「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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延命師匠のお店「Curiosity-e (キュリオシティ)」オープン!
2016-06-17 Fri 11:55
先週6月9日(木)、ついにあのエロテロリスト、我らが延命大作師匠のお店、「Curiosity-e」(キュリオシティ)が港区西麻布にオープンしました。

ヨーロッパに渡る前には「お店の名前は『居酒屋大ちゃん』にします」と、事あるごとに言っておられましたが、なんとも洒落た名前のお店になったものです Σ(゚Θ゚)

お店の住所は、

〒106-0031 東京都港区西麻布1-4-50 沙梵ウエストワンビル2階

電話番号:03-6432-9307

東京メトロ日比谷線の六本木駅から歩いて5~6分のところでありますが、オープンしたてでググっても出てきませんので、住所で検索してみてくださいw

      キュリオシティ

オープンの前週に直接お電話を頂いたので、この日は定時で仕事を上がり、8時頃にお店に到着。

既に店内はお祝いで駆け付けた人達で盛り上がっており、カウンターの奥に通されるとさっそくスパークリングワインがグラスに注がれました。

この日は延命師匠がセレクトした欧州伝統国のワインがブラインドで出され、参加者がそれを当てて、最後に延命師匠が解答と解説を加えていくという趣向でありました。

以下、この日出されたワインたちになります
(順序は前後しているかもしれません^^;)

    Jean Stodden Riesling Extra TrokenJean Stodden Riesling Extra Troken

    Jean Stodden Riesling Extra Troken

リースリングで造られたドイツの辛口スパークリング。味わいはドライながらも、やはりドイツらしいリースリングの優しさと高貴さを感じさせるゼクト。

     DIGBY 2010VINTAGE BRUTDIGBY 2010VINTAGE BRUT

     DIGBY 2010VINTAGE BRUT

イギリスで造られる瓶内二次発酵のスパークリングワイン。これブラインドで出されたら、ほとんどの人がシャンパーニュと答えるのでは?

    Valentin Oeil-de-Perdrix 2015ウイユ・ド・ペルドリ

     Valentin Oeil-de-Perdrix 2015

「ウイユ・ド・ペルドリ」はスイスの三湖地方でピノ・ノワールから造られるロゼワイン。教本で名前だけは知っておりましたが、初めて試すことができました。

   ESCHERNDORF AM LUMPEN 1655 SILVANER troken GG 2013ESCHERNDORF AM LUMPEN 1655 SILVANER troken 2013

   ESCHERNDORF AM LUMPEN 1655 SILVANER troken GG 2013

V.D.P.のグラン・クリュであるグローセス・ゲヴェックスのジルヴァーナー。さすがにこのクラスのジルヴァーナーは量産型のものとは全く別物になります。フランケンの伝統的なボックス・ボイテル型のボトルではありませんが、ラベルはとてもクールな印象。

   APHROS VINHAO 2011APHROS VINHAO 2011

   APHROS VINHAO 2011

これは珍しい赤のヴィーニョ・ヴェルデ。ヴィーニョ・ヴェルデというと、微発泡の白ワインのイメージしかありませんが、赤やロゼもあるんですね。
一般的には赤はMLFしないものが多いそうですが、MLFしているこのワインも赤の割にはかなり酸味が強いのが印象的でありました。
延命師匠も仰ってましたが、よくみると今年の教本にもそれがちゃんと記載されておりました。
「ヴィーニョ・ヴェルデ」=「緑のワイン」というのは、緑がかった白ワインのことではなく、緑が多いこの地方(ミーニョ地方)の通称のことだそうな・・・。

   DAUTEL KALKSCHUPEN Spatburgunder GG 2010DAUTEL KALKSCHUPEN Spatburgunder GG 2010

   DAUTEL KALKSCHUPEN Spatburgunder GG 2010

ドイツ、ヴュルテンベクルのシュペートブルグンダー。ドイツのシュペートブルグンダーというと、フリードリッヒ・ベッカーやベルンハルト・フーバーがすぐに思いつきますが、このダウテルも忘れてはならない造り手のひとりとのこと。

