「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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今年度呼称資格試験解答《新世界②オセアニア、南ア、日本》編
2013-10-24 Thu 15:46
前回の更新からだいぶ間が空いてしまいスミマセンでした
会社の年に一度の昇格試験があったり、社内でリカー研修の講師を頼まれたりと、それらの準備にかまけているうちになかなか更新できずにおりました


先週の17日(木)に『第9回ワインアドバイザー全国選手権大会』公開決勝がホテル日航熊本にて行われ、過去準優勝2回の“大本命”長谷部 賢さんが念願の優勝を果たされたんですね

日本ソムリエ協会のHPに、長谷部さんのプレゼンテーションの映像がアップされておりますが、前回のエキスパートコンクールに続き、日本のワインを今後いかにして普及していくのかの明確な“ビジョン”を問われていると感じました。

優勝された長谷部さん、準優勝の柳原さん、ほんとうにおめでとうございます
また、決勝に進まれた皆様、たいへんお疲れ様でした。

次回はなんとしてもこの晴れ舞台に立てるよう、これからまた修行を続けて行きたいと思います


さて随分と間が開いてしまいましたが、今回はニューワールドの残りとなりました「オセアニア」、「南アフリカ」、そして「日本」編の筆記試験解答&解説となります。


【Q77:S Q79:WA Q85:WE】
「オーストラリアのワイン用ぶどう栽培の父」と形容され、重要な遺産を残した人物を1人選んでください。
…難易度:☆

1. アーサー・フィリップ
2. ジェームズ・バズビー
3. マックス・シューバート
4. ジョン・リドック

A:2  教本P476参照。今年度の教本から加わった、新しい記述の問題ではありますが、特に新世界においては「はじめてぶどうを植えた(ワインを醸造した)・・・」とか「・・・ぶどう栽培の父」とか記載されている人物は必ず覚えなければなりません。ちなみに1は、1788年にオーストラリアに初めてぶどうを持ち込んだ人物として過去何回も出題されておりますし、3はオーストラリアワインの最高峰といっても過言ではない“グランジ”の醸造家(P476参照)、4は1890年にクナワラに初めてぶどうを植えた人物(P491参照)となります。

【Q78:S Q80:WA Q86:WE】
オーストラリアを代表するリースリングの産地である南オーストラリア州のワイン産地を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. King Valley
2. Geelong
3. Clare Valley
4. Coonawarra

A:3  教本P489参照。オーストラリアというよりも、ドイツやアルザスといった本場以外の、新世界を代表するリースリング産地といえば、Clare Valley とEden Valley が両横綱となります。近年、二次のテイスティングアイテムとしても出題されており、この両産地は要注目となります。ちなみに1はビクトリア州のスパークリングワインの産地として、2は同じくビクトリア州のシャルドネ、ピノ・ノワールの産地として、4はカベルネ・ソーヴィニヨンの産地として重要となります。

【Q79:S Q81:WA -:WE】
オーストラリアのクナワラの特徴的な土壌を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. ライムストーン
2. テラロッサ
3. サンドストーン
4. バルバロッサ

A:2  教本P491参照。クナワラの土壌といえば、シャブリの“キンメリジアン”やシェリーの“アルバリサ”などとともに、土壌に関する定番中の定番問題となります。これはボーナス問題といえるでしょう。

【-:S Q82:WA -:WE】
次のオーストラリアの記述に該当するヴィクトリア州のワイン産地を1つ選んでください。
「現在オーストラリアで最高級のピノ・ノワールを生産する産地のひとつとして知られ、上品で瓶熟成の長いシャルドネも生産している。」
…難易度:☆

1. Eden Valley
2. Goulburn Valley
3. Yarra Valley
4. Margaret River

A:3  教本P493参照。「ヴィクトリア州の」ときた時点で、1と4は外れます。2もヴィクトリア州ですが、シラーズで有名な産地となり、残る3が正解となりますが、ピノとシャルドネときた時点でYarra Valleyと思い出さなくてはなりません。

【Q80:S Q83:WA Q87:WE】
オーストラリアのタスマニアで最も栽培面積の広いワイン用ぶどう品種を1つ選んでください。
…難易度:☆☆

1. シャルドネ
2. ピノ・ノワール
3. リースリング
4. ピノ・グリ

A:2  教本P500参照。選択肢の4つともにタスマニアでは重要な品種となり、そのように教本にも記載されているため、“うろ覚え”では難しい問題かもしれません。生産構成では、ピノ・ノワールが44%、シャルドネが27%とこの2つで7割以上を占める重要品種となります。

【Q81:S Q84:WA Q88:WE】
ニュージーランドで最も栽培面積の広いワイン用ぶどう品種を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. ピノ・ノワール
2. シャルドネ
3. ソーヴィニヨン・ブラン
4. メルロ

A:3  教本P506参照。ニュージーランドといえば、いうまでもなく“ソーヴィニヨン・ブラン”が筆頭に来るわけで、ここで迷っているようではこの試験自体の合格も難しいと言わざるを得ません。

【-:S Q85:WA -:WE】
ニュージーランド最大のワイン産地を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. Marlborough
2. Auckland
3. Hawkes Bay
4. Gisborne

