「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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2015年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその2『シャンパーニュ地方』
2015-04-05 Sun 09:36
「どんなに周りが盛り上がっても、冷めたとしても、黒田は『黒田』でいるでしょう。
僕にはそれが『画(え)』として見える。
これからも思いを胸にしまって淡々と自分の仕事をすると思う」

・・・ カープでの復帰第一戦を勝利で飾った黒田選手へのイチローのコメント


ともにチーム最年長として第一線で活躍し続ける黒田とイチローの姿はほんとに“画”になるし、シンプルなコメントのなかにもお互いに認め合った同志に対する熱い思いが感じられますね。

私も「淡々と自分の仕事」、なすべきことを続けていきたいと思います。


今年からこのブログにおいても、教本掲載順に重要ポイントを押さえていきます。

最重要国フランスの第2回目は「シャンパーニュ地方」になります。

ここは数年前から歴史の記述がより詳細になり、そこからの出題もみられますが、基本的にはパターン化した定番問題が多く、的は絞りやすい箇所といえます

あまり時間をかけず、重要ポイントだけをしっかりと押さえていきましょう。


【歴史・文化】 P77~78

●「シャンパーニュ」という名称が使われるようになったのは1600年頃から。

●中心都市ランス大聖堂では歴代のフランス王の受洗式戴冠式が行われ、その祝宴で用意されることとなった。

●17世紀末頃、オーヴィレール村の修道院の修道士ドン・ペリニヨンは、様々な畑のブドウを選別し、アサンブラージュ(ブレンド)を行い、天候にかかわらず品質の高いワインを生み出した。

●飛躍的に伸びる契機となったのは、1728年輸出用に瓶詰したシャンパーニュを出荷港に輸送する許可を国務諮問機関が与えたことであり、一大流行となった。

1816年には、マダム・クリコが、ピュピトルを利用したルミアージュを考案し、澱を取り除いたクリアなシャンパーニュが楽しまれるようになった。

●ユネスコの世界遺産に登録されているランスのノートルダム大聖堂は、13世紀に着工され、メロヴィング朝クロヴィスが洗礼を受け、以来ランスの大聖堂で戴冠式を終えてフランス王になるという慣習が成立した。
百年戦争さなかの1429年、シャルル7世もジャンヌダルクの活躍により、この大聖堂で戴冠式を行った。

●G.H.マムは、20世紀前半にフランスで活躍した日本人画家・藤田嗣治に資金援助を行い、礼拝堂を建てた。


【経済】 P78

●2011年の売上金額は44億ユーロ、このうち50%が輸出での売上。数量では44%が輸出であり、日本は数量ベースで第5位の輸出先。

●ぶどうを買い入れて造るシャンパーニュ・メゾンは、輸出量の約90%を占め、4大グループでシャンパーニュ・メゾンの総販売額の三分の二を占めている。


【気候風土】 P78

●ランスが北緯49.5度と、ぶどう栽培地としては北限に位置する。・大陸性気候 ・年間平均気温11℃ ・年間平均日照時間1680時間 ・年間平均降雨量約700mm


【ワイン生産量】 : 約250万hℓ     ブドウ栽培面積 : 約3万4千ha


【主要ブドウ品種】(ワイン法上は8つの認可品種がありますが、試験に出るのは以下の3つです)

[白ブドウ]:Chardonnay ・・・コード・デ・ブランとコート・ド・セザンヌで主に栽培。エレガントで繊細なワインを生み出す。ブレンドに熟成能力をもたらす。

[黒ブドウ]:Pinot Noir ・・・モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・バールで主に栽培。ブレンドにボディと力強さをもたらす。

       Meunier ・・・ヴァレー・ド・ラ・マルヌで多く栽培。ブレンドに丸みをもたらす。


【3つの主要地区とグラン・クリュ】 P79~80

●「Montagne de Reims モンターニュ・ド・ランス」、「Vallee de la Marne ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」、「Cote des Blancs コート・デ・ブラン」の3地区が主要産地で、地区名はこの3つを覚えるだけでOKです。
コート・デ・ブランは「白い丘」名の通り、使用品種はシャルドネとなりますので要注意です。

※シャンパーニュ地方の「クリュ」の概念は、ブルゴーニュ地方のそれとは違いますので要注意です!

