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NOVECENTO Chardonnay ノヴェセント シャルドネ 2009
2010-03-29 Mon 13:07
2月の初旬に試したこのワインの09年ヴィンテージが出ました。
ラベルを見ると、アルコール度数が13.0度と、なんと1度も低くなっていました。これだけ違うと、当然味わいにも相当の影響があると思われるため、どれくらいの違いがあるのかさっそく試すことに。


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NOVECENTO Chardonnay ノヴェセント シャルドネ 2009
生産国・地域:アルゼンチン、メンドーサ州
生産者:ボディガ・ダンテ・ロビーノ  輸入者:㈱富士インダストリーズ
品種:シャルドネ100%
アルコール度数:13.0%  白・辛口
購入価格:1,180円 

【外観】
スティル、澄みきった、光沢のある、輝きのある、淡い黄色、ディスクはやや厚みがある、脚の出来る粘性、粘性は中程度、若々しい印象

【香り】
フルーティ、豊かな香り、柑橘系果実、洋梨、白桃、りんご、白い花

【味わい】
心地よいアタック、爽やかな酸味、生き生きとした酸味、辛口、アフターに若干の苦味、ボリューム感は中程度、コクのある、ミネラル感のある、バランスは良い、切れのある後味、余韻は長め7~8秒、現在飲み頃、若々しくフルーティ

【総評】
新世界のワインは一般的に、緯度の高い欧州ほど気候変動がなく安定しているため、ヴィンテージによる差が欧州伝統国ほどないと思っていましたが、このワインについては一年違うだけで明確にその差がはっきりと出ていました。
まず外観からして、08年が金色がかった濃い色調であったものが、09年は淡い黄色と全く違っています。
香りも08年がトロピカルフルーツ系果実主体であったのに、09年はシトラス系果実主体で、よりキリッと引き締まった感じがします。
味わいは、08年はやや過熟気味で白にしてはアルコール度数が高かったため、バランスが必ずしも良くなかったのが、09年は酸味とアルコールのバランスが取れており、飲み口はセックでミネラル感があるため、しっかりとした構成を感じ、ワインとしての完成度はより高まっています。クリーンな酒質は共通であり、シャルドネが本来持つピュアな味わいを感じることができます。
ワイン造りにおいて「天地人」という言葉がありますが、地(テロワール)は同じ場所で、このクラスのワインであれば手の込んだ人(醸造技術)の要素に大きな変化がないとすれば、この差はそのヴィンテージの天(天候)の差なのでしょうか?
ワインとしてはこの09年の方がバランスが取れており、良くできていると思います。余分な樽香がなく、ミネラル感もあるため、刺身などの生の魚介類や天ぷらなどにはもってこいでしょう。
1000円位のテーブルワインとはいえ、たった一年ではっきりと分かる個性の差が生じるところが、ワインというお酒の奥の深さなのでしょう。
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