「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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2016年度「酒類飲料概論(ワイン編)」一次試験対策問題 (解答)
2016-04-29 Fri 23:59
今年は春からどんどんと更新していくつもりだったのですが、前回から2週間以上経っての更新となってしまいました。

前回の更新直後に、熊本での連続しての大地震が発生し、ワインの世界ではアルゼンチンでのソムリエ世界大会など、大きな災害やイベントが立て続けにありましたが、新しい部署での仕事の立上げに追われる毎日となってしまっておりました。

今更ながらではありますが、今回の大きな地震によって被災され、未だに避難生活を送っている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

さて、前回アップしました「酒類飲料概論」のうちの、ワイン編の対策問題解答になりますのでご参照ください。


2016酒類飲料概論実戦問題(ワイン) 解答

【問1】 日本の酒税法では、「( 15 )℃においてアルコール分( 1 )度以上の飲料」を酒類と定義している。

【問2】 ギリシャや( ローマ帝国 )の支配権拡大とともにブドウも西欧各地に広まり、やがて( キリスト教 )の儀式に不可欠な存在となった。

【問3】 ( 16 ~ 18 )世紀のヨーロッパ宮廷文化は美食と高品質なワインを求め、一層ワイン造りに対する投資に拍車をかけ、醸造技術も大きく発展した。

【問4】 アルコール発酵の化学式は?:( C6H12O6 )ブドウ糖、果糖→( 2C2H5OH )エチルアルコール+( 2CO2 )二酸化炭素

【問5】 アルコール発酵の化学式を解明したのは誰?:( Joseph Louis Gar-Lussac ジョゼフ・ルイ・ゲイリュサック 

【問6】 酵母による発酵のメカニズムを解明したのは誰?:( Louis Pasteur ルイ・パストゥール 

【問7】 1キログラムのぶどうから搾汁される果汁、ワイン( 赤ワイン )の量は、( 600 ~ 800 )ml

【問8】 ブドウに由来する酸3つは?:( 酒石酸 )、( リンゴ酸 )、( クエン酸 )

【問9】 発酵によって生成される酸3つは?:( コハク酸 )、( 乳酸 )、( 酢酸 )

【問10】 ガラクチュロン酸は( 貴腐 )ワインの熟成中に酸化され( 粘液 )酸となり、さらに( カルシウム )塩となって白色結晶の( 粘液酸カルシウム )として析出する。またワイン中で析出する酒石は( 酒石酸 )と( カリウム )などが結合した物質で( ワインの宝石 )ともいう。

【問11】 第1アロマとは?:( 原料ブドウ由来の品種特性香 )

【問12】 第2アロマとは?:( 発酵工程で酵母や乳酸菌が生成する香り )

【問13】 ブーケとは(第3アロマ)?:( 発酵終了後、タンクまたは樽で貯蔵中に生成する熟成香と、瓶詰後に瓶中で生成する熟成香 )

【問14】 ワインのpHは一般にどれくらいか?:( 2.9 ~ 3.6 )

【問15】 アルコールの生理的効用には善玉である( HDL )=( 高密度リポ蛋白 )の濃度を上昇させる効果があることが知られている。

【問16】 赤ワインの効果として心疾患による死亡率が低いことをなんというか?:( フレンチ・パラドックス )


【問17】 動脈硬化の発症要因としては、( LDL )=( 低密度リポ蛋白 )が血管に付着して起こるといわれてきたが、活性酸素のようなもので酸化されると動脈硬化を招くことが明らかになってきた。過剰な活性酸素を生体で消去する力を植物由来の( ポリフェノール )や( フラボノイド )はもっている。

【問18】 ブドウがカビに汚染されると自分を守るために造る( ファイトアレキシン )といわれる物質の一種で、抗カビ活性があるポリフェノールの一種は?:( リスベラトロール )、またそれは( 果皮 )に存在する。

【問19】 アルコールはそのほとんどが肝臓で代謝されるが、その時に代謝される人体に有害な物質は?:( アセトアルデヒド 

【問20】 ワインは醸造法の違いによりく4つに分類される:( スティル・ワイン )、( スパークリングワイン )、( フォーティファイド・ワイン )、( フレーヴァード・ワイン

【問21】 一般的に単にスパークリングワインの名称で通用するのは、何気圧以上のガス圧をもったものか?:( 3 )気圧以上

【問22】 また、それ以下のガス圧のワインは、何ワインに区別しているか?:( 弱発泡性ワイン 

【問23】 問22のワインは、フランスの( Petillant ペティアン )、ドイツの( Perlwein パールヴァイン )、イタリアの( Frizzante フリザンテ )などがある。

【問24】 フォーティファイド・ワインの代表例は:スペイン:( シェリー )、ポルトガル:( ポート・ワイン )、( マデイラ )、イタリア:( マルサラ )、フランス:( V.D.N. )、( V.D.L.

【問25】 フレーヴァード・ワインの代表例を4つ:( ヴェルモット )、( リレ )、( レッチーナ )、( サングリア )

【問26】 EUの共通市場制度に関し、EUワイン改革が段階的に推進されているが、ラベル表記に関しては何年ヴィンテージから適用されているか?:( 2009 )年

【問27】 ワインは地理的表示付きのワインと地理的表示のないワインに大別されるが、地理的表示付きのワインはさらに( A.O.P. )と( I.G.P. )に細分される。

【問28】 原産地呼称保護=( A.O.P. )、 地理的表示保護=( I.G.P. )、 後者は指定地域内で栽培されたブドウを( 85 )%以上使用する。

【問29】 スパークリングワインの残糖表示:Brut Nature =( 3 )g/ℓ未満  Extra Brut =( 0 ~ 6 )g/ℓ未満  Brut =( 12 )g/ℓ未満  Extra Dry =( 12 ~ 17 )g/ℓ  Sec =( 17 ~ 32 )g/ℓ  Demi-Sec =( 32 ~ 50 )g/ℓ    Doux =( 50 )g/ℓ  本規定には、±( 3 )g/ℓまでの許容範囲が認められている。

【問30】 ラベル表記で記載義務事項はAを、任意記載事項はBを記入:製品のカテゴリー( A )、A.O.P.、I.G.P.ワインはその表記と名称( A )、アルコール度( A )、原産地( A )、瓶詰め業者名( A )、スパークリングワインの場合は残糖量表示( A )、収穫年( B )、原料ブドウ品種( B )

【問31】 収穫年をラベルに記載する場合は、少なくとも( 85 )%その収穫年からのブドウを使用しなければならない。

【問32】 単一のブドウ品種名を表示する場合は、少なくとも( 85 )%そのブドウ品種を使用しなければならない。2種以上の品種名を表示する場合は( 100 )%使用。

【問33】 地理的表示のないワインに、収穫年とブドウ品種の表示は(  ・ 不可 )。

【問34】 世界的にワイン用として利用されているブドウの種(シュ)はなんといわれるか?:( 欧・中東系種 Vitis vinifera ヴィティス・ヴィニフェラ )

【問35】 ブドウの梗のことをフランス語で何というか?:( Pedicelle ペディセル )、 また果皮の蝋質は何というか?:( Pruine プリュイーヌ 

【問36】 ブドウの果肉のことをフランス語で何というか?:( Pulpe ピュルプ )、 また果汁は何というか?:( Jus ジュ 

【問37】 ブドウの果皮のことをフランス語で何というか?:( Pellicule ペリキュル )、 また種子は何というか?:( Pepin ペパン )

【問38】 ブドウの実で糖度が高い部分はどこか?:( 果皮の内側 )、 また最も酸が高い部分はどこか?:( 種子の間 

【問39】 ブドウの生育サイクル:休眠→( 萌芽 )→( 展葉 )→( 開花 )→ 結実 →( 着色 )→( 成熟 )→( 収穫 )

【問40】 土寄せのことをフランス語で何というか?:( Buttage ビュタージュ )、 剪定を何というか?:( Taille タイユ )、樹液の溢出を何というか?:( Pleurs プルール

【問41】 発芽のことを何というか?:( Debourrement デブールマン )、展葉のことを何というか?:( Feuillaison フイエゾン 

【問42】 蕾のことをフランス語で何というか?:( Montre モーントル )、開花のことを何というか?:( Floraison フロレゾン )、結実は?:( Nouaison ヌエゾン

【問43】 夏季剪定のことをフランス語で何というか?:( Rognage ロニャージュ )、 色付きのことを何というか?:( Veraison ヴェレゾン 

【問44】 成熟のことをフランス語で何というか?:( Maturite マテュリテ )、 収穫のことを何というか?:( Vendange ヴァンダンジュ 

【問45】 色付きから成熟までの日数は?:( 40 )日、 また開花から収穫までの日数は?:約( 100 )日

【問46】 収穫における手摘みの長所は?:( 傷つき(酸化)防止 )、( 選果可能 )、( 機械収穫できないところも摘める 

【問47】 収穫における手摘みの短所は?:( 熟練者の手配が困難 )、( 作業時間が長い )、( 労働コストが高い )

【問48】 ワイン用ブドウ栽培において最適な年平均気温は?:( 10 ~ 16 )℃、また開花期の適温は?:( 15 ~ 25 )℃

【問49】 北半球、南半球ともに、緯度( 30 ~ 50 )度にほとんどのブドウ生産地が含まれている。

【問50】 太陽光を利用し大気中の( 二酸化炭素 )と(  )から糖分を光合成し、・・・光合成には( 日照 )と( 温度 )が必要になる。

【問51】 生育期間に必要な日照時間は?:( 1000 ~ 1500 )時間である。

【問52】 望ましい年間降水量は( 500 ~ 900 )mm

【問53】 ブドウ栽培には痩せた( 砂利 )、( 礫質 )土壌が適しているといわれている。

【問54】 長梢(結果母枝)2本を左右にとる仕立方は?:( ギヨー・ドゥーブル 

【問55】 長梢1本と2芽の短梢からなる仕立方は?:( ギヨー・サンプル )

【問56】 主幹から左右に枝を分け、それに2芽の短梢を等間隔に取っていく仕立方は?:( コルドン )

【問57】 急斜面で、主幹に添えた棒を中心にハート型になるようにしばりつける仕立方は?:( 棒仕立て )

【問58】 主幹上部に短梢を不規則にとる仕立方は?:( 株仕立て )

【問59】 降雨の多い日本や日差しの強すぎるイタリア、ポルトガルの一部、エジプトなどで採用されている仕立方は?:( 棚仕立て )

【問60】 極めて多くの落果が発生し、果房につく果粒が極端に少ない状態になる場合を何というか?:( 花振い )、仏語では?:( Coulure クルール 

【問61】 その原因は?:( 窒素過多 )、( 強剪定 )、( 開花結実期の低温や多雨 )、( ホウ素欠乏 )

【問62】 単為結実などの結実不良で、小粒の果粒のまま、肥大せずに果房に残った状態を何というか?:( Millerandage ミルランダージュ 

【問63】 べト病は何年に発見されたか?:( 1878 )年、 仏語では?:( Mildiou ミルデュ )、 その防除策は?:( ボルドー液 )散布

【問64】 灰色カビ病を仏語で?:( プリチュール・グリーズ )、その防除策は?:( イプロジオン水和剤 )散布、その原因菌は?:( ボトリティス・シネレア )

【問65】 ウドンコ病が西欧に伝播したのは?:( 1850 )年頃、 仏語では?:( Oidium オイディウム )、 その防除策は?:( 硫黄を含んだ農薬 )散布

【問66】 日本ではブドウ病害被害最大のものは?:( 晩腐病 )、その防除策は?:( 休眠期にベンレート )を散布

【問67】 ブドウのウイルス病の代表例は?:( ブドウリーフロール )、( フレック )、( コーキーバーク )

【問68】 それに対する対策は?:( ウイルスフリーぶどう苗の育成 )、( クローン選抜 )

【問69】 フィロキセラへの対策は?:( フィロキセラに耐性を有する北米系種を台木とした接木苗を用いる 

【問70】 主発酵のことを仏語で?:( Fermentation alcoolique フェルマンタシオン・アルコリック )、 また赤ワインの発酵温度は?:( 26 ~ 30 )℃

【問70】 主発酵のことを仏語で?:( Fermentation alcoolique フェルマンタシオン・アルコリック )、 また赤ワインの発酵温度は?:( 26 ~ 30 )℃

【問71】 ステンレスタンクの利点は?:( 衛生管理が容易 )、( 耐腐食性 )、( 温度管理が容易 )

【問72】 シャプタリザシオンとは( 補糖 )のことで、その目的は( ワインのアルコール分を高めること )である。

【問73】 発酵が始まって3~4日すると、果皮からは赤い色素のアントシアニンが、種子からは渋味の主成分であるタンニンが出てくる。この過程を何というか?:( 醸し Maceration マセラシオン

【問74】 ルモンタージュの効果を3つ:①( 酸素供給 )、②( 糖分、酵母、温度を平均化 )、③( 果皮からフェノール類その他の成分の抽出 )

