 P161~164

ガロンヌ川ジロンド川の左岸。ボルドー市の北側がメドック地区、南側はグラーヴ地区。

■土壌

○グラーヴ地区 ・・・「グラーヴ」とは「小石、砂利」の意味があり、その名の通り小石、砂利、砂が堆積した土壌。
蓄熱性が良く、暖かい土壌を好むカベルネ・ソーヴィニヨンが主に栽培されている。

○メドック地区 ・・・ガロンヌ川からの砂利質ドルドーニュ川からの粘土質が混ざり合い、上流ほど砂利質カベルネ・ソーヴィニヨンが多く、下流は粘土質が多くなるためメルロが多くなる傾向。


■主要A.O.C.

[メドック地区] ・・・6つの村名A.O.C.のうち、格付けシャトーのある4つの村名は、下流から上流に向けての順序を覚える。
※順番を問う問題が過去何度も出題されてます

サン・テステーフ ⇒ ポイヤック ⇒ サン・ジュリアン ⇒ マルゴー ・・・覚え方はそれぞれの頭文字から「散歩三重丸」と覚えると簡単です。

○メドック地区の各A.O.C.はタイプが赤のみ!白を造った場合は、広域A.O.C.のA.O.C.ボルドーとなります。

[グラーヴ地区]

○1987年にA.O.C.ペサック・レオニャンが独立、グラーヴの格付けシャトーは全てA.O.C.ペサック・レオニャンに位置する。

○「Graves Supereures グラーヴ・シュペリウール」グラーヴ地区で唯一タイプが白のみのA.O.C.。


■【メドックの格付け】 P163

◎メドック地区の格付けは各等級ごとのシャトー名はもちろん、そのシャトーの属するコミューン(村名)、マルゴーに至ってはさらにまたマルゴーを名乗れる村名まで覚える必要があります。
さらにできればオー・メドックはその村名までは押さえてください。
覚える順序としては、私の場合先ず「各等級の数」→「各等級別シャトー名」→「各シャトーの属するコミューン」→「マルゴー村の村名」→「オー・メドックの村名」という順序で覚えました。
各等級の数から覚えるのは、いくつ覚えられてあといくつ足りないかチェックするためです。
最低限「各シャトーの属するコミューン」までは覚えてください。
格付けシャトーは全部で合計61あります。

◎ボルドーの等級格付けを覚えるのは、「ソムリエ協会教本」より「田辺由美のワインブック」の一覧表の方がオススメです。
「教本」は村名ごとにまとまっていないので極めて覚え難くなっています。格付けシャトー名やブルゴーニュのグラン・クリュ名は「ワインブック」を常に携行し、覚えるようにしたほうがよいと思います。電車通勤とかでも持ち運びできますしね

●メドックの格付けは1855年のパリ万博のあった年に制定されてから唯一の例外を除いて変わっていません。
その例外が1973年のシャトー・ムートン・ロートシルトの一級昇格で、過去何回も出題されています。

●特に2級に多いですが、例えば「Leoville~」のように最初の単語が同じシャトーが幾つもあります。これは元々同じシャトーだったものが、遺産相続などで分割されたものがほとんどで、当然同じ村の所属になります。例えば2級は14のシャトーがありますが、「Pichon ピション~」(Pauillac)が2つ、「Leoville レオヴィル~」(St-Julien)が3つ、「Rauzan ローザン~」(Margaux)が2つで、実質10個覚えればよいことになります。その10個が覚えられたら、次にフルネームで覚えればいいと思います。

●3級シャトーは14ありますが、そのうち10がMargaux マルゴーです。
また5級は18と一番数が多いですが、そのうちPauillac ポイヤックが12を占めています。したがって、それぞれそれ以外の少数の村名さえ覚えれば、あとはマルゴーとポイヤックになりますので、全部覚える必要はなく効率的に覚えられます。

●Margaux マルゴーを名乗れる村は5つあり、そのシャトーがどの村に属するかを問われた出題がありますが、3級のGiscours ジスクールと5級のDauzac ドーザックがLabarde ラバルド、5級du-Tertre デュ・テルトルがArsac アルザックとだけ覚えましょう。あとの選択肢はCantenac カントナックです。
(※A.O.C.上の『村名』は行政区分上の『村名』とは必ずしも一致しません。ややこしい話ですが、そんなものだと割り切ってください)

