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PEPPERWOODGROVE CABERNET SAUVIGNON 2007
2010-09-13 Mon 15:50
ここ3年間連続して、二次試験における赤ワインの王者ともいえるカベルネ・ソーヴィニヨンの出題は新世界、しかもアメリカが2回となっております。
そこで今回は、いかにもカリフォルニアらしい特徴をよく表している、「ペッパーウッド・グローヴ」のカベルネ・ソーヴィニヨンであります。
テイスティングコメントは前回同様、ほぼ二次における正解に沿ったコメントとしてあります。

              ペッパーウッドグローヴCS

PEPPERWOODGROVE CABERNET SAUVIGNON 2007
生産国・地域:アメリカ、カリフォルニア州
生産者:ドン・セバスチャーニ&サンズ  輸入者:ワイン・イン・スタイル(株)
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
アルコール度数:13.5% 赤・フルボディ
購入価格:1,480円

【外観】
スティル、澄みきった、光沢のある、濃い色合い、紫色を帯びた、ガーネット色、複雑な色調、脚ができる粘性

【香り】
豊かな香り、若いアロマに満ちた、濃縮感のある、ブラックチェリー、カシス、ジャムのような、フルーティ、たばこの葉、コーヒー、木樽のニュアンス

【味わい】
心地よいアタック、重量感のあるアタック、やわらかい酸味、辛口、心地よい渋み、収斂性のある、複雑性のある、重厚な、バランスのとれた、濃縮感のある、現在飲み頃、余韻は7~9秒

【相性のよい料理】
サーロイン・ステーキ仔羊のロースト

【総評】
このワイン、価格は1480円と決して高くはないのですが、CPの高さはかなりのものがあります。
まず驚くのは香り立ちの豊かさと複雑さ。ジャムのような濃縮感のある黒い果実が主体で、樽由来のヴァニラ、コーヒー、タバコのような複雑な香りが次から次へと表れ、かなり期待させるものがあります。
味わいも期待を裏切らず、まだ収斂性があるタンニンと甘いフレーバーがしっかりと感じられ、パワフルでボリューム感たっぷりなところもいかにもカリフォルニアのカベルネであります。アフターにはカベルネ特有のミントのような清涼感が感じられ、カベルネ・ソーヴィニヨンであることを主張しています。
シラー(ズ)やメルローのような濃いガーネット色の他の品種と、カベルネ・ソーヴィニヨン(特に新世界の)との決定的な差は、収斂性の強いタンニンとこのメントール系の清涼感あるフレーバーだと思います。
白におけるリースリングも、他の白品種と分かつ決定的な差はその独特な「石油香」だと言われていますが、こうしたその高貴品種独特の特徴が分かるようになると、判定においての基準が出来るようになってきます。
ようやく最近少し涼しくなる兆候があらわれてきましたが、もうしばらくするとグラマラスな赤が美味しい季節になってきますね。飲み応えのある赤を、手軽に飲みたいときに最適なカベルネであります。
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