「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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第6回全日本最優秀ソムリエコンクール観戦!!
2011-10-16 Sun 00:15
14日の正午頃に今年度の呼称資格試験の結果発表がありましたが、受験者の皆さま、結果はいかがでしたでしょうか?


さて、3年に一度開かれる「全日本最優秀ソムリエコンクール」が、13日に名古屋のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催されたため、無理矢理お休みをとって観戦してきました。

     ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋

     第6回全日本最優秀ソムリエコンクール01

決勝戦のみ公開で行なわれるわけですが、おそらく超満員の観戦者がいるはずなので、席の確保のため2時間早く会場に到着。
開場の時間が近づくにつれ長蛇の列が出来、立ち見はおろか入場も出来ないほどの人が溢れる事態となっておりました。
なんとか座席の確保に成功し、この日のために一週間前に買ったばかりのビデオカメラもバッチリと撮影することが出来ました

先ずは16名の準決勝通過者が入場し、そのうち3名の決勝進出選手が発表されます。

     第6回全日本最優秀ソムリエコンクール02


選手達にも会場の観戦者達にも緊張が走る瞬間ですが、やはり下馬評どおりといいますか実力どおりに佐藤陽一さん(MAXIVIN)、谷宣英さん(ホテルニューオーータニ東京)、定兼弘さん(ホテルニューオータニ大阪)が決勝進出。

決勝戦の内容は、お約束のブラインドテイスティング(ワイン3種類のフルコメント、スパークリングワイン1種清酒1種のそれぞれの醸造法をできるだけ詳しく答える、リキュール2種の銘柄を答える)に始まって、ワインリストの間違い探し、仮想のお客様であるフランス人夫妻のリクエストに次々と応えていくサービス実技審査、同じく隣のテーブルの仮想のお客様である辰巳琢朗さんのリクエストや質問に次々と応えていくサービス実技と一人約50分に及ぶ盛り沢山の内容でありました。

ワインリストの間違い探しなどは、教本に載っているような内容ではなく、私などはチンプンカンプンでしたが、意表を突くゲストのリクエストに的確に応えていくのは日頃の豊富な経験がないと出来ないことであり、この3人が決勝に進出したのもうなずけるものがありました。
また大会の花ともいえるブラインドテイスティングでは、定兼選手が3種類のワインの品種を当て、最初の白ワインのAOC、2番目の赤ワインのDOCGまで的中させたのには鳥肌が立つ思いでありました。

結果的には優勝が谷さん、準優勝が佐藤さん、3位が定兼さんという順位になり、個人的に応援していた佐藤さんが優勝できなかったのがいささか残念ではありましたが、逃げ出したくなるような極度の緊張感のなかを闘いぬいた3選手に、惜しみない拍手を送りたいと思います

     第6回全日本最優秀ソムリエコンクール04
         左から3位の定兼弘さん、優勝の谷宣英さん、準優勝の佐藤陽一さん

実技審査の詳しい内容につきましては、できれば撮影したビデオを編集し、個々の内容について詳しくアップしていきたいとは考えておりますが、このところ店舗改装の連続で鬼のように忙しいため、いつになるかはわかりません

