「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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祝!椨ソムリエ・周田ソムリエご結婚!!オペレーションサジタリウス「第13回椨さん主催テイスティング勉強会」参加
2014-11-28 Fri 22:02
11月25日(火)、4か月ぶりに椨ソムリエ主催のテイスティング勉強会へ参戦してきました。

今月の頭に、我が延命師匠がイギリスへ武者修行に旅立ったため、前回から会場を周田ソムリエのお店「シャンパン&ワインバー アペリティフ」に移しての開催となります。

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13150707/

      シャンパン&ワインバー アペリティフ

この日も各呼称の覚醒者クラスが何人も顔を揃える中で、久々の肩ならしに、猛者たちの胸を借りるつもりで参加してきたのですが、結果はミッドウェー海戦なみの大惨敗 (ノд`@)

ワイン7種類の品種を一つも当てられなかったこと以上に、内容がよくなかった・・・。

コメントの順番がきたときのワインが、なんと最もベタな「サンセール」であったにも関わらず、ソーヴィニヨン・ブランの欠片すらも頭に思い浮かびませんでした・・・orz

「ま、これからまたやり直せばいいさ・・・」とポジティブな姿勢だけは崩さずに、今回出題されたワイン(&2種のお酒)について振り返ってみたいと思います。

      1-白ワイン

1番目の白ワイン・・・

色調は甲州のように淡いのですが、微発泡しているのかと思えるほど炭酸ガスの気泡がびっしりとグラスの底にはりついています。
香りは無色に近い外観からは意外に、マスカット、熟れた洋ナシや桃、アプリコットのような甘い香りがプンプンのアロマティック品種。
甘い香りとは裏腹に、味付きはドライで溌剌とした印象。
これだけ淡い色調でかつアロマティックな品種は、おそらく未体験の何かかと思われましたが、余韻にも長く残るマスカットフレーヴァーから、アルザスのミュスカかなと最初に記入。
しかし、グラスにびっしとある気泡からドイツ、フランケンのシルヴァーナーを思い出し、酸も控えめなことから、ドイツ、フランケンのミュラー・トゥルガウ2013年と回答。

正解は・・・、

品種:フェテアスカ・レガーラ×  産地:モルドバ共和国、コドゥル地域×  収穫年:2013年○

「こんなもん飲んだことあるかいな~!」と叫びたくなるようなぶどう品種と産地でありますが、この勉強会常連のエキスパートコンクール準優勝者の和田さんが、なんと“フェテアスカ・アルバ”とほとんど正解に近い回答されたことに、参加者からどよめきが起こります。
エキスパートコンクール予選をあと半年後に控え、「さすが和田さん!こんなところまで押さえているのか・・・」と驚愕の思いであります ♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!


      2-白ワイン

2番目の白ワイン・・・

1番目とは打って変わって、これといって突出した要素のないニュートラルな感じの白ワイン。
外観はやや濃いめのイエローで粘性もやや強め。
ここで当然木樽での熟成タイプも考慮に入れて可能性を探るべきでしたが、それがすっぽりと抜け落ちておりました。
香りはリンゴや洋ナシの果実香に加え、ミントのような清涼感やミネラル感があり、白胡椒のようなスパイシーさも感じます(このスパイシーさも樽熟成を疑うべきだった・・・)。
味わいも全体的に中庸で掴みどころがなく感じられ、「これはなんなんだろ?」と品種の見当もつけられないでいたところ、ここでまさかの椨さんからのご指名!! (°◇°;) ゲッ

これまで参加したときには席順どおりの発言の順番であったため、その日の席順からまだ当面来ないなと余裕こいていたのですが、まさかまさかのご指名に冷や汗がスーッと背筋を伝わるのがわかります。

そんな心理を見抜かれたのか、「ここが決勝のステージだと思って・・・」と椨さんの容赦のないありがたいお言葉。

冷たい雨に打たれながら帰ってから書いたコメントを見直してみると、「これはもうシッチャカメッチャカね~」と真希波マリに言われそうなグダグダなコメントでありました・・・orz

最後に結論を述べなければいけませんが、この時点でも皆目見当がつきません・・・。
しかし、これがコンクールであれば何かしらの結論を述べなければならないわけで、苦し紛れに「イタリア、ピエモンテ州、ロエロ、ぶどう品種アルネイス」と回答。

しかし、そんなでまかせが当たるはずもなく、正解は・・・

品種:ソーヴィニヨン・ブラン×  産地:フランス、ロワール地方、サンセール×  収穫年:2009年×

第一球目はマー君も真っ青な変化球だったのですが、二球目は直球ど真ん中のサンセールでありました・・・Σ( ̄□ ̄lll)
樽発酵・熟成されたサンセールで、参加者の皆さんもシャルドネという意見が多かったようですが、この日対面に座られたエキスパートコンクール常連ファイナリストの宮本さんはソーヴィニヨン・ブランであることを見破られており、さすがであります。