【問75】 ルモンタージュと同じ目的で、ブルゴーニュ地方などで人力で行われているのは?:( Pigeage ピジャージュ 

【問76】 圧搾のことをフランス語で:( Pressurage プレシュラージュ 

【問77】 マロラクティック発酵とは、ワイン中に含まれる( リンゴ酸 )が、( 乳酸 )菌の働きによって( 乳酸 )に変化する現象。

【問78】 マロラクティック発酵の効果を3つ:①( ワインの酸味が柔らげられ、まろやかになる )、②( 酒質に複雑性を増し、豊潤な香味を形成する )、③( 微生物学的にも安定する )・・・※リンゴ酸がなくなることにより、リンゴ酸を好む雑菌類が繁殖しなくなるため安定するわけです

【問79】 樽熟成のことをフランス語で?:( Elevage エルヴァージュ )、 また樽の目減り分の補填のことを何というか?:( Ouillage ウイヤージュ 

【問80】 樽熟成の主な効果を5つ:①( 空気との接触 )、②( 樽からの成分抽出 )、③( 清澄化の促進 )、④( 赤ワインの色調の安定 )、⑤( 成分重合による安定化と風味の複雑化 )

【問81】 滓を取り除くため別の容器へ移し替える操作のことをフランス語で何というか?:( Soutirage スーティラージュ 

【問82】 清澄のことをフランス語で?:( Collage コラージュ 

【問83】 赤ワインで伝統的に使われている清澄剤を4つ:①( 卵の白身 )、②( タンニン )、③( ゼラチン )、④( ベントナイト )

【問84】 白ワインの醸造において、搾った果汁を低温で半日ほどおいて不純物を沈殿させることを何というか?:( Debourbage デブルバージュ )

【問85】 白ワインの発酵温度は?:( 15 ~ 20 )℃

【問86】 白ワインの熟成中、タンク、樽の中の滓を攪拌することにより、酵母に含まれる旨味成分をワインに移行させるとともに熟成を促す作業は?:( Batonnage バトナージュ 

【問87】 白ワインに使われる清澄剤は?:( ゼラチン )、( ベントナイト )

【問88】 醸しの途中、ほどよく色付いたところで果もろみから液体部分を分離して、これを白ワインのように低温発酵させて造るロゼワインの製法は?:( セニエ )法

【問89】 黒ブドウを原料として白ワインと同様な造り方を行うロゼワインの製法は?:( 直接圧搾 )法

【問90】 黒と白のブドウが混ざった状態の果もろみを醗酵させるロゼワインの製法は?:( 混醸 )法、 またドイツの代表例は?:( ロートリング )         

【問91】 密閉ステンレスタンクに収穫した黒ブドウを破砕せずに二酸化炭素気流中で数日置く方法で、細胞内発酵を利用した醸造法は?:( Maceration carbonique マセラシオン・カルボニック 

【問92】 発酵後、ワインを滓引きしないで発酵槽の中に放置し年を越させ、翌4~5月頃に滓の上にある上澄みだけを取り出し瓶詰めを行う方法は?:( Sur lie シュル・リー

【問93】 赤ワインの醸し仕込みを白ワインに応用した果汁前処理法をなんと呼ぶか?:( Skin contact スキン・コンタクト 

【問94】 発泡性ワインのフランスでの呼び方は:( Vin mousseux ヴァン・ムスー )、( Cremant クレマン ) イタリアでは:( Spumante スプマンテ )、ドイツでは:( Schaumwein シャウムヴァイン )、( Sekt ゼクト ) スペインでは:( Espumoso エスプモーソ

【問95】 O.I.V.の規定で、スティルワインは20℃で二酸化炭素の含有量何g/ℓ未満のワインとされるか?:( 4 )g/ℓ未満

【問96】 O.I.V.の規定で、スパークリングワインは20℃で何bars以上の炭酸ガス圧を有するものとされるか?:( 3.5 )bars、小瓶では( 3.0 )bars

【問97】 トラディショナル方式をドイツでは?:(Flaschengarung フラッシェンゲールング)、イタリアでは?:(Metodo classico メトード・クラシコ)、スペインでは?:(CAVA カバ

【問98】 スティル・ワインを大きなタンクに密閉し、その中で第二次発酵を起こさせて造る方式は?:( シャルマ )方式、別名は?:( Methode cuvee close 

【問99】 瓶内二次発酵させた二酸化炭素含有のワインを、加圧下のタンクに開け、冷却、濾過してから新しいボトルに詰め替える方式は?:( トランスファー )方式

【問100】 発酵途上のワインを瓶に詰め、密閉して、残りの発酵を瓶内で行う方法は?:(Methode rurale メトード・リュラル)、別名では?:(メトード・アンセストラル)、その例は:( Clairette de Die クレレット・ド・ディー )、( Gaillac ガイヤック )、( Blanquette ブランケット

【問101】 赤ワイン醸造において、セニエ法の目的は?:( 果もろみの液体部分に対する果皮、果肉、種子の割合を相対的に高め、製成ワインの凝縮感を向上させること

【問102】 果もろみを80℃まで加熱して果皮中の色素や種子中のタンニンを抽出した後、ペクチン分解酵素を添加して圧搾効率を高めてから圧搾して得られた果汁を20℃以下に冷却して発酵させる方法は?:( Maceration a Chaud マセラシオン・ア・ショー )

【問103】 発酵前果もろみに、亜硫酸や酵素を添加し、低温(5~15℃)に保ちながら数日間かけて循環させて、果皮成分を抽出させ、ほどよいタンニンを含むワインを得る技術は?:( プレファーメンテーション・コールド・マセラシオン )

【問104】 樽発酵の目的は?:( 樽材由来の香気成分や呈味(ていみ)成分を生成ワインに付与すること 

【問105】 収穫したブドウ果房を人為的に-7℃以下の貯蔵庫で冷凍し、凍結果実を圧搾し、得られた糖度の高い果汁を発酵させる白ワインの醸造法は?:( Crio-extraction クリオエキストラクシオン 

【問106】 分子量の大きさで篩い分ける浸透膜を用いて、果汁中の主として水分を除去し濃縮する方法は?:( 逆浸透膜による濃縮 )

【問107】 真空度の高い減圧下において、果もろみの品温を18~20℃に抑えて濃縮する方法は?:( 常温減圧濃縮 )

【問108】 発酵中、あるいは貯蔵中の赤ワインにセラミック製筒を通して酸素の微泡を吹き込み、ポリフェノールの酸化、重縮合を促進する方法は?:( ミクロ・オキシジェナシオン )、この方法は長期熟成を目的とするワインには( 適当 ・ 不適当 )である。

【問109】 ノン・フィルトラシオン(Non filtration )の意味は?:( 瓶詰めにあたって濾過を行っていないワイン 

【問110】 ノン・コラージュ(Non Collage)の意味は?:( 発酵終了後、卵白やベントナイト等で滓下げを行わずに瓶詰めしたワイン )

【問111】 EU法では有機農法農作物の認証を受けるためには諸処の条件を満たさなければならないが、作付前に( 2 )年間、最初の収穫まで( 3 )年間以上にわたりその条件を実施しなければならない。

【問112】 バイオダイナミックスの認証団体をなんというか?:( DEMETER デメーター 

【問113】 気温差が著しい、季節の違いがはっきりとした気候。秋になると気温が急激に落ちるのでブドウ果実の成熟が不安定になりやすい気候は?:( 大陸性 )気候

【問114】 気温較差があまりなく、湿度が高い。秋が長く続き、気温の低下がゆるやかに進み、成熟期が長く続くので、芳香成分、フェノール類の成熟したブドウを収穫することができる気候は?:( 海洋性 )気候

【問115】 温暖、乾燥していて、夏は日照に恵まれている安定した気候。冬は穏やかで、雨量が増える気候は?:( 地中海性 )気候

【問116】 山地気候でも2000m程度以上の気候。ブドウ栽培されるような温帯では日較差が大きく、水蒸気量は高度により減少するが、温度が低いため相対湿度は小さくない。冬季は寒さ厳しく、夏は短い気候は?:( 高山性 )気候

【問117】 1971年以降の世界のブドウ栽培面積は、ピークが( 1976 ~ 1980 )年の平均で約( 1020 )万ha、2014年予測では約( 760 )万ha。

【問118】 世界のワイン生産量は、2014年予測で約( 2億7千万 )hℓ。

【問119】 2014年予測の国別ワイン生産量ベスト5は?:①( フランス )、②( イタリア )、③( スペイン )、④( アメリカ )、⑤( アルゼンチン )

【問120】 2014年予測の世界のワイン消費は約( 2億4千 )万hℓ

【問121】 国別1人あたり年間ワイン消費量ベスト5は?:①( ルクセンブルグ )、②( フランス )、③( ポルトガル )、④( イタリア )、⑤( スロヴェニア )


以上で「酒類飲料概論(ワイン編)」の解答は終了

次回の試験対策重要ポイントは、今年度版から章として独立し、場所も教本の末尾に移動した「日本酒」の重要ポイントを予定しております。
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2016年度「酒類飲料概論(ワイン編)」一次試験対策問題
2016-04-13 Wed 10:26
前回重要ポイントをアップしました「酒類飲料概論(ワイン編)」の対策問題集です

本番の試験は、マークシートによる選択式ですが、記憶をしっかりと定着させるため、ほとんど穴埋め問題形式としています。

この問題を繰り返し回答することにより、短時間で驚くほどの正解率のアップが見込めると思います。

次回解答をアップしますので、印刷するなり、スマホで直接ご覧いただくなり、有効活用していただきたいと思います。



2016酒類飲料概論実戦問題(ワイン)

【問1】 日本の酒税法では、「(   )℃においてアルコール分(    )度以上の飲料」を酒類と定義している。

【問2】 ギリシャや(        )の支配権拡大とともにブドウも西欧各地に広まり、やがて(        )の儀式に不可欠な存在となった。

【問3】 (    ~    )世紀のヨーロッパ宮廷文化は美食と高品質なワインを求め、一層ワイン造りに対する投資に拍車をかけ、醸造技術も大きく発展した。

【問4】 アルコール発酵の化学式は?:(            )ブドウ糖、果糖→(           )エチルアルコール+(        )二酸化炭素

【問5】 アルコール発酵の化学式を解明したのは誰?:(                   )

【問6】 酵母による発酵のメカニズムを解明したのは誰?:(                 )

【問7】 1キログラムのぶどうから搾汁される果汁、ワイン(赤ワイン)の量は、(     ~     )ml

【問8】 ブドウに由来する酸3つは?:(             )、(            )、(            )

【問9】 発酵によって生成される酸3つは?:(             )、(          )、(           )

【問10】 ガラクチュロン酸は(      )ワインの熟成中に酸化され(       )酸となり、さらに(          )塩となって白色結晶の(            )として析出する。またワイン中で析出する酒石は(         )と(         )などが結合した物質で(           )ともいう。

【問11】 第1アロマとは?:(                            )

【問12】 第2アロマとは?:(                            )

【問13】 ブーケとは(第3アロマ)?:(                                                        )

【問14】 ワインのpHは一般にどれくらいか?:(       ~      )

【問15】 アルコールの生理的効用には善玉である(       )=(           )の濃度を上昇させる効果があることが知られている。

【問16】 赤ワインの効果として心疾患による死亡率が低いことをなんというか?:(                  )

【問17】 動脈硬化の発症要因としては、(      )=(          )が血管に付着して起こるといわれてきたが、活性酸素のようなもので酸化されると動脈硬化を招くことが明らかになってきた。過剰な活性酸素を生体で消去する力を植物由来の(           )や(          )はもっている。

【問18】 ブドウがカビに汚染されると自分を守るために造る(             )といわれる物質の一種で、抗カビ活性があるポリフェノールの一種は?:(                   )、またそれは(     )に存在する。

【問19】 アルコールはそのほとんどが肝臓で代謝されるが、その時に代謝される人体に有害な物質は?:(               )

【問20】 ワインは醸造法の違いにより、大きく4つに分類される:(            )、(              )、(             )、(            )

【問21】 一般的に単にスパークリングワインの名称で通用するのは、何気圧以上のガス圧をもったものか?:(        )気圧以上

【問22】 また、それ以下のガス圧のワインは、何ワインに区別しているか?:(              )

【問23】 問22のワインは、フランスの(              )、ドイツの(                )、イタリアの(               )などがある。

【問24】 フォーティファイド・ワインの代表例は?:スペイン:(      )、ポルトガル:(       )、(       )、イタリア:(      )、フランス:(      )、(       )

【問25】 フレーヴァード・ワインの代表例を4つ:(                 )、(              )、(              )、(           )

【問26】 EUの共通市場制度に関し、EUワイン改革が段階的に推進されているが、ラベル表記に関しては何年ヴィンテージから適用されているか?:(       )年

【問27】 ワインは地理的表示付きのワインと地理的表示のないワインに大別されるが、地理的表示付きのワインはさらに(       )と(       )に細分される。

【問28】 原産地呼称保護=(        )、 地理的表示保護=(        )、 後者は指定地域内で栽培されたブドウを(      )%以上使用する。

【問29】 スパークリングワインの残糖表示:Brut Nature =(   )g/ℓ未満  Extra Brut =(   ~   )g/ℓ未満  Brut =(    )g/ℓ未満  Extra Dry =(    ~    )g/ℓ   Sec =(    ~    )g/ℓ  Demi-Sec =(    ~    )g/ℓ    Doux =(    )g/ℓ  本規定には、±(   )g/ℓまでの許容範囲が認められている。