●5級の「Ch.d'Armailhac シャトー・ダルマイヤック」が名称変更した年も出題されています。 ⇒ 1989年

◎「クリュ」という言葉は、ブルゴーニュなど他の産地では「場所」をさしますが、ボルドーではワイン生産者と結び付けられ、「シャトー」と同義語になっているので注意が必要です。


■【グラーヴの格付け】 P164

●グラーヴで格付けが制定されたのは、メドックの格付けからほぼ100年後の1953年1959年に修正・補完され16銘柄が認定された。

●グラーヴ地区の格付については、メドックの格付が「赤のみ」なのに対し、「赤のみ」、「赤と白」、「白のみ」のタイプ別について問われています。
そのためそれぞれのタイプ別の数とシャトー数はきちんと押さえてください。「赤のみ」⇒  「」⇒  「白のみ」⇒ これも覚えるのは教本より「ワインブック」のほうが覚えやすいと思います。

●グラーヴの格付けシャトーのA.O.C.は全て「Pessac-Leognan ペサック・レオニャン」になります。

※1)Chateau La Tour-Haut Brion シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン は2005年ヴィンテージを最後に生産が中止されました。

※2)2009年ヴィンテージから「Ch.Laville Haut Brion シャトー・ラヴィユ・オー・ブリオン」は「Ch.La Mission Haut Brion Blanc シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン」に名称変更されました。


【クリュ・ブルジョワCrus Bourgeois】 P164~165

◎クリュ・ブルジョワについてはこれまでほとんど筆記試験に出題されたことはなかったのですが、4年前の二次口頭試問に出題されましたので、以下の概要はしっかりと把握しておきましょう。

●1932年:444のシャトーが「クリュ・ブルジョワ」として、ボルドー商業会議所とジロンド県農業会議所の権威のもとで発表(※省庁の認可ではない)。

●2000年11月30日:農務省の省令で、詳細な規定が定められ、クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルCru bourgeois exceptionnel、クリュ・ブルジョワ・シュペリュールCru bourgeois superieur、クリュ・ブルジョワCru bourgeois の3カテゴリーが設定される。
・メドックの8つのアペラシオンのすべてに、門戸がひらかれた。

●2003年:省庁の認める公式の格付けとして初めて発表され、クリュ・ブリュジョワ・エクセプショネル9生産者、クリュ・ブルジョワ・シュペリュール87生産者、クリュ・ブルジョワ151生産者、計247生産者が認定された。

●2007年にボルドーの行政控訴院は2003年に決定されたクリュ・ブルジョワと、それを承認した省令を無効とした。

●メドック・クリュ・ブルジョワ連盟は、格付けではなく、一つの認証として「クリュ・ブルジョワ」の名称を復活し、2010年9月、2008年ヴィンテージから適用。今後収穫の2年後に審査が行われ、毎年9月に新たな認定が発表される。

●2013年に「発表された2011年ビンテージ審査では、256シャトーが認定された。


【セカンドワイン Second vin (スゴンヴァン)について】

●「品質が本来のシャトーものに及ばないと判断されたワインで、各シャトーの顔となるワインの品質を守っている立場にあるワイン

●セカンドワインは、「樹齢の若いブドウから醸造したワイン」、「醸造初期の熟成段階において選別されたワイン
、「特定の区画のワイン」によって造られる。



【サン・テミリオン、ポムロール、フロンサック地区】 P165~168

ドルドーニュ川右岸リブルヌを中心とするエリア。 
メルロ主体カベルネ・フランをブレンド。

■土壌

○サンテミリオン地区 ・・・石灰岩粘土の丘、丘の裾にあたる部分は砂利や砂が混じる。 

○ポムロール地区 ・・・鉄の酸化物を含んだ粘土石灰質 ・・・「クラス・ド・フェール」。


■主要A.O.C.

[サン・テミリオン地区]

・A.O.C. Saint-Emilion サン・テミリオン   ・A.O.C. Saint-Emilion Grand Cru サン・テミリオン・グラン・クリュ
※A.O.C.サン・テミリオン・グラン・クリュは、サン・テミリオンの格付けとは違いますので混同しないようにしてください。
格付けシャトーの場合は末尾に『Grands Crus Classes ~クラッセ』と付きます。
よくネット販売で両者を誤認させるようないかがわしいキャッチコピーが見られますが要注意です!
  

