「虎の穴」へようこそ!全国大会決勝出場を目標に、日々修行中のワインアドバイザーの日記です。
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日本ソムリエ協会2016年度関東支部第3回例会セミナー「日本の風土を活かしたワイン造りを求めて」参加
2016-05-01 Sun 03:03
既に先週のことになりますが、4月21日(木)に山梨県で行われました日本ソムリエ協会関東支部のセミナーに参加してきましたので、今回はその模様を。

この日は午前中に韮崎市にある山梨マルスワイナリー日之城農場を見学し、午後に甲府駅前の会場で「日本の風土を活かしたワイン造りを求めて」というテーマで、山梨マルスワイナリーの醸造責任者である田澤さんと栽培責任者である河野さん、「アピシウス」の情野シェフソムリエを講師に、山梨のワインの現状を解説していただくというセミナーでありました。

      山梨マルスワイナリー日之城農場1

      山梨マルスワイナリー日之城農場2

      日之城農場案内板1

      日之城農場案内板2


午前中に訪れた山梨マルスワイナリー日之城農場のブドウ畑。
普段は一般公開されていない畑で、今回ソムリエ協会の要請で見学できることとなりました。

標高約500m、2.2haの広さの畑に、赤用品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラー、カベルネ・フラン、シラー、プティ・ヴェルド、白用品種はシャルドネ、ヴィオニエなど欧州系品種が、本格的な垣根仕立てで栽培されております。

      垣根仕立て(コルドン)シャルドネ

これは垣根仕立て(コルドン)のシャルドネ。まだ展葉が始まったばかりなので、仕立て方の様子がよく分かります。

      垣根仕立て(ギヨー・ドゥーブル)プティ・ヴェルド

これは垣根仕立てでもギヨー・ドゥーブルのプティ・ヴェルド。赤ワイン用はボルドー系品種が中心となります。


      日之城農場メルロ


      日之城農場カベルネ・ソーヴィニヨン

上の画像がメルロ、下がカベルネ・ソーヴィニヨンとなりますが、他のブドウ品種が葉っぱを出しているのに、カベルネ・ソーヴィニヨンだけはまだ芽の状態で、いかに晩熟型のブドウかがこれで分かります。

      粘土質の土壌

土壌は粘土質が多く、乾くとカチカチで写真のようにひび割れた状態になりますが、雨が降るとドロドロになり靴にへばりつく状態になるとか。
この日は雨の降る直前に訪れることができ、なんとかきれいな状態のまま見学することができました。

      日之城農場獣除けネット

イノシシや鹿による食害が深刻、特に鹿は新芽をことごとく食べてしまい、ブドウが出来なくなってしまうとのことで、畑の回りには人の背よりも高い、防除のための網が張られておりました。

      日之城農場:蛾の幼虫に食い荒らされた状態のブドウ樹

これは蛾の幼虫が入り込み、食い荒らされてしまった幹の部分。畑の周りには雑木林が多いため、害虫の防除も問題となっているそうです。

      関東支部第3回例会セミナー:テイスティングアイテム1

      関東支部第3回例会セミナー:テイスティングアイテム

お昼に山梨名物の“ほうとう”を堪能した後、セミナー会場の「ベルクラシック甲府」に移動。
日之城農場でも説明を受けた醸造責任者の田澤さん、栽培責任者の河野さん、情野ソムリエによるセミナーに参加。

先ず“日本ワイン”の現状についての解説を一通りいただいた後、日之城農場で収穫されたブドウで造られたワインを含む8アイテムを商品コンセプトや醸造法などの説明をいただきながらテイスティング。

画像左より、

①「穂坂シャルドネ&甲州スパークリング」2014(白・泡辛口):爽やかな柑橘系果実の香りとシャープな酸味のスパークリング。甲州をアッサンブラージュすることにより軽やかでさわやかなスタイルに。これから暑くなる季節に楽しみたい泡であります。

②「甲州ヴェルディーニョ」2014(白・辛口):水のように淡い色調。青リンゴや和の梨の香り。アタックにやや甘味を感じる。爽やかな酸味が全体を支え、アフターには甲州らしい心地よい苦みが後味を引き締めます。

③「シャトーマルス・プレステージヴィオニエ&甲州」2014(白・辛口):この日見学した日之城農場のヴィオニエと穂坂地区の甲州で造られたアロマティックな白ワイン。緑がかった淡いレモンイエローの外観。ヴィオニエらしいマスカットやライチの華やかな香り。酸味はまろやか。しっかりとしたボディとアルコール感のある辛口白ワイン。

④「シャトーマルス穂坂マスカット・ベーリーA コールドマセレーション」2014(赤・ミディアムボディ):若々しい明るいルビーの外観。チェリーやキャンディのような甘い香り。低温浸漬とMLFしないことにより、冷やしても美味しい軽快な味わい。赤にしてはシャープな酸味とサラサラとしたタンニンで、暑い季節に冷やしてカジュアルに楽しみたいライトな赤ワイン。

