「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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一次筆記試験の回答方法について
2011-08-20 Sat 12:40
今年の春に新しい部署に異動になってから、ここ5年間で最も忙しい夏となってしまいました。
本来であれば、一次試験直前のこの時期にもっと詳細なフォローアップの記事を書きたかったのですが、あっというまに本番まであと2日となってしまいましたので、最後の注意点と、昨年8月7日の記事と重なりますが、私個人の一次試験回答方法についてご参考までにご紹介することにします。

先ず、試験直前の注意点としては、ソムリエ協会から教本とともに配布されている教材のDVDを、忘れずにチェックすることがあげられます(線で囲ってあったり、アンダーラインが引いてある箇所は特に重要!)。

このDVDからは毎年何問か必ず出題されており、現在ボーダーライン上にいる方々は、これをチェックするかどうかで合否が決まってしまうといっても過言ではありません。
例えば、昨年の第10問目の出題で、ロワール地方のぶどう品種「Arbois」の栽培地やシノニムについて問われましたが、この品種が出題されたことは私の記憶では過去10年くらい無いはずで、当然ノーマークでありましたが、DVDを観たおかげで答えることができました。
また、第7問目で、生産量のベスト5と、前年に比べ生産量が増加している国はどこかについて問われましたが、これもDVDの講義で赤線で囲ってあったりアンダーラインが引かれている箇所からの出題でありました。


そして、以下は私個人がこの試験において足掛け3年に渡り実践してきた回答方法ですが、何回過去問や模擬試験をやってみても時間が足りないとか、自分の回答方法が確立できていないという方はご参考になさってください(昨年8月7日の記事を読まれた方は読み飛ばしていただいても結構です)。

この試験の形式は、ずっとマークシートの四択形式が続いておりましたが、昨年は新傾向として二択の正誤問題が15問あったのが変わった点でありました。問題数は100問でこれは今年度も変わりません。
この試験は70点が一応の合格ラインと巷ではいわれてきました(ソムリエ協会からは合格ラインの正式な発表はありませんが、私が受けた年と昨年受けた周囲の方の自己採点結果から察するに絶対的な基準点はなくて、その年の難易度によって合格ラインが多少上下していると思われます)。
試験時間70分に対し100問ということは、1問あたりに掛けられる時間は42秒とたいへん少なく、例えば四択問題の場合、問題を読むのに6秒とすると選択肢を読んで考える時間は一つ当たり9秒となり、ちょっと考え込んでしまうと、あっという間に時間が無くなってしまいます。

そこで私は以下のような鉄則を決め、それを実践しました。

〈鉄則1〉:すぐに分かる問題だけを先にどんどん回答していき、ちょっと迷ったり、「ど忘れ」してすぐに正解を思い出せない問題はチェックマークをして後回しにする。選択肢を見なくてもすぐに正解が頭に浮かんだ問題は、例えば正解の選択肢が1番であればそれをすぐにマークし、残りの選択肢は無視して次の問題に移る(残り3つを無視することで実に30秒近い時間の節約となります)。

〈鉄則2〉:全く見たことも聞いたこともないような、考えても分からない問題には時間をかけずに、割り切ってこれも適当な番号にすぐマークをして次の問題に移る。マークさえすれば、四択で25%、二択で50%の正解確率はあります。

〈鉄則3〉:〈鉄則1・2〉にしたがい最後の問題まで一通り回答出来たならば、最初に戻り、チェックマークを付けた問題に取り掛かる。迷う問題の場合は、消去法で先ず明らかに不正解だと思われる選択肢を消していき、残りの選択肢に集中して考える。四択の場合、消去法により大概2つに絞りこむことが可能になりますので、正解の確率は50%にまで上がります。

〈鉄則4〉:10問ごとにマークした番号がずれていないか必ずチェックする。

上記の〈鉄則〉について補足説明しますと、これは迷う問題で立ち止まり時間を費やしてしまうことにより、結局時間切れになって、やっていれば分かっていた問題さえも回答する時間が無くなってしまうのを防ぐためです。また時間が無くなってくることからの焦りにより、正誤問題を逆に回答したり、引っかけ問題等でつまらないミスを犯すのを防ぐためでもあります。
繰り返しになりますが、1問当たり42秒ということは、問題を読んで4つの選択肢から選ぶという場合、1つの選択肢につき考えることの出来る時間は9秒前後しかない!ということです。そして1問につき42秒以上考え込んでしまった場合、残りの問題に掛けられる時間はどんどん少なくなることを意味します。
ところがもし仮に、先に50問の問題につき、1問当たり15秒でマークすることが出来れば、750秒、つまり12分30秒で回答することが出来、残った50問は57分30秒と、1問当たり実に約70秒となり、かなりの余裕を持って考えることが出来るようになるわけです。
そして最後の〈鉄則4〉ですが、マークシート方式で最もありがちなミスである、回答番号のずれを防ぐためであります。上記〈鉄則1〉で最も怖いのは、飛ばした問題があるのに、回答欄も飛ばさずに続けてマークしてしまうことです。特に最初の方でこれをやってしまい、最後の方になって気づいた場合、このミスは致命的なものになります。10問ごとにチェックをしていれば、間違ってマークしても大事には至らずに済みます。


以上、私個人の一次試験回答方法をご紹介しましたが、二次試験の概要やポイントについても昨年8月7日以降の記事で取り上げておりますので、まだ読まれてない方はご参考になさってください。
但し、今年度は口頭試問とデギュスタシオンの順序が逆になっていたり、ソムリエやエキスパートは口頭試問がなかったり、出題されるワインの本数が増えていたりと大幅な変更があり、もしかするとテイスティングコメントの選択肢についても変更があるかもしれませんので、この点注意が必要となります(※もし万一、テイスティングコメントに変更があった場合でも、基本的には共通する同じような意味の言葉に置き換わっていると予想されますので、慌てずに冷静に判断することが肝要と思われます)。


2011年度二次試験スケジュール

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この記事のコメント
昨年は、このサイトのおかげてテイステインングのコメントなど、大変ありがたく拝見させていただきました。
このサイトがなければアドバイザーの合格もなかったといっても過言ではないと思います。

ことしは、5種類もあるというのは大変ですね。
しかもテイスティングのあとに「口頭試問」とは、
昨年ならちょっと最後は酔ってたので
ボンミスもでたでしょうね。

2011-08-20 Sat 17:59 | URL | とにー #-[ 内容変更]
とにー様

お久しぶりです^^
また、引き続き当ブログにご訪問いただきまして、
ありがとうございます。

たしかにテイスティングの後に口頭試問はいやですよね~。
昨年私は、残ったワインをゴクゴクと飲み干して帰りましたが、
今年はそれが出来ないんですね~^^;

今後とも、時々遊びにきてくださいね^^
2011-08-21 Sun 22:05 | URL | シャトー・ロベール #-[ 内容変更]
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