【問30】 ラベル表記で記載義務事項はAを、任意記載事項はBを記入:製品のカテゴリー(   )、A.O.P.、I.G.P.ワインはその表記と名称(   )、アルコール度(   )、原産地(   )、瓶詰め業者名(   )、スパークリングワインの場合は残糖量表示(   )、収穫年(   )、原料ブドウ品種(   )

【問31】 収穫年をラベルに記載する場合は、少なくとも(    )%その収穫年からのブドウを使用しなければならない。

【問32】 単一のブドウ品種名を表示する場合は、少なくとも(    )%そのブドウ品種を使用しなければならない。2種以上の品種名を表示する場合は(     )%使用。

【問33】 地理的表示のないワインに、収穫年とブドウ品種の表示は( 可 ・ 不可 )。

【問34】 世界的にワイン用として利用されているブドウの種(シュ)はなんといわれるか?:(                     )

【問35】 ブドウの梗のことをフランス語で何というか?:(              )、 また果皮の蝋質は何というか?:(            )

【問36】 ブドウの果肉のことをフランス語で何というか?:(              )、 また果汁は何というか?:(            )

【問37】 ブドウの果皮のことをフランス語で何というか?:(              )、 また種子は何というか?:(            )

【問38】 ブドウの実で糖度が高い部分はどこか?:(             )、 また最も酸が高い部分はどこか?:(             )

【問39】 ブドウの生育サイクル:休眠→(     )→(     )→(    )→ 結実 →(     )→(     )→(     )

【問40】 土寄せのことをフランス語で何というか?:(                )、 剪定を何というか?:(             )、樹液の溢出を何というか?:(            )

【問41】 発芽のことを何というか?:(                   )、展葉のことを何というか?:(                )

【問42】 蕾のことをフランス語で何というか?:(           )、開花のことを何というか?:(          )、結実は?:(            )

【問43】 夏季剪定のことをフランス語で何というか?:(           )、 色付きのことを何というか?:(          )

【問44】 成熟のことをフランス語で何というか?:(           )、 収穫のことを何というか?:(          )

【問45】 色付きから成熟までの日数は?:(      )日、 また開花から収穫までの日数は?:約(      )日

【問46】 収穫における手摘みの長所は?:(              )、(            )、(                         )

【問47】 収穫における手摘みの短所は?:(              )、(            )、(                         )

【問48】 ワイン用ぶどう栽培において最適な年平均気温は?:(        ~      )℃、また開花期の適温は?:(     ~     )℃

【問49】 北半球、南半球ともに、緯度(        ~       )度にほとんどのブドウ生産地が含まれている。

【問50】 太陽光を利用し大気中の(        )と(       )から糖分を光合成し、・・・光合成には(        )と(        )が必要になる。

【問51】 生育期間に必要な日照時間は?:(        ~        )時間である。

【問52】 望ましい年間降水量は(        ~         )mm

【問53】 ブドウ栽培には痩せた(      )、(      )土壌が適しているといわれている。

【問54】 長梢(結果母枝)2本を左右にとる仕立方は?:(               )

【問55】 長梢1本と2芽の短梢からなる仕立方は?:(              )

【問56】 主幹から左右に枝を分け、それに2芽の短梢を等間隔に取っていく仕立方は?:(               )

【問57】 急斜面で、主幹に添えた棒を中心にハート型になるようにしばりつける仕立方は?:(          )

【問58】 主幹上部に短梢を不規則にとる仕立方は?:(            )

【問59】 降雨の多い日本や日差しの強すぎるイタリア、ポルトガルの一部、エジプトなどで採用されている仕立方は?:(             )

【問60】 極めて多くの落果が発生し、果房につく果粒が極端に少ない状態になる場合を何というか?:(        )、仏語では?:(         )

【問61】 その原因は?:(         )、(          )、(             )、(          )

【問62】 単為結実などの結実不良で、小粒の果粒のまま、肥大せずに果房に残った状態を何というか?:(             )

【問63】 べト病は何年に発見されたか?:(        )年、 仏語では?:(           )、 その防除策は?:(             )散布

【問64】 灰色カビ病を仏語で?:(            )、その防除策は?:(             )散布、その原因菌は?:(             )

【問65】 ウドンコ病が西欧に伝播したのは?:(        )年、 仏語では?:(           )、 その防除策は?:(             )散布

【問66】 日本ではブドウ病害被害最大のものは?:(           )、その防除策は?:(                )を散布

【問67】 ブドウのウイルス病の代表例は?:(              )、(            )、(             )

【問68】 それに対する対策は?:(                    )、(                 )

【問69】 フィロキセラへの対策は?:(                                      )

【問70】 主発酵のことを仏語で?:(                )、 また赤ワインの発酵温度は?:(       ~      )℃

【問71】 ステンレスタンクの利点は?:(                 )、(                )、(               )

【問72】 シャプタリザシオンとは(           )のことで、その目的は(                  )である。

【問73】 発酵が始まって3~4日すると、果皮からは赤い色素のアントシアニンが、種子からは渋味の主成分であるタンニンが出てくる。この過程を何というか?:(            )

【問74】 ルモンタージュの効果を3つ:①(           )、②(                  )、③(                         )

【問75】 ルモンタージュと同じ目的で、ブルゴーニュ地方などで人力で行われているのは?:(                 )

【問76】 圧搾のことをフランス語で:(                  )

【問77】 マロラクティック発酵とは、ワイン中に含まれる(          )が、(       )菌の働きによって(        )に変化する現象。

【問78】 マロラクティック発酵の効果を3つ:①(                         )、②(                         )、③(                  )

【問79】 樽熟成のことをフランス語で?:(               )、 また樽の目減り分の補填のことを何というか?:(                    )

【問80】 樽熟成の主な効果を5つ:①(              )、②(              )、③(           )、④(               )、⑤(                     )

【問81】 滓を取り除くため別の容器へ移し替える操作のことをフランス語で何というか?:(             )

【問82】 清澄のことをフランス語で?:(              )

【問83】 赤ワインで伝統的に使われている清澄剤を4つ:①(           )、②(             )、③(              )、④(            )

【問84】 白ワインの醸造において、搾った果汁を低温で半日ほどおいて不純物を沈殿させることを何というか?:(              )

【問85】 白ワインの発酵温度は?:(       ~      )℃

【問86】 白ワインの熟成中、タンク、樽の中の滓を攪拌することにより、酵母に含まれる旨味成分をワインに移行させるとともに熟成を促す作業は?:(              )

【問87】 白ワインに使われる清澄剤は?:(              )、(            )

【問88】 醸しの途中、ほどよく色付いたところで果もろみから液体部分を分離して、これを白ワインのように低温発酵させて造るロゼワインの製法は?:(          )法

【問89】 黒ブドウを原料として白ワインと同様な造り方を行うロゼワインの製法は?:(          )法

【問90】 黒と白のブドウが混ざった状態の果もろみを発酵させるロゼワインの製法は?:(            )法、 またドイツの代表例は?:(            )         

【問91】 密閉ステンレスタンクに収穫した黒ブドウを破砕せずに二酸化炭素気流中で数日置く方法で、細胞内発酵を利用した醸造法は?:(                          )

【問92】 発酵後、ワインを滓引きしないで発酵槽の中に放置し年を越させ、翌4~5月頃に滓の上にある上澄みだけを取り出し瓶詰めを行う方法は?:(        )

【問93】 赤ワインの醸し仕込みを白ワインに応用した果汁前処理法をなんと呼ぶか?:(              )

【問94】 発泡性ワインのフランスでの呼び方は:(                 )、(                ) イタリアでは:(               )ドイツでは:(                )、(                ) スペインでは:(                 )

【問95】 O.I.V.の規定で、スティルワインは20℃で二酸化炭素の含有量何g/ℓ未満のワインとされるか?:(     )g/ℓ未満

【問96】 O.I.V.の規定で、スパークリングワインは20℃で何bars以上の炭酸ガス圧を有するものとされるか?:(     )bars、小瓶では(     )bars

【問97】 トラディショナル方式をドイツでは?:(                 )、イタリアでは?:(            )、スペインでは?:(           )

【問98】 スティル・ワインを大きなタンクに密閉し、その中で第二次発酵を起こさせて造る方式は?:(          )方式、別名は?:(             )

【問99】 瓶内二次発酵させた二酸化炭素含有のワインを、加圧下のタンクに開け、冷却、濾過してから新しいボトルに詰め替える方式は?:(         )方式

【問100】 発酵途上のワインを瓶に詰め、密閉して、残りの発酵を瓶内で行う方法は?:(                )、別名では?:(              )その例は:(                    )、(                 )、(                 )

【問101】 赤ワイン醸造において、セニエ法の目的は?:(                                                )

【問102】 果もろみを80℃まで加熱して果皮中の色素や種子中のタンニンを抽出した後、ペクチン分解酵素を添加して圧搾効率を高めてから圧搾して得られた果汁を20℃以下に冷却して発酵させる方法は?:(                 )

【問103】 発酵前果もろみに、亜硫酸や酵素を添加し、低温(5~15℃)に保ちながら数日間かけて循環させて、果皮成分を抽出させ、ほどよいタンニンを含むワインを得る技術は?:(                    )

【問104】 樽発酵の目的は?:(                                      )

【問105】 収穫したブドウ果房を人為的に-7℃以下の貯蔵庫で冷凍し、凍結果実を圧搾し、得られた糖度の高い果汁を発酵させる白ワインの醸造法は?:(                   )

【問106】 分子量の大きさで篩い分ける浸透膜を用いて、果汁中の主として水分を除去し濃縮する方法は?:(            )

【問107】 真空度の高い減圧下において、果もろみの品温を18~20℃に抑えて濃縮する方法は?:(               )

【問108】 発酵中、あるいは貯蔵中の赤ワインにセラミック製筒を通して酸素の微泡を吹き込み、ポリフェノールの酸化、重縮合を促進する方法は?:(                   )、この方法は長期熟成を目的とするワインには( 適当 ・ 不適当 )である。

【問109】 ノン・フィルトラシオン(Non filtration )の意味は?:(                    )

【問110】 ノン・コラージュ(Non Collage)の意味は?:(                   )

【問111】 EU法では有機農法農作物の認証を受けるためには諸処の条件を満たさなければならないが、作付前に(    )年間、最初の収穫まで(    )年間以上にわたりその条件を実施しなければならない。

【問112】 バイオダイナミックスの認証団体をなんというか?:(                  )

【問113】 気温差が著しい、季節の違いがはっきりとした気候。秋になると気温が急激に落ちるのでブドウ果実の成熟が不安定になりやすい気候は?:(      )気候

【問114】 気温較差があまりなく、湿度が高い。秋が長く続き、気温の低下がゆるやかに進み、成熟期が長く続くので、芳香成分、フェノール類の成熟したブドウを収穫することができる気候は?:(            )気候

【問115】 温暖、乾燥していて、夏は日照に恵まれている安定した気候。冬は穏やかで、雨量が増える気候は?:(       )気候

【問116】 山地気候でも2000m程度以上の気候。ブドウ栽培されるような温帯では日較差が大きく、水蒸気量は高度により減少するが、温度が低いため相対湿度は小さくない。冬季は寒さ厳しく、夏は短い気候は?:(        )気候

【問117】 1971年以降の世界のぶどう栽培面積は、ピークが(      ~      )年の平均で約(       )万ha、2014年予測では約(        )万ha。

【問118】 世界のワイン生産量は、2014年予測で約(             )hℓ。

【問119】 国別ワイン生産量ベスト5は?:①(       )、②(       )、③(        )、④(         )、⑤(          )

【問120】 2014年予測の世界のワイン消費は約(            )hℓ

【問121】 国別1人あたり年間ワイン消費量ベスト5は?:①(          )、②(         )、③(         )、④(         )、⑤(        )


「酒類飲料概論(ワイン編)」対策問題集は以上です。

次回は今回の問題集の解答をアップします
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日本ソムリエ協会教本「酒類飲料概論」(ワイン編)重要ポイント
2016-04-10 Sun 11:48
「大いなる力には大いなる責任が伴う」  

      (映画『スパイダーマン』より)



阿多棒心:「そもそも剣とは人を殺す法にすぎぬ・・・」
    
      「剣を持つ者の心にて正邪の判断をゆるす・・・そこが剣流の在るゆえん・・・」
    
      「人あって剣あり刃をもちたる獣にすぎざれば、剣の流れを名のる必要もなく流れ
      そのものも在るべくもない。」
    
      「なんじに剣を伝えし師父は獣なりしや!」 

      (『カムイ外伝』第12巻より)



昨日の朝日新聞の朝刊22面と23面に見開きでデカデカと二つの大きな、かつ実に対照的な記事が載っておりました。

右面には、今年の五輪でメダルを期待されながら、違法な裏カジノの手を出してしまい、選手生命そのものの危機にさらされているバドミントン選手の記者会見の記事・・・。

左面には、競泳の世界に数々の金字塔を打ち立て、今回の日本選手権で引退を表明した北島康介選手の記事・・・。

両者ともにアスリートとして恵まれた才能をもち、謙虚に前に進み続けそれを開花させ不滅の果実としてその記録と名を遺した北島選手と、片やその才能に溺れ、驕り、あだ花として散らしてしまいつつある、バドミントンの新旧の“エース”。

その真逆なコントラストにしばし言葉を失い、じっと紙面を見つめておりましたが、最近多いですね・・・、賭博や薬物などで自らを葬ってしまう、神が与えたもうた才能の無駄遣いが・・・。


さて、同じアスリートでも、40も半ばを過ぎてからワインのアスリートと化した、文字通り酔狂なおっさんには元々才能なんて欠片もありはしないので、今年もコツコツと勉強あるのみです

ということで、今年もソムリエ協会呼称資格試験のための資料作成、そのアップをメインにこれから更新を続けていこうと思います。
この“重要ポイント”は直近10年間の過去問題から繰り返し出題されている“定番”の部分と、最近の傾向から出題されそうな箇所を抜粋したものになり、分厚い教本から試験対策のエッセンスを凝縮させたものになります。

その第一弾は「酒類飲料概論」のうち「ワイン」の重要ポイントになります


今年度この「酒類飲料概論」で大きく変わったところといえば、「日本酒」が概論から外れ、独立した章として巻末に移動したことでしょうか。

これはワインに限らず、「日本のソムリエはもっと自分の国のお酒(その背景にある歴史・文化・料理など含む)について知ろうよ!」という現在の協会執行部の方針によるものですが、それはその通りだと思いますね

「この“純米吟醸酒”に合うお料理は何?」とお客さまに聴かれて、答えられないようであれば、「ソムリエでござい」と胸を張ってそのバッチを見せることはできないでしょうから。

その他の部分は統計数値が更新されていることと、記述内容がちょこっと変わった部分はあるものの、大きな変化はないようであります

能書きが長くなってしまいましたが、では第一弾のワイン編スタートです!


