「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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dA CHARDONNAY 2009 ディーエー シャルドネ
2011-01-09 Sun 01:25
ここ数年、お正月になると毎年観ているTV番組が『芸能人格付チェック』であります
(もっとも元旦から仕事だったので、録画でですが・・・(゚-゚;))
毎回ワインのブラインドテイスティングもあり、今年は百万円の「DRCモンラッシェ」と5000円のカリフォルニアワイン(銘柄は不明)が出されておりました。ワイン以外にもいろんな食材のブラインドでの比較があるわけですが、一部のお笑い若手芸人を除き「この人ら普段いいもの飲み食いしてるんだろうな~」というような出演者たちが「そんなの間違うわけないだろ~?」と思われる間違いを平然と連発してしまうところが見所(?)であります。
今回も食通として知られる梅宮辰夫氏が『DRCモンラッシェ』を「下品な香り」と評して見事に外しておりましたが、これを観ると「市場で付けられているモノの値段っていったいなんなんだろう?」と考えさせられるとともに、人間の感覚(特に味覚)がいかに事前に与えられたブランド名・価格などの情報や、視覚に頼っているいい加減なものかが分かって、興味深いものがあります

さて、前振りが長くなりましたが、今回試した白も千円札一枚でお釣りがくる価格なれども、単に「CPが高い」の一言では済ませたくない実力を備えたデイリーワインであります。
と、いきなり結論が先にきてしまいましたが、果たして「一流」と呼ばれるソムリエさんたちが、このワインをブラインドで試したときに、いったいいくらの値段と判断するのでしょうか?

     dAシャルドネ2009-01

     dAシャルドネ2009-02

dA CHARDONNAY 2009 ディーエー シャルドネ
【生産国・地域】:フランス、ラングドック・ルーション地方
【格付】:Pays d’Oc
【生産者】:ドメーヌ・アストラック・ワイナリー  【輸入者】:(株)スマイル  
【品種】:シャルドネ100%
【収穫年】:2009年 
【アルコール度数】:13.5%  【タイプ】:白・辛口
【購入価格】:¥980

【外観】
澄みきった 輝きのある 光沢のある 黄金色を帯びた淡い黄色 中程度の色合い
ディスクは厚い 粘性は高く、脚がゆっくりとグラスを伝う

【香り】
ボリューム感のある豊かな香り フルーティ 洋梨、カリン、黄桃、マンゴー、パイナップルなど黄色い果実・トロピカルフルーツが主体の香り 黄色い花 ヴァニラのような仄かな樽のニュアンス

【味わい】
ボリューム感のあるアタック 滑らかで生き生きとした酸味 辛口 トロピカルフルーツのような甘いフレーバーから、アフターにかけて心地よい苦味を感じる 中程度のボリューム感 バランスも良く、後味の切れも良い 余韻はやや長く7~8秒程度 現在飲み頃
フレッシュで若々しく、豊満で濃縮した、豊かな果実味に溢れた味わい

【総評】
黄金色を帯びた外観から、一目で温暖な産地の白ワインと予想され、見た目同様香りも味わいもボリューム感が感じられます。温暖な産地でボリューム感があるのは当然なれど、このワインの非凡なところはあらゆるバランスが素晴らしくよいところ。パワフルにもグラマラスにもなり過ぎず、突出した自己主張もなく一歩間違えば没個性になってしまうところを、それぞれの要素がきちっとまとまって均整のとれた美味しさを醸し出しています。
健康で完熟したフレッシュなトロピカルフルーツが、目の前の籠いっぱいに盛られたような香りと味わいは、とても千円札一枚で買える安いワインではないでしょう。
一消費者の目線でワインを選ぶ場合、最も重要なのはその価格以上の価値があり、何度も繰り返し買いたいな~と思わせる美味しさがあるかどうかだと思いますが、これは売る側としても絶対的な自信を持ってオススメできるデイリーワインだと思います。
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