     第6回全日本最優秀ソムリエコンクール03
           この日ブラインドで出されたワインやその他のお酒たち

右から「VOUVRAY 2008」(仏・ロワール・品種:シュナンブラン)、「BARBARESCO 2005」(伊・ピエモンテ・品種:ネッビオーロ)、「CHATEAU SIMARD 1995」(仏・サンテミリオン・品種:メルロー主体)、「Lanson GOLD LABEL BRUT 1999」(仏・シャンパーニュ)、「戒石銘」(生モト特別純米酒)、「Pineau des Charentes」(仏・VDL)、「GREY GOOSE」(仏・ウォッカ)
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この記事のコメント
no.142:コンクールと試験結果発表
ロベールさん。1年ぶりのコメントです。ご無沙汰してしまいました。実は私も妻もコンクールに行ってました。大変楽しい時間でした。でも、あんなに混むとは知らず、真ん中やや左の後ろの立ち席でした。実は勤務地がすぐ近くで、夕方から仕事で、谷さんのパーフォーマンスしか見れませんでした。ずっと居られるなら、手を挙げて前の席に座ったのですが。妻は私が帰った後も、終わるまで3時間立ってました。
ところで、次の日の試験結果ですが、おかげさまで妻もエキスパートに合格しました。これからも、お忙しいとは思いますが、楽しいブログをよろしくお願いします。また、時々、コメントします。 愛知県勤務テリー。
2011-10-16 Sun 19:25 | URL | テリー #-[ 内容変更]
no.143:Re: コンクールと試験結果発表
テリーさん、先ずは奥様のエキスパート合格、たいへんおめでとうございますv-300
ご夫婦揃ってエキスパートの呼称を名乗ることが出来るなんて、とても素敵なことだと思いますv-291
昨年来、気にかかっておりましたので、ある意味自分が合格した以上に嬉しく思います。

また、同じ会場で日本最高のソムリエ対決を観戦していたとは、これもたいへん奇遇なことですね。
最高峰の闘いを生で観戦できるなんて、そうそうない経験ですので、お互いに素晴らしい一時を過ごすことができてよかったですv-290

これからは試験勉強のためにではなく、ワインのある生活を存分にお楽しみくださいv-272
2011-10-16 Sun 22:54 | URL | シャトー・ロベール #-[ 内容変更]
no.144:管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011-10-17 Mon 02:21 | | #[ 内容変更]
初めてコメント投稿させて頂きます。
貴ブログに背中を押され、教えられ、励まされ、無事にワインエキスパートに合格できました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
有難うございました。

シャトー・ロベール様には釈迦に説法もいいところですが、これから受験を控えた読者様もいらっしゃるかと存じ、ご参考までに受験のことを書かせて頂きたいと存じます(あくまで私見であることを、ご了承下さい)。

勉強開始は5月下旬で、スクールへは通わず、馴染みのワインバーへ週1回程度、という経験値でした。ネット上で情報を探していて、こちらへたどり着きました。

1次対策は、お世辞ではなくこのブログの「まとめ」を熟読することから始めました。
「チェック&スタディ 30日間ワイン完全マスター(美術出版社)」も参考に、ノートにまとめていきました。
「カラー版 ワインの地図帳(同社)」の白地図を拡大コピーして、要点をできるだけ書き込みました。
「ワインの過去問400(同社)」を繰り返しました。
苦手な地方、苦手な言語でも、決して捨ててはいけないと思います。

1次の試験問題は、基本的に教本の内容・文章から出題されるようですが、教本を読み込む時間はありませんでした。
ただし、ロベール様もご指摘のとおり、送られてくる協会のDVDは必ず見ておくべきだと感じました。「公衆衛生」「酒類飲料概論」で貴重な点を拾えました。

試験当日ですが、会場は寒かったです。掛け物を持参すべきです。
試験時間はタイトです。迷った問題でも必ず何か解答しておくと、マークのずれも防げます。「後でもう一度考え」たい問題は、問題用紙に大きく×印などしておけばよいと思いますが、基本的に「後から考える」時間はないものと考えたほうがよさそうです。
私は、最後の「官能チャート」の問題がノーマークでした。「スクールに通った人は答えられてるのかな‥」などと焦りつつ、真っ白になった頭で何とか答えました。
ちなみに問題は持ち帰り可能です。

2次試験ですが、今回2011年のエキスパートは6種類でした。
1. Chardonnay 2009 アメリカ
2. Riesling 2008 フランス
3. Shiraz 2009 オーストラリア
4. Tempranillo 2004 スペイン
5. ドライベルモット
6. ウォッカ
各国の代表的銘柄が並び、どれも特長がよく現れた素直で典型的なワインでした。
事前に、「どんなワインを出されても、褒めないといけない」と聞いてはいたのですが、実際はどれもおいしく、無理に褒める必要など全くなかったです。