   PETITE ARVINE 2011

  PETITE ARVINE 2011

これも初めて飲んだ「プティタルヴィン」というスイスの地ブドウを使った白ワイン。樽熟成しており、ブルゴーニュのシャルドネに似たしっかりと重量感のある辛口白ワイン。

   BAROLO BUSSIA CICALA 2010

   BAROLO BUSSIA CICALA 2010 ALDO CONTERNO

色調は深みのあるルビーレッド、香水のような華やかな香りから、「ブルネロ?」かと思いましたが、いわゆる“中間派”の巨匠アルド・コンテルノのバローロでした。
“中間派”ともなると、かなり果実味が前面に出てくるスタイルとなりますが、後味に余韻となって残る苦みはやはりバローロですね。

    CLOS DES CORBASSIERE Grain Noble Cœur du ClosGrain Noble Cœur du Clos

   Clos des Corbassières Grain Noble Cœur du Clos

この日はスイスからの出題が多く、これもスイスの貴腐ワイン。肝心の品種は失念してしまいました^^;

   Domaine MARCEL DEISS QUINTESSENCE GEWURZTRAMINER 2005Domaine MARCEL DEISS QUINTESSENCE GEWURZTRAMINER 2005

   Domaine MARCEL DEISS QUINTESSENCE GEWURZTRAMINER 2005

この日のオオトリはアルザスのカリスマ、マルセル・ダイスの貴腐ワイン。
「カンテサンス」とは“神髄”という意味のようですが、良い年に極少量生産される極上の貴腐ワイン。

この日出されたワインによく合う美味しいお料理の数々・・・

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こんなものがさりげなく置いてあるところが延命師匠のお店らしいですねw

  IMG_0248.jpg
 

直近ではポルトガルワインのテイスティング勉強会や、コンクール・試験対策の勉強会なども開かれるようで、六本木のワイン新名所となりそうです。

営業時間は18:00~2:00 で、日曜日のお休みが多いようですが、大きなお店ではないので予約していかれたほうがいいと思われます。

最後になりますが、自分のお店を持つという夢を叶えられた延命師匠、ほんとうにおめでとうございます+゚。*(*´∀`*)*。゚+
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Champagne & Wine Bar 「アペリティフ」にて
2013-11-11 Mon 23:17
『かがり火』の延命師匠より、「周田さんのお店にシャトー・マルゴーを飲みに行きませんか?」とお誘いのメールが入りました

「周田さんのお店」と「シャトー・マルゴー」と聞いて断る理由がありません。その日はちょうど休みであったため、もちろん二つ返事で出掛けてきました。

周田さんとはもちろん、数々のソムリエコンクールでファイナリストの常連でいらっしゃる周田克己さんであります。
その周田さんが独立してちょうど一年前に出されたお店「アペリティフ」に初めておじゃますることに。

↓「アペリティフ」のHPはこちら
アペリティフ

      Aperitif

      アペリティフ アクセス

お店のある場所は、JR水道橋駅から徒歩5分と駅からは近いものの、大学などが多い閑静な住宅街で、気をつけて探さないとワインバーがあるとは分からないような“隠れ家”的な大人のお店でありました。
繁華街には遠く、周りにほとんど飲食店などがない場所でお店が開けるのも、周田さんのお人柄とネームヴァリューによるのでしょう。


先ず最初に出していただいたのはシャンパーニュ

      TAITTINGER BRUT

TAITTINGER BRUT RESERVE テタンジェ ブリュット レゼルヴ

グレープフルーツなどの柑橘系果実や白い花に、ほんのりとイーストの香り。繊細でエレガントでありながらバランスよく複雑性を感じさせるシャンパーニュ。

続いてブルゴーニュ3種の飲み比べ

      LA GIBRYOTTE GEVREY-CHAMBERTIN 2006 -1

LA GIBRYOTTE GEVREY-CHAMBERTIN 2006 ラ・ジブリオット ジュブレ・シャンベルタン

ジブリオットはジュブレ・シャンベルタンの有名生産者クロード・デュガのネゴシアン部門になりますが、ネゴシアン物ながら品質は抜群。果実味に溢れ、ジュブレ・シャンベルタンらしく後味にタンニンの力強さを感じます。

      クロ・デ・ムーシュ 2009-1
      (画像左側のボトル)

