「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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『ワイン上手-深く味わう人へのアドヴァイス-』/田崎真也著
2010-12-30 Thu 11:05
今年は25日が土曜日ということもあり、割と遅い時間までクリスマス需要のスパークリングワインが売れておりました
夜9時を過ぎ、客足も少なくなった頃合を見計らって、今度は秀吉の「一夜城」のごとくクリスマスの売場からお正月の売場にガラリと変更
翌日も日本酒を中心とした売場作りを続け、いよいよ普段の土日の3倍売れる魔の年末3日間に突入でありますw( ̄Д ̄;)w
クリスマスの翌日あたりから体内電池はとっくに切れ、アルコールをエネルギー源として『暴走モード』で突っ走っている状態ですが、「忙中閑あり」の言葉どおりここ4日くらいで読破したのがこの本であります。

               「ワイン上手」田崎真也著

『ワイン上手-深く味わう人へのアドヴァイス-』/田崎真也著
新潮選書 ¥1000(税別)  1999年8月20日発行

田崎さんの仕事全般に対するコンセプトのひとつは「ワインは、『憶えてから楽しむものではなく、楽しんでから憶えるもの』」だそうですが、「楽しむことを知った方々に、今度はより楽しむため、憶えていただきたいことをお伝え」するために出版されたのが本書とのことです。
と書くと、日頃からワインを嗜んでいるワインラバーのための本と思われるかもしれませんが、内容的にはこれからまさに呼称資格試験を受験する人たちのために書かれたような本であります
書かれたのはもう10年以上前になりますが、前半のブドウの育つ自然環境から、その栽培方法・醸造方法までの部分は『教本』の「酒類概論」中の該当箇所をほぼ網羅しており、なぜそのような方法を行うのか?について分かりやすく理解することが出来ます。
後半部分は「テイスティング」についての解説でありますが、ワインの勉強をし始めた頃から読み始めた『神の雫』の影響もあり個人的に「大きな勘違いをしていたな~」と指摘されるような部分がありハッとさせられました∑('0'*)ハッ!
少し長くなりますが引用してみます・・・(P120~)
「テイスティングでソムリエがワインについて表現する場合、美しい詩的なコメントはまるで必要ありません。『春の野原にスミレが咲いているような』などといった言葉はまったく無意味です。単なる自己陶酔の言葉であって、そこから他人はどんなワインかを理解することはできません。
大切なのは感覚を共有することのできる言葉です。
ただし、テイスティング用語だからといっても、その言葉がなにを指すのかをよく理解していないと、言葉だけが浮いてしまいます。実際、意味もよくわからぬまま『森の枯葉の香り』とか『犬の濡れた毛の香り』などというソムリエがいます。しかし、なぜそのような言葉が生まれたのかを理論的に説明できなければ、なぞなぞの世界、言葉遊びの世界です。意味がありません。(中略)
ブドウがワインとなり、最後にグラスへ注がれて飲まれるまでには、長い歳月を必要とします。自然環境、栽培、醸造、熟成は、それぞれに異なっています。ワインの一生ともいうべきこの一連の流れはさまざまです。
テイスティングとは、グラスに注がれたワインの色や香りや味わいから、その一生を判断することなのです。」
なるほど、これまで田崎さんをはじめとして、佐藤陽一さんや阿部誠さんといったトップソムリエの方々のセミナーに参加してきましたが、たしかに皆さん個々のニュアンスの違いはあれ「共有」できる言葉でコメントされ、なぜそうなのかを「理論的に説明」されておられました。
以下、「外観」、「香り」、「味わい」といったテイスティングの段階ごとに極めて理論的な展開がされており、その後「料理との合わせ方」、「飲み方の工夫」へと続いていき、呼称資格試験の内容と重なる部分が多々あります。
来年度の呼称資格試験を受験予定の方で、適当な受験参考書は何かと探されている方に、ワインを理解する上で是非とも読んでいただきたい本としてオススメします。
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