⑤「シャトーマルス カベルネ・ベーリーA 穂坂収穫」2014(赤・ミディアムボディ):濃いルビーの外観。ブルベリーやメントールの香り。やや収斂性のあるタンニン。カベルネ・ソーヴィニヨンの持つ“力強さ”とマスカット・ベーリーAの持つ“柔らかさ”がほどよく調和し、若いうちから気軽に楽しめる赤ワイン。

⑥「シャトーマルス キュベ・プレステージ 穂坂日之城シャルドネ」2014(白・辛口):グリーンがかった濃いイエロー。粘性は強く、エキス分の濃いしっかりとしたワインであることを予感させます。まろやかながらも量感のある酸味と、クリーミーでしっかりとしたボディの飲みごたえのある、ブルゴーニュを想わせるシャルドネ。この日見た樹から出来たワインかと思うと、また格別な味わいがあります。

⑦「シャトーマルス キュベ・プレステージ 穂坂日之城キャトル・ルージュ」2009(赤・フルボディ):セパージュはメルロ、カベルネ・フラン、シラー、プティ・ヴェルドのアッサンブラージュ。“キャトル”のコンセプトは『その年の味わいを表現する』ことにあり、この年はカベルネ・ソーヴィニヨンの出来が良すぎて、その特徴が出過ぎてしまうため使用していないとのこと。外観は赤みがかった濃いガーネット。カシスやブラックベリーのコンポート、カベルネ・フランらしいヴェジタルのニュアンス。アニスのようなオリエンタルスパイスのニュアンスもあり、複雑性と熟成感を感じます。円みのある酸味とタンニンが心地よい、バランスの良い赤ワイン。

⑧「シャトーマルス キュベ・プレステージ 穂坂日之城カベルネ&メルロー遅摘み」2013(赤・フルボディ):紫がかった濃いルビー。ブルベリー、ブラックベリーのような黒い果実の凝縮感のある香り。仄かにメントールのような清涼感のある香り。まろやかな酸と豊なタンニン、豊満でしっかりとした骨格のある、スケール感のあるフルボディの赤ワイン。


日之城農場のブドウで造られたワインは、最も高いものでも6,000円ほど(本体価格)ですが、2.2haの規模でこれだけの品種を植えているので、当然ながら採算は取れないそうです。

この畑はあくまで“試験農場”の位置づけということもあり、また日本のワインでこれ以上の価格ではなかなか売り辛いということもあるのでしょうが、講義の中で田澤さんが仰られていた「自分たちが造りたいワインを造る」という言葉が非常に印象的でありました。

ここ十年で飛躍的に向上してきたといわれる日本のワインですが、やはりブドウを育て、それをワインに造り上げていく方々の情熱がその原動力となっていることが再認識出来ただけでも、朝早く起きて山梨まで来たかいがありました。

そしてその情熱を受け継いで消費者に伝えるのが、我々ワインアドバイザー(今年からソムリエ呼称になってしまいますが・・・)の使命なのでしょう。

また今度、ブドウが色づく季節にでも、再度山梨を訪れてみたいと思います
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日本ソムリエ協会関東支部第6回例会セミナー参加
2014-12-01 Mon 22:27
一週間前の「シャンパン&ワインバー アペリティフ」でのテイスティング勉強会で大惨敗を喫した直後、幕張のニューオータニでテイスティングをテーマにしたセミナーが開かれるのが分かったため、お休みを取って出かけてきました。

なにせセミナーのタイトルが「ワインテイスティング白熱教室」となっており、講師が現在の日本のトップソムリエの一人である谷宣英さんとあっては、万難を排して行かざるをえません!


日本ソムリエ協会 2014年度 関東支部 第6回例会セミナー

【日時】:2014年12月1日(月) 14:00~16:00
【会場】:千葉県千葉市美浜区ひび野 ホテルニューオータニ幕張 2階「鶴の間」
【テーマ】:「ワインテイスティング白熱教室」
【講師】:谷 宣英  ホテルニューオータニ トゥールダルジャン シェフソムリエ
             第6回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝
             第13回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール日本代表


テイスティングを何故行うのかについての目的やそのやり方については、概ね日本ソムリエ協会の教本通りの解説がありここでは割愛しますが、面白かったのはソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートそれぞれの代表一人ずつがステージに登壇し、ブラインドでコメントを述べ、それについて谷さんが質問や解説を加えていくという形式で行われたことであります。

もちろん会場の参加者全員もブラウインドで、5種類のワイン(白3・赤2種類)の外観・香り・味わい・そのワインの評価について考えていき、最後にぶどう品種、産地、ヴィンテージについて結論を述べるというものです


