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第9回ワインアドバイザー全国選手権大会予選参加『テイスティング編』
2013-05-13 Mon 06:56
昨日(5月12日)第9回ワインアドバイザー全国選手権大会予選に参加してきましたので、その模様について『テイスティング編』、『筆記試験編』の2回に分けてレポートしてみたいと思います。

今回は前半に行われた『テイスティング編』になります

受付は12時10分よりということだったのですが、電車遅延等のトラブルに巻き込まれないよう、早めに横浜を出発し、受付2時間も前の午前10時15分にJR神田駅到着

神田駅を降りると、この日は神田明神のお祭りらしく、沢山のお神輿が街中を埋め尽くしておりました。

      神田明神お祭りの神輿

      神田明神お祭りお神輿2

「これはなんだか縁起がいいかも…」と根拠のない期待感を膨らませ、会場である『日本ソムリエ協会ビル』に、もちろん一番乗りで到着!

      日本ソムリエ協会ビル

      予選会場案内

受付の30分前頃からゾロゾロと参加者が集まりだし、その中には過去準優勝2回の“大本命”長谷部賢さんの姿も。

定刻どおり12時10分に受付が始まり会場内へ。

12時20分よりオリエンテーションが始まるとともに、テイスティング用のワイン3つ(白1つ、赤2つ)とリキュール(?)2つが配られます。

試験時間は、テイスティングが5アイテム30分、筆記試験が60分の計1時間30分。
「テイスティングが終わった人から自由に筆記試験に移ってもよい」ということですが、呼称資格試験のマークシートと違い、そんな余裕はなさそう。

配られたワインは、一ヶ月前に受けたシニア呼称のテイスティングアイテムとは真逆の、今度は外観からして濃い目の“パワフル系”と推測されるものばかり3種類。
1番目の白と3番目の赤はそれぞれフルコメントを記入、2番目の赤は品種・生産国・AOC・収穫年のみを記入。その他2種類のお酒は、その種類・銘柄・原材料・アルコール度数等を記入するという形式。

12時30分より、いよいよテイスティング試験開始…


1番目の白ワイン…

熟成からくる黄色というよりは、緑がかりフレッシュな印象の濃い黄色。香りを嗅いでみると、まさしく樽香をきかせた新世界のシャルドネと直感したため、以下のようなコメントを記入

【外観】澄んだ 輝きのある グリーンかがったイエロー 濃淡は濃い 粘性はやや強い 外観の印象は成熟感が高く、濃縮感がある印象

【香り】しっかりと感じられる 特徴は、リンゴ、洋梨、花梨、炒ったアーモンド、焼いたパン、ヴァニラ 香りの印象は、開いており第1アロマが強い、木樽からのニュアンス

【味わい】アタックはやや強め 甘みはまろやか 酸味はなめらか 苦みは穏やか バランスは、ふくよかで厚みのある アルコールはやや強め 余韻はやや長い 濃縮感のあるフレーヴァー

【評価】成熟度が高く豊か、濃縮し力強いワイン
供出温度は8~10度 グラスは中庸

生産国・産地:アメリカ、カリフォルニア州、ソノマコースト 品種:シャルドネ 収穫年:2011年


2番目の赤ワイン…

ここに時間をかけるわけにはいかないので、ほとんど直感勝負。外観のとおり、香りも味わいもとても濃厚で凝縮感のあるパワフルな赤ワイン。熟したプラムやアメリカンオーク由来の甘いヴァニラ香、黒胡椒のようなスパイシーなニュアンス、しかもかなり日照量の多い産地と判断し、

生産国:オーストラリア 産地:南オーストラリア州 バロッサ・ヴァレー 品種:シラーズ 収穫年:2010年 と記入


3番目の赤ワイン…

これも2番目同様、黒々としてかなり濃厚な外観だったのですが、グラスのフチはかすかに赤味を帯び、香りもフレッシュな果実香よりも熟成由来の複雑性をかなり感じさせるブーケ。味わいも角が取れ、力強い中にも繊細さを併せ持ったとても上質感のある赤ワイン。
熟成感のある上質な赤の候補をいくつか挙げてみますが、バローロは色調からして真っ先に除外。酸味もタンニンもとても丸く、品種としてはメルロが一番近いのかな…、そうするとサン・テミリオンの熟成タイプか?とも考えましたが、ここ一週間で試した中で最も近い印象であった、スペインを代表するあの産地に決定

【外観】澄んだ 輝きのある 赤みを帯びたガーネット 粘性は豊か 外観の印象は、成熟度が高く、濃縮感があり熟成した印象

【香り】しっかりと感じられる 特徴は、カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、干しプラム、乾燥いちじく、牡丹、腐葉土、なめし皮、丁子、樹脂 香りの印象は、開いており、第一アロマが強く、木樽からのニュアンスを感じる

【味わい】アタックは強い 甘みはまろやか 酸味はなめらか タンニンは緻密で溶け込んでいる バランスは骨格があり肉厚、力強い アルコールは強い 余韻は長い 濃縮感のあるフレーヴァー

【評価】成熟度が高く豊か、濃縮し力強い、ポテンシャルの高いワイン
供出温度は15~18度 グラスは大ぶり デカンタージュは飲む直前

生産国・産地:スペイン、リオハ 品種:テンプラニーリョ 収穫年:2007年


この3番目のコメントを書いている途中で、「あと5分です」のコール!

「うは~、時間ないよ…」

次のワイン以外の2種に移ろうかとも考えましたが、「いやいや、着実に得点できるところは取らないと…」と、3番目の結論の品種・生産地・収穫年を先に書き、コメントの記入を続け、あとの2種は最後の瞬間的な勝負に掛けます。

おそらく、残り時間1~2分のところで、4番目のお酒…

時間がないため、一口含むだけの瞬間的な判断。
外観は淡い琥珀色、シェリーのようなフロール香を感じたため、
種類:フォーティファイドワイン 名称:シェリー・アモンティリャード 原料:ぶどう アルコール度数:16度  と記入。

5番目のお酒…
外観は濃い琥珀色、口に含むと濃厚な甘さ。これはいままで飲んだことのないリキュールでしたが、一番近いのが「グラン・マルニエ」のように思えたので、そう記入しようとしたところでタイムオーバー


このところ毎日のようにフルコメントを書く訓練は続けてきたのですが、当然のごとくやはり口頭で声に出すよりもかなり時間を取られてしまい、最後まで辿り着くことができませんでした。
ワイン3アイテムについては、ある程度一貫性のあるフルコメントも書けたし、あとは品種・生産地が合っていれば期待が持てそうですが、あとの2アイテムがボロボロなのでこれがどう影響するか…。

テイスティングアイテムの品種・産地等の正解は明日14日正午にソムリエ協会のHPにて発表とのことで、それによりかなり合否の可能性がはっきりするかもしれませんが、良くも悪くも今の自分が持っている力は出し切ったと思いますので、結果については素直に受けとめようと思います。

次回は、筆記試験の問題について、思い出す限り書き出し、振り返ってみたいと思います
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