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2015年度一般呼称資格試験「日本」重要ポイント②
2015-03-26 Thu 08:34
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う。」 ・・・イチロー(談)


毎日々ソムリエ協会とチーズプロフェッショナル協会の教本を開いては、直ぐに眠くなってしまい、なかなか前に進むことができないロベールであります (。´-д-)

それでもこれまでは寒くてなかなか布団から出てこられなかったのが、段々と暖かくなってきて徐々にですが早起きできるようになってきましたので、朝早くの時間を有効活用して少しずつ「小さなことを積み重ね」ていきたいと思います

さて、今回は「日本」の重要ポイントの2回目、『ワインの産地と特徴』の部分となります。

ここはさらに昨年度版に加筆修正が加えられており、参考になる過去問は昨年分くらいしかありませんが、「ここまでは押さえておいた方がいいのでは?」という筆者の独断で重要と思われるポイントを列挙してみました。



【ワインの産地と特徴】 P58~

〔山梨県〕〃

■プロフィール

●ワイナリーの数は2014年現在77軒で、全国にあるワイナリーの約3分の1が集中。

2013年、国税庁は「山梨」をワイン産地として指定。


■歴史

1874年、山田宥教(やまだひろのり)詫間憲久(たくまのりひさ)が甲府で初めて本格的なワインを生産。

1877年には、初めての民間のワイナリー「大日本山梨葡萄酒会社」(通称:祝村葡萄酒醸造会社)が設立された。

●同年、高野正誠土屋助次郎(龍憲)がブドウ栽培とワイン醸造を学ぶために渡仏。

●1973年「ワイン元年」・・・ワイン消費量が前年比162%に上昇・・・日本のワイン産業の大きな転機。

2008年、北杜市日本初のワイン特区に認定される。

2010年に「甲州」、13年に「マスカット・ベーリーA」がO.I.V.(国際ぶどう・ぶどう酒機構)のリストに登録される。

2010年より「甲州市原産地呼称ワイン認証制度」を導入。


■気候風土

●ブドウ栽培が行われている甲府盆地では、気候の内陸性が顕著に現われる盆地気候

●降水量も少なく約1,000mmでとりわけ勝沼周辺が少ない。

●勝沼の積算温度は2,123℃でRegionⅣ


■ワイン生産量

果実酒生成数量は約2万klで、神奈川県に次いで2位(2012年国税庁データ)
(※この値には輸入原料および他の果実を一部使った果実酒の生産量が含まれており、日本のブドウから造った日本ワインの生産量とは言えないので要注意)

●日本のブドウで造った日本ワインの生産量については、推定で日本一の生産量


■主要なブドウ品種

甲州・・・仕込み量は最も多く、県全体の45%を占める。

マスカット・ベーリーA・・・2番目に多く、県全体の23%を占める。

デラウエア・・・3番目に仕込み量多い。

■主なワイン産地

◎甲府盆地東部・・・実質的に稼働している77軒のワイナリーのうち7割以上・・・山梨県ワイン造りの中心的な地域。ブドウ園は標高300~600m

○甲州市塩山地区、甲州市勝沼町、甲州市大和地区、笛吹市一宮町、御坂町、八代地区

◎甲府盆地中央部

◎甲府盆地北西部

○北杜市、韮崎市、甲斐市、茅ヶ岳、八ヶ岳山麓

◎甲府盆地西部


[長野県] P62~

■プロフィール

●2014年現在ワイナリー数は26軒、今後も増える傾向。

●「信州ワインバレー構想」・・・松本盆地、佐久盆地、長野盆地、伊那盆地の4つのエリアに区分けし、県が支援。

2002年、「長野県原産地呼称管理制度」制定。

■歴史

●89、90年のリュブリアーナ国際ワインコンクールで桔梗ヶ原産メルロを使ったワインが金賞を連続受賞し、注目されるようになる。

●2011年、県が「信州ワインバレー構想」を発表。

●2010年東御市がワイン特区として認定され、高山村、坂城町、山形村、塩尻市5市町村が特区の認定を受けている。

■気候風土

●農地は松本盆地、佐久盆地、長野盆地、伊那盆地の4つの盆地に広がっている。

●ブドウ園の標高は350~900mに渡り、4つの盆地の気候はいずれも盆地気候で、年降水量が少なく、昼夜、夏冬の気温差が大きく、果樹の栽培に有利。

東御市のブドウ生育期の平均気温は、ブルゴーニュのディジョンやアルザスのコールマールとほぼ同じ。

■ワイン生産量

●果実酒生成量は、2012年度で4413kl。ワイン用ブドウの仕込み量は1位にも関わらず、全国で第5位に甘んじている。
(※この値には輸入原料および他の果実を一部使った果実酒の生産量が含まれており、日本のブドウから造った日本ワインの生産量とは言えないので要注意)