1番目の白ワイン・・・

      1番目白ワイン

外観は澄んで輝きのあるイエロー。
「あれ、グリーンのトーンがないな・・・、さては熟成タイプなのかな?」と考えていたところ、それを察したように「会場の照明の具合で黄色みが強く感じられ分かり難くなっていますが、これははっきりと緑色を帯びた淡い色調のワインなので注意してください」との谷さんの注意がありました。
なるほど、先ずは冷涼産地の若々しい白ワインという仮定に基づいて分析を進めていく必要があるようです・・・。

香りはグレープフルーツのような柑橘系果実にリンゴ、低温発酵由来と思われる吟醸香のような白い花の香り。樽のニュアンスは感じられず、ステンレスタンク発酵・熟成のクリーンな造りと思われます。

味わいはドライでシャープな酸味を感じ、後味に若干の心地よい苦みも感じます。

第一印象は、そのヴォリューム感から「ブルゴーニュのシャルドネか・・・」と思ったのですが、樽のニュアンスが全く感じられなかったことと、ソムリエ代表でコメントを述べた工藤さんも仰っていたように若干のイースト香を感じたため「フランス、ロワール地方、ミュスカデ、2012年」と記入。

正解は・・・

Chablis 1er Cru Montmains 2012 Domaine Jean Claude Bessin

ぶどう品種:シャルドネ×  産地:フランス、ブルゴーニュ地方、AC:シャブリ・プルミエ・クリュ× 収穫年:2012年○

ミュスカデにしては粘性が強く、ややアルコール度数も高いように思え多少違和感があったのですが、「アルコール度数が高いなと感じた時点で、分析をやり直さなければなりません」との谷さんの解説。
なるほど・・・。


2番目の白ワイン・・・

      2番目白ワイン

外観はグリーンのトーンがあるものの、一番目よりは明らかにイエローの色調が強く、濃淡も濃いのが分かります。
粘性も強くねっとりとした感じで、明らかに日照量の多い場所で栽培され、熟度が高いぶどうで造られた印象。

香りも熟れた洋ナシや黄桃、アプリコットのようなトロピカルフルーツに、ナッツやヴァニラのような木樽のニュアンスも強く感じられます。

味わいのアタックは強めで、アルコール度数の高さからまろやかな甘味と柔らかな酸味を感じます。まだ熟成のニュアンスはないものの、樽由来と思われる心地よい苦みもあり、ふくよかさと厚み、複雑性を感じさせる白ワイン。

「こりゃ典型的なニューワールドのシャルドネか・・・、なるほど伝統国の冷涼産地と新世界の日照時間の長い産地の違いの比較でありますか・・・」と考え、「アメリカ、カリフォルニア州ソノマのシャルドネ、2010年」と記入。

正解は・・・

Chardonnay Noria 2012 Nakamura Cellars

ぶどう品種:シャルドネ○  産地:カリフォルニア州、ソノマ○  収穫年:2012年×

これは比較的分かりやすい要素が多かったので品種・産地ともに久しぶりの正解 ^-^


3番目の白ワイン・・・

      3番目白ワイン

外観は澄んで輝きの強い、淡いレモンイエロー。3つの白ワインの中では最も淡い濃淡ではありますが、粘性はしっかりしており、熟度の高いぶどうで造られた印象。

香りはとても開いており、グレープフルーツのような柑橘系果実に加え、パッションフルーツのようなトロピカルフルーツに爽やかなハーブ香が豊かに感じます。
ミネラルよりもフルーティな果実味が前面に感じられることから、「マールボロのSBか」と第一印象で思ったのですが、このセミナーの主旨としてフォームに沿ってしっかりと分析していくのが目的でありますので、味わいについての分析を続けます。

味わいはやや強めのアタックにドライな辛口、酸味はしっかりと感じられ、ハーブのような爽やかさとともに余韻となって続きます。バランスは溌剌としてドライ。若々しくシンプルでフレッシュ感を楽しむワイン。
これも比較的果実味が前面に感じられるニューワールドの分かり易いタイプであったため、「ニュージーランド、マールボロのソーヴィニヨン・ブラン、2013年」と記入。

正解は・・・

Sauvignon Blanc 2013 Dog Point

ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン○  産地:ニュージーランド、マールボロ○  収穫年:2013年○

さすがにロワールのように香り・味わいともに控えめでミネラル感の強いものとは違い、ハーブやパッションフルーツの香りプンプンのマールボロを外す訳にはいきません ^^;


4番目の赤ワイン・・・

      4・5番目赤ワイン

外観は澄んで輝きのあるルビー。濃淡は非常に濃いわけではありませんが、粘性は強く、よく熟したぶどうで造られた印象。

香りはブルーベリーやカシス、ブラックベリーのような黒い果実中心で、スミレのような若々しさを感じさせる第二アロマと、樹脂、丁子のようなオリエンタルスパイスといった上品な樽のニュアンスも感じます。

