「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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オペレーションサジタリウス「第3回!Sommelier 椨さんと挑む!俺たち自己鍛錬を積むっきゃない!」テイスティング勉強会参加
2013-05-24 Fri 19:39
しばらくはゆっくりと、ワインを楽しみながら飲もうかとも思いましたが、全日本選手権大会決勝に進出した化け物みたいな人達のレベルに到達するには、3年でも短すぎる!

ということで、予選結果発表のあった夜にさっそく‘かがり火’で行われた合同テイスティング勉強会に参加であります

今回は、以前千本ノックにも同席いただいたこともある、前年のワインエキスパートコンクールの準優勝者和田さんも参戦され、なかなか盛り上がった勉強会となりました


1番目の白ワイン…

      1番目白ワイン

いつものとおり、一つのワインにつき2~3人がコメント(フル)述べ、その後数分間6人ほどのグループでディスカッションし、最後に正解(品種・産地・ヴィンテージ)をE師匠が発表するというパターン。
トップバッターはお約束どおり主催者の椨さんが論理的かつ流暢なコメントを披露。「はいはい、おっしゃるとおり。私も実はそう言いたかったんですよ」と思わず口に出したくなるような、いつもながら切れと説得力のあるコメントです。

同じワインで和田さんもコメントされましたが、椨さんに負けず劣らず、瞬時に細かいポイントまで切り込んでいく分析力の高さは見習うべき点が多々あります。


(以下は、私自身の感じたことになります。)

外観は澄んで輝きのある淡いレモンイエロー。冷涼産地らしい淡い外観に比べ、粘性は豊か。
香りは爽やかなレモンやグレープフルーツのような柑橘系果実のフレッシュ&フルーティな果実香が主体。
樽のニュアンスは感じられず、フルーティでクリーンな印象。
味わいは爽やかでエレガントな酸味があり、外観や香り同様とてもクリーンな造りの白ワイン。やや残糖を感じるが、これが思ったより強い粘性となって表れているのか…。

残糖を感じるところからリースリングやミュスカかなとも思いましたが、何かが違う…。リースリングとよく間違える、リースリングからペトロール香をなくしたような品種といえば…。

産地:フランス、ロワール地方、AC:ヴーヴレ 品種:シュナン・ブラン 収穫年:2011年 と回答。

正解は…、

      スラ シュナン・ブラン

①産地:インド、ナシク地区× 品種:シュナン・ブラン○ 収穫年:2012年×

なんと、今年の世界最優秀ソムリエコンクールの決勝ブラインドでも出されたインド、スラ・ヴィンヤードのシュナン・ブランではありませんか

世界チャンピオンが日本の‘甲州’と間違えた品種を先ずは正解

でもこれ、歴代の世界チャンピオンでも、ズバリ‘インド’と産地まで当てられるソムリエがいるのでしょうか…

2番目の白ワイン…

      2番目白ワイン

ここでコメントの順番が回ってきましたが、外観はともかく、香りは閉じ気味で味わいもニュートラルで、非常に特徴の掴みづらい白ワインであります。
困った…。特徴なさすぎてスラスラとコメントがでてきません
外観は写真でも分かるくらいに、ややモヤがかかったような清澄度が低く、1番よりはグリーンのトーンが強めのイエロー。粘性は強いため温暖産地の自然派の造りのノンアロマティック品種か?
香りは柑橘系果実の第1アロマは感じるものの、第2・第3アロマまでの明確な特徴が捉えられません。
味わいはドライで酸味はしっかりとあり、アルコールのヴォリューム感もそこそこ感じられます。

とにかく結論を言わないといけないので、

産地:オーストラリア 品種:セミヨン 収穫年:2011年 と回答。

正解は…、

      アルザス シルヴァネール

②産地:フランス、アルザス地方、AC:アルザス× 品種:シルヴァネール× 収穫年:2011年○

産地も品種も大きく見当違いの回答をしてしまいました
正解はアルザスの名手‘Rietsch(リエッシュ)’によるビオワインでありました。
ちなみにE師匠のレジメによれば、ステンレスタンクで澱とともに9ヶ月熟成。‘Sylvaner’の語源はローマ神話の森林の守護神「Silvanus シルバヌス」に由来するとのことです。