○「コート」 ・・・石灰岩の台地を取り巻く高台。代表シャトーは、シャトー・オーゾンヌ

○「グラーヴ」 ・・・北西部でポムロールとの境界に近く、砂利と粘土質の土壌。代表シャトーは、シャトー・シュヴァル・ブラン

[サン・テミリオン衛星地区]

○サン・ジョルジュ・サン・テミリオン、 モンターニュ・サン・テミリオン、 リュサック・サン・テミリオン、 ピュイスガン・サン・テミリオン
※一昨年度のシニア呼称試験で、この衛星地区の地図の問題が出題されました。念のためそれぞれの地図上の位置を把握しておきましょう。


■【サン・テミリオンの格付け】

●サン・テミリオン地区は10年ごとに格付け見直しがあり、その最新昇格シャトー名が出題される傾向にあります。
06年の格付けは裁判により結果が二転三転したのですが、2012年ヴィンテージから新しい格付けが適用されました。

●新しい格付けではPremiers Grands Crus Classes(第1特別級)はシャトーAが4つBが14計18となります。
試験の出題傾向としては、「次のシャトーはサン・テミリオンに属するのか?ポムロールに属するのか?」という形式の出題が多いので、この18は明確に覚える必要があります。

●新しくシャトーAに昇格した二つのシャトーは要注意です

Chateau Angelus シャトー・アンジェリュス

Chateau Pavie シャトー・パヴィー

●同じくシャトーBに昇格した4シャトーも覚えましょう。

Chateau Canon la Gaffeliere シャトー・カノン・ラ・ガフリエール

Chateau Larcis Ducasse シャトー・ラルシ・デュカス

La Mondotte ラ・モンドット

Chateau Valandraud シャトー・ヴァランドロー

《Chateaux A》:Ch.Ausone オーゾンヌ、  ・Ch.Cheval Blanc シュヴァル・ブラン  ・Chateau Angelus シャトー・アンジェリュス  ・Chateau Pavie シャトー・パヴィー

《Chateaux B》:Ch.Beausejour ボーセジュール  ・Ch.Belair-Monange ベレール・モナンジェ、  ・Ch.Canon カノン、  ・Clos Fourtet クロ・フルテ、・Ch.Figeac フィジャック、  
・Ch.La Gaffeliere ラ・ガフリエール、  ・Ch.Magdelaine マグドレーヌ、  ・Ch. Trottevieille トロットヴィエイユ、  ・Ch.Beau-Sejour-Bec ボーセジュール・ベコ、  ・Ch.Pavie Macquin
パヴィー・マカン、 ・Ch.Torplong Mondot トロロン・モンド、 ・Chateau Canon la Gaffeliere シャトー・カノン・ラ・ガフリエール、 ・Chateau Larcis Ducasse シャトー・ラルシ・デュカス、
 ・La Mondotte ラ・モンドット、 ・Chateau Valandraud シャトー・ヴァランドロー


■【ポムロール地区】

●ポムロールは格付けこそありませんが、価格的には5大シャトーを上回る無冠の帝王「Ch.Petrus ペトリュス」をはじめ元祖シンデレラワイン「Le Pin ル・パン」、神の雫に登場した第4の使徒「Ch. Lafleur ラフルール」などお宝ワインの宝庫です。
この地区とサン・テミリオン地区のシャトーは前述のようによく一緒に出題され、どちらの地区のシャトーかが問われていますので、確実に覚えてください。
主体となる品種は、両地区ともにメルロです。

・Ch. Petrus ペトリュス、 ・Vieux Chateau Certan ヴィユー・シャトー・セルタン、 ・Ch.la Conseillante ラ・コンセイヤント、 ・Ch.Petit-Village プティ・ヴィラージュ、
・Ch.la Fleur-Petrus ラ・フルール・ペトリュス、 ・Ch.Trotanoy トロタノワ、 ・Ch.l'Evangile レヴァンジル、 ・Ch.Lafleur ラフルール、 ・Ch.Gazin ガザン、
・Ch.Nenin ネナン、 ・Le Pin ル・パン、 ・Ch.Certan-de-May セルタン・ド・メイ、 ・Ch.de Sales ド・サル、 ・Ch.Latour a Pomerol ラトゥール・ア・ポムロール、
・Domaine de l'Eglise ドメーヌ・ド・レグリーズ


【コートCotes地区】 P169

●ボルドーは全般的には海洋性気候であるが、内陸のフラン・コート・ド・ボルドー大陸性気候

●この地区は「赤のみ」と「白のみ」のタイプが分かれるA.O.C.が多いため、タイプの違いを問われる出題がよくなされています。下記のA.O.C.以外は「赤・白」になります。

○タイプが赤のみのA.O.C.