酒類飲料概論重要ポイント1(ワイン編)

◎初めに P3

・日本の酒税法上の“酒類”の定義・・・「~アルコール分1度以上の飲料」
・酒類の分類(教本P3 ※酒税法上の分類ではない)・・・P3の表は大雑把な分類としてさらりと目を通す。
 酒類 - 醸造酒・・・<果実原料> ワイン、シードル   <穀物原料> ビール、日本酒、老酒
     - 蒸留酒・・・<果実原料> ブランデー      <果実以外> ウイスキー、ウォッカ、ジン、ラム、焼酎
     - 混成酒・・・<醸造酒原料> ヴェルモット    <蒸留酒原料> リキュール類

◎ワイン  ○ワインとは P3

・『教本』では「酒類飲料概論」において歴史に関することは少ししか触れられていません。「歴史」は国別の項目においてより詳細に触れられていますので、そこで重要なポイントはしっかりと把握してください。

・「ギリシャやローマ帝国の支配権拡大とともにブドウも西欧各地に広まり、やがてキリスト教の儀式に不可欠な存在となった。各地の修道院、僧院ではブドウ畑の開墾などもなされ、ワイン原動力となってきた。」

・『教本』において過去出題されたのはP3「16~18世紀のヨーロッパ宮廷文化は美食と高品質なワインを求め、一層ワイン造りに対する投資に拍車をかけ、醸造技術も大きく発展した」という箇所です。
これまでのキリスト教の儀式に不可欠な神聖なアイテムから、王侯貴族による美食文化がワインそのものの美味しさを追求し、醸造技術の進歩をもたらしたということがポイントです。

○ワインの特性  P3~6

・アルコール発酵の化学式ジョゼフ・ルイ・ゲイリュサック P4
 
・酵母による発酵メカニズムを解明ルイ・パストゥール  (いずれも19世紀)  
※この二人の名前は過去何回も出題されていますが、どちらが何をしたか確実に覚えましょう。

・1キログラムのブドウから搾汁される果汁、ワインの量・・・600~800ml

<ワイン中の主な有機酸> P4

◎ブドウ由来の酸=酒石酸、リンゴ酸、クエン酸 (酒石酸が一番多い・・・名前から発酵由来と思われがちですが、自然な酸なので要注意!)・リンゴ酸は“リンゴ”に、クエン酸はレモンのような“柑橘類”や“梅干し”に多く含まれます。

◎発酵によって生成した酸=コハク酸、乳酸、酢酸  ・・・コハク酸は“しじみ”の味噌汁の旨味成分といえば分かりやすいでしょうか。乳酸はヨーグルトのようなマイルドな酸味です。

◎貴腐ワインに含まれる酸=ガラクチュロン酸・・・「熟成中に酸化され粘液酸となり、さらにカルシウム塩となって白色結晶の粘液酸カルシュウムとして析出する。」

酒石は酒石酸とカリウムなどが結合した物質で、ワインの宝石とも呼ばれる

<ワインの風味> “香り” → ‘アロマ’と‘ブーケ’に、アロマはさらに「第1アロマ」と「第2アロマ」に細別される。

・「第1アロマ」…原料ブドウ由来の品種特性香。醸造工程を経て感知される品種特有の香り(例:ソーヴィニヨン・ブラン)含む

・「第2アロマ」…醗酵過程で酵母や乳酸菌が生成する香り・・・清酒の花のような“吟醸香”が典型

・「ブーケ(第3アロマ)」…醗酵終了後、タンクまたは樽で貯蔵中に生成する熟成香と、さらに瓶詰後に瓶中で生成する熟成香

<ワインは健康的なお酒> 
◎ワインのpH…「2.9~3.6」と低いpH(酸性)※pH7で中性です  

◎「フレンチ・パラドックス」…赤ワインの効果として心疾患による死亡率が低い。

◎アルコールの生理的効用…「善玉コレステロールであるHDL=高密度リポ蛋白」の濃度上昇。 

◎「ポリフェノール」…過剰な活性酸素を消去する力。ブドウの果皮、種に多く含まれる。⇒「LDL=低密度リポ蛋白(悪玉コレステロール)」減少。

◎「リスベラトロール」…ブドウがカビに汚染されると自分を守るために造るファイトアレキシンといわれる物質の一種で果皮に存在。抗ガン作用があるとの研究結果。

●「アセトアルデヒド」…アルコールはほとんどが肝臓でアルコール分解酵素によりアセトアルデヒドに代謝される。発がん性のある毒物。多種類の癌やアルツハイマー病、酸化による老化を早める。⇒当然ですが、飲酒は適量で。

○ワインの分類 P6

◎スティルワイン・・・「(泡を立てない)静かなワイン」という意味。つまり普通の赤ワイン、ロゼワイン、白ワインのこと。

◎スパークリングワイン=3気圧以上のガス圧    ・弱発泡性ワイン=それ以下のガス圧・・・ペティアン(仏)、パールヴァイン(独)、フリザンテ(伊)
 
<甘辛表示 ⇒ 残糖分濃度> EU:「brut nature」=3g/ℓ未満でドサージュ(補酒)をしていないもの。
・「extra brut」=0~6g/ℓ、   ・「brut」=12g/ℓ未満
・「extra dry」=12~17g/ℓ、  ・「sec」=17~32g/ℓ、
・「demi-sec」=32~50g/ℓ、  ・「doux」=50g/ℓを超えるもの ※±3g/ℓは許容範囲 

◎過去スパークリングワインの甘辛表示について問われるのはほとんどが「brut」についてであり、これを中心値として覚えてください。

◎フォーティファイド・ワイン(酒精強化ワイン)・・・シェリー(スペイン)、ポート・ワイン、マデイラ(ポルトガル)、マルサラ(イタリア)、VDN、VDL(フランス)
◎フレーヴァード・ワイン・・・ヴェルモット(イタリア)、リレ(フランス)、レッチーナ(ギリシャ)、サングリア(スペイン)

○ワインに関するEUの規則 P6~ ⇒2009年より適用

◎ワインは「地理的表示付きのワイン」と「地理的表示のないワイン」に大別。「地理的表示付きのワイン」はさらに、A.O.P.とI.G.P.に細分される。

●『地理的表示のないワイン』・・・「ブドウ品種」・「収穫年」の表示が一定条件のもとで表示可能 ※これまでは「常識」として不可

●『地理的表示付きのワイン』・・・「I.G.P.」(仏・伊・西・ポ=IGP、独=g.g.A.)・・・指定地域内で栽培されたブドウを85%以上使用。原料はヴィティス・ヴィニフェラ種、及びヴィティス・ヴィニフェラと他種の交配。
「A.O.P.」(仏=A.O.P.、伊・西・ポ=D.O.P.、独=g.U)・・・指定地域内で栽培されたブドウのみ。原料はヴィティス・ヴィニフェラ種のブドウのみ。
※旧制度で使用されてきた伝統的表記も個別に認められるので、旧制度の表記が使えなくなるわけではないことに注意!

<ラベル表記>
◎主な義務記載事項…A.O.P.、I.G.P.ワインはその表記と名称。アルコール度数。原産地。瓶詰め業者。スパークリングワインの場合は残糖量の表示。
        
◎任意記載事項…収穫年(記載の場合は85%以上その収穫年のブドウを使用)、原料ブドウ品種(表示の場合は85%以上使用)

◎原料ブドウとブドウ栽培 P8~

・「世界的にワイン用として利用されているものは欧・中東系種(=Vitis vinifera ヴィティス・ヴィニフェラ)が多く約5000品種あるといわれているが、そのうち世界で栽培されているのは約1000品種と思われ、実際にワイン原料用として使用されている主要品種は約100品種程度」 P8

・P9の‘ブドウの断面図’は、各部位のフランス語読みと、どの部位にどんな成分が含まれているかを押さえる。数年前の問題に「リスベラトロール」が出題されましたが、‘果皮’に含まれるので、当然白よりは赤ワインに多く含まれます。

・“糖度が高い部分”・・・果皮の内側      “最も酸が高い部分”・・・種子の間
蝋質 = Pruine プリュイーヌ、  果肉 = Pulpe ピュルプ、  果汁 = Jus ジュ、  種子 = Pepin ペパン(タンニンが多く含まれる)、果皮 = Pellicule ペリキュル(フラボノイド、リスベラトロール)、 梗 = Pedicelle ペディセル

・ブドウの育成サイクルは、主要な語句とそのフランス語読みを順番に正確に覚える。 ≪休眠≫「剪定・Taille タイユ」(1~3月)⇒「発芽・Debourrement デブールマン」⇒「展葉・Feuillaison フェイエゾン」(3月~5月)⇒「開花・Floraison フロレゾン」⇒「結実・Nouaison ヌエゾン」(6月)⇒「色付き・Veraison ヴェレゾン 40日」(7~8月)⇒「成熟・Maturite マテュリテ」(8~9月)⇒「収穫・Vendange ヴァンダンジュ」(9~10月)

・「開花~収穫までは約100日」という期間は特に重要。

・<ブドウ栽培に関する条件>P9 ‘年平均気温’=10℃~16℃  ‘緯度’=南北半球ともに緯度30度~50度  ‘日照時間’=1000~1500時間  ‘年間降水量’=500~900mm  ‘土壌’=痩せた砂利、礫質土壌が適している。

・「手摘みの長所」:①傷つき(酸化)防止  ②選果可能  ③機械収穫できないところでも摘める   

・「手摘みの短所」:①熟練者の手配が困難  ②作業時間が長い  ③労働コストが高い 

<栽培方法>・・・栽培方法と仕立て方も過去何度も出題されている定番重要ポイントです。それぞれの仕立て方とその代表的な産地をセットで覚えましょう。

a:「垣根仕立て」・・・世界的に広く実施。ボルドー、ブルゴーニュ、ドイツ、イタリア等。長梢2本を左右にとる「ギヨー・ドゥーブル」、長梢1本と2芽の短梢からなる「ギヨー・サンプル」、主幹から左右に枝を分け、それに2芽の短梢を等間隔に取っていく「コルドン」。

b:「棒仕立て」・・・モーゼルなど。急斜面で栽培者が上下左右に動きやすいようにハート型になるように2本の長梢をしばりつける。

c:「株仕立て」・・・南フランス、スペイン、ポルトガルなど。主幹上部に短梢を不規則にとる。乾燥地で、樹勢の強くない品種に合う。

d:「棚仕立て」・・・降雨の多い日本、日差しの強すぎるイタリア、ポルトガルの一部、エジプトなど。

●「ブドウの病害」と「生理障害」も定番中の定番といえる問題です。特に「ウドンコ病」、「フィロキセラ」、「ベト病」は、フランス語の読み方、年代、その対応法までセットで覚える必要があります。
「灰色カビ病」の原因となる「ボトリシス・シネレア菌」は、「貴腐ブドウ」の要因ともなりますので重要です。
生理障害では「花振い」の意味とその原因もセットで覚える。
ウイルス病はその代表的な名前を覚えるが、「ピアス病」は細菌による病害なので区別すること。

・「ウドンコ病 Oidium オイディウム」・・・1850年ごろヨーロッパに伝播(仏:1855~56年)。開花期に硫黄を含んだ農薬を散布。

・「フィロキセラ」・・・(仏:1863年~19世紀末)。耐性を有する北米系品種(V.リパリア、V.ルペリストリス、V.ベルランディエリ)を台木とした接木苗を用いる

・「ベト病 Mildiou ミルデュ」・・・1878年ヨーロッパで発見(仏:1878~80年)。ボルドー液の散布。

・「灰色カビ病 Pourriture grise プリチュール・グリーズ」・・・イプロジオン水和剤を使用。原因菌である‘ボトリティス・シネレア’が完熟ブドウにつくと‘貴腐’ブドウとなる。