味わいのアタックはやや強めで、甘味と酸味はまろやか。タンニンも滑らかで溶け込んでいます。
バランスはふくよかで肉厚ではありますが、新世界のように力で押してくるところがなく、とても上品な造り。
カベルネ・ソーヴィニヨンにしてはタンニンが滑らかなのが気になりましたが、ミントのような清涼感を感じたため、「フランス、ボルドー地方、メドック地区のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンド、2010年」と記入。

正解は・・・

Saint-Emilion Grand Cru 2011 Chateau Quinault l'Enclos

ぶどう品種:メルロ83%、CF12%、CS5%△  産地:フランス、ボルドー地方、サンテミリオン地区△  収穫年:2011年×

ボルドーはボルドーでも、メルロ主体のサンテミリオンでありました。
やはりCSとメルロではタンニンの質が異なり、その質の違いについて深く分析していく必要がありました・・・orz

このシャトー・キノ・ランクロは、ぶどう畑の土壌には恵まれていないものの、ピジャージュや逆浸透膜、ミクロビュラージュ、樽内マロラクティック発酵など近代的な醸造技術を駆使し、人の力で高品質のワインを造りだすシャトーの典型とのことです。


5番目の赤ワイン・・・

澄んで輝きのある、紫がかった濃いルビーの外観。
粘性はねっとりととても強いことからアルコール度数が高いものと推測されます。

香りも4番同様にブルーベリーやカシスといった黒い果実シリーズが中心ですが、アメリカンオーク由来と思われる、ヴァニラというよりはココナッツのような甘い樽香が印象的。

味わいのアタックは強めで、味わいはドライ。タンニンは滑らかではありますが、全体的に力強く果実味が前面に感じられることからニューワールドのものか・・・。

新世界としても、色調はCSやシラーのように黒味を帯びてはおらず、タンニン・酸味も円みを感じ、アメリカンオークを使用していると思われることから「南オーストラリアのメルロ、2011年」と記入。

正解は・・・

Zinfandel Sonoma County 2012 Seghesio Family

ぶどう品種:ジンファンデル×  産地:アメリカ、カリフォルニア州、ソノマカウンティ×  収穫年:2012年×

やっぱりね・・・。メルロにしては香りのアタックに違和感があったのですが、そこまで分析しきれなかった・・・。
しかも一週間前のテイスティング勉強会でもジンファンデルは出されたばかりなのに、その片鱗も思い浮かばなかった・・・ (ノд`@)アイター

この日出されたワインたち・・・

      セミナー使用ワイン


最後のまとめとして、三つの呼称資格それぞれのテイスティングをする目的が挙げられましたが、アドバイザーの目的としては、
「コストパフォーマンスの高いワインを探すこと」
「TPOや料理、飲み方の提案をすること」
等々が重要なのは仰るとおりであり、決して品種や産地あてのゲームではないことは自明であります。

もっともコンクールにおいてはそれを当てなければ、最終的に勝つことが出来ないことも事実ではありますが、日頃の訓練においては基本のフォームに沿って分析を積み重ねたうえで結論を導き出すことが重要であり、初心に帰ってその訓練を地道に積み重ねていきたいと思います。
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「ヒューゲルワインセミナー」参加(6月7日)
2014-06-09 Mon 05:31
このブログを通じて懇意にさせていただいているKさんより、自由が丘ワインスクールで行われる「ヒューゲルワインセミナー」にお誘いをいただいたため、一昨日(6月7日)参加させて頂きました。

講師は来日されている、HUGEL&FILSの12代目当主であるエンティエンヌ・ヒューゲル氏。

ヒューゲルのワインというと、アルザス地方のワインとしては日本でもポピュラーで、割合カジュアルな価格帯のものも多く、これまで何度も試す機会はありましたが、当主のお話を直に伺うのはこれが初めてとなります。
400年近いヒューゲル家の歴史や、ぶどう栽培やワイン造りに対する考え方を直接伺うと、やはり情熱をもった素晴らしい生産者であることが分かります。

奥様は昨年結婚された日本人の方ということで、親日家でもあり、飾らないお人柄で終始和やかな雰囲気の中でお話は進んでいきます。

この日、セミナーで出されたワインは白が5つ。

      リースリング2012&リースリング・ジュビリー2007

左から ① Riesling 2012  ② Riesling Jubilee 2007

①の2012年はボルドーではあまりよくない年でありましたが、アルザスではとても良い年であったそうです。
モーゼルのリースリングのように、とてもシャープで爽やかな酸味が印象的なワイン。しっかりとしたミネラル感は共通するものの、味わいもやさしいモーゼルに比べかなりドライで、キリリと引き締まった印象を受けます。
これからの蒸し暑い季節に食前酒として最適と思われますが、お刺身やお寿司などの和食と是非合わせてみたい白ワインであります。

