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ラインヘッセン グラウブルグンダー シュペトレーゼ トロッケン 2012
2014-10-08 Wed 22:47
台風18号襲来の真っ只中に、なんとか新店の商品陳列作業も無事終わり、今日はお休みなので終日ドイツワインケナーの試験勉強

ケナー試験まであと2週間を切ったというのに、引っ越しから一滴もドイツワインを試していないので、夕方から一カ月半ぶりに真面目にテイスティングコメントも記入してみました (´Д`;)/ヽァ・・・


今日のテイスティングは、ラインヘッセンのグラウブルグンダー

RHEINHESSEN GRAUBURGUNDER SPATLESE TROCKEN 2012 ラインヘッセン グラウブルグンダー シュペトレーゼ トロッケン 

【生産国・地域】:ドイツ、ラインヘッセン地方
【品種】:グラウブルグンダー(ピノ・グリ)    【ヴィンテージ】:2012年
【アルコール度数】:13.0%   【タイプ】白・辛口   【格付】:PRADIKATSWEIN(SPATLESE)
【醸造元】:聖アントニウスワイン醸造所
【輸入者】:(有)ワインビジネスコンサルティング   【購入価格】:1,944円(税込)

      ラインヘッセン グラウブルグンダー 2012①

      ラインヘッセン グラウブルグンダー 2012②


【外観】
澄んで輝きのある、やや濃いイエロー。
グリーンのトーンはほとんどなく、これが熟成からなのか、樽を使っているのか、品種特性から来るものなのかの判断は外観からは難しい。
粘性はねっとりとした脚が伸び、豊か。
トータルの印象は、よく熟して成熟度が高いぶどうから造られた印象。

【香り】
香りの豊かさはしっかり感じられる。
第一アロマは、熟れた洋ナシ、花梨、黄桃、アプリコットなどの甘いトロピカルフルーツに、アカシアやキンモクセイといった黄色い花を連想させるフローラルな香りが主体。
樽香は感じられず、空気に触れても香りの印象にあまり変化はみられないが、やや温度が上がると蜂蜜のようなニュアンスも表れてくる。
全体的な印象は、南仏やオーストラリアなどの温暖産地でよくみられる、あえて樽を使わず素材のぶどうの熟度の高さをそのまま活かしたシャルドネのような印象。

【味わい】
アタックはやや強め。
辛口ではあるが、アルコールのヴォーリューム感からくるまろやかさとオイリーな触感を感じる。
酸味は円みがありスムーズ。
後味に穏やかで心地よい苦味を感じる。
バランスは、ふくよかで厚みがあり、トロミもあるためやはり温暖産地のシャルドネに似た印象。
アルコール感はやや強く、ぶどうの熟度の高さを感じさせる。
芳醇なフルーツフレーヴァーと穏やかな苦みが、やや長い余韻となって残る。

ドイツでは比較的温暖なラインヘッセンのシュペトレーゼということもあり、果実味が前面に感じられ、芳醇でリッチな味わい。
樽のお化粧は施さずに、クリーンに素材の果実の豊かさをそのまま表現したいという造り手の意図を感じます。
これはブラインドで出されたら、かなりの手練れでも容易に正解は出来ないワインではないでしょうか。
このようなワインを飲むと、ドイツ=冷涼産地=スリムで酸味・ミネラル感の強い溌剌とした白ワインといった構図が必ずしも当てはまらないことが分かります。
以前、かがり火で行われたテイスティング勉強会でも、ファルツのドルンフェルダーをアルゼンチンのマルベックと答えてしまったことがありますが、これがワインの“奥の深さ”“怖ろしさ”なのでしょう・・・。

このワインに限っていえば、「グラウブルグンダー」=「比較的濃い色調で、トロピカルフルーツのように果実味豊かで芳醇な白ぶどう品種」とまとめることが出来るでしょうか。

次は、同じブルグンダー種の「ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)」を試してみる予定です。

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