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『SAPPORO GRAND WINE TASTING 2010』参加 9月8日(水)〈vol.2〉
2010-09-11 Sat 11:30
◆『SAPPORO GRAND WINE TASTING 2010』試飲会

前回のセミナーに続き、今回は試飲会の模様をレポートします。

この日の出品アイテムは180種類。価格も1000円前後~4万円近くのシャンパーニュまで多種多様であります。
会場に到着したのが午後1時半。終了が4時半だったので、セミナーの1時間半を除くとテイスティング出来る時間は実質1時間半しかありません

メーカーさんのご招待により、こうした試飲会に参加する自分なりの目的としては、先ずは①「自分の店で扱う価格帯でのワインで、きわめてCPが高く繰り返しリピートしていただけるようなワインを探し出す」こと、②「普段自分では買えないような高価格かつ高品質のワインを試すことにより、自らの経験値を上げる」ことがあります。
この日のワインリストにさっと目を通すと、私の中でのデイリーワインの基準である3000円を超えるものも相当数あったため、1時間半という制限時間と二次試験前ということから、この日は瞬間的にモード②に徹することに決めました。
サッポロさん、ごめんなさい

       シャルドネ&ミュラートゥルガウ

会場入り口に、実物のシャルドネとミュラートゥルガウの葡萄が置いてあったので、さっそく食べてみることに。
ワイン醸造用ブドウを食べてみるのは、これが初めてであります。
食用のブドウに比べ違うことは、まず甘味に加え酸味がしっかりと感じられることでしょうか。普段食べる機会の多いデラウエアや巨峰といった食用ブドウは、たしかに糖度が高くて美味しいのですが、酸味を主体に感じることはまずありません。
またそれら食用ブドウに比べ、皮と果肉の実離れがとても悪いこと、果肉の量が少ないことも特徴としてあげられます。まあこれは、食べることが目的ではない品種なので、当たり前かもしれません。

この日は180銘柄のうち、結局30銘柄しか試すことが出来ませんでしたが、以下地域と生産者ごとに列挙してみます。(価格は参考価格、オープン価格のものについては実勢価格になります)


最初は何といっても「泡」でしょ、とばかりに先ずは入り口近くのシャンパーニュへ猫まっしぐらであります。

       GOSSET

◆Champagne
〈GOSSET〉
・Brut Exellence  (¥6500) PN65%、CH20%、PM15% 
・Grand Rose  (¥10500) CH56%、PN35% 
・Grand Millesimes 1999  (¥11000) CH56%、PN44%
・Celebris 1998 Extra Brut  (¥17000) CH64%、PN36%
・Celebris Blanc de Blanc Cuvee Extra Brut  (オープン、¥30000) CH100%
・Celebris Rose 2003 Extra Brut  (オープン、¥36000) CH68%、PN32%

いきなりゴッセのハシゴであります。「吐き出すなんてゴッセに失礼だ!」とばかりに、いやしんぼの私は当然ゴックンであります。
さすがに普段飲んでいる、熟成とは縁のない早飲みタイプの若いワインとは異次元の世界の飲み物であります。


大満足のシャンパーニュの次はやっぱりブルゴーニュでしょ!(謎)と今度はLaboure-Roiのコーナーへ。

       Laboure-Roi

◆Bourgogne
〈Laboure-Roi〉
・Bourgogne Aligote "Le tourbillon" 2007  (¥1900)
・Macon Villages Blanc 2008  (¥1900)
・Chablis Le Beaunois 2008  (¥2800)
・Ch.Laboure-Roi Meursault 1er Cru Poruzot 2007  (¥7784)
・Nuits-Saint-Georges 2006  (¥5800)
・Domaine Michel Jeanniard Morey-Saint-Denis 2006  (¥5500)
・Domaine Magnien Vosne-Romanee 2005  (¥8000)