      クロ・デ・ムーシュ 2009-2

Joseph Drouhin Beaune Premier Cru Clos des Mouches 2009 ジョセフ・ドルーアン ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ

ドルーアンのクロ・デ・ムーシュはボーヌ1級の中で、最も名高い“蜜蜂の畑”と呼ばれる自社畑産ワイン。ジブリオットのジュブレ・シャンベルタンに比べるとより繊細で滑らかさが際立ちます。

      クロ・ド・ヴージョ 2007

DOMAINE FAIVELEY CLOS DE VOUGEOT 2007 ドメーヌ・フェブレ クロ・ド・ヴージョ

フェブレのクロ・ド・ブージョはさすがにグラン・クリュらしく各要素のバランスが完璧で、全体の構成力がしっかりとしており重厚感とスケール感を感じさせました。


これだけでももうお腹一杯なのでありますが、さらにいよいよボルドー3種の飲み比べへと続きます…

      シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン 2004

CHATEAU LA TOUR HAUT-BRION 2004 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン

ボルドーにとっては“並”のヴィンテージではありますが、逆にちょうどいい感じの飲み頃に差し掛かつつあり、果実味とともに程よい熟成感と複雑性を感じます。

      クロ・デ・ムーシュ 2009-1
      (画像中央のボトル)

      ピション・ロングヴィル・バロン 2007

CHATEAU PICHON-LONGUEVILLE BARON 2007 シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン

2007年ということで、このワインにしてはまだまだ飲み頃には程遠いのかなと予想していたのですが、力強くはあってもタンニンや酸の固さは感じられず、とても滑らかな飲み口なのにはびっくり
現在ではボルドー・メドックの著名格付けシャトーであっても、ミクロ・オキシジェナシオンなどの近代的な醸造法を駆使することにより、早くから美味しく飲めるように造られているのだな~と実感できました。
かといって果実味やプンプンとした樽香ばかりが前面に立つ新世界ワインとは違って、あくまで貴族的な上品さを感じさせるところがさすがにメドック第2級の実力。


そして本日の大本命…

      シャトー・マルゴー1988-1

      シャトー・マルゴー1988-2

CHATEAU MARGAUX 1988 シャトー・マルゴー

これはもうすぐに口に含むのは勿体なくて、しばらくずっと香りの変化を楽しんでおりました。
20年以上経ったような古酒を飲むときは、単に酒を飲んで楽しむという行為以前に、そのワインが永く眠りについていた“時間”のことを考えずにはいられません。自分は果たしてその年月を経過する間に、どれだけ人として“熟成”を果たすことが出来たのだろうかと…。

香りや味わいの印象はとにかく“エレガント”。
“エレガント”という言葉をワインにすると、おそらくこの'88のマルゴーのようになるのでしょう。
現代の赤ワインのような、アルコール度数の高さからくる力強いアタックはほとんど感じられなかったので、ラベル表示を確認すると、アルコール度数はなんと12.5度でした。
12.5度というと、フランスでも冷涼産地の白ワイン並みの度数ということですが、やはりそれだけ地球温暖化が進んでいるということでしょうか…。
やたら濃いワインに高い点数を付ける某有名ワイン評論家が、このワインに付けた点数は89Pと予想通り低い評価なのですが、果たしてこのような“芸術作品”に点数を付ける意味があるのか甚だ疑問に思えます


      周田さんと

最後はお店の前で周田さんとの記念のツーショット

この日初めてお会いした周田さんは、とても物腰の柔らかく謙虚な方でしたが、内に秘めたマグマのような情熱がオーラとなって全身を包み込むような、圧倒的な存在感のあるソムリエさんでした。

やっぱり素晴らしいワインは、素晴らしい人達と一緒に味わうに限ります。
ワインというお酒を通じて、今日も素晴らしい人と巡り合うことが出来ました。
これからいよいよボージョレ・ヌーヴォー解禁やクリスマスと、一年のうちで最も忙しい時期に差し掛かるわけですが、また是非近いうちに訪れたくなるお店でありました
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横浜・関内ワイン専門店『マルシェ・ディジュール』にて
2013-02-23 Sat 00:58
昨年行われた“全日本ワインエキスパートコンクール”予選筆記試験の問題に、『ワインの楽しみ方を400字で記述せよ』という設問がありました。