気を取り直して3本目に向かいますが、えらく見当違いなコメントと結論を述べてしまったことで恥ずかしさ一杯となり、ここで早くも戦意喪失気味・・・ (´Д`;)/ヽァ・・・


3番目の赤ワイン・・・

      3-赤ワイン

外観はモヤがかって濁りがあり、いわゆる“自然派”の造りか・・・。
色調は紫がかった明るいルビー。
粘性は強めで、若々しくも成熟度が高いぶどうで造られた印象。

香りはラズベリーやレッドカラントのような赤い果実に、ブルーベリーのような新鮮な黒系果実の香り、それと“自然派”特有の土っぽさも感じられます。

やや軽めのアタックに酸味やタンニンは滑らかで、心地よく流れるようなバランス。

ボージョレヌーヴォー解禁直後ということもあり、ガメイという意見が多くあったようですが、「自然派の造りということは、ロワールかアルザスか・・・?」と考え、フランス、アルザス地方のピノ・ノワール、2012年と回答。

正解は・・・

品種:クシノマヴロ×  産地:ギリシャ、マケドニア、ナウサ地区×  収穫年:2013年×

直球ど真ん中の次は、またしてもダルビッシュも真っ青の超変化球でありました・・・。
ナウサ地区とかの名前は教本では知っておりましたが、クシノマヴロはおそらくこれが初体験。
ギリシャというと暑い地中海性気候のイメージがあるのですが、標高の高いところではこのようなエレガント系品種もあるのですね~。


4番目の赤ワイン・・・

      4-赤ワイン

澄んで輝きのある紫がかったやや濃いめのルビー。
色調はC・ソーヴィニヨンとピノの中間的な、サンジョヴェーゼに近い印象。

香りは最初還元臭と思われる異質な香りが支配的で、ワイン本来の香りがなかなか拾えず、皆さん苦労されていたようです。
空気に触れるにつれて、徐々にラズベリーのような赤い果実と、ブルーベリー、カシスのような黒い果実の香り、ゼラニウムのような花の香りから鉄のようなニュアンスも感じられてきました。

アタックはやや強めですが、パワフルというほどではなく、タンニンもやや収斂性があるものの緻密でキメ細かな印象。
その色調から「サンジョヴェーゼかな・・・?」とも思いましたが、なにか異質な感じがしてあれこれ迷っているうちにタイムアウト・・・orz

この日はこのように決め手が捉えられずに、グダグダな一日になりました・・・。

正解は・・・

品種:ジンファンデル×  産地:メキシコ、バハ・カリフォルニア州×  収穫年:2012年×

私の勤務するイ○ンでも、メキシコの低価格スパークリングワイン(しかも瓶内二次発酵の)が大人気なのですが、昼夜の寒暖差が20℃もある場所でぶどうが栽培されており、暑いイメージとは裏腹にワイン用ぶどうに適した場所も多くあるようです。


5番目の赤ワイン・・・

      5-赤ワイン

外観は澄んで輝きのあるオレンジがかったガーネット。
グラスの底には少し滓もみられ、明らかに熟成が進んだ様子がうかがえます。

香りはしっかりと感じられ、カシスリキュールや干しプラムのようなドライフルーツ、ドライフラワー、そしてなめし皮のような熟成香が顕著。
スケール感のあるとても複雑性と奥行きのある香りから、かなりの銘醸地の高級ワインであると思われます。

味わいもすべての要素がバランスよく調和し、「ビロードのような」という表現がぴったりの心地さを感じます。
「これはほんとに美味しいワインだわ~・・・」と勉強会でなければいつまでも長い余韻を楽しみたいワインでありますが、これも結論を書かなければいけません。
熟成タイプの常として、第三アロマが支配的となり品種特性香である第一アロマが隠れてしまい、非常に特定が難しくなりますが、一番近いと思われる印象のものを選び、サンテミリオンのメルロ、1995年と記入。

正解は・・・

品種:シラー×  産地:フランス、ローヌ地方、AC:エルミタージュ×  収穫年:1998年×

銘柄は Hermitage Marquise de la Tourette, Delas 1998 で、ドゥラスは現在北ローヌを代表する生産者の一人だそうです。
個人的にはこの日一番のワインで、いつかじっくりと味わいながら飲んでみたいワインでありました。