・「晩腐病 Ripe rot ライプ・ロット」・・・日本では病害被害中最大休眠期にベンレートを散布

<ウイルス病>
「ブドウリーフロール(葉巻病)」、「フレック」、「コーキーバーク」などが代表。「ウイルスフリーブドウ苗の育成」や「クローン選抜」で対応。

<生理障害>
・「花振い(花流れ) Coulure クルール」・・・極めて多くの落果が発生し、果房につく果粒が極端に少ない状態になる場合。要因として「窒素過多や強剪定、開花結実時の低温や多雨、ホウ素欠乏」など
        
・「Millerandage ミルランダージュ」・・・単為結実などの結実不良で、小粒の顆粒のまま、肥大せずに果房に残った状態

◎ワインの醸造 P12~

・醸造法については、それが「赤ワイン」の醸造法なのか「白ワイン」なのか「ロゼワイン」なのか?
「発酵前」なのか「発酵途中」なのか、あるいは「発酵後」なのか?の区別を明確に付ける事が重要で、問題もそのような区別を問われます。
覚えたつもりでも、しばらく経つと曖昧になりがちですので、繰り返しの復習が必要です。
各用語はフランス語もセットで覚えること。
・そして当然ですが、なぜそのような方法を行うのか?の目的と効果も同時に覚える必要があります。
特に重要なのは「マロラクティック発酵=MLF」、「ルモンタージュ」、「樽熟成」などで、その目的や効果が出題されています。

清澄=コラージュは、清澄剤の種類について出題されています。

・さまざまな醸造法では、ボージョレ・ヌーヴォーで有名な「マセラシオン・カルボニック」、ロワール地方(ミュスカデ)の「シュル・リー」、白ワインの「スキン・コンタクト」が頻出しています。

・スパークリングワインの醸造法は、それぞれの方式の名称と方法、各国での呼び方をセットで覚えます。

・「ブドウ栽培とワイン醸造の新しい技術」については、『教本』の該当ページ(P38~39)を必ず一通り覚える必要があります。

《スティルワインの醸造》

<赤ワインの醸造法> P12~

赤ワインの醗酵温度は26~30℃     

・<ステンレススティールタンクの利点>①衛生管理が容易、 ②耐腐食性、 ③温度管理が容易

・「シャプタリザシオン=補糖」の目的は、「あくまでワインのアルコール分を高めること」で、ワインに甘味を加えるためではありません。
(漫画『神の雫』で天才ワイン評論家の遠峰一青が「このワインは補糖をたんまりしている。つまりワインに甘味をつけることだが・・・」とドヤ顔で説明する場面がありますが、とても恥ずかしい間違いをおかしています。)
1801年ナポレオン1世統治下の農務大臣で、補糖を認可したジャン・アントワーヌ・シャプタルに由来します。

・「醸し Maceration マセラシオン」=「醗酵が始まって3~4日すると、果皮からは赤い色素のアントシアニンが、種子からは渋味の主成分であるタンニンが出てくる」。「熟成させるタイプのワインを造るときには醸しの期間を長くし早飲みタイプの場合は短くする

・「ルモンタージュ Remontage=Pumping over ポンピング・オーバー」=「醗酵タンクの下から醗酵中の果汁を抜いて、タンク上部に浮上している果帽(果皮・果肉)が液中に完全に沈降するように全面にわたり散布する作業
 
 ●ルモンタージュの効果=①酸素供給、②糖分、酵母、温度を平均化、③果皮からフェノール類その他の成分の抽出
 
 ●ブルゴーニュでは同じ目的で、人力による「櫂入れ=ピジャージュ Pigeage」を行う。

・「マロラクティック醗酵=M.L.F」・・・ワイン中のリンゴ酸が、乳酸菌の働きによって乳酸に変化する現象。

⇒ これにより、①酸味が柔らげられ、まろやかになり、②酒質に複雑性を増し、豊潤な香味を形成し、③微生物学的に安定する。・・・リンゴ酸が無くなることにより、リンゴ酸を好む雑菌が繁殖しなくなるため、“安定”するということです。

・「樽熟成 Elevage エルヴァージュ」の効果 

⇒ ①空気との接触、②樽からの成分抽出、③清澄化の促進、④赤ワインの色調の安定、⑤成分重合による安定化と風味の複雑化

・「ウイヤージュ Ouillage」 ⇒ 樽の目減り分の補填

・「滓引き Soutirage スーティラージュ = Racking ラッキング」・・・滓を取り除くため別の容器へ移すこと

・「清澄 Collage コラージュ=Fining ファイニング」・・・清澄剤(赤ワイン):卵の白身、タンニン、ゼラチン、ベントナイト (白ワイン):ゼラチン、ベントナイト

<白ワインの醸造法> P16

・白ワインの醗酵温度は15~20℃ 
⇒香気成分(清酒でいう“吟醸香”)を多く生成させるとともに、香気成分の揮発を減少させるため。

・「デブルバージュ Debourbage」 ⇒ 低温で半日ほどおいて不純物を沈殿

・「バトナージュ Batonnage」 ⇒ 熟成中、タンク、樽の中の滓を攪拌することにより、酵母に含まれる旨味成分をワインに移行させるとともに熟成を促す ・・・搔き回す棒のことを“バトン”といいます。リレーで渡すバトン=棒ですね。

<ロゼワインの醸造法> P16

・ヨーロッパにおいては、ロゼワインの醸造法で赤ワインと白ワインを混ぜるのが許されているのはスパークリングワインだけです。
ドイツの「ロートリング法」は発酵前の「黒ブドウ白ブドウを混ぜる」=混醸法で、ワインを混ぜるわけではなく注意が必要です。
また、ロゼの醸造法で「赤ワインと同じく・・・」ときたら「セニエ法」、「白ワインと同様な・・・」ときたら「直接圧搾法」になります。

<さまざまな醸造法> P16

・「マセラシオン・カルボニック Maceration carbonique」・・・縦型の大きな密閉ステンレスタンクに、収穫した黒ブドウを破砕せずそのままいっぱいに詰め、二酸化炭素気流中で数日置く方法。ブドウは細胞内醗酵を始め、細胞膜が破れやすい状態になる。・・・言わずと知れた“ボージョレ・ヌーヴォー”を代表とする醸造法です。ヌーヴォー以外にも、最近の“モダン”な造りのフルーティなワインは一部この方法を使用しています。

・「シュル・リー Sur lie」・・・シュル・リーとは「滓の上」の意。醗酵後ワインを滓引きしないでそのまま醗酵槽の中に放置し年を越し、翌4~5月ごろに滓の上にあるワインの上澄みだけを取り出し瓶詰を行う。ロワール地方の‘ミュスカデ’が代表的。

・「スキン・コンタクト Skin contact」・・・赤ワインの醸し仕込みを白ワインに応用した果汁前処理法。果汁にブドウの品種特性をより濃厚に与えるため、果皮からの成分抽出を意図的に行う

<スパークリングワインの製法> P16~17

A「トラディショナル方式(シャンパーニュ方式)」・・・瓶内二次醗酵方式。シャンパーニュ(仏)、Flaschengarung フラッシェンゲールング(独)、Metodo classico メトード・クラシコ(伊)、CAVA カバ(西)

B「シャルマ方式」・・・スティル・ワインを大きなタンクに密閉し、その中で第二次醗酵を起こさせて造る方式。=Methode cuvee close メトード・キュベ・クローズ・・・(例)イタリア:アスティ・スプマンテ

C「トランスファー方式」・・・瓶内二次醗酵させた二酸化炭素含有のワインを、加圧下のタンクに開け、冷却、濾過してから新しいボトルに詰め替える方式。

D「メトード・リュラル」・・・醗酵途上のワインを瓶に詰め、密閉して、残りの醗酵を瓶内で行う。「メトード・アンセストラル」ともいう。例)Clairette de Die クレレット・ド・ディー、Gaillac ガイヤック、Blanquette ブランケット

<世界的ワイン産地における主な気候>P38

・「大陸性気候」・・・気温較差が激しい、季節の違いがはっきりした気候。主に、中央、東欧。(仏):ブルゴーニュ、シャンパーニュ、ロワール上流地方。

・「海洋性気候」・・・気温較差があまりなく、湿度が高い。秋が長く続き、成熟期が長く続くので、晩熟型ブドウに適している。(豪)クナワラ。(仏)ボルドー、ロワール中・下流地方。

・「地中海性気候」・・・温暖、乾燥していて、夏は日照に恵まれているので安定した気候。冬は穏やかで雨量が増える。南フランス、イタリア、スペイン、カリフォルニア、オーストラリア、チリなど。

・「高山性気候」・・・冬季は寒さ厳しく、夏は短い。(仏)ヴォージュ山麓(アルザス)、アルプス山系(ジュラ・サヴォワ地方)

<ブドウ栽培とワイン醸造法の新しい技術>P38~39

・「有機農法」・・・EU法の条件 ①化学肥料、除草剤、殺虫剤等の農薬を使用しない。
②有機肥料は認証されたものを使用。
③遺伝子組替え、放射線処理は禁止。
④病虫害にはボルドー液、天敵となる昆虫で対処する。
⑤作付け前に最低2年間、最初の収穫まで3年間以上にわたり①~④を実施。
⑥公的機関による監査を受け認証資格を取得する。
⑦その後も定期的に公的機関の検査を受けなければならない。

・「バイオダイナミックス」・・・月や他の天体の動きと植物の成長を調和させることを重視した農業暦を用いた栽培作業や、化学肥料、除草剤、殺虫剤等の農薬を使用せず、プレパラシオンと呼ばれる調合剤を使用。 認証団体・・・「DEMETER」デメーター(デメテール)

・「セニエ Saignee」・・・ロゼワインの醸造法の一つ。赤ワインの場合は、内容成分が豊かな原料ブドウを収穫しがたい地方や、銘醸地でも天候不順等で原料ブドウの内容成分が不足したときに救済処置として行われる。

・「マセラシオン・アショー Maceration a Chaud」・・・果醪を80℃まで加熱して果皮中の色素や種子中のタンニンを抽出・・・、ワインは色素が良く抽出されて、タンニン分が少ないので早く飲める。

・「樽醗酵」・・・白ワイン醸造、特にシャルドネを原料としたワイン醸造において、樽由来の香気成分や呈味成分を生成ワインに付与することを目的とする。

・「クリオエキストラクシオン Crio-extraction」・・・収穫したブドウを人為的に-7℃以下の貯蔵庫で冷凍し、凍結果実を圧搾し、糖度の高い果汁を発酵させる…アイスワインの原理を人工的に作り出す。

・「逆浸透膜による濃縮」・・・分子量の大きさで篩い分ける浸透膜を用いて、果汁中の主として水分を除去し濃縮する方法。

・「常温減圧濃縮」・・・真空度の高い減圧下において、果醪の品温を18~20℃に抑えて濃縮する方法。

・「ミクロ・オキシジェナシオン Micro-oxygenation」・・・醗酵中、あるいは貯蔵中の赤ワインにセラミック製筒を通して酸素の微泡を吹き込み、ポリフェノールの酸化、重縮合を促進する方法。長期熟成を目的とするワインには不適当

・「ノン・フィルトラシオン Non filtration」・・・「瓶詰にあたって濾過を行っていないワイン」の意。

・「ノン・コラージュ Non collage」・・・「醗酵終了後、卵白やベントナイト等で滓下げを行わずに瓶詰したワイン」

<ブドウ品種>P45~51

・品種はシノニムが定番として出題されていますが、意外とオーソドックスな王道品種(シャルドネ、S・ブラン、ピノ・ノワール、シラーなど)が出題されており、侮れません。特にピノ系は、黒(ノワール)、灰(グリ)、白(ブラン)それぞれのドイツ、イタリアでの呼び方の区別が重要です。

※ピノ系シノニムの覚え方:Pinot Noir ピノ・ノワール(黒)=Gro Noiren=Pino Nero(伊)=Spatburgunder=Blauburgunder=Blauer Burgunder(独)・・・ややこしい後の2つはBlack(黒)Bと覚えます。

Pinot Blanc ピノ・ブラン(白)=Pinot Bianco(伊)=Weissburgunder=Weisserburgunder(独)・・・後の2つはWhite(白)Wと覚えます。

Pinot Gris ピノ・グリ(灰色)=Pinot Grigio(伊)=Rulander=Grauburgunder=Grauer Burgunder(独)・・・後の2つはGray(灰色)Gと覚えます。

◎イタリアでのシノニムはフランス語によく似たイタリア語読みなのですぐ分かりますが、ややこしいのがドイツで、3つのピノ~とも大半が語尾に~burgunderと付き、それらを混ぜた中から例えば「次のうちPinot Noirのシノニムはどれか?」というような選択問題がよく出題されます。上記のように覚えれば、後はSpatburgunderとRulanderの区別だけ覚えればいい訳です。

・テンプラニーリョやサンジョヴェーゼは、同じ国内でも地方ごとに多数のシノニムがあり、それは確実に地方レベルの呼び名まで覚える必要があります。特にテンプラニーリョは必須!
※過去出題された・重要なシノニム、交配品種等、個別の品種につきましては、「対策問題」で配信します。

<統計数値>P32~33

・統計数値は、『教本』の<資料編>P32~33の数値を必ず確認し覚えます。

・『教本』<資料編>の統計数値は、以前は基本的にこれまで直近の単年度について問われていましたが、それぞれの数値のピークの年代やボトムの年代まで問われる問題が出されていますので、正確に傾向を把握することが重要です。