②は色調の深さからしてただならぬ凝縮感を感じさせるものがありますが、2007年は、アルザスにとって過去25年間でも完璧なヴィンテージであったそうです。それが特級畑のシュナンブールという最高のテロワールから生み出されるわけで、熟した桃や蜂蜜のような甘い香りとやさしい味わいの中にもしっかりとした骨格と複雑性があり、やはりリースリングというブドウは偉大な品種なんだと実感されます。
「これから10年は熟成可能」ということですが、たしかに一口含んだだけでもそのポテンシャルの高さを充分感じ取ることができるワインです。

      ピノ・グリ・ジュビリー2008&ゲヴュルツトラミネール2011

左から ③ Pinot Gris Jubilee 2008  ④ Gewurztraminer 2011

③ヒューゲルの最良区画特級畑スポーレンの粘土質土壌と、フロスティグ畑の石灰質土壌の最良区画より厳選されたピノ・グリから造られるワイン。
ヒューゲルさんが「ブルゴーニュに近い造り方をしている」とおっしゃるように、たしかにブルゴーニュのMLFされたシャルドネのようにふくよかで、「バターのような」フレーヴァーとミルキーなとろみを感じさせるボディのしっかりとした白ワイン。
アルコール度数がなんと14.5度もあるのですが、そのアルコール分の高さを感じさせないバランスの非常に良い白ワイン。
「最近は残糖を多く残すタイプのスタイルが増えているが、食事と合わせることを重視し、ドライに仕上げている」とのこと。

④ゲヴュルツらしく、香りはとてもフローラルで華やかそのもの。ライチやパイナップル、パッションフルーツのようなトロピカルフルーツとバラやユリのようなアロマティックな香りの中に、白胡椒のようなスパイシーなニュアンスも感じられます。
単にフローラルなだけでなく、しっかりとした骨格を感じさせるところがアルザスらしいところ。
食前酒として最適でしょうが、大好きなカレーに合わせて味わってみたい白ワイン。

      リースリング ヴァンダンジュ・タルティヴ2009

⑤ Riesling Vendange Tardive 2009

“遅摘みワインに関する法律を起草したヒューゲル家にとって、何世代にもわたる特別なワインです。特別な機会に大切に飲まれる、偉大な力と寿命をともなったワインです”
というように、特級畑シュナンブールの最も古い区画から、最高の年にしか造られない特別なワイン。
外観はまだグリーンのトーンが残り、香りや味わいもまだフレッシュさが残ります。蜂蜜や黄桃のような凝縮したフルーツの甘い香りと味わいがありますが、エレガントな酸が全体を支え、残糖の高さを感じさせない調和のとれた魅力的なワイン。
「デザートワインの分類ではありますが、このワインは甘いデザートとではなく、是非フォアグラやブルーチーズと合わせてほしい」とヒューゲルさん。
また「このワインは是非“ハニー”(愛する人)と一緒に飲んでいただきたい。」「このワインを買ってくれない彼氏や旦那さんはダメです」と会場の笑いを誘っておりましたo(*^▽^*)o~♪


      エンティエンヌ・ヒューゲルさんと

セミナーのあとにヒューゲルさんとツーショット。

      サイン入りリースリング2012

購入したワインにサインもしていただきました

      ヒューゲルのお箸と箸置き

おまけにいただいた、ヒューゲルの文字が彫ってあるお箸と箸置き。
カバーの「お箸が恋するワイン」というのが、なんとも洒落ています。


普段何気なく飲んだりお店で見かけるワインであっても、実際にその生産者の方にお話を聴き、その造るワインに対する想いと情熱に接すると、またより格別なものに思えてきます。

このような貴重な経験の機会を与えていただきましたKさんに感謝致します('-'*)アリガト♪
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「トップテロワール」試飲会参加&かがり火で特訓
2012-06-24 Sun 20:35
フランス食品振興会(SOPEXA)主催のフランスワイン試飲会「トップテロワール試飲会2012」が、6月21日(木)に東京港区白金台の八方園で開催されたため、お休みをとって参加してきました。

この日の試飲会は、従来のインポーターごとのブースで行われる試飲会とは違い、フランスの10大産地ごとにそれぞれを代表するワインを試すことができるという、たいへん興味深い試飲会であります

      トップテロワール1

      トップテロワール2

      トップテロワール3

この日は、各産地の代表品種の特性をつかんでみようと参加してみたのですが、会場は思ったよりこじんまりとしており、各産地のブースも小さかったため沢山の人が殺到し、なかなかお目当てのワインに到達するのに時間がかかったのが難点でありました。

それでもアルザスのリースリングやゲヴュルツトラミネール、ロワールのサンセール、ミュスカデといったところは、ある程度数をこなすことが出来たため、経験値をあげるという当初の目的は達成できたように思います。


