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Cono Sur Pinot Noir Conversion コノスル ピノ・ノワール コンヴァージョン 2008
2010-03-13 Sat 09:46
ちょうど一年前になりますが、日テレ系列で『神の雫』が放映されておりました。
10回に満たない回数で原作のエッセンスを盛り込むにはいささか無理があり、ドタバタとした展開になってしまい、また登場人物も原作のイメージとはかけ離れたキャラが多かったためか、視聴率も低迷し、残念ながら期待はずれに終わってしまいました。
そのTV版の第2話に、『第一の使徒』の前フリとして登場したのがこのワインになります。近所のスーパーで買い物していたところ、たまたま目に付いて、「そういえば、PNのコンヴァージョンはまだ試してなかったな」とさっそく買ってしまいました。


           コノスルPNコンヴァージョン08

Cono Sur Pinot Noir Conversion コノスル ピノ・ノワール コンヴァージョン 2008
生産国・地域:チリ、コルチャグア・ヴァレー 生産者:コノスル  
輸入者:(株)スマイル  
品種:ピノ・ノワール100%  ヴィンテージ:2008 
アルコール度数:14.0%  赤・フルボディ
購入価格:1,280円

【外観】
スティル、澄みきった、光沢のある、輝きのある、パープルがかった鮮やかなルビー色、脚の出来る粘性、粘性は高い

【香り】
豊かな香り、フルーティ、複雑な香り、ストロベリー、ラズベリー、プラム、チェリー、ヴァニラ、木樽のニュアンス

【味わい】
心地よいアタック、生き生きとした酸味、なめらかな酸味、辛口、心地よい渋味、柔らかな渋味、ボリューム感のある、コクのある、ミディアム~フルボディ、バランスの良い、切れの良い後味、余韻は長く10秒以上、現在飲み頃、2~3年くらい熟成させてみたい、フレッシュな果実味に溢れた、調和のとれた、ビロードのような、柔らかな、繊細でしなやかな印象

【総評】
外観は落ち着きのある鮮やかなルビー色で、本場ブルゴーニュの良質なワインのような期待感を抱かせます。香りはフレッシュな赤い果実主体で、フレンチオーク由来のヴァニラ香が上品さと複雑さを付与しています。味わいもこの価格帯のワインにありがちな野暮ったさは全くなく、ビロードのような滑らかさと柔らかさがあり、フレーバーも抑制が効いておりバランスもたいへん良く、細く心地よい余韻が長く続きます。アルコール度数は14度もあるのですが、アルコール臭さや過剰なボリューム感はなく、スムーズに最後までピノの持つフレッシュでピュアな果実味を楽しむことができる、とてもチャーミングなワインです。
チリの赤といえばカベルネ・ソーヴィニヨンなのですが、最近ピノ・ノワールの評価もグングンと上昇中です。昨年末の雑誌『一個人』が行っている「極旨ワイングランプリ」でも、品種別のピノ・ノワール部門でチリのピノがなんと1~5位を独占していました。
ピノ・ノワールはたいへん気難しい品種で、真に優れた土地からしか優れたワインはできないといわれ、実際評価の高いブルゴーニュやオレゴンのピノは、価格もたいへん高く、庶民が気軽に飲めるワインではありませんでした。しかし、ついに1000円そこそこの価格で、気軽にピノの美味しさを実感できる時代がやってきましたね。これなら2000円以上するそのへんのブル赤を買う必要はもうないともいえるでしょう。ブル赤どころか、ヘタな村名も逃げ出すレベルと言っても過言ではないかも・・・。
こんなことを書いていると、ピノ至上主義者の方からは「複雑性が云々・・・」とか「奥行きが云々・・・」とか言われそうですが、この価格のワインにそれを求めること自体が「野暮」というものでしょう。これはあれこれ理屈や薀蓄などを並べずに、ピュアでナチュラルなピノの美味しさを、素直に楽しめばいいワインだと思います。いつもながらコノスルのワインは価格以上の満足感を与えてくれますね。
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