『ワインの楽しみ方』というよりは、これまで5年間ワインを飲み、勉強し、それを3年間ブログという形で記してきたことで確実に言えることは、「ワインというお酒は、素晴らしい出会いをもたらしてくれ、素晴らしい人々との仲間の輪を広げてくれるお酒である」ということです。

このブログを続けるうちに、このブログにリンクを貼らせていただいている『ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ』の管理人松岡さんに巡り合い、『かがり火』のE店長をご紹介いただき、そこからさらにそこに集う多くの方々と巡り合い…、はたまたこのブログをご覧いただいている方々にコメントを頂くことにより、メールのやりとりをさせて頂いたりと、これまで仕事だけの付き合いだけでは有り得なかった“仲間の輪”がどんどん広がっていくことが実感できます。

昨日は、このブログにコメントを頂いたことからメールのやり取りをさせて頂いているKさんと、横浜・関内にあるワイン専門店『マルシェ・ディジュール』にて、初めてお会いし、直接お話を伺うことが出来ました。

      マルシェ・ディジュール

場所は 『横浜DeNAベイスターズ』の本拠地である横浜スタジアムのすぐ傍で、ワインのラインナップも千円以下のカジュアルなものから、ボルドーの五大シャトー、ブルゴーニュのグラン・クリュまで本格的な品揃えの専門店であります。
このお店のうれしいところは、いわゆる“角打ち”を行っており、¥1,990以上のワインは追加料金なしでその場で飲むことが出来ること

この日、選んだワインはアルザスのリースリングと、カリフォルニアABCのピノ・ノワール。

      Dom.Roland Schmitt Riesling 2011

Alsace Dom.Roland Schmitt Riesling 2011 アルザス ドメーヌ・ローラン・シュミット リースリング(¥2,480)

黄色い花の絵が印象的なこのラベルは、アルザスの画家ルイ・ダニシェが描いたもので、7つの花びらはアルザスの7つの貴品種を表しているとのことです。
味わいは、アルザスらしいしっかりとしたミネラル感と、シャープな酸味が全体を支えるクリーンで繊細な辛口。
地元アルザスの3つ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」のシェフソムリエで1989年度世界最優秀ソムリエに選ばれた大御所セルジュ・デュプス氏からも激賞されていると云われるだけあって、リースリングの持つ華やかさと優しさがよく表現されている白ワインだと思います。

      ABC Santa Maria Valley 2009

Au Bon Climat Santa Maria Valley Pinot Noir 2009 オー・ボン・クリマ サンタ・マリア・ヴァレー(¥3,690)

2本目の赤は、以前このブログでもテイスティングコメントを書いたことのあるABCのピノ・ノワール。

外観、香り、味わいともに、いわゆる“カリピノ”と揶揄される野暮ったさは全く感じられず、ブラインドで出された場合、多くの人がブルゴーニュの名のある村名ワインと間違えると思われるエレガントなピノ・ノワール。
エレガントでありながらも、赤い果実の凝縮感と、酸味とタンニンのバランスがとても絶妙な素晴らしいCPの高い赤ワイン。

この日、初めてお目にかかるKさんは、2年前にワインエキスパートに合格され、次回のワインエキスパートコンクールを目指しておられる、凛とした眼差しがとても印象的な女性でいらっしゃいました。
コンクールを目指しての勉強は、ソムリエであれ、アドバイザーであれ、またエキスパートであれ、孤独で果てしない自分との闘いなわけですが、“情熱”をもって熱くワインを語る仲間がすぐ傍にいることに、沢山の“勇気”と“元気”をもらった気がします。
日々の勉強自体は孤独だけれども、この道は決して一人ぼっちなんかではなく、多くの仲間が一緒の道を歩んでいるんだと実感できます。

コンクールに向けて、日頃飲むワインは勉強のための分析的な飲み方がほとんどであり、楽しんで飲むことは皆無に近いのですが、この日のワインは何も考えずに単純に「美味しい」と実感できるものでありました。

シニア呼称資格試験まであと52日、全国大会予選まであと79日。
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