「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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Champagne & Wine Bar 「アペリティフ」にて
2013-11-11 Mon 23:17
『かがり火』の延命師匠より、「周田さんのお店にシャトー・マルゴーを飲みに行きませんか?」とお誘いのメールが入りました

「周田さんのお店」と「シャトー・マルゴー」と聞いて断る理由がありません。その日はちょうど休みであったため、もちろん二つ返事で出掛けてきました。

周田さんとはもちろん、数々のソムリエコンクールでファイナリストの常連でいらっしゃる周田克己さんであります。
その周田さんが独立してちょうど一年前に出されたお店「アペリティフ」に初めておじゃますることに。

↓「アペリティフ」のHPはこちら
アペリティフ

      Aperitif

      アペリティフ アクセス

お店のある場所は、JR水道橋駅から徒歩5分と駅からは近いものの、大学などが多い閑静な住宅街で、気をつけて探さないとワインバーがあるとは分からないような“隠れ家”的な大人のお店でありました。
繁華街には遠く、周りにほとんど飲食店などがない場所でお店が開けるのも、周田さんのお人柄とネームヴァリューによるのでしょう。


先ず最初に出していただいたのはシャンパーニュ

      TAITTINGER BRUT

TAITTINGER BRUT RESERVE テタンジェ ブリュット レゼルヴ

グレープフルーツなどの柑橘系果実や白い花に、ほんのりとイーストの香り。繊細でエレガントでありながらバランスよく複雑性を感じさせるシャンパーニュ。

続いてブルゴーニュ3種の飲み比べ

      LA GIBRYOTTE GEVREY-CHAMBERTIN 2006 -1

LA GIBRYOTTE GEVREY-CHAMBERTIN 2006 ラ・ジブリオット ジュブレ・シャンベルタン

ジブリオットはジュブレ・シャンベルタンの有名生産者クロード・デュガのネゴシアン部門になりますが、ネゴシアン物ながら品質は抜群。果実味に溢れ、ジュブレ・シャンベルタンらしく後味にタンニンの力強さを感じます。

      クロ・デ・ムーシュ 2009-1
      (画像左側のボトル)

      クロ・デ・ムーシュ 2009-2

Joseph Drouhin Beaune Premier Cru Clos des Mouches 2009 ジョセフ・ドルーアン ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ

ドルーアンのクロ・デ・ムーシュはボーヌ1級の中で、最も名高い“蜜蜂の畑”と呼ばれる自社畑産ワイン。ジブリオットのジュブレ・シャンベルタンに比べるとより繊細で滑らかさが際立ちます。

      クロ・ド・ヴージョ 2007

DOMAINE FAIVELEY CLOS DE VOUGEOT 2007 ドメーヌ・フェブレ クロ・ド・ヴージョ

フェブレのクロ・ド・ブージョはさすがにグラン・クリュらしく各要素のバランスが完璧で、全体の構成力がしっかりとしており重厚感とスケール感を感じさせました。


これだけでももうお腹一杯なのでありますが、さらにいよいよボルドー3種の飲み比べへと続きます…

      シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン 2004

CHATEAU LA TOUR HAUT-BRION 2004 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン

ボルドーにとっては“並”のヴィンテージではありますが、逆にちょうどいい感じの飲み頃に差し掛かつつあり、果実味とともに程よい熟成感と複雑性を感じます。

      クロ・デ・ムーシュ 2009-1
      (画像中央のボトル)

      ピション・ロングヴィル・バロン 2007

CHATEAU PICHON-LONGUEVILLE BARON 2007 シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン

2007年ということで、このワインにしてはまだまだ飲み頃には程遠いのかなと予想していたのですが、力強くはあってもタンニンや酸の固さは感じられず、とても滑らかな飲み口なのにはびっくり
現在ではボルドー・メドックの著名格付けシャトーであっても、ミクロ・オキシジェナシオンなどの近代的な醸造法を駆使することにより、早くから美味しく飲めるように造られているのだな~と実感できました。
かといって果実味やプンプンとした樽香ばかりが前面に立つ新世界ワインとは違って、あくまで貴族的な上品さを感じさせるところがさすがにメドック第2級の実力。


そして本日の大本命…

      シャトー・マルゴー1988-1

      シャトー・マルゴー1988-2

CHATEAU MARGAUX 1988 シャトー・マルゴー

これはもうすぐに口に含むのは勿体なくて、しばらくずっと香りの変化を楽しんでおりました。
20年以上経ったような古酒を飲むときは、単に酒を飲んで楽しむという行為以前に、そのワインが永く眠りについていた“時間”のことを考えずにはいられません。自分は果たしてその年月を経過する間に、どれだけ人として“熟成”を果たすことが出来たのだろうかと…。

香りや味わいの印象はとにかく“エレガント”。
“エレガント”という言葉をワインにすると、おそらくこの'88のマルゴーのようになるのでしょう。
現代の赤ワインのような、アルコール度数の高さからくる力強いアタックはほとんど感じられなかったので、ラベル表示を確認すると、アルコール度数はなんと12.5度でした。
12.5度というと、フランスでも冷涼産地の白ワイン並みの度数ということですが、やはりそれだけ地球温暖化が進んでいるということでしょうか…。
やたら濃いワインに高い点数を付ける某有名ワイン評論家が、このワインに付けた点数は89Pと予想通り低い評価なのですが、果たしてこのような“芸術作品”に点数を付ける意味があるのか甚だ疑問に思えます


      周田さんと

最後はお店の前で周田さんとの記念のツーショット

この日初めてお会いした周田さんは、とても物腰の柔らかく謙虚な方でしたが、内に秘めたマグマのような情熱がオーラとなって全身を包み込むような、圧倒的な存在感のあるソムリエさんでした。

やっぱり素晴らしいワインは、素晴らしい人達と一緒に味わうに限ります。
ワインというお酒を通じて、今日も素晴らしい人と巡り合うことが出来ました。
これからいよいよボージョレ・ヌーヴォー解禁やクリスマスと、一年のうちで最も忙しい時期に差し掛かるわけですが、また是非近いうちに訪れたくなるお店でありました
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この記事のコメント
no.271:
ふう~
ブログ記事を拝見していだけで、ほんのりとワインの酔いを感じるようで、嬉しくなってしまいます。
お申し越しの件、よろこんで了解させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
2013-11-17 Sun 23:50 | URL | 別府葉子 #-[ 内容変更]
no.272:Re: タイトルなし
別府様

弊ブログへご訪問いただき、また突然のお願いをご快諾いただきまして
ありがとうございます。
さっそくですが、素晴らしい歌声アップさせていただきます。
こちらこそよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
2013-11-18 Mon 22:55 | URL | シャトー・ロベール #-[ 内容変更]
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