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オペレーションサジタリウス「第10回椨さん主催テイスティング勉強会」参加 PART2
2014-08-01 Fri 01:26
“かがり火”でのテイスティング勉強会、後半戦になります

5番目のワインから赤ワインに変わりますが、ここでいよいよ発表の順番に・・・。

久しぶりの参戦ということと、これまで白を全部外しており緊張が走ります。

5番目の赤ワイン・・・

      5番目赤ワイン

3人のうち最後の発表となりましたが、おおかた以下のようなコメントを述べたと思います・・・。
「外観ですが、澄んで輝きのある、オレンジがかったガーネット。濃淡は明るく、粘性はやや強め。外観の印象は、よく熟したぶどうで造られたワインで、熟成感が表れており、健全な印象です」

「香りの豊かさはしっかりと感じられ、特徴としてはラズベリーのような赤い果実に、干しプラムや乾燥イチジクのようなドライフルーツの果実香を感じます。また牡丹のような花の香りに、ドライハーブ、紅茶、腐葉土のような熟成感があり、空気に触れると甘草のようなスパイシーなニュアンスも感じられます。香りの印象は開いており、熟成感が表れています」

「味わいですが、アタックはやや軽め。残糖は感じられず甘味は弱め。滑らかで円みのある酸味。タンニンは緻密できめ細かく溶け込んでいます。バランスは心地よく、アルコールはやや軽めで12.5度~13度、余韻はやや長め。複雑性のあるフレーヴァー」

「ワインの評価としては、成熟度が高く豊か、エレガントで余韻の長いワイン」

「供出温度は14~16℃、グラスは中庸~大ぶり、デカンタージュの必要はなし」

いよいよ結論を言わねばなりませんが、最初に発表された方はたしか「フランス、ボージョレのガメイ」、隣席でこの日初参加の友人Uさんは「フランス、ロワール・サンセールのピノ・ノワール」と答えられていたようです。
コメントを述べつつ、あれこれ考えておりましたが、品種は外観と香りの段階からピノ・ノワールと見当をつけたものの、産地にいささか迷いがありました。
ニューワールドの果実味前面タイプではないし、熟成タイプのピノ・ノワールということで、オーソドックスに考えればブルゴーニュになるのでしょうが、今一つしっくりときません・・・。どうもブルゴーニュっぽくない・・・。
Uさんもおそらくそう感じられて「サンセール」とされたと思いますが、ブルゴーニュに比べたら土っぽい印象もあり、以前何回か試したことのあるアルザスが一番近いように感じたため、

生産国・地域:フランス、アルザス地方  品種:ピノ・ノワール  収穫年:2005年  と解答

正解は・・・、

      コトー・シャンプノワ ブジィー・ルージュ・グラン・クリュ2004

Jean Vesselle Coteaux Champenois Bouge Grand Cru 2004 (ジャン・ヴェッセル コトー・シャンプノワ ブジィー・ルージュ グラン・クリュ)

【生産国・地域】:フランス、シャンパーニュ地方、AC:コトー・シャンプノワ△  【品種】:ピノ・ノワール○  【収穫年】:2004年×

なんとかこの日、初めての品種正解でホッと一息ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。
ヴィンテージも一年違いでやはり熟成タイプであったため、コメントもそう間違ってはいないと思います。
しかし、「Coteaux Champenois」は意識の中から欠落しており、やはりフランスのピノ・ノワール産地としてそこまでカバーしていかないといけないな~と実感しました・・・


6番目の赤ワイン・・・

      6番目赤ワイン

外観は5番目同様、明るめの、赤ワインにしては色素量が少ない品種、またエッジはやや赤味を帯びている熟成タイプか?
しかし香りは、ラズベリーなど赤い果実もあるものの、さきほどのピノ・ノワールとは明らかに違い、チェリーやプラムに加え、キャンディのような甘い香りと、甘草のような甘苦系オリエンタルスパイスのようなニュアンスが感じられます。
周りの方々も「シラー」という意見が多かったように思えますが、私の脳内で真っ先に反応したのは「ガメイ」という選択。
しかも熟成タイプの、「モルゴン」や「ムーラン・ア・ヴァン」などのクリュ・ボージョレじゃあるまいか?とこの時点でほぼこの考えが支配的になって、後のコメントに続いていきました・・・。

これはもう思い込みが先行し、
生産国・地域:フランス、ボージョレ地区、クリュ・ボージョレ  品種:ガメイ  収穫年:2000年  と解答

正解は・・・、

      リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ・ロッセーゼ2012

Laura Aschero Riviera Ligure di Ponente DOC Rossese 2012 (ラウラ・アスケロ リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ・ロッセーゼ)

【生産国・地域】:イタリア、リグーリア州×  【品種】:ロッセーゼ×  【収穫年】:2012年××


これまた、なんと初体験のイタリア、リグーリア州のロッセーゼでありました・・・。
「へえ~、これがロッセーゼなのね・・・」と、脳みそにインプットしてみようと試みたのですが、おそらく次回出されてもまた多分「ガメイ」あたりと答えるんだろうな~という印象。

しかし、品種が当たらないのは当然として、ヴィンテージを大きく外してしまったのはちといけません・・・。
2000年どころか、まだまだ若々しい2012年のワインではありませんか・・・(ノ_-;)ハア…
外観の第一印象で5番目のピノとほぼ同列の熟成タイプと決めつけてしまい、あとの観察が疎かのまま最後までコメントを書いてしまいました・・・。
この点は大いに反省すべきでありました・・・反省隊\(_ _*)m(_ _)m(*_ _)/参上


