「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
http://robert10.blog108.fc2.com/
2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその5『ジュラ・サヴォワ地方』
2015-04-16 Thu 15:16
「人の数字を目指しているときは、限界より手前を目指している可能性がありますけど、
自分の数字を目指すのは、常に限界への挑戦ですから。」 ・・・イチロー(談)


桜の開花とともに、普段の年であれば穏やかな晴れの多い天気が続く季節のはずですが、今年は4月になって関東で持雪が降ったり、肌寒い雨の日が多かったりと不順な天候が続いております

それでも今日は久しぶりに暖かい晴天となり、勉強日和(?)となりました

このブログでも毎年お伝えしていることでありますが、これから梅雨入り直前までの2ヵ月間が勉強が最もはかどる時期となりますので、ここで可能なかぎり貯金が出来るよう、どんどん前に進んでいきましょう


さて今回はフランスの重要ポイントの第5回目『ジュラ・サヴォワ地方』になります。

ここも昨年版とほとんど記載内容に変化はありません。

フランスワインが大勢を占める日本であっても、あまり見かけない地方のワインとなりますが、特に『ヴァン・ジョーヌ』などの個性的なワインは、この試験の定番問題となっておりますので、しっかりと押さえていきましょう。


[ジュラ地方]

【プロフィール・歴史・文化・気候風土】 P112

●1678年、ルイ14世の時代にフランスに併合される。

●中心都市アルボワは、細菌学の父と呼ばれるルイ・パルトゥールが少年時代を過ごした場所として有名。 ・・・アルコール発酵の原理解明低温殺菌法(パストリザシヨン)の発見でワイン醸造にも大きな功績。
 
半大陸性気候。 年間平均気温 ・・・11~13℃、
年間平均日照時間 ・・・1700~1900時間


【ワイン生産量】

●約9万hl   うちロゼ ・・・32%、   ・・・68%


【主要ブドウ品種】

◎ジュラの品種は独自の品種とメジャーな品種それぞれのシノニムが重要になります。

■白ぶどう 

Savagnin サヴァニャン = Nature ナチュレ   

○Chardonnay シャルドネ = Melon d'Arbois ムロン・ダルボワ

■黒ぶどう 

Poulsard プールサール ・・・ジュラの赤ワインの80% 

Trousseau トゥルソー ・・・フランシュ・コンテ地方原産。栽培量はジュラ全体の5%と少ない。 

○Pinot Noir ピノ・ノワール = Gros Noirien グロ・ノワリアン


【主要AOC】 P113~114

●Arbois アルヴォワ(ロゼVJVP) ・・・ジュラ最大のA.O.C.。ジュラ地方の赤の約70%はA.O.C.アルヴォワの赤。

Chateau-Chalon シャトー・シャロン ・・・Savagninサヴァニャン種からヴァン・ジョーヌだけを造るAOC。

※数年前に「Savagnin」を「Sauvignon種から造られる~」といったヒッカケの正誤問題がありました。綴りが似ているのですがよく見ると違いますので注意が必要です!

1974、1980、1984、2000年はそのブドウの品質がふさわしくないと判断され、ヴァン・ジョーヌは生産されなかった。

●それ以外のA.O.C.は「Vin Jane ヴァン・ジョーヌ」と「Vin de Paille ヴァン・ド・パイユ」は共通で、そのタイプを除いてタイプが白だけなのは「L'Etoile レトワール」のみなので、タイプ別を問う出題に答えるのは容易です。

●Macvin de Jura マックヴァン・デュ・ジュラ ・・・V.D.L.のA.O.C.  タイプは・ロゼ  樽で12か月の熟成義務


【特殊なワイン】 P114

◎「Vin Jaune ヴァン・ジョーヌ」の醸造規定はよく出題されています。次のポイントを完全に押さえましょう。

●使用品種は白品種の Savagnin サヴァニャン = Nature ナチュレ 

●最低6年間樽貯蔵。その間Ouillage ウイヤージュ(目減り分の補充)、Soutirage スーティラージュ(滓引き)しない。

●ワインの表面にFleure du Vin フルール・デュ・ヴァンと呼ばれる酵母による皮膜が発生する。

●ワインの色はGout de Jaune グー・ド・ジョーヌ 黄色の味 となり、くるみやノワゼット、アマンド・グリエなどの香ばしい風味が生じる。

Clavelin クラヴランと呼ばれる62cℓ(=620ml)の瓶に詰める。


◎「Vin de Paille ヴァン・ド・パイユ」については、ヴァン・ジョーヌと混同しないように、次のポイントは確実に押さえておきましょう。

●遅摘みのブドウ(ジュラ地方の赤・白品種)から甘口ワイン

Passerillage パスリヤージュ = 藁やすのこの上で最低6週間乾燥させる。

●木樽熟成は約2~5年間(圧搾から3年間販売不可、18ヶ月以上木樽熟成要)。

Pots ポ(Demi Clavelin ドゥミ・クラヴラン) と呼ばれる375mℓの瓶に詰める。


[サヴォワ地方]

●サヴォワ公国のかつての首都 ・・・シャンベリー

・ロゼワインが37%  白ワイン63%   

■白ブドウ

Roussette ルーセット = Altesse アルテス ・・・キプロス島から持ち込まれたといわれる

○Jacquere ジャケール

■黒ブドウ

Mondeuse モンデューズ ・・・10年を越える熟成能力。


「ジュラ・サヴォワ地方」はこんなところです。

時間をかけずにサラッといきましょう


次回は「コート・デュ・ローヌ地方」の重要ポイントを予定しております。
スポンサーサイト
別窓 | ワインAD受験 | コメント:0 | トラックバック:0 
<<2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその6『コート・デュ・ローヌ地方』 | ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 | 2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその4『ブルゴーニュ地方&ボージョレ地区』 &新酒の規定>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 |

アフェリエイト3