「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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『うなぎでワインが飲めますか?-そば、てんぷら、チョコレートまでのワイン相性術』/田崎真也著
2010-12-15 Wed 18:33
       「うなぎでワインが飲めますか?」01

       「うなぎでワインが飲めますか?」02

『うなぎでワインが飲めますか?-そば、てんぷら、チョコレートまでのワイン相性術』/田崎真也著
角川書店  ¥686(税別)  2006年1月10日初版発行

日頃売場でワインのご案内をしていて、お客さまによくきかれるのが「今日の夕食は○○なんだけど、合うワインはどれですか?」というご質問です
先日も「アン肝に合うワインはどれ?」ときかれて、ちょっと焦りました!!!∑(゚ロ゚!(゚ペ?)???
教本にはフランスやイタリアのそれぞれに合う料理の一覧はあるのですが、当然のことながら日本人が日常家庭で楽しむ料理などは全く載っておらず、自分なりに試行錯誤するしかありません。
そんなときに強い味方となってくれるのが本書です
内容は3部構成となっており、第一部が「世界のワインと料理をどう愉しむか」、第二部が「日本の食卓でワインをどう愉しむか」と、主に料理とワインの合わせ方・愉しみ方について書かれており、第三部はガラリと変わり「ワインの愉しみ、もてなしの心」として、“バースデーヴィンテージの話”“ワインの価格の奥深いカラクリ”“ホスト・テイスティングの意味と効用”“ワインの適温”“保存方法”“健康の関係”などなど、ワインにまつわる諸々の話題がいっぱいとなっております。

本の題名からすると、第二部が一番内容的にも量が多いと思ったのですが、全189頁のうち、二部は25頁しかありません。載っている料理も“日本そば”“うなぎ料理”“松茸料理”“ふぐ料理”“天ぷら”と少なく、“松茸”や“ふぐ”などは私のような貧民にとっては馴染みがありませんε=( ̄。 ̄;)
料理(和食)の数は少なくちょっとガッカリなのですが、その考え方はさすがにたいへん参考になります。例えば“天ぷら”などは使用する素材が野菜から魚介と幅広く、また食べ方も「塩」をつけたり「つゆ」につけたりと色々でありますが、それぞれの素材や食べ方にワインを合わす場合の考え方は、他の料理にも幅広く応用が効きます。
今年のワインアドバイザー二次試験の「シャルドネ」に合う料理の正解として“海老の天ぷら”がありましたが、その考え方は次のようになります。
『てんぷらを代表する海老を考えてみると、さわやかさよりも海老の甘味を引き立てる意味からも、辛口白ワインで乳酸菌によってブドウに含まれるさわやかな印象を感じるリンゴ酸をまろやかな味わいの乳酸に変化させたタイプ。フランスのブルゴーニュ地方産白ワインのほとんどがこのタイプで、とくに、素材を重要視するならば、よりミネラル感を感じるシャブリなどが合うでしょう』(本文P148より引用)
その他、第一部では漫画『神の雫』でも主題となった「キムチとのマリアージュ」や、日常の食卓に並ぶことの多い中華料理についても載っており、これから呼称資格試験の受験をされる方も、すでに合格した方にとっても、たいへん参考になる一冊であります
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