「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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ヤヒティンガー ヴァイサー・ブルグンダー カビネット トロッケン 2010
2014-10-12 Sun 09:45
ドイツワインケナー試験まであと一週間とせまってきましたが、来週15日には新しい木更津のお店のソフトオープン、16日には社内の登用試験、試験前日18日グランドオープンと、まるで嫌がらせのように過密スケジュールが続きます

おまけにソフトオープン前日にまたしても大型台風の襲来予想で、「そんなに簡単に合格させるか!ボケ!!」と神様に叱られているような気になってきましたが、これも神が与えたもうた試練と前向きに考え、なんとか乗り切っていこうと思います (o´Д`)=з

オープン前最後の休日に予定通りヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)のテイスティングであります


JECHTINGER WEISSER BURGUNDER KABINETT TROCKEN 2010 ヤヒティンガー ヴァイサー・ブルグンダー カビネット トロッケン 

【生産国・地域】:ドイツ、バーデン地方
【品種】:ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)    【ヴィンテージ】:2010年
【アルコール度数】:12.0%   【タイプ】白・辛口   【格付】:PRADIKATSWEIN(KABINETT)
【醸造元】:ベルヒャー醸造所
【輸入者】:(有)ワインビジネスコンサルティング   【購入価格】:2,916円(税込)

      ヴァイサーブルグンダー カビネット トロッケン1

      ヴァイサーブルグンダー カビネット トロッケン2


【外観】
澄んで輝きのある、黄金色がかった濃いイエロー。
前回のグラウブルグンダーも濃い色調であったが、さらにそれを上回る濃さがある。
品種特性上からはグラウブルグンダー以上の濃さにはならないはずのため、樽熟成や熟成年数由来のものと推測される。
粘性はやや強く、ゆっくりと脚がグラスを伝う。
トータルの印象は、よく熟して成熟度が高いぶどうから造られ、熟成感が表れているように感じられる。

【香り】
香りの豊かさははっきりとしている。
第一アロマは、外観どおりに洋ナシ、花梨、黄桃、マンゴー、パイナップルといった黄色いトロピカルフルーツシリーズの甘い香りが前面に感じられる。
キンモクセイのようなフローラルな印象もあり、ここまでだと前回のグラウブルグンダーとさほど違いが分からないが、空気に触れるとナッツや焼いたパンのような樽熟成のニュアンスも表れ始める。
しかし樽香が前面に出ることはなく、上品な樽使い。
古樽比率が高く、新樽は使っていないか使っていても比率は非常に少ないと推測される。
濃い色調ほどに熟成が進んでいるわけではなく、枯れた感じはあまりない。
香りの印象は、第一アロマが強く、ニュートラル、温暖な産地の熟度の高いぶどうで造られた白ワインという印象。

う~ん、香りまでの段階で樽と熟成年数の要素を取り除いた場合、ブラインドで明確にグラウブルグンダーとヴァイサーブルグンダーの違いを見分けるのは正直難しい・・・^^;
というか、おそらくブラインドで出された場合、ここまでの段階ではこれも温暖産地のシャルドネと答えそう・・・。

【味わい】
アタックはやや軽め。
残糖を感じないドライな辛口で、グラウブルグンダーほどのヴォリューム感は感じられない。
酸味はさわやかで外観や香りから想像されるよりは、しっかりと感じられる。
後味に穏やかで、樽由来と思われる心地よい苦味を感じる。
バランスは、ドライであるがまろやかさとふくよかさも持ち合わせている。
アルコール感はやや軽めで、外観から予想されるほどの強さはない。
後味に残る酸味と穏やかな苦みが、やや長い余韻となって残る。

全体的な評価としては、熟度の高いぶどうで造られた、ドライで骨格のしっかりとしたエレガントな白ワイン。


バーデン地域のカイザーシュトゥール地区ではブルグンダー系の栽培が盛んであり、カイザー(帝王)シュトゥール(座、椅子)と呼ばれるこの地域は、かつての火山の活動により隆起した地域で、黄土層や風化した火山岩などのミネラル分豊富な土壌によって形成されます。
ドイツでは唯一EUの定める気候区分のBゾーンに属するだけあって、このワインも全体的な印象は冷涼産地というよりはどちらかといえば温暖産地の特徴がよく表れています。
かといって新世界のように“パワフル”でグイグイ押してくるような印象はなく、繊細さと上品さを兼ね備えているところがドイツらしいところ。
グラウブルグンダーとの比較では、全体的によりニュートラルで、グラウブルグンダーほどのヴォリューム感や厚みはなく、より酸がしっかりと感じられるということでしょうか・・・。

それにしても、経験値の低さからオープンでテイスティングしていてもその違いが分かりにくいのに、ブラインドで出された場合にこの2種のブルグンダー種と産地を明確に見分ける自信はありません。
ま、今からジタバタしてもしょうがないので、少ないながらも今までの経験と知識をフルに活用して対応するしかありませんが・・・。


次回は、時間があればフランケンのシルヴァーナーを試してみたいと思います。

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