6番目の赤ワイン・・・

      6番目赤ワイン

外観はアルゼンチンのマルベックを思い出す、深みのある黒味を帯びた非常に濃いルビー。
粘性もねっとりと豊かで、非常に凝縮感のあるワインと思われます。

香りもカシスやブラックベリーなどの黒い果実を煮詰めたような凝縮感があり、アメリカンオークを使用していると思われるコーヒーやチョコレートのような樽のニュアンスとスパイシー感もあります。

アタックも力強く、タンニンも力強さとまだ若さからくる粗さを感じます。
明らかに日照量の豊富な産地で造られた、がっしりとしたプロレスラーのようなパワフル系ワイン。
ただ力強いだけではなく、あと数年熟成させるとまだかなり美味しくなるんだろうなというスケール感と複雑性も持ち合わせており、これもかなりの高級ワインではと思われました。
色調の濃さと収斂性のあるタンニンの強さから、これこそチリ、アコンカグアヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨン、2012年と記入。

正解は・・・、

品種:カルメネール×  産地:チリ、アコンカグアヴァレー○  収穫年:2011年×

この日はじめて産地はDOレベルまで迫ったものの、前回参加のときもカルメネールをメルロと間違えてしまったことを思い出します。
カルメネールはいうまでもなくチリを代表するぶどう品種であり、これは押さえていかなければなりません。
和田さんはこれも正解されており、流石というしかありません (@。@)/


7番目の赤ワイン・・・

      7番目赤ワイン

外観はやや熟成を感じるオレンジがかったガーネット。

香りもカシスリキュールやドライフルーツやドライハーブ、紅茶のような熟成感に、丁子やシナモンといったスパイス感も加わり複雑性もあります。

味わいはドライで酸味・タンニンともに滑らかな印象。
しっかりとした骨格を感じますが、先ほどのチリのようなパワフル系ではなく、欧州伝統国のエレガント系な印象が強い。
よくできたロワールのカベルネフランの可能性も頭をよぎりましたが、イタリア、ピエモンテのネッビオーロ(バルバレスコ)2008年と記入。

正解は・・・

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン×  産地:モルドバ共和国、カフル地域×  収穫年:2009年×

なんと、最初の白ワインと同じモルドバのChateau VARTELY のカベルネ・ソーヴィニヨンでありました。
新世界の濃いカベルネに慣れており、グラスの底が見えるくらいの明るいルビーの色調とタンニンの緻密さから「カベルネ・ソーヴィニヨンはないよな~」と半ば決めつけていたのですが、世界にはいろいろなワインがあるのですね・・・ (*´Д`)=3ハァ・・


8・9番目はワイン以外のお酒の銘柄当て・・・

      8、9番目その他のお酒

8番目(右側)は茶褐色で滓もみられたことから、外観からはヴィンテージ・ポートかな?とも思いましたが、香りと味わいはまさに“紹興酒”。それもかなり熟成されたものか・・・。
一人一人順番に回答を述べる形式でしたが、ほぼ全員が紹興酒と答えていたようです。

9番目は無色に近い淡いイエローの外観。
香りは純米酒のようですが、口に含むととてもトロミがあり、ツンとくるようなアルコール感はさほど感じません。
日本酒の何かかなとは思いましたが、今までに飲んだことのないもので回答出来ずorz

正解は・・・

8番:紹興善醸酒    9番:貴醸酒(仁井田本家 金寶 百年貴醸酒)  でありました・・・。

善醸酒とは仕込み水の代りに3年以上陳醸(熟成)の元紅酒を使った、濃厚な紹興酒とのこと。

貴醸酒は勤務先のお店でも取り扱いはあるのですが、これまで試したことはありませんでした。
清酒というと新鮮さが命で、出来るだけ早く飲むべきお酒というイメージがありますが、製法により熟成可能なものがあることは新たな発見でありました。


また、この日は主催者の椨ソムリエと周田ソムリエがそれぞれ今月にご結婚されたとのことで、会の最後に参加者一同でシャンパンのマグナムボトルを開けて祝杯をあげました

      椨ソムリエ&周田ソムリエ1

      椨ソムリエ&周田ソムリエ2

椨さん、周田さん、末永くお幸せに ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪ヾ(_ _)ノ モヒトツヾ= ̄∇ ̄)ノ バンザーイ♪


この日出されたワインとお酒たち

      この日出されたワインとお酒たち

毎回この勉強会に参加すると、「今度こそは真面目にテイスティングの勉強再開せねば」と反省するのですが、いつも忙しさにかまけて掛け声倒れに終わっておりました・・・orz

しかし、来年春に予選を控えたエキスパートの方々の熱心さはいい刺激となりました。

今度こそは心を入れ替えて、勉強していきたいと思います 反省隊\(_ _*)m(_ _)m(*_ _)/参上
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