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2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその8『ラングドック・ルーション地方』
2015-04-27 Mon 14:44
「2000本目を打った瞬間には感動しましたけど、その時考えたのは、次の打席が大事だということ。
2001本目を打つことができたので、2002本目を打つことが次の目標になります。

言いたいことは唯一つです。
それは「目標を持つ」ということ。

目標を持つと、自分を大切にし、人を敬うことができる可能性がでてくる。
結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。」 ・・・イチロー(談)


イチローがついに日米通算1968得点を記録し、ソフトバンク・王球団会長の持つ記録を更新することとなりました
“世界の王”と並ぶ1967得点を挙げた4月24日の試合後に、イチローはインタビューを受けずに球場を後にしたそうですが、「抜き去るまでは語らない」という彼の流儀だという興味深い記事をネットでみつけましたのでご覧ください。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/04/26/kiji/K20150426010236960.html


さて今回はフランスの重要ポイントの8回目「ラングドック・ルーション地方」になります。

【プロフィール・歴史・文化・経済・気候風土】 P137~138

●A.O.C.とI.G.P.、地理的表示なしワインを含めフランス最大のワイン生産地。

●地中海独特の灌木林の地帯「ガリッグ」が広がる。 

ルーション地方は、フランス最大のV.D.N.の産地。

●内陸のカルカッソンヌは、かつてはスペインからの交通の要所であり、欧州でも最大規模といわれる堅固な城壁で守られている。

モンペリエ ・・・ラングドック・ルーション地域圏の中心都市。

●フランス最大のワイン輸出産地で、約315万hl、4億2千万本を世界130か国に向けて輸出。  

●当然ながらの地中海性気候


【ワイン生産量】 P138

●ワイン生産量:約890万hl    ○ロゼワイン:81%、 白ワイン19%
    
●ブドウ栽培面積:約17万ha、 うちA.O.C.ワイン栽培面積:約5万5千ha 32%


[ラングドック・ルーション全域とモンペリエ周辺] P139

●A.O.C. Languedoc ラングドック:ラングドックとルーションの全域をカバーするレジョナルのA.O.C.で、2007年にCoteaux du Languedoc より名称変更。

14のコミューンが、「ラングドック」に続けてコミューン名を付記することができる。


[ベジエ周辺 主要A.O.C.]

赤のみのA.O.C.
(※どの産地でも『タイプが赤のみは~?』とか『白のみは~?』という出題がよくされております)

Saint-Chinian Berlou サン・シニアン・ベルルー

Saint-Chinian Roquebrun サン・シニアン・ロクブルン

Minervois-La Liviniere ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール


[ラングドック・カルカッソンヌ周辺 主要A.O.C. ]

●Limoux リムー():赤の主要品種はメルロ

Blanquette de Limoux ブランケット・ド・リムー 白泡):主要品種はモーザック  

○Cremant de Limoux クレマン・ド・リムー (ロゼ白泡):こちらの主要品種はシャルドネなので区別してください。


[ナルボンヌ周辺 主要A.O.C.]

◎ここも赤のみA.O.C.が二つあり要注意です。

Corbieres-Boutenac コルビエール・ブトナック

Fitou フィトゥー


[ルーション地方 主要A.O.C.]

◎「次のうちルーション地方のA.O.C.はどれでしょう?」という問題が過去何度も出題されています。

ラングドック=ルーション地方はその名の通り、「ラングドック」と「ルーション」の二つを合わせた地方名ですが、そのA.O.C.がどっちの地域に属するかを見分ける方法は?

これは全部のA.O.C.について覚える必要はありません。
これを見分けるにはたった2つのA.O.C.を覚えるだけでOKです。
「ルーション」には9つのスティルワインのA.O.C.がありますが、そのうち7つは「~Roussillon」とついているので、すぐにルーションだと分かります。したがって、残りの「Collioure コリウール」(赤・白・ロゼ)と「Maury モーリィ 」だけ「ルーション」だと覚えれば、あとの選択肢のA.O.C.は全て「ラングドック」になります。

一見、沢山のことを覚えないととウンザリしてしまいますが、整理して考えると意外と簡単な好例です。


【VDN(ヴァン・ドゥー・ナチュレル)、VDL(ヴァン・ド・リキュール)、Rancio ランシオ 攻略ポイント】

◎教本では別項の扱いになっておりますが、この地方の最重要ポイントがV.D.N.とV.D.L.といっても過言ではありませんので、ここで取り上げることにします。

■V.D.N.とV.D.L.の違い

■どこの地方のV.D.N.(V.D.L.)か?

■ランシオがあるのはどれか?

■V.D.N.とV.D.L.を交互に並べたのはどれか?

など様々な出題のバリエーションがあり、正確に覚える必要がありますが、次のポイントを押さえ整理すればOKです。

①それぞれの違い

○《V.D.N.》 → 発酵途中アルコールを添加し、発酵を停止させる = Mutage ミュタージュ (1285年アルノー・ド・ヴァラノーヴァにより発見される)一部の例外を除き、ラングドック・ルーションが主な産地。

○《V.D.L.》 → 未発酵のぶどう果汁にアルコールを添加し発酵を停止した上で、樽にて熟成をはかる。
添加するものは地方によって違う。
フランス各地で造られています。

○《ランシオ》 → 太陽にさらした樽の中での長期熟成による一種の酸化作用の影響で、特有の色と風味をもつようになったワイン。


②V.D.N.の品種はグルナッシュ(黒・白)とミュスカ主体がほとんどですが、ミュスカの場合、A.O.C.名に「Muscat~」とつくので、それ以外はほぼグルナッシュ主体と考えていいと思います。

○「Muscat~」とつくA.O.C.は、ローヌの「Muscat de Beaumes de Venise ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ」(赤・ロゼ・白)を唯一の例外として、タイプは白になります。

○V.D.N.で唯一タイプが赤のみのA.O.C.が「Banyuls Grand Cru バニュルス・グラン・クリュ」で、木樽で最低30ヶ月の熟成義務があります。

V.D.N.とV.D.L.両方にあるA.O.C.は「Frontignan フロンティニャン」と名のつくものだけです。
したがって、もし「次のうちV.D.N.とV.D.L.両方あるA.O.C.はどれ?」という問題が出た場合は、迷わず「Frontignan」とつくものを選びます。

④V.D.L.でラングドック・ルーションにあるのは「Frontignan」以外は「Clarette du Languedoc クレレット・デュ・ラングドック」だけです。
これはラングドックとついているのですぐ分かります。
その他のV.D.L.はA.O.C.名にほとんどその地方の地名(ガスコーニュ、シャラント、ジュラ)がついていますので容易に判別できます。
したがって、よく出題される「次のうちV.D.N.はどれ?」とか「V.D.L.はどれ?」もしくは「V.D.N.とV.D.L.を交互に並べたものを選びなさい」といった一見ややこしい問題も、V.D.L.を基準にすると容易に分かります。

⑤ランシオは6つありますが、うち5つはルーション地区にあるVDNのA.O.C.名にそのまま「Rancio」とつきます。1つの例外は、ローヌ地方の「Rasteau Rancio ラストー・ランシオ」だけです。
ルーションのV.D.N. A.O.C.は、
・Banyuls バニュルス、 ・Banyuls Grand Cru バニュルス・グラン・クリュ、 ・Grand Roussillon グラン・ルーション、 ・Maury モーリー、 ・Rivesaltes リヴザルト ・・・この末尾にそれぞれ「Rancio」が付きます。


以上で「ラングドック・ルーション地方」の重要ポイントは終了です。

まだまだフランスが続きます。次回は「南西地方」へと続きます


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