このあとは師匠Eさんのお店「かがり火」で、またまたブラインドの特訓を受けてきました

      かがり火1

      かがり火2

      かがり火3

この日は、白4銘柄、赤6銘柄の計10銘柄のワインを試したのですが、品種・産地ともに当てたのが赤の2銘柄のみという不甲斐ない結果に・・・

ま、もっともこれまでの通産打率も2割台ではあるのですが・・・

ブラインドはほんとに難しいですね~。
昨年の日本最優秀ソムリエコンクールの公開決勝で、3種類のワインの品種をズバリ当てた定兼選手の域に達するには、あとどれくらいのワインを飲まないといけないのやら・・・

まずは3割の大台越えを目指して頑張りたいと思います
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『春ボージョレー2012』セミナー&試飲会参加
2012-04-02 Mon 07:30
フランス食品振興会(SOPEXA)より、「ボージョレー」ワインのセミナー&展示試飲会の案内が送られてきたため、お休みをとっていってきました。

「ボージョレー」というと、日本では早飲みタイプの「ヌーヴォー」があまりにも有名で、一般の消費者には長期熟成できる「ボージョレー」があることはあまり知られていません。
そんな私も、ヌーヴォー以外のボージョレーはほとんど未知の領域であり、自身の経験値アップのためにも参加してきました。

      八芳園20120328


      八芳園桜20120328
‘そめいよしの’ではありませんが、正面の門をくぐると桜が満開となっておりました

「春ボージョレー2012」セミナー&試飲展示会

【日時】:2012年3月28日  セミナー・・・11:00~13:00  展示試飲会・・・13:00~17:00
【会場】:東京都港区白金台 八芳園
【講師】:オーレリー・ヴァブル氏(ボージョレーワイン委員会、輸出・広報担当)
     石田博氏(Restaurant-I シェフソムリエ)
【主催】:ボージョレーワイン委員会/EU(欧州連合)
【運営】:フランス食品振興会(SOPEXA)

      春ボージョレーセミナー1

◆セミナーの前半では、講師のA・ヴァブルさんより、「ボージョレー」全般の概要についてのお話がありました。
以下、ポイントを箇条書きにしてみます。

(1)ボージョレーの地理的位置・・・リヨンの北30km、南北55km、東西25km、東にSAONEソーヌ川

(2)ボージョレーの3つのカテゴリー
・「ボージョレーの10のクリュ」・・・全生産量の36%を占める
・「ボージョレー・ヴィラージュ」・・・〃28%、そのうち43%はヴィラージュ・ヌーヴォー
・「ボージョレー」       ・・・〃36%、そのうち54%はボージョレー・ヌーヴォー

(3)生産量と輸出先
・ボージョレー・ヌーヴォーは60歳!  
・生産量(ボージョレー全体):約80万hl(1億6百万本)  うち国内消費が60%、40%が輸出
・日本はヌーヴォーの世界一の輸入国・・・6万5千hlのうち6万hl(90%)→世界でも珍しい構成
・ヌーヴォーの解禁日は11月の第3木曜日であるが、長熟タイプの解禁日は、サンタムールを例外として現在は1月15日以降。(2013年以降は2月15日以降)
※一般的にはイースター(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)を越してからが常識。

(4)ボージョレーの畑について
・ボージョレーの畑の起伏・・・東向きの丘・丘陵  アペラシオンごとに違う性格のワイン
・畑の地質・・・●結晶質土壌 花崗岩質・・・フルーリー→ピンク色 コート・ド・ブルイイ→青
               変成岩質
        ●堆積性土壌 沖積土と崩積層
               粘土・石灰質・・・ボージョレー

(5)3つの気候の影響
1-大陸性気候(冬)・・・寒い冬 -10~15℃  害虫は死滅
2-大西洋気候(春)・・・雨が多く、湿度の高い春
3-地中海性気候(夏)・・・暑く乾燥した夏、温暖な秋

(6)代表品種
単一品種・・・“ガメイ”-ピノ・ノワールとグエ・ブランの交配により誕生・・・フランス全体で1万6千ha
        弱いが多産の品種 → 管理が大切  フルーティで楽しむためのワイン
        収量コントロール・・・52hl/ha
手摘みの収穫・・・ボージョレーでは全てが手摘み(他ではシャンパーニュ)→3万5千人の季節労働者
ヴィニロン一人当たり7ha   12の協同組合   180のネゴシアン

(7)醸造
房ごとの醗酵 → 細胞内醗酵 → とてもフルーティ・・・赤・黒の果実の香り

(8)AOC:ボージョレー
ピエール・ドレ(黄金の石)地区、フルーティでフローラル、シャルドネは畑の2%

(9)AOC:ビージョレー・ヴィラージュ
AOC:ボージョレーの北部、村の数38、四分の一が「ヴィラージュ・ヌーヴォー」、起伏の多い地形、クリュを取り囲むようにボージョレー・ヴィラージュの畑が広がり、シャペルがそびえる。

