「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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オペレーションサジタリウス「第7回!発起人の 椨さんと挑む!ダブル・ブラインド・がチンコ大会~!」テイスティング勉強会参加 PART1
2014-02-06 Thu 00:50
年が明けて落ち着いたら、少しは更新頻度を上げようと思っていたのですが、結局忙しさにかまけているうちに、またスポンサーサイトの広告になってしまいましたotz

それなのに毎日30~40人の方々にご訪問いただきまして、とても感謝&恐縮しているロベールでありますm(*- -*)m

さて1月28日(火)になりますが、2ヶ月に一度「かがり火」で開かれている椨さん主催のテイスティング勉強会に、実に四ヶ月ぶりに参戦してきました。その模様を2回に分けてレポートしたいと思います

ちなみに、「ダブル・ブラインド・がチンコ大会」という今回のタイトルは、延命師匠のレジメのタイトルであり、それに続けて「恐怖のダブル・ブラインド!やだっ!実力が丸裸になっちゃう!だけど楽しい!もっとなじって!」と書かれてあるのだけをみると、「いったい何の集まりやねん?!」と疑問に思われる方も多々あると思われますが、中身はかなりの緊張感を伴った、極めて真面目なテイスティング勉強会であります。

いつのまにか参加メンバーも各呼称の全国大会ファイナリストクラスの“覚醒者”がゴロゴロと参戦されており、私のような素人に毛の生えたレベルの人間には非常に肩身の狭い思いがありますが、逆に失うもののない気安さで開き直って参戦してきました

この日、出されたワインは白3アイテム、赤4アイテム、ワイン以外のお酒1アイテムの計8アイテム。

いつものように1アイテムにつき順番に3人づつフルコメントを述べ、その後しばし討論、そして出題者の延命店長が正解を発表という段取りであります。


1番目の白ワイン…

      白ワイン1

【外観】
澄んでクリスタルのような輝きのある、グリーンがかった淡いレモンイエローというよりは、プラチナのような冷たい金属のような色合い。粘性は軽めで水のよう。外観の印象は、若くて軽い印象の、冷涼産地を思わせる白ワイン。色調が非常に淡いため、直感的には「甲州かな…」という印象が頭をよぎります。
【香り】
香りのアタックは控えめ。第一アロマとしてはグレープフルーツのような柑橘系果実が主体。それに青リンゴや梨、といっても洋梨ではなく日本の梨のような“和”のテイストが特徴的な香りを感じます。「この“和”を連想させる香りは、やはり甲州なのか…」。第二アロマはスイカズラやアカシアのような白い花の香り。それと火打ち石のようなミネラル感もほのかに感じられます。おそらくステンレス醸造・熟成で若いワインのためか第三アロマはほとんど感じず。
【味わい】
アタックはやや軽め。残糖分はほとんど感じられず、とてもドライな印象。酸味は比較的シャープで鋭角的な酸がアフターまで続きます。アフターに穏やかで心地よい苦味。バランスは溌剌としてドライな印象。アルコールはやや軽めで12.5度くらい。余韻はやや短め。
【総合評価】
フレッシュでミネラル感のあるフレーヴァー。シンプルでフレッシュ感を楽しむ白ワイン。
供出温度は8~10℃、グラスは小ぶり。

【産地】:日本、山梨  【品種】:甲州  【収穫年】:2012年  と回答。

今年一発目のブラインド正解は…、

      エステートゴイチ龍眼2011

①【産地】:日本○ 長野県桔梗が原×  【品種】:龍眼×  【収穫年】:2011年×
〔『エステートゴイチ 龍眼 2011』、長野県 林農園 Alc12% 小売価格1278円 品種:龍眼〕

なんと一発目からいきなり『大リーグボール2号』クラスの“魔球”であります。これはさしもの“覚醒者”たちも全員空振り…(だったと思います)。
「これは外してもいい品種ですね。甲州と答えた人が一番(正解に)近いと思います…」とドSな延命店長。かなりテイスティングの勉強をサボっていましたが、「ほうほう、なんとか近いところまではいっていたのね…」とまずまずの滑り出し。