●日本のブドウから造った日本ワインの生産量は山梨県に次ぎ全国2位

■主要なブドウ品種

●日本で栽培されているヨーロッパ系品種の中で醸造量1、2位のメルロ、シャルドネは半分以上を長野県が占める

●生食用ブドウでは、コンコード、ナイアガラの醸造量が依然として欧州系品種よりはるかに多い。コンコードは全国の醸造量のほぼ全量を占める。ナイアガラは醸造量1位の北海道を追い、日本全体の45%を占める。

マスカット・ベーリーAは山梨県、山形県についで3番目の醸造量。

■主なワイン産地

桔梗ヶ原ワインバレー・・・松本盆地の南端の塩尻市すべてが含まれる。「桔梗ヶ原」は長野県におけるワイン造り発祥の地でもある。

千曲川ワインバレー・・・「信州ワインバレー」の中でも最も網羅している範囲が広い。上流の佐久市から下流の中野市までの千曲川流域。

◎日本アルプスワインバレー・・・松本盆地(別名:安曇平、松本平)から塩尻市のみを除いたエリア。

◎天竜川ワインバレー・・・伊那盆地。


[北海道] P67~

■プロフィール

●ワイナリーの設立は後志地方空知地方に集中。

●ヨーロッパ系品種のワインが多く、ヨーロッパ系品種専業のブドウ栽培農家が数人いるのも特徴。

●委託醸造(カスタムクラッシュ)によるワイン造りを継続的に続けているブドウ園、農家が増えつつある。

■歴史

●北海道で初めてワインが造られたのは1876年で、山梨県とほぼ変わらず。

●1963年、十勝地方池田町で山ブドウを使ってワイン造りが行われる。

●1984年、余市町でも本格的な栽培が始まる。

●2000年以降、各地でワイナリーが設立され、2014年9月現在ワイナリー数が24軒となった。

■気候風土

●大部分は冷帯多雨気候。4~10月の平均気温は12.8~14.6℃で日本のワイン用ブドウ栽培地の中では最も低く、その値はフランス北部のランス、ドイツのラインガウとほぼ同じ

●池田町、富良野市、空知地方の岩見沢市、三笠市、浦臼町・・・内陸性気候

●後志地方の余市町、北斗市・・・海洋性気候

■ワイン生産量

●果実酒生成数量は、日本全国で第6位。
(※この値には輸入原料および他の果実を一部使った果実酒の生産量が含まれており、日本のブドウから造った日本ワインの生産量とは言えないので要注意)

●日本ワインの生産量は、山梨県、長野県に次ぎ全国3位

■主要なブドウ品種

●ワイン用ブドウ品種の醸造量は全国第2位

●冷涼な気候を反映して、ドイツ系白用品種が多い。白用主要品種は、ナイアガラ、デラウエア、ケルナー、ミュラー・トゥルガウ、バッカス

●赤用主要品種は、キャンベル・アーリー、ツヴァイゲルトレーベ、セイベル13053、山幸、清見

●赤用品種である山幸清舞(きよまい)は、池田町ぶどう・ぶどう酒研究所が、1978年にヤマブドウ清見(セイベル13053のクローン選抜)を掛け合わせて開発した。

■主なワイン産地

●ワインブドウ栽培の中心は、空知(そらち)地方後志(しりべし)地方

●空知地方・・・浦臼町、岩見沢市、三笠市

●後志地方・・・栽培面積、収穫量ともに道内1位余市町が栽培面積の大半。余市町は2011年にワイン特区に認定


[山形県] P69

日本一のデラウエアの産地。ワインに仕込まれている量も、マスカット・ベーリーAと県内で1、2位を競う。

●日本ワインの生産量は全国で第4位。

●ワイン産地・・・山形盆地にある天童市、上山市、置賜盆地の南陽市の赤湯、高畠町、米沢町、西村山郡朝日町周辺、庄内平野の南部

[統計数値] P70

●成人1人あたり果実酒消費量(2011年)・・・全国平均:2.8ℓ・・・フランスは48.4ℓで日本の約17倍にあたる。

○都道府県別では、1位:山梨県(8.1ℓ)、2位:東京都(6.8ℓ)
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