(10)10のクリュ・・・ボージョレーの花形
深み、ボディのあるワイン

●しなやかなタイプ

・シルーブル・・・標高400mの最も高いところに花崗岩の畑。ソフトでエレガント、色は輝きのある赤で、シャクヤク、すずらん、紫すみれなどの花の香り。繊細でフルーティ、最もボージョレーらしいワイン。17000hl、350ha、花崗岩と斑岩。

・ブルイイ・・・村の名前ではない。ブルイイ山のふもとにあり、畑の面積は1300haでクリュワイン一の広さ。深いルビー色で、赤い果実、プラム、桃の香りとミネラル香。クリュの中で最も南に位置し、最も軽やか。66,500hl、1300ha、花崗岩と沖積砂。

・レニエ・・・1988年に認定された一番新しいクリュ、「クリュのプリンス」。さくらんぼ色で紫の反射光があり、グロゼイユ(スグリの実)、ミュール(黒イチゴ)、フランボワーズ(黄イチゴ)の香り。17,400hl、400ha、砂状の花崗岩。

●中庸なタイプ

・フルーリー・・・花崗岩の土壌、ビロードのような喉ごしがエレガント。アイリス、紫すみれ、枯れたバラなどの花の香り、桃、カシス、赤い果実などのフルーティな香り。「ボージョレーの女王」、最も女性的。名前の由来は「花」ではなく、ローマ時代の将軍の名前。39,000hl、860ha、花崗岩の混じった砂。

・サン・タムール・・・“愛の聖人”という魅力ある名前。最も北に位置し、唯一ソーヌ・エ・ロワール県に畑がある。20%がバレンタインデーで売られる。生き生きとしてバランスがとれ、ガメイの果実味をそのまま残す。色はルビー、キルシュ(サクランボの蒸留酒)やスパイスやモクセイソウの香り。ソフトで調和のとれた飲み口。14,900hl、310ha、粘土、珪質岩

・コート・ド・ブルイイ・・・ブルイイ山のブルーの花崗岩と片岩からなる日当たりのよい斜面。4つの村からなる。気品のあるワインで、色は緋色、生のぶどうやアイリスの香り。15,500hl、320ha、花崗岩と安山岩(青い石)

●熟成向きタイプ

・ジュリエナ・・・2000年前から栽培始まる。桃や赤い果実の香り、花の香りが早くから感じられる。若いうちからも、数年おいてからも楽しめるワイン。クリュワインを知るための基本ワイン。21,900hl、580ha、片岩と花崗岩、粘土質の鉱脈。

・シェナ・・・クリュで最も小さい畑、100人のヴィニロン。ルイ13世が愛したワイン。ぶどう畑を切り開く前にあったシェーヌ(樫の木)が名前の由来。長熟タイプで、アルコール度が高く、まろやか。ボディにこしがあり、花の香りと樽の香り。9,400hl、250ha、花崗岩まじりの砂。

・モルゴン・・・重要なクリュ、6つの区画。肉付きがよく、口に入れたときの豊満さが魅力。深みのあるガーネット色で、チェリー、桃、アプリコット、プラムなどの核果系果実の熟した香り。55,000hl、1,100ha、片岩と崩れた花崗岩。

・ムーラン・ア・ヴァン・・・ボージョレワインの「王」、長熟タイプで、クリュの中でも最高のワインの一つ。栽培は15世紀からはじまる。名前は村名ではなく、ロマネッシュ・トランの丘の上にある古いムーラン(風車)に由来。

(11)2009、2010、2011:3年連続の素晴らしいヴィンテージ

・2009年:歴史に残るヴィンテージ!
     理想的な気候条件、非常に凝縮、赤より黒い果実の香り、長期熟成のポテンシャルが高い。

・2010年:ボージョレーらしい特有のスタイル!
     クラシックなタイプ、素晴らしいアロマ、優れたフィネス。

・2011年:2009年と2010年の結合
     リッチでありながらフルーティ、凝縮した美しい色合い。

◆後半からは講師が石田博さんにバトンタッチされ、いよいよボージョレーワイン10種類のテイスティングに移ります。

      春ボージョレーセミナー試飲10種

今回のテイスティングは、ロゼ1つ、ヴィラージュ3つ、シルーブル2つ、フルーリー2つ、ムーラン・ア・ヴァン2つの計10種類。
そのうちヴィラージュが2009、2010、2011、3年間のバーチカル、クリュ3種類がそれぞれ209、2010、2年のバーチカルテイスティングという、たいへん興味深いものでありました。

