「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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中島醸造(株)「始禄 純米吟醸 迎春」
2015-02-09 Mon 19:34
年末年始にワインのみならず、清酒もあれこれ買い込んでしまったため、まだまだお正月用に買ったお酒を飲んでおります^^;

今回は岐阜県瑞浪市にある、江戸時代(元禄15年)より創業300年以上になる中島醸造(株)さんの純米吟醸であります

      始禄 純米吟醸 迎春①

      始禄 純米吟醸 迎春②

始禄 純米吟醸 迎春

【産地】:岐阜県瑞浪市土岐町    【生産者】:中島醸造(株)
【米品種】:麹-山田錦20% 掛-瑞浪米80%    【精米歩合】:50%
【酒質】:軽快旨口   【アルコール度数】:14.0度    【購入価格】:¥2,160(税込)


中島醸造(株)さんのHPはこちら

中島醸造株式会社「始禄・小左衛門」


杜氏の中島さんには自社のセミナーでそのポリシーを伺う機会があったのですが、HPにもありますように酒造りに真剣に取り組んでいらっしゃる酒蔵さんであります。

(以下HPより蔵元の取組み抜粋)
「・真剣勝負、諦めない、感謝と責任を持って唯一を造る。
・我々が納得した商品のみを発売する。
・造り
  食品製造として「甘・辛・渋・苦・酸」の五味、味の深み、キレ、香りをバランス良く醸す事を目標にして造りに取組んでいます。
  良い材料を探し、または作る事に取組み、「美味しく、愉しく飲んで頂ける酒」を時代に合わせて製造計画しております。」


ラベルに「軽快旨口」と記してあるこのお酒、吟醸香は穏やかで、性格的には“純米酒”により近いお米の旨味を感じますが、生酛系のようなずっしり感はなく、後味のキレはすっきりと軽めであります。

したがって生酛系のような濃淳なタイプが好みの向きには物足りなさを感じるかもしれませんが、このお酒は「旨いのに軽い、満足なのに杯が進む」というコンセプトで造られており、14度という清酒にしては低めのアルコール度数からしても、確かに飲み飽きすることがありません。

香りや味わいの第一印象は穏やかで派手さはありませんが、飲み進めていくうちにじわじわとその美味しさが染み込んでいく感じを受けます。

これならお酒だけでも楽しめるし、お料理も幅広く合わせることができそうなので、とても使い勝手がよく重宝なお酒といえるでしょう。


これから清酒は「春しぼり」の季節となりますので、また色々な銘柄を試してみようと思います
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佐賀県 天吹酒造 『天吹(AMABUKI) 大吟醸・冬』
2015-01-19 Mon 22:39
私の勤務する大手スーパーイ○ンでは、ワインだけではなく、日本を代表するお酒である清酒にも力を入れており、2か月に一度は全国の志のある蔵元さんを招いての勉強会・試飲会を開催しております。

お正月にその試飲会で試した清酒を購入していたのですが、お休みの日にじっくりと味わってみることに

      天吹 大吟醸・冬1

      天吹 大吟醸・冬2


天吹(AMABUKI) 大吟醸・冬

【産地】:佐賀県三養基郡みやき町   【生産者】:(合)天吹酒造
【使用酵母】:アベリア   【精米歩合】:40%
【アルコール度数】:17度   【購入価格】:¥1,814

天吹酒造さんは、創業300年に及ぶ由緒ある佐賀県の蔵元さん。

「天吹」の由来は、蔵元の北東にある天吹山にちなんで名付けられたそうで、実り豊かな佐賀平野で収穫された酒米と脊振山系のまろやかな伏流水を原材料とし、独自の“花酵母”による風味豊かな清酒を造っておられます。

天吹酒造さんのHPはこちら

http://www.amabuki.co.jp/kuramoto/

このお酒の特徴は、なんといってもその甘く華やかな香りにあります。

初めてこのお酒を飲む方は、まるで熟れた洋梨を目の前で切ってそのまま香りを嗅いでいるようなとても甘くフルーティな香りに、「これが本当にお米から造られているお酒なのか?」と信じられない思いをされることでしょう。

この蔵元さんでは、「アベリア」の他に「いちご」、「月下美人」、「コスモス」、「シャクナゲ」その他さまざまな花から分離した酵母を使っておりますが、アベリアの花酵母で醸すと、甘くフルーティな香りながらも飲んだ後にキレを感じさせるお酒になるようです。