<世界のブドウ栽培面積> ●約760万ha(2014年予測)   ・1976~80年がピークで、約1020万ha

<世界のブドウ生産> ●約7400万t(2014年予測)   ・1991~95年がボトムで、約5520万t

<世界のワイン生産> ●約2億7000万hl(2014年予測)  ・1981~1985年がピークで、約3億3000万hl

<国別ワイン生産>
・ベスト5は確実に覚える。1位:フランス、2位:イタリア、3位:スペイン、4位:アメリカ、5位:アルゼンチン、6位:オーストラリア、7位:南ア、8位:中国、9位:チリ、10位:ドイツ

・1位・2位のイタリア、フランスは毎年首位争いを繰り広げており、2カ国で全世界の約34%を占めます。



以上で、「酒類飲料概論」(ワイン編)の重要ポイントは終了。

次回はこの箇所の対策問題集を予定しております
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2015年度一般呼称資格試験「オーストラリア」重要ポイント
2015-08-21 Fri 11:41
気がつけば今年度の呼称資格試験一次試験まで、あと3日となりました。

試験対策の重要ポイントアップはこれが最後となりますが、アメリカに次ぐニューワールドの重要国「オーストラリア」をアップすることにします

オーストラリアはここ数年で教本の記述も大幅に増え、より詳細になってきましたが、今年度版では大きな変化は見られません。
しかし、ブドウ品種別の栽培面積等の上位統計数値に一部変化があったり、「バロッサ・ヴァレーとイーデン・ヴァレーの位置関係」に関する地図が新たに加わったりしている箇所もあり、この辺は要注意といえるかもしれません。

また代表的なワイン産地4州それぞれの重要GI(アメリカのA.V.Aにあたる)は確実に把握することが必要で、どのGIが何州に属するのかまで繰り返し復習して押さえてください。



【プロフィール】 P423~424

●国土の広さは759万平方kmとヨーロッパ全体の約7割に匹敵する。

●ブドウ栽培地域は、国の南半分に相当する南緯31度から43度の間に分布し、東端のニュー・サウスウェールズ州から西端の西オーストラリア州まで3000kmに渡って、ワイン産地が点在。

●栽培面積の合計は約14万8千haと、ボルドーよりも3万haほど多い程度

地理的呼称GI=Geographical Indication 地域が114カ所定められている。
(※昨年度版では115カ所となっていましたが、これは一部二つの地域にまたがるGIをカウントしていたためとのこと)

●ワイン生産量は約1230万hlで世界第7位(2013年)で、販売量の6割輸出向け

2573社のワイナリーがあり、この10年で3倍以上に増えた。

●ワイン生産量上位20社で総生産量の80%を占める。

●反面、小規模の生産者が2000社以上と、大部分を中小生産者が占める。


【歴史】 P424~426

[18世紀後半~第二次世界大戦まで]

1788年、ニュー・サウスウェールズ州の初代総督英国海軍アーサー・フィリップ大佐によりオーストラリアで初めてブドウ樹が持ち込まれる。

1825年ジェームズ・バズビーによってニュー・サウス・ウェールズ州のハンター・ヴァレーに最初の本格的なブドウ園が開かれる。

ジェームズ・バズビーは「オーストラリアのワイン用ブドウ栽培の父」と形容され、重要な遺産を残した。

1823年:タスマニア州 → 1829年:西オーストラリア州 → 1834年:ビクトリア州 → 1837年:南オーストラリア州、という順でブドウ栽培・ワイン生産開始。
(※この順序はしばしば出題されており、しっかりと覚える必要があります!)

1847年、南オーストラリア州、バロッサ・ヴァレーにドイツから宗教迫害を逃れた人々が入植し、ワイン造りを開始。

1877年ビクトリア州でフィロキセラが発見される。 ・・・南オーストラリア州のワイン産地はいまだにフィロキセラの被害がない。

[戦後~]

●1951年、ペンフォールズ社の「グランジ・ハーミテージ BIN1」試験生産 ・・・ボルドー帰りの醸造家マックス・シューバートがオーストラリアならではの赤ワイン造りを発想。 ・・・「マルチ・リージョナル・ブレンド」、「マルチ・ディストリクト・ブレンド」 ・・・「アッサンブラージュ(組み立て・構築)主義

複数の異なる畑のシラーズを100%使用

アメリカンオーク使用

樽内で発酵終了、熟成

●ヘンチキ社の「ヒル・オブ・グレース」 ・・・単一畑最高峰のシラーズ「単一畑(ひとつのテロワール)主義」として「グランジ」と対照。 ・・・イーデン・ヴァレーの単一畑

[スクリュー栓拡大の引き金]

2000年ヴィンテージからクレア・ヴァレーのワイン生産者13社が白ワインにスクリュー栓(スティルヴァン)を採用 ・・・オーストラリア発の生産技術の刷新で最も重要。


【土壌及び産地のあり方】 P426~427

●土壌の種類は豊富で、土壌が産地を象徴

○クナワラ、ライム・ストーン・コースト一帯:テラロッサ土壌 ・・・カベルネ・ソーヴィニヨンに好適

○マセドン・レーンジズ:花崗岩質土壌

○マクラーレン・ヴェイル:砂質ローム土壌

○モーニングトン・ペニンシュラ:粘土質土壌火山性土壌

○タスマニア:ジュラシック・ドレライト


【食文化とワインサービス】 P427

BYO( Bring Your Own = レストランへのワイン持ち込み)システムは、広く国中に広がっているユニークなワイン文化となっている。

●オーストラリアの1人当たりのワイン消費量は年間29ℓで世界10位の多さ。


【主なブドウ品種】 P428表参照(2012年)

●ほとんどがヨーロッパから移植されたもので、国際品種が多い。白・黒とも栽培面積ベスト3の順番を覚えればいいと思います。白・黒合わせた全体の栽培面積・生産量1位はシラーズ、2位はシャルドネです。

〔白ブドウ〕 1位:Chardonnay シャルドネ  2位:Sauvignon Blanc ソーヴィニヨン・ブラン  3位:Semilon セミヨン
(※昨年度版と2位・3位が入れ替わっており要注意!)

[黒ブドウ] 1位:Shiraz シラーズ  2位:Cabernet Sauvignon カベルネ・ソーヴィニヨン  3位:Merlot メルロ


【ワイン法と品質分類】 P427~429

●アルコール4.5度未満はワインと認められない。また補糖も不可

[GI(地理的呼称)について]

1993年導入。 決定する権限はGIC(地理的呼称委員会)がもっている。

・GIの決定基準としては「歴史、地質、気象条件、収穫時期、排水状況、水源、標高、当該地区と地名の伝統的な利用」とその名の通り地理的条件が重視され、ヨーロッパのワイン法で定められている「栽培品種、栽培方法、醸造方法」の規定は無いのが特徴です。

●ワインのスタイルとしては、ジェネリックワインヴァラエタルワイン(品種表記)、ヴァラエタルブレンドワイン(含有比率の多い順にラベル表記)の3つがあります。

〔GIの表示〕

●特定のGIで産出されたワインが85%以上含まれている場合。

・3つ以下のGIで産出されたワインが含まれ、その合計が95%以上である場合、これらのGIを多い順に表示できる。

〔ヴィンテージの表示〕

●特定のヴィンテージのワインが85%以上含まれている場合。

〔ブドウ品種の表示〕

○複数のブドウ品種が使用されている場合、原則的にはすべての品種を多い順に記載することとなっているが、以下の場合はそれが優先。
 
①特定のぶどう品種が85%以上含まれる場合は、その品種だけを表示できる。
 
②20%以上含まれるブドウ品種が3種類以下で、かつその合計が85%以上となる場合、この品種すべてを表示する。
 
③5種類以下のブドウ品種を使用し、各品種が5%以上含まれている場合は、この品種全てを表示する。

●2014年にこれまでオーストラリアワイン全体のマーケッティング活動や輸出振興の役割を果たしてきた行政機関「ワインオーストラリア公社」とワインの研究開発行政機関「オーストラリア・ブドウ・ワイン研究開発公社」が合併し、「オーストラリア・ブドウ・ワイン管理局(AWGA)」が発足した。
※教本では“AGWA”となっておりますが、間違いであると思われます。


【ワインの産地と特徴】 P429~446

●南オーストラリア州からタスマニア州までの生産順位とその比率は覚えてください。先ずは南オーストラリア州が約半分と覚えてください。(比率は整数の単位までで構いません。)

1位:南オーストラリア州48.0%  2位:ニュー・サウス・ウェールズ州26.3%  3位:ビクトリア州17.1%  4位:西オーストラリア州7.1%  5位:タスマニア州0.9%

※昨年度版までは州ごとの白ブドウ・黒ブドウ別の栽培面積・生産量まで一覧表になっていましたが、今年度版からは州全体のブドウ生産量と栽培面積に単純化されております。

[西オーストラリア州] P430~432

●ワイン生産量はオーストラリア全体の4%に過ぎないが、品質はトップクラス

●ブドウ栽培が始まったのは、1834年、スワン・ヴァレー

1.Swan District スワン・ディストリクト

スワン・ヴァレーが最初の西オーストラリア州の重要産地として確立される。

●暑い地中海性気候で、乾燥し日照時間も長いが、フリーマントル・ドクターと呼ばれる海風によって暑さが和らげられている。

2.省略

3.Margaret River マーガレット・リヴァー

ジョン・グラッドストーンズ博士1965年の研究で、気候がボルドーに似ており、土壌もブドウ栽培に好適であると指摘し、この研究を踏まえ、新規にワイナリーが設立されていった。科学的裏付けに基づいて発展した珍しい産地形成の歴史。

●気候ははっきりとした地中海性気候

カベルネ・ソーヴィニヨンは、ボルドー、ナパ・ヴァレー、ボルゲリ、クナワラなどと肩を並べる屈指の産地。白ワインはシャルドネが有名。

4.Great Suothern グレート・サザン

●南北150Km、東西100kmもの広大な地方。海洋性内陸性の気候、肥沃な土壌からやせた土壌まで多様な環境。リースリングからシャルドネ、ピノ・ノワールからCSまで各種のワインが生産できる。

5.~9.省略

以下のGIは西オーストラリア州にあることを覚えてください。

・Perth Hills パース・ヒルズ  ・Peel ピール  ・Geographe ジオグラッフ  ・Blackwood Valley  ・Manjimup マンジマップ  ・Pemberton ペムバトン


[南オーストラリア州] P432~439

●1836年ごろに最初の移民が入植。 ブドウ畑はフィロキセラから完全に守られ、ブドウ栽培の優位性を保っている。

1.Barossa Valley バロッサ・ヴァレー

●同国ワインを象徴するシラーズの「首都」でありワイン産業の中心地

●伝統的に赤ワインの仕込みは、アメリカンオークを使用。

●ワイン造りの歴史は1842年まで遡り、シレジア地方(ドイツ)移民の影響を受けている。

イーデン・ヴァレーと合わせたGI「バロッサ」があり、ラベル上、単に「バロッサ」と表記されているワインは、バロッサ・ヴァレーイーデン・ヴァレーの両方のブドウを使っている可能性が高い。

●世界でも最古の部類に入る高樹齢のブドウ樹が多く存在し、ブッシュヴァイン株仕立ての栽培方法がとられ、灌漑しないドライファーミングで育てられている。


2.Eden Valley イーデン・ヴァレー

●リースリングが有名で、クレア・ヴァレーに並ぶリースリングの伝統的産地。

●ワイン造りの歴史は、ジョセフ・ギルバートが最初の木を植えた1840年代に遡る。

●ヘンチキ社のヒル・オブ・グレイスのシラーズ畑で有名。

●標高は隣接するバロッサ・ヴァレーよりも200m高い。


3.Adelaide Hills アデレード・ヒルズ

●州都アデレードの南方に位置。高級スティルワインとスパークリングワインの生産地として、重要度が急速に高まっている。

●南オーストラリア州の他の産地と違い、冷涼な気候が特徴。同国最高のピノ・ノワールの産地の一つとなっている。


4.Clare Valley クレア・ヴァレー

●オーストラリアを代表するリースリング産地のひとつ。粘板岩土壌で「フリンティ」(火打ち石)のようなミネラル感豊かな、引き締まったスタイル。


5.McLaren Vale マクラーレン・ヴェイル

●歴史は古く、1838年ジョン・レイネルがレイネラにブドウの木を植え、トーマス・ハーディを雇ったところから始まる。

●北方にアデレードの市街地、東方にアデレード・ヒルズ、南方はセリックス・ヒル・レーンジ、西方はセント・ヴィンセント湾に囲まれている。


6.7.省略

8.Coonawarra クナワラ

●豪州を代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地のひとつ。

1890年にスコットランド人ジョン・リドックが最初のブドウを植え、ペノーラという土地を開拓。

ボルドーに似た海洋性気候

テラロッサ(赤い粘土質と石灰岩質のコンビネーション)はオーストラリアで最も有名な土壌。


9.~13.省略

14.Kangaroo Island カンガルー・アイランド

●オーストラリアで3番目に大きい島。 ・・・産地としては重要ではありませんが、「~番目に大きい島」と正誤問題のヒッカケで何度も出題されており、要注意です。海洋性気候