Cotes de Bordeaux コート・ド・ボルドー

Cadillac Cotes de Bordeaux カディヤック・コート・ド・ボルドー

Castillon Cotes de Bordeaux カスティヨン・コート・ド・ボルドー 
 
Blaye ブライ

○タイプが白のみのA.O.C.

Cotes de Blaye コート・ド・ブライ

Premieres Cotes de Bordeaux プルミエール・コート・ド・ボルドー

Cotes de Bordeaux-Saint-Macaire コート・ド・ボルドー・サン・マケール


【アントル・ドゥー・メール地区】 P169~170

●「アントル・ドゥー・メール」とは、ガロンヌ川ドルドーニュ川という大きな川に挟まれているので「二つの海の間」という意味。フランスの辛口白ワインの産地としては大規模な産地の一つ。

○タイプが白のみのA.O.C.

Entre-Deux-Mers アントル・ドゥー・メール(辛口白)

Entre-Deux-Mers-Haut-Benauge アントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュ(辛口白)

Bordeaux-Haut-Benauge ボルドー・オー・ブノージュ(半甘~甘口白)

●A.O.C. Sainte-Foy Bordeaux サント・フォワ・ボルドー ・・・ボルドーの中で最も東に位置するA.O.C.


【ソーテルヌ&バルサック地区】 P170~171

●ボルドー市の南東、ガロンヌ川左岸に位置し、その支流シロン川をはさみ、ソーテルヌとバルサックが広がる。
フランスを代表する甘口貴腐ワインの産地。ガロンヌ川の対岸でも甘口ワインが造られる。

■主要ブドウ品種

〔白ぶどう〕:Semillon セミヨン主体、 Sauvignon ソーヴィニヨン、 Muscadelle ミュスカデル

■主要A.O.C.

A.O.C.バルサック は、A.O.C.の名称として 「Barsac バルサック」か「Sauternes ソーテルヌ」を名乗ることができる ことに注意!!(※逆は不可)

●ガロンヌ川左岸と右岸にそれぞれ3つある甘口白のA.O.C.は左岸・右岸の区別をつけて覚える。

○ガロンヌ川左岸の甘口白のA.O.C.

Sauternes ソーテルヌ    Barsac バルサック    Cerons セロン

○ガロンヌ川右岸の甘口白のA.O.C.

Cadillac カディアック   Loupiac ルピアック  Sainte-Croix du Mont サント・クロワ・デュ・モン


■【ソーテルヌ&バルサックの格付け】 P171

●メドック地区同様、1855年のパリ万国博覧会の際に格付け制定。

●Chateau d'Yquem シャトー・ディケムの格付けは、「Premier Cru Superieur プルミエ・クリュ・シュペリュール
※過去何度も出題されている最重要ポイント!

●Premiers Cru プルミエ・クリュ(第1級)の数は11、Deuxiemes Crus ドゥジェム・クリュ(第2級)の数は15

○出題の形式としては、「次の中からプルミエ・クリュのシャトーはどれでしょう?」と、選択肢の中からその等級に該当するシャトーを選ぶ出題が度々なされています。
これに対応するためには、第1級シャトーだけを覚えて、第2級シャトーは敢えて「覚えない」という方法があります。知っているシャトー以外はすべて第2級というわけです。
(※これも受験テクニックですが、やはり有資格者のバッチを着けるからには、知っておくべきなので合格後にでも極力覚えるようにしましょう)

○また「次の中からバルサックに属するシャトーはどれでしょう?」と、第1級のシャトーの選択肢中から問われる出題も目立ちます。
この問題に対応するためには、バルサックの二つのシャトー名(Ch.Coutet クーテ、Ch.Climens クリマン)だけを確実に覚えれば対応できます。
覚え方 ⇒ 「栗饅(Climens クリマン)食って(Coutet クーテ)、バルサック」と覚えます。


はひゃ~、さすがにボルドーは盛りだくさんですね~。

復習するだけでも疲れました (*´-ω-`)・・・フゥ

でもここはマイナーな産地と違い、試験直前まで繰り返し復習が必要なところとなります。
そうしないとせっかく覚えたシャトー名をどんどん忘れることになってしまいますので・・・。


次回はいよいよフランスの最後、「ロワール渓谷地方」を予定しております。
スポンサーサイト
別窓 | ワインAD受験 | コメント:0 | トラックバック:0 
<<2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその11『ロワール渓谷地方』 | ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 | 「初号ハイニッカ復刻版」&フランスチーズ「Mimolette ミモレット」>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 |

アフェリエイト3