          アベリア
          アベリアの花

味わいも、キレがありながらもお米の旨味・甘味がじんわりと感じられ、一見甘口と間違えそうな優しい口当たり。

これは日本酒初心者の、特に女性受けが良さそうなお酒でありますが、度数は17度と意外と高いので、アルコールが弱い方は要注意です。

はっきりとした吟醸香と甘やかな口当たりから、お料理に合わせるのは難しく食前酒向き。

生酛系のガツンとくるタイプとは真逆ではありますが、お疲れ気味で優しく癒されたいときには、ゆっくりじっくりと楽しみたいお酒であります
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あけおめことよろ…『るみ子の酒 純米吟醸』&『銀だら照り焼き寿司』
2014-01-04 Sat 01:43
 2014年賀状

新年あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

ほんとうは元旦に更新したかったのですが、3日にやっと休みが取れたため、少し遅れてのご挨拶となりました。

このブログの題名でお分かりのように、私は自他共に認める『エヴァ』オタなのでありますが、同時に『進撃の巨人』オタでもあります。
ということで、新年のご挨拶は調査兵団“リヴァイ班”の年賀状でご挨拶であります(謎
(これはナイショですが『進撃の巨人』ネタを、『かがり火』の延命店長に振ったところ、漫画の単行本を全巻購入している巨人オタのようであります。)


さて、毎年元旦にはワインではなく清酒で乾杯している私めでありますが、今年の一発目のお酒は三重県(合)森喜酒造場の「るみ子の酒 純米吟醸」であります

      るみこの酒 純米吟醸2

るみ子の酒 純米吟醸

【産地】:三重県伊賀市千歳  【生産者】:(合)森喜酒造場  【杜氏】:蔵元兼任
【麹米】:山田錦(伊賀産)  【掛米】:八反錦(広島産)  【精米歩合】:50%
【アルコール度数】:16.9度   【日本酒度】:+5  【酸度】:1.5
【購入価格】:¥1,575

森喜酒造場のHPより
【会社の紹介】
「小社は名古屋と大阪のちょうど真ん中の三重県伊賀市のやや北部にあります。伊賀地方は昔から水と米に恵まれたところで、三重県でも米はA地区に指定されており、県内の山田錦の大部分はここで作られております。伊賀忍者の里、松尾芭蕉生誕の地で有名で近くには上野城、忍者屋敷、俳聖殿、赤目の瀧などがあり伊賀牛、組み紐などが特産です。伊賀には12蔵の造り酒屋があり、小社はその中の一つです。」
「小社は生産量年間200石程度の小蔵ですが、蔵内のご案内を見ていただけたらわかると思いますが、全量蓋麹、手造りの純米酒のみを製造する蔵です。平成11年(10BY)より生産量は全量純米となりました。酒質は蒸し、麹をしめること、酒母の打瀬をきっちりとることで香りは控えめ、深みのある酸を重んじ、どんな温度でもおいしく飲んでいただけるよう、しっかりとした酒になるよう努力しております。」
「小社は酒造りの前に米作りと考えております。特に純米酒の原料は米だけですので益々原料米の影響が表れます。原料米の選択はもちろんですが、どのような米作りがなされているかを見極め選択するのもつとめだと考えております。
酒造りに使用する米はすべてを見極めえるのは不可能に近いのですが、森喜るみ子(小社専務)を中心に無農薬米で山田錦を作っております。」
「最後に、小社が一番大事に思っているのは人とのつながりと自然への感謝です。米を作っていただく生産者とのつながり、酒を一緒に造ってもらう蔵の人、酒を我々を代弁して売っていただく酒販店様、業務店様、酒を惚れ込んで飲んでいただく消費者の皆様そして米を育ててくれ、四季を与えてくれる大自然に感謝することが...」


【るみ子の酒 純米吟醸の紹介記事】
「純米吟醸ですが香りは控えめで味に奥行きがあります。酸もあり料理と相性は良いと思います。冷やでも温燗でもOKです。なおこの商品は純米吟醸妙の華と同等品です。」


ラベルの絵は、週刊モーニングに連載され、TVドラマ化もされた『夏子の酒』の作者、尾瀬あきら氏によるもの。
優しい絵のラベルから味わいも優しいのかなと一口含んでみると、期待は良い意味で見事に裏切られました。
名称の区分は「純米吟醸」なのですが、吟醸香はほんのりと嫌味がなく、しっかりとしたコクと旨味があり、“吟醸酒”の性格より“純米酒”の性格の方が色濃く表れています。
味わいとしては、はっきりとした辛口で“淡麗”と“濃醇”の中間といった感じであります。強い酒質ながらも適度な酸があり“キレ”もあります。

