「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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千本ノック「オペレーション・サジタリウス(覚醒?)」(6発目その2)
2013-03-22 Fri 10:37
「なんと!当たりたいなら買うしかない!」(BIG最高6億円くじ広告より)

「なんと!当てたいなら飲むしかない!」(『虎の穴』テイスティングマニュアルより)(謎


ということで、テイスティング合同勉強会の後半戦になります

5番目の赤ワイン…、

      5赤

紫色を帯びた濃いガーネット。写真でもお分かりのように、たいへん濃く色素がびっしりと詰まった外観から、ニューワールドの温暖産地の、熟度の高いぶどうで造られた赤ワインという印象を受けます。
外観どおり黒い果実の凝縮感ある香りに、ミントのような清涼感のある香りがアフターに続くところから、新世界のカベルネ、さてさてカリフォルニアか?オーストラリアか?はたまたチリか?と迷った末に、

産地:アメリカ、カリフォルニア  品種:カベルネ・ソーヴィニヨン  収穫年:2010年 と回答。

正解は…、
      クナワラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2009

⑤産地:オーストラリア、南オーストラリア州、クナワラ× 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン○ 収穫年:2009年

「上級者は品種が分かるのは当たり前として、オーストラリアを代表するカベルネの産地であるクナワラのテラロッサ土壌まで言い当てられるか?」というE師匠の出題意図があったようで、まだその域に達していない私にとっては、とても勉強になるワインでした。

6番目の白ワイン…。赤が続くのかと思いきや、意表をついて再び白ワインであります。

      6白

淡い黄金色で粘性もしっかりの、熟成感を感じさせる外観。香りも果実香よりも熟成からくると思われるナッツのような香ばしい複雑性のある第3アロマを感じたため、ブルゴーニュのシャルドネ、しかし村名クラス以上の重厚感は感じられないと判断し、

産地:フランス、ブルゴーニュ地方、ACブルゴーニュ 品種:シャルドネ 収穫年:2007年 と回答。

一通り参加者が回答を書き終えた時点で、E師匠が全員に大ぶりのブルゴーニュグラスを配り、「移しかえてみてください」とのことでやってみると…、眠りから覚めたように、同じワインとは思えないほどみるみる香りが開いていきます。ACブルどころか、かなりポテンシャルの高いワインだと気付かされます。

正解は…、
      シャブリ プルミエ・クリュ・フルショーム 1997

⑥産地:フランス、ブルゴーニュ地方、ACシャブリ プルミエ・クリュ フルショーム×
品種:シャルドネ○  収穫年:1997年×

なんと、15年以上熟成したシャブリ プルミエ・クリュでありました。他の皆さんは、コート・ド・ボーヌの村名クラスと判断された方が多かったようですが、私自身はとてもトンチンカンな回答をしてしまい赤面
ヴィンテージも10年も違うし…。

7番目の赤ワイン…、

      7赤

グラスのフチは既にオレンジ色を呈し、これも外観から熟成したワインと判断できます。干したイチジクや萎れたバラ、タールのような独特の香りからネッビオーロが先ず候補に浮かびます。
口に含むと、長く長く余韻に残る苦味とタンニンから、それは確信に変わりました。しかもとても深みがある重厚感ある味わいと複雑な味わいから、かなり名の知れた造り手のバローロと判断。

産地:イタリア、ピエモンテ州、DOCGバローロ 品種:ネッビオーロ 収穫年:2007年 と回答。

正解は…、

      GAJA バローロ

⑦産地:イタリア、ピエモンテ州、DOCGバローロ○ 品種:ネッビオーロ○ 収穫年:2007年○

なんと世界的な知名度からいったら、イタリアNO1といっても過言ではない、ガヤのバローロではないですかw( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
ワインそのものの“美味しさ”からいったら、私にとってはこの日一番のワインで、分析的なブラインドではなく、何も考えずじっくりと楽しんでみたいワインでありました。

8番目の白ワイン

      8白

外観は白というよりは、既に琥珀色に近い黄金色を呈し、スティルワインというよりは、かなり熟成したフォーティファイドワインの印象。
香りを嗅いだ途端にはっきりと分かる“シェリー香”。
「これはシェリーのタイプを問うているのかな?」と、この時点で判断してしまい肝心の観察が疎かになってしまいました。
「シェリーとすれば、その琥珀色の外観からフィノやマンサニーリャは違うし、これはオロロソかアモンティリャードか?」と迷った挙句に、

産地:スペイン、DOシェリー&マンサニーリャ タイプ:オロロソ 品種:パロミノ と回答。

正解は…、
      ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ 2000

⑧産地:イタリア、サルディーニャ州、DOCヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ× 品種:ヴェルナッチャ× 収穫年:2000年×

呼称資格の勉強ではこれまで嫌というほど目にしてきたDOCでありますが、飲んだのはこれが初めてでした。

正解が発表された直後に配られたE師匠のレジメにはこう書かれてありました。
『さて現時点での私が(中略)持てる知識と官能分析能力を総動員してフロール系ワインのブラインドに挑むとしたら、まず同じフロール香がしても外観の段階でライトゴールドであれば「ヴァン・ジョーヌ(黄色ワイン)」を疑います。先入観は禁物ですが、外観をしっかり捉えることが大切です。恐怖のチェリーボーイのように外観に注意を払わず、いきなり香りを嗅いだら「あっ、シェリー香がする!て事はシェリーだ!フィノかな?オロロソかな?」と思いこんだら、もはやシェリーの呪縛の紐でブラインドの亀甲縛りをされたようなものです。(後略)』

なんと!E師匠の書いたシナリオ通りに、見事に踊らされていたとは…Σ( ̄ロ ̄lll)ガガーン!!

結局この日の成果は、品種だけの打率でみれば8打数5安打、打率6割2分5厘と久々に5割越え。
周りに惑わされず、自身の直感で当てるべき王道品種は外さなかったのが、前回より進歩したところか…。

今年は昨年よりも早く横浜でも桜が咲き始めておりますが、ブラインドの分析能力もこのまま“覚醒”できるのか?


シニア呼称試験まであと25日、 全日本選手権予選まであと52日
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