2番目の白ワイン…

      白ワイン2

【外観】
澄んで輝きのある、グリーンがかったやや濃いめのイエロー。粘性はやや強く、日照量の多い温暖な産地のよく熟した、成熟度が高いぶどうで造られた印象。
【香り】
しっかりと感じられ、一番目とは真逆のアロマティック品種の印象。第一アロマは熟れた洋梨や花梨、黄桃やアプリコットなど、外観同様に黄色い果肉の果実の印象が強い。キンモクセイのような黄色い花や、白胡椒のようなスパイシーなニュアンスも強く感じられます。この時点でほぼ「これはヴィオニエではあるまいか…」との印象を強める。
【味わい】
アタックはやや強め。甘みはまろやかでグリセロール分の多さを感じます。酸味は柔らかく「やはりこれはヴィオニエか…」と確信は深まります。アフターに穏やかな苦味、バランスはふくよかで厚みを感じる。アルコールはヴォリュームが感じられ、13.5度くらい。
【総合評価】
フルーティでフローラルなフレーヴァー。成熟度が高く、豊かな白ワイン。
供出温度は8~10℃、グラスは中庸。

ヴィオニエといっても、「コンドリュー」のような高級産地ではなく、温暖産地のカジュアルなワインなのかな…と感じたため、
【産地】:フランス、ラングドック・ルーション地方  【品種】:ヴィオニエ  【収穫年】:2011年  と回答。

正解は…、

      ル・ピエ・ド・サムソン

②【産地】:フランス○ 北部ローヌ地方×  【品種】:ヴィオニエ○  【収穫年】:2011年○
〔ドメーヌ・ジョルジュ・ヴォルネ『ル・ピエ・ド・サムソン2011』フランス、Vin d'Pay:コリーヌ・ロダニアン Alc13.5% 品種:ヴィオニエ〕

「これは(さっきの龍眼と違い)当てないといけない品種になります」と延命店長。第一印象を信じてなんとか正解にたどり着き、ホッと一安心。

3番目の赤ワイン…

      赤ワイン3

ここでいよいよ発表の順番に…。「さっきの白だったらよかったのにな~…」と思いつつ、久しぶりの人前での発表に緊張が走ります。
外観と香りから、なんとか特徴を捉えようとしますが、明確にキーとなるポイントが掴めません…。考え込むわけにもいかないので、取り合えず呼称試験で回答する順序にコメントを述べていきます…

「外観は、澄んで輝きのある、紫がかった、やや濃いルビー。粘性はやや強く、外観の印象としては、若々しくよく熟した、成熟度の高いぶどうで造られた印象があります」
「香りはやや控えめで、第一アロマとしてはブルーベリーやブラックチェリーなどの黒い果実が主体。すみれのような小ぶりの紫色の花や、メントールやシダといった印象、丁子や甘草といったスパイシーなニュアンスも感じられます。香りの印象としては、若々しくややクローズした感じがあり、ほのかに感じる上品な樽のニュアンスもあります。」
「アタックはやや軽め。甘みは弱くドライな印象。酸味はなめらかでタンニンはあまり収斂性がなく緻密な印象。バランスはまろやかでフラットな印象。アルコールはやや強く13.5度程度で、余韻はやや軽め。フレッシュでミネラル感のあるフレーヴァー。成熟度が高く、豊かな赤ワイン。供出温度は15~18度、グラスは中庸。」
ついに、これといった決め手がなく、結論を言わなければならなくなりました…。
色合いは濃いめながらも、色素量は新世界の赤のように多くなく、最初は伝統国の割り合い冷涼な産地、するとロワールのカベルネ・フランあたりが候補にあがりますが、CFのような青臭さは感じられません。新世界のような果実実がドドーン!と前に来るタイプでもなく、どちらかというとエレガントな造りのように思えます。欧州伝統国でもなく、地中海性気候の新世界でもなく、これといった特徴もないとすれば…と意を決し、次のように回答。