      るみ子の酒純米吟醸&銀だら照り焼き寿司

「この酒には、しっかりした味付けの和食が合いそうだな~」と、翌日仕事で巡回した店舗で行われていた『全国駅弁大会』から、福井県の(株)越前水産「笑顔になる銀だら照り焼き寿司」をチョイス。
予想どおり濃厚な旨味の銀だらの照り焼き寿司に負けないしっかりとした酒質が見事にマッチし、なんとも堪えられない至福のマリアージュ

いまさら当たり前ではありますが、「純米吟醸」といっても蔵元や杜氏さんによって様々なお酒があり、一言では表現出来ないところがワインと同じく清酒の奥深さであると、あらためて認識した次第。
今年はワインに限らず、他の様々なお酒も経験値を高めていきたいと思う所存であります
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『白笹つづみ吟醸酒』&『アベ鳥取堂かにめし』
2013-01-03 Thu 00:10
新年あけましておめでとうございます

クリスマス前から年末年始にかけての2週間というものは、私どもGMS(総合スーパー)勤務の者にとりましては、最前線の店舗は大袈裟ではなく、まさしく戦場そのものの修羅場と化します。

私も昨年同様、イ○ン全国300店舗の中でも毎年ベスト3に入る神奈川県秦野市にあるお店に、片道2時間近くかけて一週間応援に行っておりました
ようやく明日お休みとなりましたので、昨年同様、地元秦野の金井酒造店さんのお酒と、「全国駅弁大会」の『かにめし』を買ってきて、お正月らしさを味わうことにしました

「全国駅弁大会」では、数ある駅弁の中でもとりわけ美味しそうだったアベ鳥取堂さんの『かにめし』をチョイス
濃醇な味わいの“かにめし”には、やはり同じく濃醇な純米酒が合うかなと思ったのですが、昨年、純米吟醸と純米酒を試しているので、敢えて吟醸酒を試してみることに

      白笹つづみ吟醸酒

白笹つづみ 吟醸酒

【産地】:神奈川県秦野市  【生産者】:(有)金井酒造店
【原料米】:山田錦(兵庫県産)   【精米歩合】:50%
【アルコール度数】:15.9度   【日本酒度】:±3.0
【購入価格】:¥1,530

      白笹つづみ吟醸酒&かにめし1

山陰鳥取かにめし (株)アベ鳥取堂 【購入価格】:¥1,100

      白笹つづみ吟醸酒&かにめし2

“白笹つづみ吟醸酒”は、吟醸らしい華やかな吟醸香が心地よく、アタックはさらりとした飲み口ではありますが、意外と骨太で後からじわりと旨味が広がってきて、飲み応えのある味わいの吟醸酒でありました。
軽快な吟醸酒では“かにめし”に負けるかなと思っていましたが、なかなかどうしてしっかりとした酒質は、ぴったりと“かにめし”とマリアージュしておりました。
ワインもそうですが、大まかな醸造法上の“常識”では捉えきれないところが日本酒にもあり、それが奥深いところであり、面白さなのだと改めて感じました。

ということで、いよいよ私にとって大勝負の年スタートとなりました

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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白笹つづみ 自然酒 純米吟醸
2012-01-26 Thu 20:47
冬らしい寒い日が続いております

関東でも一昨日に積雪があり、翌日の電車は大幅遅延で大混乱となっておりました

あまりの寒さにアツアツのおでんが食べたくなり、おでんならやっぱり日本酒でしょ
と、おでんの具一式、おでんの素とともに先日飲んだ「白笹つづみ」の、今度は純米吟醸を購入

      白笹つづみ 自然酒

      白笹つづみ 自然酒 02

白笹つづみ 自然酒 純米吟醸

【産地】:神奈川県秦野市  【生産者】:(有)金井酒造店
【原料米】:舞姫   【精米歩合】:50%
【アルコール度数】:15.5度   【日本酒度】:±0.0
【杜氏】:内山正(越後杜氏)  【農家】:渡部光夫(会津若松)
【購入価格】:¥1,320

『自然酒』というのはもちろん酒税法上の特定名称酒の分類にはなく、農薬を一切使用しない無農薬米で造られたという意味でこの蔵元が独自につけた名称です。
味わいは現在の主流である「淡麗辛口」タイプではなく、濃醇でやや甘味も感じるコクのあるタイプ。吟醸酒にありがちな「軽快さ」は感じられず、またフルーティな香りが前面に出てはおらず、むしろ純米酒の持ち味である旨味とふくらみをより感じます。
スイスイと飲むよりは、じっくりと味わいながらつき合ってみたいタイプのお酒
もちろんおでんとの相性もバッチリで、出汁の沁み込んだアツアツの大根といっしょにいただくと、一日の疲れも忘れ、とても幸せな気分になります
一生懸命働くお百姓さんと、杜氏さん、大地からの恵みに感謝であります
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