「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
http://robert10.blog108.fc2.com/
ムートン・カデ・ルージュ2006
2010-02-16 Tue 00:03
「シャトー・ムートン・ロートシルト」と言えば、泣く子も黙るメドック五大シャトーの一つでありますが、今回はその「ムートン」を所有するバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社が造る「末っ子」(カデ)のテイスティングです。
この「カデ」はネゴシアンもので、価格も千円台半ばとお手頃ですが、「ムートン」の名を冠するだけあって品質的にはたいへん安定感と安心感がある造りでありました。

              ムートンカデ


ムートン・カデ・ルージュ 2006
生産国・地域:フランス、ボルドー  格付:AOCボルドー
生産者:バロン・フィリップ・ド・ロートシルト  輸入者:アサヒビール㈱
品種:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン 
ヴィンテージ:2006 
アルコール度数:13.0% 赤・ミディアムボディ
購入価格:1,680円

【外観】
スティル、澄みきった、光沢のある、輝きのある、赤味を帯びたガーネット色、濃い色合い、脚のできる粘性、粘性は中程度

【香り】
閉じた印象、複雑な香り、ブラックチェリー、カシス、プラム、胡椒、シナモン、甘草、木樽のニュアンス

【味わい】
心地よいアタック、生き生きとした酸味、辛口、やや収斂性のある渋み、心地よい渋味、やや甘みを感じるフレーバー、コクのある、中程度のヴォリューム感、バランスの取れた、 切れの良い後味、余韻は7~8秒、現在飲み頃、果実味のある、しっかりとした構成の、調和の取れている印象

【総評】
外観は先日試したチリのCSよりは赤味が強く、たいへん落ち着いた印象。香りはやや閉じ気味で、香りを拾うのに時間がかかりましたが、三種類のブドウをバランス良くアッサンブラージュしているためか、赤・黒の果実にスパイシーさが加わり、さらにほのかな樽香が上品でなかなか複雑な印象。味わいは突出したところがなく悪く言えば没個性ですが、程好い果実味とタンニン・酸味のバランスはたいへん良く、そつなく綺麗にまとめているところはさすがです。最近の流行に合わせてフルーティでありながらも、エレガントで安定感のある造りとなっており、デイリーに色々な料理と合わせて楽しむワインとしてはこのまとまりこそが大切な要素なのでしょう。ボルドーの入門ワインとしても安心してお勧めできる赤ワインだと思います。
スポンサーサイト
別窓 | フランスワイン | コメント:0 | トラックバック:0 
<<日本ソムリエ協会関東支部第一回例会参加 | ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 | 参考書籍1 ワイナートブック『ワイン基本ブック』>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 |

アフェリエイト3