テイスティングの冒頭に石田博さんが、「テイスティングは‘理論’が先ず重要で、理論的に行う必要がある。‘感覚’と‘理論’が分離してしまっている人が多いが、それがリンクしていないといけない・・・」旨のお話をされましたが、自分も時々‘感覚’が先行してしまっている部分があるため、耳の痛いご指摘でありました。

      ロゼ&ヴィラージュ3種2009・2010・2011

左から、Domaine Rochette Beaujolais-Villages Rose 2010 ドメーヌ・ロシェット ボージョレー・ヴィラージュ・ロゼ、 Les Vins Georges Duboeuf Beaujolais Villages ジョルジュ・デュブッフ ボージョレー・ヴィラージュ (左から2011、2010、2009年)

・一番目のロゼは、淡いチェリーレッド、香りは軽快で控えめな印象。味わいは白ワイン的で食前酒や乾杯の一杯として最適。
・ヴィラージュの2011年は強く紫がかったチェリーレッド、鮮やかな赤。チャーミングでピュアな果実、赤よりはブルーベリーなど酸味より甘味が勝る黒い果実の香り。空気に触れると甘草や牡丹などの花の香り。つややかでフレッシュなフルーツの味わい。
・2010年は明るく鮮やかな色調。香りはややクローズで、甘味よりは酸味のあるフルーツの印象。空気に触れると穏やかな土の香り。上品で緻密なスタイル、バランス良く滑らかで味わいのトーンに豊かさを感じる。
・2009年は、紫は消え、黒味を帯びた色調。深みと強さを感じさせる印象。新鮮なフルーツというよりは、煮詰めたような複雑性があり、空気に触れると土っぽさや燻製のようなミネラル質の香りを感じる。芳醇でふくよか、肉厚で弾力のあるボディの豊かさがある。

      シルーブル2種2009・2010

Jean Marc Monnet Chiroubles ジャン・マルク・モネ シルーブル (左から2010、2009年)

・2010年は明るい色調。濃縮し、凝縮した花びらのような印象。力強さを感じ、3~5年は発展する可能性。メインの肉料理には仔牛肉のソテーなどしっかりとした料理が合う。
・2009年の外観は、輝きは落ち着きモヤがかかった印象。空気に触れると変化し、土っぽさ、鉄分ぽさなどのミネラル感が感じられる。

      フルーリー2種2009・2010

Yvon Metras Fleurie イヴォン・メトラ (左から2010、2009年)

・2010年は明るく深い色調、若干紫がかり、落ち着いた輝き。ピノ・ノワールのようなブラックチェリーの香り、花の香り。しなやか、サラサラとした渋味、キメ細かいタンニン。
・2009年は熟成感が豊か。湿った土、樹皮、きのこのような熟成した香り。芳醇さ、力強さ、肉厚なふくよかさ。シルクのような渋味、キメの細かいタンニンを感じる。

      ムーラン・ア・ヴァン2種2009・2010

Mommessin Moulin-a-Vent モメサン ムーラン・ア・ヴァン (左から2010、2009年)

・2010年は色調に紫が残る。クローズして控えめな香り、深みのある重い香り→3~5年後に開く。鉄分のあるミネラル感。酸とアルコールとタンニンががっしりとした骨格を形作る。長期熟成型。
・2009年は2010年より深みのある色調と香り。スパイス、きのこのような深みと複雑性のある香り。鉄分のミネラル感があり、最も閉じた印象。


◆セミナーのあとは、別室に移動し展示会のワインを試飲

この日は、16のインポーターが約70種類のワインを展示し、生ハムの試食などもありました。

      「春ボージョレー」展示試飲会1

      「春ボージョレー」展示試飲会2

      「春ボージョレー」展示試飲会3

ブリストル・ジャポン(株)さんのブースでは、2002年の Brouilly と、なんと1997年の Moulin-a-Vent を試すことができ、“ボージョレー=早飲みワイン”といった単純な図式は単なる偏見であることが分かります。

セミナーの途中に石田さんが仰っていたことですが、
「ヌーヴォーは本来、その年のワインの出来栄えをはかるためのものであり、ヌーヴォーだけ飲んで終わるのはおかしなことです。日本のボージョレーの消費の90%がヌーヴォーということは、ほとんどの消費者はヌーヴォーしか飲んでいないことになり、その先にあるボージョレーワインのほんとの美味しさを知らないことになります。これは我々販売する側の責任でもあります」
という旨のご指摘は、日本で一番‘ヌーヴォー’を販売している小売業大手I社の一員として、またまた耳の痛いお話でありました。

この日、展示されていた大半が2,000円~3,000円台と、クリュ・ボージョレーといえどもデイリーワインの価格帯で購入できるのも、私のような安ワイン者にとってはうれしいところ。
この日セミナーでも話があったように、ここ3年間はどれも当たり年ということで、ワインショップで見つけたら早速購入し、5~6年寝かせて楽しもうかと思います
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