「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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cappuccino pinotage 2009 カプチーノ・ピノタージュ
2011-02-18 Fri 00:50
昨年までは呼称資格試験対策として、高貴王道品種と過去出題された国のワインを中心にテイスティングノートをつけていたため、南アフリカのワインは何度か試飲会で試したくらいでありました。

しかし今後、全国大会まで視野に入れるならば、当然覚えるべき国の一つであり、今回はその独自品種であるピノタージュをテイスティング

              カプチーノ・ピノタージュ2009

cappuccino pinotage 2009 カプチーノ・ピノタージュ
【生産国・地域】:南アフリカ共和国、コースタルリージョン、パール地区
W.O.:PAARL
【生産者】:BOLANDCELLAR  【輸入者】:ピーロート・ジャパン(株)
【品種】:ピノタージュ100%   【収穫年】:2009年
【アルコール度数】:14.0%   【タイプ】:赤・ミディアム~フルボディ

【外観】
輝きのある、光沢のある、透明感のある 紫色を帯びたガーネット色 色素量も多く、濃い色調 粘性は強く、脚がゆっくりとグラスを伝う 若々しく、凝縮感のある外観

【香り】
豊かで複雑性のある香り ブラックベリー、カシスのような黒い果実香、ジャムのような濃縮感のある香り ヴァニラ、コーヒー、ビターチョコのような強いロースト香、木樽のニュアンス

【味わい】
重量感のあるアタック 穏やかな酸味 心地よく、柔らかく溶け込んだタンニン ジャムのような濃縮感がある甘いフレーバーの後にコーヒーやチョコレートのような苦味のあるフレーバーが続く 辛口だがアフターはややジャミーな印象 アルコールのボリューム感を感じる、ミディアム~フルボディ バランスは良い 切れの良い後味 現在飲み頃 
余韻はやや長く7~8秒 若々しく、果実の豊かさと凝縮感があり、とても個性的な味わい

【総評】
外観はニューワールドの温暖な産地によく見られる、鮮やかな紫色が強めのガーネットで、ピノ・ノワールの遺伝子を受け継いでいるような印象は少しもありません。色素量も多く、グラスのフチに紫の色素がはっきりと残り、グラスの底も見えない濃い色調。
香りは、名前のとおりコーヒーやビターチョコのようなロースト香が強く、とても個性的。強めにローストされた樽で熟成されたことが予想されますが、それでもなぜブドウ100%から造られたものに、こんなカカオやコーヒーの香りがするのか不思議になります。
味わいも外観や香り同様、濃縮感がありボディーも厚みを感じます。外観から受ける印象とは逆に、タンニンはとても柔らかくまろやかで、尖った感じはありません。見た目よりも酸は割合しっかりあるのでバランスは悪くありません。
その独特の香りからチョコレートが合うのではと考え、バレンタインでもらった義理チョコで試してみましたが、香りはともかくワインの酸味が目立ってしまい、ビターもミルクチョコも今ひとつな感じです。これだけ個性が強いと合わせる料理も難しいと思いますが、甘いフレーバーとロースト香から、炭火で焼いたタレの焼き鳥や鰻の蒲焼などが合うのかもしれません。もっとも料理に合わせるよりは、そのものの個性を楽しむワインなのだといえるかもしれません。
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