グラン・クリュ」・・・100%に査定されたコミューンの畑で収穫されたブドウから造られたワイン・・・17のコミューン

「プルミエ・クリュ」・・・99%~90%々・・・42のコミューン

◎グランクリュの出題は「次のうち~地区に属するグラン・クリュはどれでしょう?」のような選択問題ですが、17全てのグラン・クリュについて覚える必要はありません。

①先ず、「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」は2つしかありませんが、「Tours-sur-Marne」はマルヌであることがすぐ分かり出ることはないので、マルヌ=「Ay アイ」と覚えればOKです。

②次に、「コート・デ・ブラン」は、「Avize アヴィズ」と「C」と「O」とだけ覚えます。Avize 以外は全て大文字の「C」と「O」が含まれており、他の地区には大文字ではありません。

③そして「モンターニュ・ド・ランス」は①、②以外なので覚える必要は無いことになります。
※これはあくまで合格するための受験テクニックなので、有資格者の常識として合格後覚えるべきなのは言うまでもありません。


【醸造方法・規定】 P80~82

出題頻度の高い重要な醸造工程の用語は

Assemblage アッサンブラージュ = 調合

Tirage ティラージュ = 瓶詰

Remuage ルミアージュ = 動瓶

Degorgement デゴルジュマン = 滓抜き

Liqueur d'Expedition リキュール・デクスペディシオン・Dosage ドサージュ = 門出のリキュール・添加

以上の用語は意味と工程の順番まで確実に覚えてください。

●シャンパーニュの原料ぶどう圧搾は2回行われ、それぞれの呼び名と搾汁量がよく出題されています。重要なポイントは

①一回目「Tete de Cuvee テート・ド・キュヴェ」=4000kgのぶどうから2050ℓの搾汁、

②二回目「Premiere Taille プルミエール・タイユ」=500ℓの搾汁、

・・・したがって、4000kgのぶどうから合計2550ℓ得ることになります。ちなみにテート・ド・キュヴェの2050ℓは、シャンパーニュの樽(ピエス)205ℓの10樽分になります。

●アルコール度数・・・11度以上

●「Millesime ミレジメヴィンテージ・シャンパーニュ」=最低3年間の熟成義務

 「Non Millesime ノン・ミレジメ」=最低15ヶ月間、の法定熟成期間は必須。

●甘辛度の表示は 「Brut ブリュット」 12g/ℓ未満(+3gの許容範囲) を確実に覚えてください。過去問題では頻出していますが、Brutがほとんどを占めます。


【ラベル表示の用語】

出題頻度の高い重要なラベル表示用語は

Blanc de Blancs ブラン・ド・ブラン = 白ブドウ(シャルドネ)だけで造ったシャンパーニュ

Blanc de Noir ブラン・ド・ノワール = 黒ブドウ(ピノ・ノワール、ムニエ)だけで造ったシャンパーニュ

N.M. ネゴシアン・マニピュラン = 必要とするブドウを一部あるいは全部、外部から購入する。・・・ほとんどがN.M.

R.M. レコルタン・マニピュラン = 自家ブドウ栽培中心の製造者。・・・小規模が多い。

M.A. マルク・ダシュトゥール = PB =プライベート・ブランドで「買い手の所有する銘柄」のことですが、正誤問題の引っ掛けとして「売り手の所有する」というように出題されるので要注意です。


【その他の主要A.O.C.】 P80~

●Coteaux Champenois コトー・シャンプノワ (※ロゼ 3つのタイプがあり!) ・・・スティルワインのA.O.C.

Rose des Riceys ロゼ・デ・リセー ロゼ) ・・・ピノ・ノワールから造るロゼのみA.O.C.


以上で「シャンパーニュ地方」は終了。

次回は「アルザス・ロレーヌ地方」の重要ポイントを予定しております。
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