これから受験をされる方は、教本の「ワインの鑑賞とその表現法」をまず熟読すべきだと思います。
教本の表の中の単語が、そのまま試験の選択肢でした。官能チャートの単語も覚えるべきです。試験では、これらの単語を用いた、ワインの定量・定性評価が求められていると感じました。つまり、目の前のワインについて、色・粘性・香り・酸・タンニン・甘みの多少、アルコール度数‥などを分析していく感じです。
また、「教本の選択肢による表現」とは別に「自分なりの感想」も大切にしました。これらは実際に紙に書くなり、丸をつけるなりしていました。

そして、代表的な地方や国の代表的な品種のワインを、繰り返し覚えるようにしました。
いろいろな種類のワインを感じることも大切ですが、自分の中で基準ができるまでは、典型的なワインを繰り返し覚えるのも重要と思い、バーで定番グラスワインを飲み続けるなどしました。
参考図書としては、シャトー・ロベール様も挙げておられる「ワインテイスティング(佐藤陽一著)」が良かったです。
ワイン以外のアルコール飲料では、ミニボトルをはじめ現物をできるだけ集めて、色と香りから覚えました。

ワインだけではなく、日常生活で感じる色々な香りを、何の香りか考えるようにしました。
例えば、子供が口に入れたフルーツキャンデーが何味なのか‥恥ずかしながら、初めのうちは、キャンディーを自分で食べてもブラインドでは何味か当てられないことも多かったです。
また、香りはできるだけ短時間で判断するように心がけました。試験では、ゆっくり考える時間はないため、香りに対する瞬発力をつける必要があると思います。

私の2次の時間配分は「ワイン各10分×4+その他の酒各5分×2=50分」でした。
選択肢は教本の項目通りでしたが、解答する個数が多く、香りなどは、白4個、赤10個など、マークするだけで時間をとられます。はじめに短時間集中して考え、あとは自分がワイン分析装置になったつもりで反射的に答えました。つまり、教本の各項目(清澄度、色、濃淡、粘性、泡立ち‥)を、定性・定量評価していきました。

2次試験当日ですが、まず寒さ対策は必要でした。
吐器代わりの紙コップと、グラスに水が用意され、白ワイン2種が行き渡ったのを確認して試験開始でした。
くれぐれも解答用紙を濡らさないようにして下さい!
当日、自分の鼻や舌が緊張でどれくらい麻痺するか分からなかったので、嗅ぎ慣れたお酒を30mlくらいのミニ瓶にいくつか詰めて持参し、直前に会場で嗅いでいました。

点数配分、採点方法などは不明です。加点法か減点法かも分からないので、とにかく最後まで解答用紙を埋めることを目標にしました。
私の成績は、銘柄は6つ全て正解、国は2つ不正解、ヴィンテージは1年だけ間違い、でした。

以上、長文失礼致しました。
今後とも貴ブログを楽しく拝読させて頂きたいと思います。
最後になりましたが、シャトー・ロベール様のますますの御活躍をお祈りするとともに、貴ブログが文字通り「ワイン認定試験の虎の穴」でもあり続けることを祈念致します。
2011-10-17 Mon 14:21 | URL | Vivawolfgang #BvDn.vTg[ 内容変更]
no.146:管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011-10-19 Wed 11:39 | | #[ 内容変更]
Vivawolfgang様

詳細な受験体験レポート、たいへんありがとうございます。
このブログが少しでもお役に立てたようで、とても嬉しく思います。
また、このたびはエキスパート呼称資格合格おめでとうございますv-300
このような極めて詳細な体験談は、なによりも後に続く方々にとってたいへん参考になる貴重なものだと思います。
ご期待に添えるよう、今後も研鑽を積んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
2011-10-19 Wed 23:48 | URL | シャトー・ロベール #-[ 内容変更]
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