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一般呼称資格試験「ドイツ」過去問題解答&解説
2014-07-05 Sat 02:25
「今日はやたらとツバメの鳴き声がうるさいな~」と思って、ベランダに出てみると、今年産まれたひな鳥たちがようやく巣から飛び立つことが出来、親鳥と一緒に飛行訓練をしているところでした

      ツバメ1

同じ巣で育ったヒナであっても、成長速度の差はあるらしく、小雨の中元気よく兄弟姉妹たちが飛び回るなか、一羽のヒナ鳥はずっと電線に留まったままでありました。

      ツバメ2

「この子だいじょうぶかな~」とチラチラと見ていたのですが、二時間ほどの飛行訓練のあと、ツバメさん一家はいつの間にかいなくなってしまいました。

春先に、「今年もツバメが来る季節になったか~」と思っていたら、もう次の旅立ちの季節になっていたのですね。

どんどん進んでいく季節の移ろいに比べ、自らの成長の遅さにハッとさせられますが、焦ってもしょうがないので着実に進んでいくことにします


さて、今回は「ドイツ」の過去4年間の出題問題とその解答&解説になります。

【問1】 ドイツワインの生産地域の記述について、正しいものを1つ選んでください。…重要度:☆☆☆

1. 13の特定栽培地域がある             2. 北緯37~42度の範囲内にある

3. 特定栽培地域は西部(旧西ドイツ)のみである    4. 白ワインの生産が80%を超える

A:1  教本P291参照。2は北緯47~52度になり10度ずつ違います。3は旧東ドイツにも2つの特定栽培地域があります。4は64%と約3分の2になります。辛口と甘口の比率もほぼ同じなので覚えやすいと思います。


【問2】 次のドイツワインの生産地域とBereicheの組み合わせの中から誤っているものを1つ選んでください。
…重要度:☆☆☆

1. Franken - Steigerwald   2. Rheinhessen - Nierstein

3. Baden - Thuringen     4. Mosel - Ruwertal

A:3  教本P295参照。ベライヒは41もあり全てを覚えることは困難ですが、モーゼルやラインガウのような銘醸地や、ラインヘッセン、ファルツ、フランケン、バーデンといった生産量の多い地域は押さえておきましょう。Thuringen の生産地域はザーレ・ウンストルートになり、ここは世界でも北限の産地として試験的な意味があります。


【問3】 次の記述に該当するドイツワイン・プレディカーツヴァインの格付けを1つ選んでください。
「ぶどうの収穫時期は通常の収穫期が終わって少なくとも1週間後が通例。アルコール度数7度以上。」
…重要度:☆☆☆

1. カビネット   2. シュペートレーゼ   3. アウスレーゼ   4. ベーレンアウスレーゼ

A:2  教本P298~299参照。これはドイツのワイン法でも基本中の基本ですので、確実に覚える必要があります。各格付けの特徴と最低アルコール度数(カビネット~アウスレーゼは7度以上、ベーレンアウスレーゼ~トロッケンベーレンアウスレーゼは5.5度以上)が重要です。


【問4】 ドイツワインのプレディカーツヴァインは6段階に区別され格付けされているが、もっとも糖度が低いものを1つ選んでください。…重要度:☆☆☆

1.  アウスレーゼ   2. シュペートレーゼ   3.  カビネット   4. ベーレンアウスレーゼ

A:3  教本P298~299参照。同上。


【問5】 ドイツの銘醸ワイン産地「Piesport村」が属する地方を1つ選んでください。…重要度:☆☆☆

1. Rheingau      2. Pfalz     3. Baden    4. Mosel

A:4  教本P303~304参照。かつてドイツはこの試験においてはフランスに次ぐ重要国で出題数も多く、各村の畑名まで覚える必要がありましたが、今では出題数が激減し、全く出題されない年もありました。それでもやはりモーゼルとラインガウの二大銘醸地は有資格者として畑名まで覚えておくべきとはおもいます。


【問6】 次のドイツワイン産地の地図のA~Dの中で、生産地域Frankenの場所に該当するものを1つ選んでください。…重要度:☆☆☆

1. A       2. B      3. C      4. D

ドイツ産地地図


A:2  教本P296、304参照。フランスやイタリアが国土全土にワイン産地が広がっているのに比べ、ドイツはぶどう栽培の北限である北緯50度線にへばりつくようにワイン産地が固まっていることが分かります。Aは最大産地であるラインヘッセン、Cは赤ワインの生産量が最も多いヴュルテムべルク、Dは唯一EUが定めたワイン生産地気候区分のBゾーンに属しているバーデン(教本P11参照)と、それぞれ重要な生産地域になります。


【問7】 ドイツのライン川沿いで作られている白ワイン「リープフラウミルヒ」の味わいの特徴を1つ選んでください。…重要度:☆☆

1. 辛口      2. 中辛口    3. 中甘口    4. 極甘口

A:3  教本P310~311参照。女性に人気の甘口白ワイン『マドンナ』で有名。極甘口はT.B.Aやアイスワインのようなデザートワインになりますので、正解は3になります。


【問8】 ドイツの「カルタヴァイン」に関する記述の中で正しいものを1つ選んでください。…重要度:☆

1. リースリング100%使用            2. 2000年V.D.P.ラインガウと合併

3. 生産地域はラインガウとラインヘッセンのみ   4. 収穫翌年の11月1日以前の発売禁止

A:1  教本P311参照。これまで一度も出題されたこともないため、ワインスクールでもノーマークの難問だと思われます。このレベルの問題は不正解であっても落胆することはありませんが、試験においては同じ問題が連続して出題される場合もあり、一応チェックしておきましょう。2は1999年、3はラインガウのみ、4は10月1日がそれぞれ正しい記述になります。


【問9】 次の中からドイツワイン用語Erzeugerabfullung(エアツォイガーアップフュルング)の意味に該当するものを1つ選んでください。…重要度:☆☆☆

1. 瓶詰め者            2. シュロス=シャトー元詰め

3. 生産者元詰め          4. 醸造所元詰め

A:3  教本P313参照。エアツォイガーが「生産者」、アップフュルングが「瓶詰め」になるため、両方合わせて「生産者元詰め」になります。ドイツのワイン用語も以前よりだいぶ少なくなったため、教本記載の用語は覚えるようにしましょう。


ドイツの過去問題はここ4年間でこんなもので、「あれ随分少ないな~」と思われるかもしれません。

次回は、世界第3位のワイン生産国「スペイン」の重要ポイントを予定しております
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