最初にゴッセのハシゴをしたのは、ちょっと失敗でした。濃厚で複雑性の塊のようなシャンパーニュをしこたま味わった後では、3つめのシャブリまでまるでただの酸っぱいだけの水を飲んでいるような感覚で、全く特徴を捉えることが出来ません。
4つ目のムルソーになると、さすがにプルミエ・クリュだけあって、本来のブルゴーニュ白の真髄を味わうことが出来ました。

◆Val de Loire
〈Guy Saget〉
・Vouvray 2008  (¥1800) CB100%
・Poilly-Fume 2008  (¥3200) SB100%

◆Cotes du Rhone
〈Cave Saint Pierre〉
・Chateauneuf du Pape 2007  (¥4000) Gr、Sy、Mo

フランスの次はイタリアのコーナーへ移動したのですが、お目当てのブルネッロ・ディ・モンタルチーノやアマローネは既に飲み干された後で、やむなくアメリカへ

       ベリンジャー

◆USA
〈Beringer〉
・Napa Valley Pinot Noir 2006  (¥4000) PN100%
・Napa Valley Merlot 2005  (¥4000) Me94%、CS6%
・Knights Valley Cabernet Sauvignon 2005  (¥4800) CS100%

ベリンジャーも当然、ナパ、ソノマの代表的なものをチョイス。さすがにこのクラスになると、なるほどフランスの高級ワインに引けを取らないエレガンスが感じられます。
あとでパンフを見直すと18000円のプライベート・リザーブもあったんですね、失敗した

ここまで残りの時間が20分となったため、まだ試していないボルドーへ移動

       コーディア

◆Bordeaux
〈Cordier〉
・Chateau La Commanderie 2004  (¥4500) Me90%、CF10%
・Chateau Meyney 2001  (オープン、¥5000) CS70%、Me20%、CF10%
・Clos de Jacobins 2002  (オープン、¥10000) Me50%、CF45%、CS5%

ボルドーの3つもなかなかのものでありましたが、やはり最後のクロ・デ・ジャコバンはその複雑性といいスケール感といい、頭一つ抜けていました。さすがにサンテミリオンのグランクリュ・クラッセだけはあります。

そしてこの日、最後の締めはやっぱりシャンパーニュ!
「蛍の光」が流れる会場で、ひたすらゴッセのハシゴ

この日は思いがけず1958年のワインを試すことができたり、ヴィンテージシャンパーニュのハシゴをしたりと、滅多にない貴重な経験をすることができ、大きな満足感と幸福感に包まれ会場をあとにしました。
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この記事のコメント
no.39:お疲れ様です
ここまで大規模な試飲会は年に数回お目にかかれるかどうかでしょうか(笑)ゴッセを吐き出すのはもったいない・・お気持ちよくわかります(爆)
そして、そのあとにシャブリというのは、さすがに・・
ピンと張り詰めた(過ぎともいえる)酸が命のシャブリに、豊満芳醇ゴッセ軍団の後に飲むのはある意味試練?でしたね;^^

サッポロさんは身近すぎなインポーターですが、相当いいワイン群をおもちですよね。今年もバイオーダーでお世話になり、そのポテンシャルの高いワインに驚き、慌ててオーダーしたものです。

2010-09-11 Sat 14:31 | URL | ヒロ #8/nNizoM[ 内容変更]
ヒロ様、コメントありがとうございます。

この仕事のいいところは、「仕事」や「勉強」と称して、好きなワインやその他の酒を沢山飲めることでしょうか^^
もっともカミさんには、「あんたはただ酔っ払ってるだけでしょ!!」と見抜かれてはいますが^^;
ヒロ様のブログも拝見させて頂きましたが、ワインに関してはベテランの方とお見受けしました。
時間の配分さえ気をつければ、合格は間違いないでしょう。
お互いに飲み過ぎに注意して、二次試験を迎えましょう^^
2010-09-11 Sat 16:13 | URL | シャトー・ロベール #-[ 内容変更]
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