3番目の白ワイン…

      3番目白ワイン

グラスの底に細かな気泡が沢山あり、とても若々しくグリーンのトーンが強い外観。
香りは、これも柑橘系果実のような爽やかでフレッシュ&フルーティな印象。
味わいも外観・香り同様にとても酸味が爽やかで、クリーンな印象。海辺の産地のような塩気もやや感じたため、

産地:ポルトガル、ミーニョ地方、DO:ヴィーニョ・ヴェルデ 品種:ロウレイロ、アリント 収穫年:2012年 と回答。

正解は…、

      フランケン、シルヴァーナー

③産地:ドイツ、フランケン地方、ヴュルツブルグ× 品種:シルヴァーナー× 収穫年:2011年×

なんと産地は違うものの、品種は2番目と同じシルヴァーナーでありました。
多くの参加者の方々は、ハーブ系のニュアンスから‘ソーヴィニヨン・ブラン’という回答が多数を占めておりましたが、E師匠の術中に嵌まってしまいましたね、これは…。

4番目の白ワイン…

      4番目白ワイン

大ぶりのブルゴーニュグラスで出されたため、「これはとんでもない高級ワインか?」と参加者の期待が高まります。このグラスで出されるということは、ブルゴーニュのGrand CruかPremier Cru当てなのか?と思いましたが、「これは香りが分かりにくいのでこのグラスを使っています」とE師匠。
ということは、もしかしてシャルドネではない品種なのか…?

外観はややグリーンがかったイエローで粘性は豊か。
香りは冷涼産地を思わせる柑橘系果実が主体ですが、シェリー香のような酸化熟成のニュアンスも感じられます。
全体的にとてもエレガントで上品。まとまりがあり上質感のある造りはやはりブルゴーニュのPremier Cruクラス以上のワインなのか…。
でもシャルドネにしては、後味まで残る酸がシャープ過ぎます。MLFしてあるシャルドネならばここまでの強い酸味は残らないだろう…。しかも熟成と感じたのは、どちらかといえば‘ひねた’感じに近いし…。

産地:フランス、ブルゴーニュ地方 品種:アリゴテ 収穫年:2008年 と回答。

正解は…、

      コシュ・デリ アリゴテ

④産地:フランス、ブルゴーニュ地方○ 品種:アリゴテ○ 収穫年:2008年○

この日初めて産地・品種・ヴィンテージともに正解ヾ(=^▽^=)ノ

ほとんどの参加者の方は‘ブルゴーニュのシャルドネ’という意見でありましたが、それもそのはず、生産者はなんと‘Coche-Dury(コシュ・デュリ)’でありました
アリゴテなのに小売価格は1万円を超える、E師匠曰く「そうです。このワインは『Aligote』ではなく、『Coche-Dery』です。世界一高価なアリゴテですね笑」

5番目の赤ワイン…

      5番目赤ワイン

外観は紫がかった濃いルビーで粘性も豊か。
香りにはブラックチェリーやブラックベリーのような黒い果実香に、干しプラムや乾燥イチジクのような熟成のニュアンスも。
これもしかして、全日本選手権予選で出されたのと同じ品種・産地のワインでね?と感じ、

産地:日本、長野県、塩尻市 品種:メルロー 収穫年:2009年 と回答。

正解は…、

      ベルンハルト・フーバー シュペート・ブルグンダー

⑤産地:ドイツ、バーデン地方、マルターディンゲン村× 品種:シュペートブルグンダー× 収穫年:2009年○

予選敗退がトラウマとなっているようで、よりによってピノをメルローと間違えるとは…
しかも以前‘千本ノック’でも出されたこともあるE師匠お勧めの造り手Bernhard Huber(ベルンハルト・フーバー)がバーデンで造るシュペートブルグンダーでありました。
ピノ・ノワールは個人的にも大好きなぶどう品種の一つなんですが、楽しみながら飲んでばかりで分析が疎かになるためか、ブラインドではよく外します…(。-人-。)

6番目の赤ワイン…

      6番目赤ワイン

外観は熟成を感じさせる、赤みがかった濃いガーネット。粘性も細くて長い脚が何本も出来て、とても豊か。
香りも干しプラムや乾燥イチジク、腐葉土、なめし皮といった熟成したワインに使われる典型的なコメントそのまま当てはまる見本のようなワイン。
これは予選の前に徹底的に試してコメントを書く訓練をした産地・品種だったので、香りでほとんど確定できました(もっとも予選本番ではそう書いて見事に外したのですが…

