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Jorio MONTEPULCIANO D’ABRUZZO 2007 ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ
2010-11-03 Wed 23:50
今日は久々にお出かけなしの、のんびりとした休日でありました。
なぜか無性にカレーが食べたくなったので、近所のスーパーで材料を買い、これまた久々にキッチンに立ちます。
市販のルーを使いはしますが、先ずはニンニクと生姜を刻んでオリーブオイルで炒め、ブイヨンと赤ワインをドバドバと入れて煮込むので、かなりコクのある我ながら美味しいカレーが出来上がります
さて、スパイシーなカレーに合うワインはなにかと考え、ストックの中から「ヨーリオ」を選択。このワインは“神の雫”でブレイクして以来、何度か試したことがありますが、果たしてそのスパイシー感がカレーと合うのでしょうか?

            
             ヨーリオ2007


Jorio MONTEPULCIANO D’ABRUZZO 2007 ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ 
【生産国・地域】:イタリア、アブルッツオ州   【格付】:DOC
【生産者】:ウマニ・ロンキ社   【輸入者】:モンテ物産(株)
【品種】:モンテプルチアーノ   【ヴィンテージ】:2007年
【アルコール度数】:14.0度  赤・ミディアムボディ
【購入価格】:1,680円

【外観】
紫色を帯びたガーネット色。グラスのフチは若々しい鮮やかなマゼンタの色調。グラスの底が見えないくらい濃い色合いで、みるからに凝縮感を感じさせる。粘性は高くねっとりとした感じで、色素を多く含んだ脚がグラスを伝わる。

【香り】
凝縮感を感じさせる豊かで濃厚な香り。第一印象はブラックチェリー、カシス、ブルーベリーなど黒い果実主体に、プラムやラズベリーなど赤い果実、スミレのような紫色の花の香り。グラスを回すとビターチョコやコーヒーなどのニュアンス、黒胡椒や甘草などのスパイシーさが表れてきて複雑性を増す。

【味わい】
外観や香り同様、アタックも濃縮感があり力強い。タンニンは柔らかく、滑らかで適度な酸味が全体を支えバランスはよい。フレーバーは甘く口当たりは良いが、中盤からスパイシーさとビターチョコのような心地よい苦味が表れアフターに続き、余韻も長い。アルコール度数の高さからくるボリューム感が感じられ、若々しく凝縮感のある味わい。

【総評】
モンテプルチアーノもキアンティ同様、サイゼリヤのグラスワインのような軽快なものからコクのある重厚な味わいのものまで幅広くありますが、これは後者の方。おそらく収量を制限し、凝縮感を高める造りをしているのでは?と思えるくらい濃厚な味わいで、国際高貴品種ではシラーが一番近いような印象。
ジャミーではありますが、タンニンは柔らかく溶け込み、適度な酸味があるためバランスよくまとまっております。イタリアらしく陽性で、太陽の恵みを詰め込んだような温かみのある味わいの赤ワインであります。

ただ残念なことに、ちょっと辛めの我が家のカレーとは絡み合わず、最適なマリアージュとはいきませんでした。お互い邪魔はしないのですが、なにかよそよそしく打ち解けようとしない感じとでもいいましょうか。
それぞれは美味しいのに、難しいものですね。
シラーのような厚みとスパイシー感があるので、スパイシーな肉料理、中華料理やエスニック料理にはよく合うと思います。また寒いこれからの季節にはじっくりと楽しめる赤ワインだと思います。
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