15.Riverland リヴァーランド

オーストラリアワイン産業の「機関室」と形容され、大規模量販ワインの生産地。

●南オーストラリア州の60%、オーストラリア全体でも約30%の生産量。大陸性気候


以下のGIは西オーストラリア州にあることを覚えてください。

・Langhorne Creek ラングホーン・クリーク  ・Limestone Coast ライムストーン・コースト  ・Padthaway パドッサウェー  ・Wrattonbully ラットンブリー  ・Mount Benson マウント・ベンソン  ・Robe ローブ  ・Mount Gambier マウント・ガンビア


[ビクトリア州] P439~442

中・小規模生産者中心のワイン産地。

●ヤラ・ヴァレー以南のワイン産地は、主にピノ・ノワールシャルドネに注力している冷涼なワイン産地が多い。


1.Yarra Valley ヤラ・ヴァレー

オーストラリアで最高級のピノ・ノワール産地のひとつ。上品で瓶熟成の長いシャルドネをはじめ、良質のCS、メルロ、シラーズでも知られる。


2.Mornington Peninsula モーニングトン・ペニンシュラ

ピノ・ノワールシャルドネの重要な産地。海洋性気候


3.Geelong ジロング

海洋性気候ボルドーとブルゴーニュの中間のような気候シャルドネピノ・ノワールの成熟に最適な気候条件。


4.Goulburn Valley ゴールバーン・ヴァレー

1860年に設立された「タビルク」は最も長い歴史を持つワイナリーのひとつであり、設立当時の木造セラーは歴史的建築物として保存されている。


5.~9.省略

10.King Valley キング・ヴァレー

●標高800mで、オーストラリアで最も標高の高いブドウ産地のひとつ。良質のスパークリングワインを造るのに理想的


11.~15.省略

以下のGIはビクトリア州にあることを覚えてください。

・Pyrenees ピラニーズ  ・Beechworth ビーチワース  ・Bendigo ベンディゴ  ・Macedon Ranges マセドン・レーンジズ  ・Heathcote ヒースコート  ・Rutherglen ラザグレン  ・Grampians グランピアンズ  ・Henty ヘンティー  ・Alpine Valleys アルパイン・ヴァレーズ  ・Murray Darling マレー・ダーリング


[ニュー・サウス・ウェールズ州] P442~444

オーストラリアワイン産業の起源

●ブドウ栽培は1790年代シドニー周辺で始まり、1820年代になって「ハンター・ヴァレー」に広がった。

1.Hunter ハンター

●1825年に最初のブドウの木が植えられる。

●代表品種:セミヨン ・・・「ハンター・セミヨン」:辛口に仕上げるスタイルが伝統的


2.Cowra カウラ

1973年に最初のブドウを植えてから大きく発展。シャルドネが特産。


3.~6.省略

7.Tumbarumba タンバランバ

●オーストラリアで最も遠隔地にある産地のひとつ。

スノーイー山脈の中に位置。ピノ・ノワールシャルドネが全体の75%を占めており、高品質なスパークリングワイン造りに使用されている。


8.Riverrina リヴァリーナ

●量販用ワイン向けの重要ブドウ栽培地域。同州の55%、オーストラリア全体の15%の生産量。

以下のGIはニュー・サウスウェールズ州にあることを覚えてください。

・Mudgee マジー  ・Orange オレンジ  ・Canberra District キャンベラ・ディストリクト  ・Hastings River ヘイスティングズ・リヴァー


[タスマニア州] P444~445

●タスマニアに最初にワイン用ブドウ樹がもたらされたのは1823年 → 州別では2番目と意外に早いことに注意!

1970年代半ばから商業用規模のブドウ畑が開かれる。

●ワイン産地は年間降雨量600~800mmと少ない島の右側(東側)に分布。 → ニュージランドの南島も島の右側に産地が集中していますが、西からの湿った風が島中央の山にぶつかり左側(西側)に雨を降らせ、右側(東側)は乾燥した状態になるわけです。

●生産構成はピノ・ノワール44%シャルドネ27%と両品種が大部分を占める。

●州都ホバートはニュージーランドのクライストチャーチと同じ緯度。

●非常に冷涼で海の影響を受ける海洋性気候

●最も広く分布している土壌は、「ジュラシック・ドレライト」 ・・・ジュラ紀の粗粒玄武岩

●「テイマー・ヴァレー」 ・・・生産量の5割を占める最大のワイン産地

●「パイパーズ・リヴァー」 ・・・スパークリングワイン生産者のブドウ畑の拠点。


[クイーンズランド州]、[酒精強化ワイン] 省略


以上でオーストラリアの重要ポイントは終了


申し訳ありませんが、今年度の呼称資格試験において私がフォロー出来るのはここまでになってしまいました ((人´Д`;

まだ二次試験もあるわけですが、私もここからはチーズプロフェッショナルの二次試験とドイツワインケナー上級試験に向けて全力を尽くさなければなりません。

期待してこのブログをご覧いただいている受験者の皆さま、悪しからずご了承ください (*;ω人)ゴメンナサイ

最後になりましたが、受験者皆様の合格・ご健闘を心よりお祈り申し上げます
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2015年度一般呼称資格試験「アメリカ」重要ポイント
2015-08-16 Sun 10:01
昨日は木更津でも大規模な花火大会があり、わがイ○ン木更津店でも年末以来の沢山のお客さまにご来店いただき大忙しでありました ゚.+:。クラ(@O@)クラ゚.+:。

お惣菜のコーナーには黒山の人だかりができ、ビールや缶チューハイなども飛ぶように売れるなか、頑張って試飲販売を行い、ワインも沢山買っていただくことができました σ(゚ー^*)

巷の多くの人々が楽しい日が、最も忙しい日というのが小売業の宿命ではありますが、打ちあがる花火の音だけを聴きつつ、「たまには楽しむ側になってみたいな~」などと思いつつ、夜遅くまで渋滞している道路を自転車で帰宅したのでありました



さて、本来であれば教本の順序に沿って「オーストリア」になるのですが、もう一次試験まで時間も限られてきたため、中・東欧諸国を飛ばして、重要度の高い「アメリカ」をアップすることにします

ここも基本的な部分は大筋で変更はないものの、細かなところでは記述に多少の変化があり、「ナパ・カウンティ」や「ソノマ・カウンティ」は新たに産地地図が追加されているため、この地図は要注意かもしれません。
また「ワシントン州」や「オレゴン州」は全面的に書き換えられ、「アイダホ州」など記述そのものが無くなった箇所もあるようですが、ここも試験に関する事柄については大勢に変化はみられません(細かな部分については、都度指摘していきます)

アメリカワインというより『カリフォルニアワイン』と言われるくらいに、アメリカといえばカリフォルニアがその中心になります。
その中でも、なんといっても「ナパ」や「ソノマ」が両横綱的な存在となり、そのA.V.A.の名称は最重要となりますが、ワイン法に関する部分でも産地・品種名・ヴィンテージについての割合が州ごとに違っており、その辺りはしっかりと覚える必要があるでしょう



【プロフィール】 P382

●ワイン生産量約2050万hl(2012年)で世界第4位

●国内のワイン消費量が生産量より多いのが他の主要ワイン生産国には見られない特徴。

●ワイン生産量ではカリフォルニア州が全体の約90%を占める。

●大規模なワイン生産者数十社が生産量の約90%を占めるが、「ブティック・ワイナリー」と呼ばれる小規模で高品質ワインの生産に特化したワイナリーや、「カルト・ワイン」と呼ばれる著名なワイン・メーカーによって極少量生産され、極めて高価格で取引される高級ワインが存在する。

●州別生産順位も重要でしばしば出題されていますが、これまでずっと変化のなかったオレゴン州とニューヨーク州の順位が入れ替わっており要注意です。

1位:カリフォルニア州  2位:ワシントン州  3位:オレゴン州  4位:ニューヨーク州


【歴史】 P383

1769年、ローマカトリック教会のフランシスコ修道会の修道士がミサに使用するワインを造り始めたのがカリフォルニア・ワインの歴史の始まり。

1849年ゴールドラッシュによる人口増でワインの需要も拡大。

●19世紀後半、ジャン・ルイ・ヴイーニュによりヴィニフェラ系ブドウが持ち込まれ、ワイン産業は大きな発展を遂げる。

1920年~1933年禁酒法施行、ワイン産業は壊滅的打撃を受ける。
※この禁酒法が施行された期間は、歴史の中でも特に重要なポイントです。

1934年、カリフォルニアにワイン・インスティテュート(ワイン生産者組合で組織される協会)設立。

○同年、カリフォルニア大学デイヴィス校にブドウ栽培およびワイン醸造科も設けられ、カリフォルニアワインの発展に寄与。

1873年ソノマフィロキセラ発見、被害広がる。

1983年ナパで新種のフィロキセラ(バイオタイプB)発見、交配台木のAXR1に抵抗力がなく植え替えを余儀なくされる。


【気候】 P383

●太平洋沿岸では、冷たいカリフォルニア海流の影響で、海に近い地域ほど冷涼、内陸に入るほど暑くなる

●東部の大西洋岸では、冬の寒さは厳しく、夏は蒸し暑い


【主なブドウ品種】 P383

◎ブドウ品種では独自の交配品種、シノニムなどが重要です。

〔白ブドウ〕

Emerald Riesling エメラルド・リースリング = ミュスカデルリースリング

○リースリング = ホワイト・リースリング、 ヨハニスベルク・リースリング

ソーヴィニヨン・ブラン = フュメ・ブラン(カリフォルニア)

〔黒ブドウ〕

Ruby Cabernet ルビー・カベルネ = カベルネ・ソーヴィニヨンカリニャン

Zinfandel ジンファンデルはイタリアのPrimitivo プリミティーヴォと同一品種で、そのルーツはクロアチアの土着品種


【ワイン法と品質分類】 P383~384

◎欧州伝統国にしろ、ニューワールドにしろ、品種やヴィンテージ、生産地の表示の比率は同じ比率が多いのですが、アメリカの場合はバラバラで、かつ州によっても違うので注意が必要です。基本的には一部例外を除き、生産地域のエリアが狭くなるにつれ、そのパーセントが上がっていきます。

1978年ワイン法制定1983年ワイン法改正A.V.A.制定

A.V.A.は、American Viticultural Areas アメリカン・ヴィティカルチュラル・エリアズの略。

●A.V.A.は210以上あり、2003年よりTTB(アルコール・タバコ課税及び商業取引管理局)の管理下にある。

※アメリカなど新世界のワイン法が欧州伝統国のワイン法と大きく異なる点の一つが、ブドウ品種の決まりがないことです。例えばフランスで「シャブリ」といえばシャルドネしかあり得ないわけですが、アメリカではその地域や畑で何のブドウを植えようが自由なところが根本的に違うわけです。

(1)産地名の表示

●州名:その州内で収穫されたブドウが75%(※カリフォルニア州100%、オレゴン州95%) → 郡名(カウンティ):75%以上 → A.V.A.:85%以上 → 畑名:95%以上

(2)ブドウ品種名表示

●表示されたブドウ品種75%以上

(3)収穫年表示

○A.V.A.以外の原産地(郡名、州名)を表示しているワイン:85%以上

●A.V.A.表示のワイン:95%以上

(4)規定アルコール含有量

●テーブルワインは発酵過程での糖分添加禁止。 

●アルコール度数は7~14%未満で±1.5%の許容。14%以上になる場合はその旨を明示しなければならない。

●酒精強化により14%を越え、24%未満の場合は、デザートワインに分類される。

(5)ワイナリー名と瓶詰めの規定

Estate Bottled エステイト・ボトルド:瓶詰めをするワイナリーとすべてのブドウを栽培するぶどう園が同一のブドウ栽培エリアに位置していること。

●バラエタル・ワイン:ブドウ品種名をラベルに表示 

●メリテージ・ワイン:ボルドー原産のブドウをブレンドしたボルドータイプの高品質ワイン。Merit(長所)とHeritage(遺産)をあわせた造語で、生産者の任意使用



【ワインの産地と特徴】 P385~398

≪カリフォルニア州≫

●太平洋沿いの1200m級の海岸山脈と、内陸の3000~4000m級のシェラ・ネヴァダ山脈が太平洋とともに気候形成に影響。

●冷たいカリフォルニア海流の影響で、海に近いほど冷涼で、内陸に行くほど暑く乾燥した気候。

●多様な気候条件と土壌。降水量は平均400~600mmで、冬の間に集中して降り、成長期は降らないため灌漑が必要。

●ブドウ栽培面積の約60%が赤で、白が40%

[白ブドウ] ・・・なんといってもシャルドネがダントツの第1位(約4万ha)

[黒ブドウ] ・・・第1位:カベルネ・ソーヴィニヨン  第2位:ジンファンデル  第3位:メルロ  第4位:ピノ・ノワール


[North Coast ノース・コースト]

◎19世紀以来、カリフォルニアの最も主要なワイン産地。

1.Napa County ナパ・カウンティ

●このカウンティのほとんどを占めるナパ・ヴァレーA.V.A.はカリフォルニアワイン生産量の約4%を産出(※昨年度版では5%)

●ナパ・ヴァレーA.V.A. ・・・西側マヤカス山脈、東側ヴァカ山脈に囲まれ、サン・パブロ湾からセントヘレナ山まで北西方向にのび、全長約50km、幅は広いところで8km、狭いところで1.6kmの細長い地形。

●サン・パブロ湾に近い南部は海風の影響を受け涼しいが、北上するにつれ夏は暑く、冬は寒くなる。北部の夏の最高気温は南部より約10℃高くなり、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロのように温暖な気候に適したブドウが栽培されている。
※北半球なので、通常は北にいくほど涼しくなるはずですが、ここは逆になるので要注意です!