【産地】:日本、長野県  【品種】:メルロ  【収穫年】:2011年

正解は…、

      モンスーンバレー・シラーズ・スペシャルリゼルヴ

③【産地】:タイ× モンスーンバレー× 【品種】:シラーズ×  【収穫年】:2012年×
〔サイアム・ワイナリー『モンスーンバレー・シラーズ・スペシャルリゼルヴ2012』タイ、モンスーンバレー Alc13.5% 品種:シラーズ〕

世界ソムリエコンクールで出されたインドといい、タイといい、温暖というよりは熱帯に属し、暑過ぎてとてもワイン用ぶどうなんて出来ないイメージがありますが、このワインはマンダリン・オリエンタルやペニン・シュラ・ホテルなど、タイ国内の高級ホテルでも使用されている今注目のNew Latitsude Wine(新緯度帯ワイン)だそうであります。
それにしても温暖産地の、シラーズ特有の力強さも黒胡椒のようなスパイシーさもほとんど感じられず、正直シラーズという選択肢は脳裏に浮かびませんでした

4番目の赤ワイン…

      赤ワイン4

外してはしまいましたが、発表の順番が終わったので肩の荷が下り、安らかにワインに向き合うことが出来ます。
【外観】
澄んで輝きのある、紫がかった明るいルビー。粘性は明るい色合いの割りに豊かで、よく熟したぶどうで造られた成熟度が高い外観の印象。
【香り】
香りはしっかりと感じられ、第一アロマはラズベリーやレッドカラント、チェリーなどの赤い果実香が主体。バラや牡丹などのフローラルな第二アロマ。丁子や甘草などオリエンタルスパイスのニュアンス。香りの印象は、開いており第一アロマを強く感じる。
【味わい】
アタックはやや強い。甘みは弱く、冷涼産地を思わせるはっきりとした爽やかな酸味。タンニンの収斂性はあまり感じず緻密でキメ細か。やわらかで心地よいバランス。アルコールはやや強めで13.5度程度。アフターまで伸びる酸がやや長い余韻となっている。
【総合評価】
フルーティでフローラルなフレーヴァー。エレガントで余韻の長いワイン。
供出温度は11~14℃。グラスは中庸~大ぶり。デカンタージュの必要はなし。

色合いやトータルな印象からピノ・ノワールが第一候補に挙がりますが、ブルゴーニュとは明らかに違い新世界のピノの印象が強い。となると、カリフォルニアはソノマかセントラル・コースト、オレゴン、オーストラリアのヤラ・ヴァレー、ニュージーランドはセントラル・オタゴあたりか…。
クリスピーな酸から「これは火山性土壌の畑のものか…」と考え、

【産地】:アメリカ、オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー 【品種】:ピノ・ノワール 【収穫年】:2011年 と回答

正解は…、

      ナインス・アイランド・ピノ・ノワール2011

④【産地】:オーストラリア× タスマニア州× 【品種】:ピノ・ノワール○ 【収穫年】:2011年○
〔『ナインス・アイランド・ピノ・ノワールS'11』オーストラリア、タスマニア州、パイパーズ・リヴァー Alc13.0% 品種:Pinot Noir 〕

う~む、これは正直第一印象でピノとは分かりませんでした…。まあ外観→香りと素直にコメントを辿っていけば、ピノになるのでしょうが…。延命店長のレジメには「畑はフェロソルという火山岩とヴェルテソルという黒い粘土の土壌で…」とあり、“火山性土壌”では?という読みはあながち間違いではなかったので、ちと嬉しいかも…。

ということで前半戦は品種で2勝2敗のイーブンで折り返し

次回(いつになるか分かりませんが)後半戦に続きます
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