7番目の赤ワイン・・・

      7番目赤ワイン

外観は5・6番目とは真逆の、紫の色素がびっしりと詰まった感じの濃縮感に満ち溢れたタイプ。
外観だけで判断せよと言われたら、間違いなく「アルゼンチンのマルベック」と答えたであろう、これ以上ないと思われる非常に濃い外観。
香りも外観同様、ブルーベリーやカシス、ブラックベリーといった黒い果実をすり潰したような凝縮感に溢れた果実香に、チョコレートやコーヒーのような樽のニュアンス。
ここまではアルゼンチン、メンドーサのマルベックというストーリーに沿っていたのですが、味わいでその印象はガラリと変わります。
インパクトのあるアタックに続いて感じられたのが、ざらついた感のある強烈なタンニン。樽由来の、後から感じられるタンニンではなく、これは明らかに品種特性からくる強烈なタンニンであります。
歯茎を痺れさすくらいのタンニン量を誇る品種といえば、これはもうカベルネ・ソーヴィニヨンしか思いつきません。
よく香りを嗅ぎなおしてみると、カベルネ・ソーヴィニヨンらしいミントのようなクールなニュアンスも感じられます。
「これはナパか?・・・いや、ナパにしては上品さが感じられないし、果実味バンバンのこの感じはチリか・・・」
「でもニューワールドのカベルネにしては、ユーカリのニュアンスがほとんど感じられないし、このヴォリューム感はもしかしてメルロ?」
とあれこれ迷いましたが、「いやいや、やっぱりこのタンニンの強さはカベルネ以外ありえまい・・・」との結論に達し、その中でも過去最も近い印象だったのが、「エラスリス」のカベルネであったため、

生産国・地域:チリ、アコンカグア・ヴァレー  品種:カベルネ・ソーヴィニヨン  収穫年:2011年  と解答

正解は・・・、

      テラ・タングラ マヴルッド 2010

Terra Tangra Mavrud 2010 (テラ・タングラ マヴルッド)

【生産国・地域】:ブルガリア、トラキア平原南部地区、サカル×  【品種】:マヴルッド×  【収穫年】:2010年×

またまたレアな生産国かつ品種である、ブルガリアの「マヴルッド」でありましたΣ(゚口゚;

これも初体験な品種ではありますが、6番目のロッセーゼに比べれば、まだメリハリがあり覚えやすい品種かもしれません。
式で表すと・・・、 (メンドーサのマルベックの外観)+(チリのカベルネ・ソーヴィニヨンのタンニン-ユーカリのニュアンス)=「マヴルッド」という感じでしょうか。


そして8番目のリキュール・・・

      8番目リキュール

香りからは明らかに「アニス」系リキュールというこは分かりますが、種類が多すぎて特定はできません。
といいますか、正直そこまでまだカバーしきれておりません^^;

珍しく今回は参加者の意見が一人一人割れ、やはり非常に難しいリキュールであることは確かなようです。

アニス系といえば、ペルノ、リカール、パスティスといろいろありますが、誰も言っていないやつでいってみるか・・・と、
「ウゾ」と解答・・・。

正解は・・・、

      パチャラン・ナバロ・ソコ

Pacharan Navarro Zoco (パチャラン・ナバロ・ソコ)

Zoco(ソコ)は、アニスベースでスモモを使用したスペイン・ナバーラ産の伝統的リキュールだそうです。

このリキュールは教本にも記載がなく、当然のごとくその存在も知らなかったのですが、世界にはまだまだ知らないお酒が沢山あるのですね・・・。


結局この日、ワインの品種については一勝六敗の大惨敗・・・。

まあ、結果よりもこの日は未経験の品種やリキュールを沢山経験出来たことが最大の収穫と言えるでしょうか。

この椨さん主催の勉強会自体は、かがり火から場所を移して継続される予定とのことで、次回こそはしっかりと準備して、再度チャレンジしてみたいと思います。

延命師匠、椨さん、参加された皆さま、たいへんお疲れさまでしたa(^-^)r(-^ )i(^ )g( )a( ^)t( ^-)o(^-^)~♪
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この記事のコメント
no.299:
わ、テラ・タングラのマヴルッドのヤトラスシリーズ!(オーガニックのが良く見かけるので比較的レア)
このクラスの変化球が出るとは恐ろしいブラインドですね・・・そもそも、マヴルッドやルビンというブルガリア品種がほとんど日本に入ってきてないから傾向把握がなかなか出来ない感あります。
個人的に安い割にナパカベを感じられるので好ましい品種。樽比率がかなり少なくてもバニラっぽい要素が出るのって不思議です。
2014-08-01 Fri 07:13 | URL | シンク・プリテュール・ノブレス #-[ 内容変更]
no.300:Re: タイトルなし
シンクさま

コメントありがとうございます^^

そうなんですよ、ほんとうに恐ろしいブラインドで^^;

なにしろワインを選んでいるのが、ドSなソムリエさんなので(爆)

シンクさんも次回参加されてみてはいかがでしょうかv-391
2014-08-02 Sat 00:34 | URL | シャトー・ロベール #-[ 内容変更]
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