●最も南のロス・カーネロスA.V.A.は東半分がナパ・カウンティに、西半分はソノマ・カウンティに属しており、サン・パブロ湾に面しているためシャルドネピノ・ノワールのような冷涼気候に適したブドウが栽培されている。
またカリフォルニアの高品質スパークリングワインの生産拠点でもある。
※「ナパ、ソノマの両カウンティに属するA.V.A.はどれか?」というような形式でしばしば出題されており要注意!

◎筆記試験ではナパ、ソノマと、どちらのA.V.A.か問われる出題が多くなっています。

[ナパに属する代表的A.V.A.]

・Stags Leap District スタッグ・リープ・ディストリクト  ・Oakville オークヴィル  ・Yountville ヨントヴィル  ・Saint Helena セント・ヘレナ  ・Rutherford ラザフォード  ・Howell Mountain ハウエル・マウンテン 

1976年、パリで開催された比較テイスティングで、ナパのスタッグスリープ・ワインセラーズカベルネ・ソーヴィニヨンシャトー・モンテリーナシャルドネがフランスの超一流ワインを抑えてそれぞれ1位となりカリフォルニアワインを国際的に認知させた。
※この事件(?)は「パリスの審判」という題名で邦訳もされておりますが、この時の審査員が全員フランス人の、しかも著名ワイナリー(DRCの共同経営者も)やレストラン、ワイン雑誌の編集長といった蒼々たる顔ぶれであったため大騒ぎとなったものです。
もっとも映画『モンドヴィーノ』のジョナサン・ノシター監督などは、反グローバリズムの立場からその著書「ワインの真実」で『この出来事はワインの歴史の中でも、屈指の大厄災である。』と断言していますが、いずれにせよこの事件がアメリカをリーダーとするオーストラリアやその他のワイン新興国が大きく飛躍していくきっかけになったことは間違いないでしょう。


2.Sonoma County ソノマ・カウンティ

●カリフォルニアのワイン生産量の約6%を産出する。(※昨年度版では約8%)

●西を太平洋に沿った海岸山脈、南をサン・パブロ湾、東をマヤカス山脈に囲まれ、太平洋岸と南部は冷たい海からの影響を受ける。

●主要品種はシャルドネカベルネ・ソーヴィニヨンだが、内陸部のジンファンデルも高評価、冷涼な地区ではピノ・ノワールの生産も増えている。

[ソノマの主要A.V.A.]

・Alexander Valley アレキサンダー・ヴァレー  ・Dry Creek Valley ドライ・クリーク・ヴァレー  ・Rockpile ロックパイル  ・Knights Valley ナイツ・ヴァレー  ・Russian River Valley ロシアン・リヴァー・ヴァレー  ・Green Valley of Russian River Valley グリーン・ヴァレー・オブ・ロシアン・ヴァレー  ・Chalk Hill チョーク・ヒル  ・Sonoma Coast ソノマ・コースト


3.メンドシーノ・カウンティ、4.レイク・カウンティ ・・・出題ほとんどないため省略


[Central Coast セントラル・コースト]

●サンフランシスコ・カウンティ南部から太平洋に沿ったサンタ・バーバラまでの南北約400km、東西約40kmの広大なエリアで、10のカウンティが存在。太平洋の冷たい霧や海流の影響を受ける海沿いの地域と、内陸の乾燥した温暖な地域を含む。


1.サンフランシスコ湾周辺とサンタ・クルーズ・カウンティ

○主要A.V.A.:San Francisco Bay サンフランシスコ・ベイ ・・・セントラル・コーストA.V.A.の北3分の1。 Livermore Valley リヴァモア・ヴァレー  Santa Clara Valley サンタ・クララ・ヴァレー  Santa Cruz Mountains サンタ・クルーズ・マウンテンズ


2.モントレー・カウンティとサン・ベニート・カウンティ

●モントレー・カウンティで最も重要なブドウ品種はシャルドネ

○主要AVA:Monterey モントレー ・・・太平洋に大きく開いたモントレー湾周辺には海からの影響を遮る丘陵が無いため、太平洋の冷たい空気や霧が大量に流れ込む。Santa Lucia Highlands サンタ・ルシア・ハイランズ  Arroyo Seco アロヨ・セコ  San Bernabe サン・ベルナーベ(※昨年度版までは『世界一大きな単一畑(約3520ha)を持つ』という記述がありましたが、今年度版から無くなっています)  Chalone シャローン、Mount Harlan マウント・ハーラン ・・・高品質のシャルドネピノ・ノワール


3.サン・ルイス・オビスポ・カウンティ

●モントレー・カウンティの南に隣接、主要品種は赤はカベルネ・ソーヴィニヨンメルロ、ジンファンデル、白はシャルドネ

●最も大規模なA.V.A.は、パソ・ロブレスA.V.A.でサン・ルイス・オビスポの北半分を占める。ローヌ系の品種が多いことで知られる。


4.サンタ・バーバラ・カウンティ

●サン・ルイス・オビスポ・カウンティの南に隣接、主要ブドウ品種はシャルドネピノ・ノワール

●主要AVA:Santa Ynez Valley サンタ・イネズ・ヴァレー  Santa Maria Valley サンタ・マリア・ヴァレー ・・・この地区は海からの冷たい風や霧が大量に流れ込むため、カリフォルニアで最も冷涼な気候となる。

○2001年にサンタ・イネズ・ヴァレーのサブA.V.A.としてサンタ・リタ・ヒルズA.V.A.が新設。

○2009年、サンタ・イネズ・ヴァレーの中ではやや温暖な気候の東部約3分の1の区域がハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラとして新しいA.V.A.に認定。


[Central Valley セントラル・ヴァレー] ※セントラル・コーストと混同しないように!

海岸山脈シエラ・ネヴァダ山脈の間にあり、北部はサクラメント川、南部はサン・ホアキン川によって形成された肥沃な平地帯。

●カリフォルニア州最大のワイン産地でワイン用ブドウの約70%を産出。

●白ブドウは主にフレンチ・コロンバードシャルドネ。黒ブドウはジンファンデルが最も多い。

●主要AVA:Madera マデーラ、Lodi ローダイ


[Sierra Foothills シエラ・フットヒルズ]

●主要AVA:Sierra Foothills シエラ・フットヒルズ ・・・シエラ・ネヴァダ山脈西側斜面の裾に点々と存在。主要ブドウ品種はジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー。 

[South Coast サウス・コースト] ・・・出題ほとんどないため省略


≪ワシントン州≫

●ワイン生産量は、カリフォルニア州に続き全米第2位

●産地は北緯45度~48度に分布し、夏の日照時間は、平均17.4時間/日とカリフォルニアより約1時間長い(※昨年版では2時間となっていました)

13のA.V.A. 、ワイナリー数は750を超えている。

●ワイン産地は4000m級のカスケード山脈を境に2つの気候ゾーンに大別。山脈西側は穏やかな海洋性気候東側は暑く乾燥した大陸性気候

●ブドウ栽培面積は白ワイン用が49%、赤が51%とだいたい半々。

[白ブドウ] 1位:シャルドネ  2位:ホワイト・リースリング  3位:ピノ・グリ  4位:ソーヴィニヨン・ブラン

[黒ブドウ] 1位:カベルネ・ソーヴィニヨン  2位:メルロ  3位:シラー  4位:カベルネ・フラン


[主要産地]

1.Yakima Valley ヤキマ・ヴァレー ・・・ワシントン州で最初に認可された地域。ワシントン州のブドウ栽培面積の1/3以上の面積。

2.Walla Walla Valley ワラワラ・ヴァレー ・・・1850年代からブドウ栽培はじまる。一部オレゴン州と重複

3.Columbia Valley コロンビア・ヴァレー ・・・一部オレゴン州と重複

4.Puget Sound ピュージェット・サウンド ・・・ワシントン州で唯一カスケード山脈の西側にある産地で、海洋性気候
(※「海洋性気候」という記述も昨年版までは消えていましたが、今年度版から復活しており要注意です!)

5.Red Mountain レッド・マウンテン ・・・ワシントン州で最小のA.V.A.

6.Columbia Gorge コロンビア・ゴージ ・・・一部オレゴン州と重複
(※オレゴン州と重複するA.V.A.は以上で3つありますが、「ワシントン州、オレゴン州と重複する(しない)AVAはどれ?」というような問題が過去出題されており要注意です。)

7~11. ・・・省略

12.Naches Heights ナチェス・ハイツ 13.Ancient Lakes of Columbia Valley エインシェント・レーイクス・オブ・コロンビア・ヴァレー ・・・2012年認定の新しいA.V.A.


≪オレゴン州≫

●全米第3位のワイン生産量。 ・・・※昨年度版までは第4位が定位置でしたが、ニューヨーク州と入れ替わりました。

●主要ワイン産地は、太平洋岸にある海岸山脈と、並行してそびえるカスケード山脈の間に南北に長く連なっている。適度に冷涼で穏やかな気候

1979年パリで行われたピノ・ノワールの比較テイスティングで、アイリー・ヴィンヤーズ(Eyrie Vinyards)のピノ・ノワールが10位に入り、翌年ボーヌで行われたテイスティングでは第2位になったことが世界に認められるきっかけとなる。

ピノ・ノワールが中心的品種で、全体の約60%を占める。

●次いで栽培面積の広い品種は、ピノ・グリシャルドネシラーリースリング

●ワイナリー数は2012年には545社に達した。オレゴン州の特徴として小規模生産者が多い。


◎ラベル表示基準が全米で最も厳しい。

○品種:最低90%(一部品種除く)   ○ヴィンテージ:最低95%   ○産地:最低95%

●現在17のA.V.A.

●産地はカスケード山脈により東西に2分。

○ひとつは太平洋沿いの海岸山脈と東側のより高いカスケード山脈の間に広がる地帯で、太平洋からの海風の影響を受け冷涼。 ・・・ウィラメットヴァレー

○他方はカスケード山脈の東側のコロンビア川流域に広がる地帯で、ワシントン州にもまたがり内陸性気候の影響。


[主要産地]

1.Willamette Valley ウイラメット・ヴァレー ※最重要A.V.A.

●オレゴン州北端のポートランドから、ユージーンの南のカラポヤ山脈まで、ウイラメット河に沿った240kmの大きな産地。土壌は火山性土壌のジョリー・ロームが顕著。

オレゴン州最大のA.V.A.。海洋性気候でオレゴン州で最も冷涼な地域。

●アメリカを代表する高品質のピノ・ノワールを産する。

2.~10. ・・・省略

11.Rogue Valley ローグ・ヴァレー ・・・オレゴン州で最も南に位置し、最も標高の高い産地。

12. ・・・省略

13.Elkton Oregon エルクトン・オレゴン ・・・2013年認定の最も新しいA.V.A.

14.~16.の3A.V.A.はワシントン州にまたがるA.V.A. ・・・ワシントン州の項参照、気候は全て大陸性気候

17.Snake River Valley スネーク・リバー・ヴァレー ・・・オレゴン州とアイダホ州にまたがるA.V.A.


≪ニューヨーク州≫

17世紀中頃、オランダ人によってマンハッタン島に初めてブドウが植えられる。

●アメリカ原産のヴィティス・ラブルスカ種(フォクシー・フレーヴァーという独特の臭い)のブドウが主体であったが、20世紀に入りフランスでフレンチ・アメリカン交配種が開発され持ち込まれる。

1950年代中頃、フランス人シャルル・フルニエとロシア系のコンスタンティン・フランクの二人がフィンガー・レイクス地方ヴィティス・ヴィニフェラを使ってのワイン造りを始める。

◎現在のブドウ栽培の3つの方向性。

アメリカ原産品種:コンコード、ナイアガラ、ステューベンなど
 
フランスとアメリカの交配品種(フレンチ・ハイブリッド):セイベル・ブラン、ヴィグノール、バコ・ノワールなど
 
ヴィニフェラ種:シャルドネ、リースリング、カベルネ・フランなど


[主要ワイン産地]

1.Finger Lakes フィンガー・レイクス ・・・氷河期に削り取られた土地に10を超える指のような湖がある。
(※昨年度版までは「州全体の85%の生産量」という記述がありましたが、今年は無くなっています)

2.Hudson River Region ハドソン・リヴァー・リージョン ・・・・ハドソン川中流域からニューヨーク市北部までの地域。アメリカにおいて商業ベースで生産された最も古い生産地区海洋性気候で、ハイブリッドとヴィニフェラが共存。

3.Long Island ロング・アイランド ・・・大西洋に大きく延びたカニの爪のような島。1970年代にワイン造りが始まる。海洋性気候

4.5. ・・・省略



「アメリカ」の重要ポイントは以上で終了

いよいよ一次筆記試験まであと一週間となりました。

できればそれまでに、新世界のもう一つの重要国である「オーストラリア」をアップしたいと思いますが、間に合わなかったらスミマセン(人;´Д`)

まだまだ暑い日が続いておりますが、最後の追い込み頑張ってください (*・∀・*)/^ガンバッテ
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