「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
http://robert10.blog108.fc2.com/
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告  
2014年度一般呼称資格試験「フランス」重要ポイントその1『フランス概要』
2014-04-25 Fri 00:58
今回からは、この試験の最重要国である「フランス」の重要ポイントについてピックアップしていきます。

現在のワイン世界では中心の国であるフランスも、ワインの歴史を勉強してみると、決して最も古い国でなないことがわかります。
ではなぜ世界の中心となるワイン生産国となったのか…?

気候区分や欧州伝統国のお手本となったワイン法など、フランスを理解することが世界のワイン産地を理解する基礎となりますので、暗記も大事ではありますが、先ずしっかりと理解していきましょう。


Ⅰ【概略】 P70

○09年のワイン生産量は約4,630万hlで、世界2位。ワイン用ぶどう栽培面積は約84万ha、ぶどう生産量は約610万t。

○フランスは先ず10の代表生産地域が地図上のどこに位置するのかを、完全に頭に入れてください。そこから全てがスタートします。そして、各地域のAOCレベルの面積と生産量も大雑把な単位で構いませんので、頭に入れておく必要があります。


Ⅱ【歴史・気候・風土】 P70

[歴史]
○ぶどうがメソポタミアからエジプト人、フェニキア人、ギリシャ人、ローマ人の手を経て、ガリア、現在のプロヴァンス地方、マルセイユにもたらされる。

○紀元1世紀にはローヌ川流域、2世紀にはブルゴーニュ、ボルドー、3世紀にはロワール、4世紀にシャンパーニュへ広がる。

○キリスト教の布教とともに、ミサ用ワインの需要が高まり、特にベネディクト派修道士たちの働きで、フランス中に広がる。

○12世紀にはイギリス、北欧、ドイツへも輸出される。

○その後、ガラス瓶とコルクの利用法が発見され、流通拡大。

1855~1856年:ウドンコ病(Oidium)…硫黄 

1863~19世紀末:フィロキセラ…耐性をもつアメリカ産の台木にフランスのぶどう樹を接木 

●1878~1880年:ベト病(Mildium)…ボルドー液  

◎3大病害については、年代順・対応法について完全に覚える。

1935年原産地統制名称(AOC)法制定

[気候] P71
大陸性気候:冬寒く、夏暑く、雨は少ない・・・シャンパーニュ地方、ブルゴーニュ地方、ロワール川上流地域、ローヌ地方北部

海洋性気候:冬温和、夏も比較的涼しく、温度は高めで、やや雨が多い・・・ボルドー地方、コニャック、ロワール川中・下流地域、南西地方

地中海性気候:夏暑く、冬温和、一年中太陽に恵まれ、乾燥している・・・地中海沿岸(ローヌ地方南部、プロヴァンス・コルス地方、ラングドック・ルーション地方)

高山性気候:冬厳寒、夏短く、多雨、多雪・・・東部のヴォージュ山麓(アルザス地方)、ジュラ、アルプス山系


Ⅲ【主な栽培ぶどう品種】 P71

○ぶどう品種については、白・黒とも教本の一覧表栽培面積ベスト5と、一覧表掲載品種のシノニムは確実に覚えましょう。

《白ブドウ》
1位「Ugni Blanc ユニ・ブラン」=コニャック、アルマニャックの主要品種でシノニムは「Saint Emilion des Charentes サン・テミリオン・デ・シャラント」
2位「Chardonnay シャルドネ」=Melon d'Arois ムロン・ダルボワ
3位「Sauvignon Blanc」=Blanc Fume ブラン・フュメ
4位「Melon de Bourgogne ムロン・ド・ブルゴーニュ」=Muscadet ミュスカデ
5位「Semillon セミヨン」

《黒ブドウ》
1位「Merlot メルロ」
2位「Grenache グルナッシュ」
3位「Syrah シラー」=Serine セリーヌ
4位「Cabernet Sauvignon カベルネ・ソーヴィニヨン」
5位「Carignan カリニャン」


Ⅳ【ワイン法と品質分類】 P73

●2008年にEUの新しいワイン法が導入され、フランスワイン法も大幅な変更箇所がありました。それにより新しいワイン法についての出題も出始めており、しっかりと把握することが大切です。

○2009年、フランス農水省はフランスワインの品質分類の変更を発表し、2009年ヴィンテージから適用。ワイン「地理的表示のないワイン」と「地理的表示付きのワインIGPとAOP)」の二つに分けられることになりました。

○「Vin de Table」は「地理的表示のないワイン」に変わり、これまで禁止であった品種名・ヴィンテージ表示が可能に。

○「Vin de Pays」は「地理的表示付きのワイン」(IGP)のカテゴリーとなり、管轄もAOPと同じINAOの管轄に。

○Vin de Paysで最大の生産量を誇る「Vin dePays d'Oc」は「Pays d'Oc」に名称変更となり、IGPと明記することになりました。

○「地理的表示付きのワイン」のうち、固有の特徴を持つテロワールに基くトップカテゴリー(AOC)のワインがAOPとなります。

※新制度では、制度変更に伴う混乱を避けるため、旧制度で使用されていた伝統的表記も個別に認められます。したがって、AOCやDOCGなどの旧表記が全く表示出来なくなるわけではないことに注意が必要です。


次回は教本の順序とは違い、フランス一のAOCワイン生産地である「ボルドー」の重要ポイントになります。
スポンサーサイト
別窓 | ワインAD受験 | コメント:0 | トラックバック:0 
| ワインアドバイザー虎の穴 『Q』 | NEXT

アフェリエイト3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。