A:1  教本P506、508参照。これも前問同様、即答出来て当り前の問題です。ちなみに2番目の産地は3、3番目の産地は4となります。

【Q82:S Q86:WA Q89:WE】
ニュージーランドで最も標高が高く、世界で最も南にある産地を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. Canterbury
2. Wairarapa
3. Nelson
4. Central Otago

A:4  教本P509参照。ニューワールドのワイン生産国の出題は、「最も○○…」といった出題が多いのですが、中でもニュージーランドはその傾向の問題が多く、逆に言えば非常に的が絞りやすい国といえます。セントラル・オタゴはNZ唯一の“大陸性気候”の産地ということでもよく出題されています。

【Q83:S Q87:WA Q90:WE】
南アフリカにおいて「シュナン・ブラン」の別名を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. アネプート
2. ルーレンダー
3. パロミノ
4. スティーン

A:4  教本P511参照。南アフリカで最も栽培面積の大きなぶどう品種であり、そのシノニムも押えておくべき定番問題となります。

【Q84:S Q88:WA -:WE】
南アフリカ独自の品種ピノ・タージュは、ピノ・ノワールと何のワイン用ぶどう品種を交配しているか1つ選んでください。
…難易度:☆☆

1. シラー
2. カベルネ・フラン
3. ルビー・カベルネ
4. サンソー

A:4  教本P511参照。ピノ・タージュの“ピノ”はピノ・ノワールからきていることは分かりますが、“タージュ”とはどこからきているのでしょう?昨年までの教本には記載があったのですが、南アフリカでサンソーのことを別名“エルミタージュ”と呼びます。その後半部分をピノとくっつけたことから“ピノ・タージュ”となったようです。

【-:S -:WA Q91:WE】
日本でマスカット・ベーリーAを創出した人物を1人選んでください。
…難易度:☆

1. 土屋竜憲
2. 川上善兵衛
3. 雨宮勘解由
4. 高野正誠

A:2  教本P517参照。これも定番中の定番問題。川上善兵衛が創出した有名な品種として押えておくべきものに、「ブラック・クイーン」、「ローズ・シオタ」などがあります。

【Q85:S Q89:WA Q92:WE】
次の日本における国産ワインの表示に関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。
「国産ぶどうを100%使用した場合は産地とぶどう品種のみ表示ができる。」
…難易度:☆

1. 正
2. 誤

A:2  教本P518参照。国産ぶどうを100%使用した場合は、産地とぶどう品種に加え、“収穫年の表示”も出来るので正解は2となります。

【Q86:S Q90:WA Q93:WE】
日本でワイン生産量が最も多い都道府県を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. 長野県
2. 山形県
3. 山梨県
4. 北海道

A:3  教本P519参照。う~む、これはちょっとな問題だと個人的には思います。以前このブログでも記事にしたことがありますが、“ワイン用ぶどうの生産量”であればたしかに選択肢の道県になるのでしょうが、「ワイン生産量」となると年度によっては神奈川県が1位のときが何度かあるからです。出題するのであれば「○○年度の…」という但し書きが必要かと思われますが…。

【-:S -:WA Q94:WE】
山梨の栽培地のなかで、冷涼な気候を求めて標高の高いところに畑を移し、欧州系品種を栽培する動きがある市を1つ選んでください。
…難易度:☆☆

1. 北杜市
2. 笛吹市
3. 甲府市
4. 甲州市

A:1  教本P519参照。北杜市の有名ワイナリーというと『ボー・ペイサージュ』がなんといっても筆頭に上げられると思います。友人のKさん主催のワイン会で、そのシャルドネとメルローを試させていただく機会があったのですが、「日本のワインのレベルもついに世界トップレベルにまで来たのか…」と大きな衝撃を受けたのを思い出します

【Q87:S Q91:WA Q95:WE】
山梨県の中でワイナリーが一番多い地区を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. 一宮地区
2. 酒折地区
3. 勝沼地区
4. 石和地区

A:3  教本P519参照。知名度からいっても「勝沼」がなんといっても有名で、これは平易な問題ではないかと思います。

【Q88:S Q92:WA Q96:WE】
長野県塩尻の桔梗が原で栽培されている、品質的に特に優れたワイン用ぶどう品種を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. カベルネ・ソーヴィニヨン
2. メルロ
3. シャルドネ
4. ソーヴィニヨン・ブラン

A:2  教本P520参照。「桔梗が原」とくれば『メルロ』であり、有資格者のバッチを付ける以上外してはいけない“常識”問題となります。

【Q89:S Q93:WA Q97:WE】
日本のワイン産地で主に寒河江周辺や上山・赤湯周辺などでぶどう栽培をしている都道府県を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. 山梨県
2. 山形県
3. 長野県
4. 北海道

A:2  教本P520参照。この主要4道県の栽培地の問題も定番であり、確実に得点すべき問題となります。

【-:S Q94:WA -:WE】
日本でケルナー、ミュラー・トゥルガウを始め欧州系白ぶどう品種を活発に栽培している都道府県を1つ選んでください。
…難易度:☆

1. 山梨県
2. 山形県
3. 長野県
4. 北海道

A:4  教本P521参照。北海道とくれば特にドイツ系の白品種がすぐ頭に浮かんでこなければなりませんね。


随分と時間が掛かってしまって申し訳ありませんが、次回は残りの「ワインの購入、管理と販売」、「ワインの鑑賞とその表現法」、「ワインと料理」、「ワインのサービス実技」となり、これで一次筆記試験解答&解説の終了となります
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