「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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日本ソムリエ協会 関東支部 第2回例会セミナー参加(その2)
2012-06-27 Wed 23:55
前回に続き、ソムリエ協会第2回例会セミナーの後半と、その後別室で行われた試飲会の模様であります。

約一時間ほどの講義に続いて、いよいよ白ワイン2銘柄、赤ワイン2銘柄のテイスティング

時間がおしており、最初にゆっくりと外観や香りを確かめ記入する時間がなかったため、阿部さんのコメントをそのまま簡潔に記載します


テイスティングはまずは、ラインガウとアルザスのリースリング2銘柄

       協会セミナー20120625白ワインテイスティング

① Kiedricher Sandgrub Riesling 2010  Q.b.A troken  Rheingau;Heinz Nikolai
  リースリング100%、アルコール度数12.0度 残糖分6.7 酸度7.2(酸のレベル高い) 輸入元:(株)藍

<外観>
輝きと透明感がある  グリーンのトーンが中心  明るい色調  サラリとした粘性

<香り>
すっきりと爽やかな香り  柑橘系果実(グレープフルーツ)  リンゴ  花のようなニュアンス  鉱物的な石灰のようなミネラル感

<味わい>
酸味がシャープで、口いっぱいに広がる  甘酸っぱく、酸味が全体の中心の印象

② Riesling Expression 2010  Vin d'Alsace;Domaine Agape
  リースリング100%、アルコール度数12.5% 残糖分4.6  輸入元:ACADEMIE DU VIN
  価格:¥3,500

<外観>
①と同じだが、若干黄色が強い  輝きと透明感がある  ディスクは中程度で、粘性も軽め

<香り>
①より凝縮感がある  青リンゴのピューレ・・・凝縮した印象  花やキャンディっぽさは少なく、重油香のようなケミカル系のニュアンス

<味わい>
果実感強い  ふくよかさがある  ①ほどの酸のレベルはないが、骨格としては残っている  バランスが良い  残糖は①より少ないが甘みを感じる


赤ワインはボージョレー・ヴィラージュとマコンのガメイ2銘柄

      協会セミナー20120625赤ワインテイスティング

③ Beaujolais-Villages Combe Jacque 2010  Maison Louis Jadot
  ガメイ100%、アルコール度数12.5度 輸入元:日本リカー(株) 価格:¥1,800

<外観>
澄んで透明感のある  明るめのルビー  フチに紫色が残る  粘性はややゆっくり

<香り>
グロゼイユ  ラズベリー  イチゴ  少しスパイスのニュアンス  果物の香りが中心  少しリコリスやシナモン  スミレの花のような花のニュアンスとイチゴキャンディ

<味わい>
ボージョレらしい果実味  少しの渋味がバランス良い  酸味があとから広がりバランスを保つ  上品さを保ったまま余韻となっている  全体的に軽め  13℃~14℃くらい少し冷やしたほうがよい  和食に合わせやすい

④ Macon Rouge Bussieres 2010  Domaine Manciat-Poncet
  ガメイ100%、アルコール度数12.5度 輸入元:大栄産業(株) 価格:¥2,500

<外観>
③より紫のニュアンスが強い  濃い色調  澄んで透明感のある  粘性は中程度でゆっくり

<香り>
赤系の果実に、ブルーベリーのような黒系果実の要素もある  木樽のニュアンス  スパイス系の香り、シナモン、甘草のニュアンスも強い  鉄っぽい還元的ニュアンス  複雑さを感じる

<味わい>
アタックで凝縮感  滑らかな渋味のあとに酸味が広がる  より骨格をしっかりと感じる  アルコリックな印象  複雑さとバランスのよさ
(このワインは10ヶ月の樽熟成させたものとステンレスタンク熟成させたものを合わせたものとのことで、とても個性的で、一般のBJのようなガメイの印象とはかなり違うスタイルのものでした)

      協会セミナーテイスティングワイン


一流ソムリエさんが講師のセミナーでいつも感じるのは、価格的にさほど高級ではないワインであっても、その細かな差異を感じ取り、そのワインの本質を突き止めていく能力の高さであります。
コメントを聴きながら、同じワインを試してみると、たしかにその微妙なニュアンスが感じ取られてくるから不思議です。


セミナーのあとには別室で行われた試飲会にそのまま参加。

この日は40あまりのインポーターが300以上のワインを出展する大規模なものでしたが、セミナー流れの人たちがどっと入り込んだために超満員の大盛況。

      試飲会20120625-1

      試飲会20120625-2

      試飲会20120625-3


そしてこの日なりよりも収穫だったのが、試飲会の会場で、前回の全日本ワインアドバイザー選手権優勝者である辻秀幸さんに、短い時間ではありましたが大会についてのお話しを伺えたことでした。

大会で勝ち残っていくためには、やはりブラインドテイスティングが勝負の鍵になるとのこと。
5つのワインやお酒のうち3つは当てないと予選突破は難しいらしいですが、そうなると今の打率2割台を6割台に引き上げないといけないといけないということになります・・・
もっとも筆記試験のレベルも、「教本」を最低限のベースとして、どれだけその先の知識を積み上げることが出来るかにかかっているようですので、まずは「教本」のどこをきかれても完璧に仕上げる必要があります。

「テイスティング」についての根本的な考え方と、また今の自分にとっての課題を再度確認・再認識するうえで、たいへん有意義なセミナー、試飲会でありました。
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