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MONTES MALBEC 2008 モンテス マルベック
2011-03-07 Mon 23:15
このところ家ではず~っと白ワインばかり飲んでいましたが、この日は寒の戻りで雪まで降ったため、濃いめの赤が飲みたくなりチリワインをチョイス。
「マルベック」といえばアルゼンチンが有名で、チリはほとんど試したことがないのですが、果たしてどういった違いがあるのでしょうか?

              モンテス・マルベック2008

MONTES MALBEC 2008 モンテス マルベック
【生産国・地域】:チリ、コクチャグア・ヴァレー  D.O.:COLCHAGUA VALLEY
【生産者】:MONTES  【輸入者】:エノテカ(株)
【品種】:マルベック   【収穫年】:2008年 
【アルコール度数】:14.0%   【タイプ】:赤・フルボディ
【購入価格】:1,650円

【外観】
澄みきって、輝きのある、光沢のある 紫色を帯びたガーネット色 濃い色調 脚の出来る粘性、粘性は高い 色素がグラスに残り若々しく健全な印象

【香り】
フルーティ、豊で複雑性のある香り ブラックベリー、カシス、ブラックチェリーなど黒い果実香が主体 黒胡椒、甘草のようなスパイシーなニュアンス ヴァニラ、ビターチョコ、コーヒーなどロースト香、樽のニュアンス

【味わい】
重量感のあるアタック 穏やかな酸味 柔らかいが、やや収斂性を感じるタンニン 凝縮されたジャムのような甘いフレーバーのあとにローストされた樽のニュアンスが続き、心地よい苦味が余韻となって続く 辛口 アルコールのボリューム感を感じる、フルボディ バランスは良い 切れの良い後味 飲み頃は現在~数年後 余韻はやや長め、7~8秒 若々しく果実の豊かさを感じる凝縮感のある味わい

【総評】
全体的な印象はこれぞチリの赤といった、果実味たっぷりで凝縮感がありパワフルなもの。すり潰したような黒い果実の香りと、スパイス、アメリカンオーク由来の強めのロースト香が渾然一体となって鼻腔に広がります。
味わいもアタックからジャミーで濃縮感のある、力で押してくるような印象で、最近の洗練された造りというよりはクラシックなタイプの印象。
タンニンもまだ収斂性が残っており、若々しく角がある感じで、数年寝かせた方がより美味しくなるかもしれません。
以前試した何本かのアルゼンチンのマルベックと比べても、やはりそれよりもパワフルな印象があります。これはマルベックに限らずですが、地中海性気候のチリと、標高が高く大陸性気候のアルゼンチンの気候風土の違いが表れているのかもしれません。

夕食前にワインだけ味わっていたのですが、重い感じが増してきて、2杯目くらいからちょっと辛くなってきます。
今日の夕食はモランボンの「トマト鍋」完熟トマトのほどよい酸味とバジルやガーリック、かくし味のチーズが重いワインをカバーし、ちょうどよいバランスになりました。
ワイン単体で味わうよりも、しっかりとした味付けの肉料理、甘辛いタレの焼肉や鰻の蒲焼によく合いそうな赤ワインであります
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この記事のコメント
no.120:
このワインは友人にすすめられ、シンガポールで飲みました。
とても美味しかったので、ラベルをはがし、ネットで調べ、ここへ辿り着きました。
解説もわかりやく、読みやすかったです。
帰国したら、必ず買いに行きます。
ありがとうございました!
2011-07-26 Tue 03:49 | URL | 死神 #-[ 内容変更]
no.121:Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。

つたない記事ですが、お役に立てたようで幸いです。
最近、テイスティングをサボってしまっていますが、
落ち着いたらまた再開しようと思います。
2011-07-27 Wed 00:18 | URL | ロベール #-[ 内容変更]
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