「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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参考書籍5『言葉にして伝える技術-ソムリエの表現力』/田崎真也著
2010-11-27 Sat 02:50
どの世界でもそうですが、『教科書』や『教本』の類は、読み物としてけっして面白いわけではなく、集中力をもって継続して読み進めるには、かなりの忍耐と苦痛を伴います。
わが『ソムリエ協会教本』もその例外ではなく、一応開くのですが毎回睡魔との闘いになります

さて、それとは逆に読み始めた途端、時間の経つのも忘れるほどグイグイと引っ張られるように読んだ、いや読まされたのがこの本です。

       言葉にして伝える技術

『言葉にして伝える技術-ソムリエの表現力』/田崎真也著
祥伝社新書 ¥760+税  2010年10月10日初版

以下、Amazonよりの内容紹介抜粋・・・
「肉汁がじゅわっと広がってきますね」 「思ったよりもクセがなくて、食べやすいですね」 「秘伝のタレを使っているから、おいしいですね」 ……あなたは、こんな表現を使っていませんか? ★現代日本人に必須の表現力 日々の生活や仕事のなかで、私たちが文章表現をする場面はますます増えている。これに加え、ブログやツイッターなどを通した自己表現を趣味にしている人も多いだろう。■■■にもかかわらず、私たちは、表現力を磨くのための訓練をほとんど受けていない。つい、どこかで見たような文章になってしまう。レポートのような論理的な文章ならまだしも、「どう感じたか」を素直に書く文章は苦手、と考える人は多いだろう。飲食物に対する表現はその最たるものである。■■■しかも、ただ、陳腐というだけではない。その表現の多くが、間違いなのである。 ★あなたの表現はズレている テレビのグルメレポーターが、ステーキやハンバーグの一片をほおばり、「肉汁が口のなかに、じゅわっと広がってきますね」と大げさにコメントするのを聞いたことがあるだろう。■■■ところが、この表現は、実は肝心なところを何も言い表わしてはいない。その肉汁がいったい、どんな味か、どんな香りかが、まるで語られていないからだ。■■■著者によると、私たちが日頃なんとなく「おいしい」を伝えたつもりで使っている表現は、およそ不完全なものばかりだという。それは、深く意味を考えずに常套句を使っていたり、先入観にとらわれて、本当はどうなのかを正しく言い表わせていなかったりするためである。■■■それでは、正しい感覚を取り戻し、言葉の数を増やすためには、どうすればよいか。世界一ソムリエが、表現力を豊かにするためのプロセスを明らかにしたのが本書である。

たしかに、このブログのテイスティングノートでも度々、「クセがなくて飲みやすい」などと書いた記憶がありますが、それがとんでもない間違った表現であることが、本書を読むと明らかになり思わず赤面してしまいます
これはワインを飲まない人にとっても、他人とのコミュニケーションを図るうえにおいてとても参考になる「言葉にして伝える技術」を学ぶことができるツールになると思います。
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