産地:スペイン、DOCa:リオハ レセルバ 品種:テンプラニーリョ 収穫年:2007年

正解は…、

      リオハ グラン・レセルバ

⑥産地:スペイン、DOCa:リオハ グラン・レセルバ△ 品種:テンプラニーリョ○ 収穫年:2001年

「さすがシニア合格」と持ち上げられた直後に「予選は…」と、この日何度もE師匠に落とされます
以下、E師匠のレジメから、
Coto de Imaz Grand Reserva /EL COTO
・毎年は生産されず、卓越した年のみにだけ生産される。
・エステート名のエル・コトは「狩猟地」の意味、キュベの名前の「コト・デ・イマズ」はエル・コト社の敷地内にある修道院の名前に由来。
・エル・コト社は1970年に創業。革新的な技術導入により、高品質なリオハワインを供給。

7番目の赤ワイン…(グラスの画像は失念)

外観は赤みがかった濃いルビー。粘性も強く、熟成を感じさせる外観。
香りも味わいも、6番目のリオハに比べれば若いものの、やはりやや熟成を感じさせるニュアンス。
色調からするとネッビオーロの可能性は低いと思ったのですが、後味に残るタンニンと苦みがとても強く感じられたため、

産地:イタリア、ピエモンテ州、DOCG:バローロ 品種:ネッビオーロ 収穫年:2005年 と回答

正解は…、

      7番目赤ワイン

⑦産地:中国× 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン× 収穫年:2009年×

以下ネットより
“Chairman's Reserve チェアマンズ・リゼルヴァ
グレース・ヴィンヤードの創立者の陳進強氏が “チェアマンズ・リゼルヴァ”と名付たのは、このワインが中国最高品質のワインであることを保障する、という強い決意からです。また、グレース・ヴィンヤードがフランスの一級シャトーのように、いずれ世界の名高いワインメーカーになるという希望と期待が込められています。グレースの“チェアマンズ・リゼルヴァ”は、最高品質のメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。ポテンシャルが高く、10年以上寝かせることでさらに美味しくなります。
生産量 110,000本
品 種  カベルネ・ソービニヨン97% メルロー3%  
補糖・補酸  なし
樽  フレンチオーク 新樽100% 16ケ月”

参加者の皆さんの回答としては、イタリアのサンジョヴェーゼという回答が多かったようですが、カベルネの持つ‘厳格さ’よりはイタリアっぽい‘陽性さ’があるためでしょうか…。

8番目のリキュール??

      8番目のリキュール?

これはもう未体験の不思議な香りと味わいで、何が何だか見当がつきません

残糖を感じるのですが貴腐のようなニュアンスはないし…。

正解は…、

      ミード

“Mead(ミード)”という蜂蜜のお酒でした

以下、ネットより
“英知と勇気、生命と結束を願う、人類最古の酒
ミードの歴史は、ワインやビールより古く、14000年前に人類が初めて巡りあった最古のお酒という説があります。その昔、のどを渇かせた狩人がクマなどに荒らされてひっくり返った蜂の巣に溜まっている雨水を偶然飲んだ時が最初の出会いであったと言われています。古代ギリシャでは神々のお酒(ネクター、アンブロシア)として崇められ、ローマの英雄ジュリアス・シーザーもミードを愛飲したといわれています。最近ではハリー・ポッターや修道士カドフェルにも登場しており、一度は飲んでみたいというファンもかなりおられます。”


この日のスティルワイン戦績は、品種では7打数3安打の打率4割2分9厘とまずまずでありましたが、まだまだブレが大きく精度が低すぎます。
やはりピノやカベルネは9割以上当てないと…。

それでもこの日はインドや中国といった地域の、あるいは超一流の生産者の、日頃なかなか体験することのないワインを試すことができ、とてもいい経験になりました。
また、椨さんや和田さんといったコンクール経験者のコメントも今後の勉強を進めるにおいて、とても参考となるものでありました。

3年後のチャレンジに向けて、再度スタートであります。
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